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2018年10月12日(金)

『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』キーとなる“ダイブシステム”の全貌が公開

文:電撃オンライン

 11月10日より劇場公開される『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』のキーとなる重要な秘密兵器“ダイブシステム”に関する情報が公開されました。

『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』

 本作は、TVアニメ『交響詩篇エウレカセブン』から12年を経て、新たに描かれるレントンとエウレカの物語が展開する劇場アニメ3部作です。

 本作で描かれるのは父をなくしたアネモネの魂の軌跡。世界を救うために、戦場へと投入されるアネモネが戦う相手は、26億人を死に至らしめた絶望の存在“7番目のエウレカ=エウレカセブン”です。

 全人類の敵・エウレカセブンと戦うため、アネモネが所属する組織・特殊部隊アシッドに残された最後の砦――ホワイトルーム。そこには窓もなく、椅子とカメラが1つずつ置いてあるだけです。

『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』
▲ホワイトルーム

 東京湾上にあり、Model500(ゲオルギオス)という装甲車に乗り、向かう“風の塔”内にあるホワイトルームは、エウレカセブンへの“ダイブ”用施設。“ダイブ”とは、人の意識・精神を送り込むことです。

 アネモネは、ダイブスーツと呼ばれる専用スーツを着用し、エウレカセブン内へと“ダイブ”します。送り込まれたアネモネの意識は、エウレカセブン内の情報空間で実体化したアバターとシンクロし、行動することができるのです。

『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』
▲アネモネ(ダイブスーツ着用)
『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』
▲Model500(ゲオルギオス)

 ホワイトルームは、エウレカセブンへの“ダイブ”を行うことができる唯一の施設でした。エウレカセブンの中に入り戦うことができる秘密兵器・“ダイブシステム”は、本作でアネモネが、エウレカやドミニクと出会うための非常に重要な役割を果たしているのです。また、アネモネの父・石井賢が帰らぬ人となった作戦とも深い関係が。

 京田監督も「早くに母親をなくした彼女は、7歳の時に父も失います。父は、エウレカセブンを止める作戦に参加して帰らぬ人となったんです。そして、7年が経過し、今度はアネモネ自身が作戦に参加し、エウレカセブンの“中”へと意識をダイブさせることになります。この映画は、そんなアネモネの“喪の仕事”を描きます」とコメント。

 果たして、エウレカセブンへの“ダイブ”で、アネモネはどう戦うのでしょうか?

用語解説

アシッド

 国連生存権防護事務局直属の対スカブ戦略歩兵師団。エウレカセブンとの戦いで組織は弱体し、現在正式に部隊として稼働しているのは、再稼働したアネモネが所属する極東管区第七強襲心理打撃軍のみです。

『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』

ホワイトルーム

 東京湾岸上にある“風の塔”に存在する、エウレカセブンへのダイブ用施設。もともとはリング状粒子加速器を中心に設立された高エネルギー物理学の研究施設の一部でした。現在、エウレカセブンへのダイブを行うことができる唯一の施設です。

『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』

(C)2018 BONES/Project EUREKA MOVIE

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