News

2018年11月24日(土)

オリジナル版『FF』シリーズの魔法攻撃特化ジョブを考察。弱点属性で大ダメージを狙える黒魔道士編

文:電撃オンライン

 スクウェア・エニックスより発売されている人気タイトル『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズのジョブを考察していく企画記事の4回目をお届けします。

『ファイナルファンタジー』
▲『ファイナルファンタジーXIV』より

 ジョブは、ナンバリングタイトルでたびたび登場するシステムで、本シリーズを語るうえでは欠かせないもの。そんな『FF』シリーズのジョブシステムに着目し、ジョブの見た目や特徴などを語っていくのが本企画になります。

 4回目では魔法攻撃に特化し、敵に大ダメージを与えられるアタッカーとして優秀な黒魔道士について考察していきたいと思います。

『ファイナルファンタジーI(FFI)』

 『FFI』の黒魔道士は白魔道士と同様に、ゲーム中盤で黒魔術士からのクラスチェンジによりなれるジョブです。同じ魔法使い系のジョブ“白魔道士”とは違い、回復魔法は使えませんが、主に攻撃魔法主体の黒魔法に長けており、属性魔法で敵の弱点をつくことで大きなダメージを狙える頼もしいジョブです。

黒魔道士の特徴は顔が隠れているところなんですが……!?

 『FFI』の黒魔術士は三角帽子を深くかぶり顔がほとんど……というか、まったく見えず、目の光だけ見えているところが特徴的です。

『ファイナルファンタジー』
▲黒魔術士

 ドット絵で描かれる黒魔術士は顔が見えないキャラではありますが、ちょっとかわいくもみえるところが筆者は結構好きです。そして、黒魔術士から黒魔道士へとクラスチェンジすると、なんと顔があらわになり、カッコいい青年の顔が露わになります!

『ファイナルファンタジー』
▲黒魔道士

 なんとなくですが、『ファイナルファンタジーII』のガイの顔に似ている気がするのは筆者だけでしょうか。ちなみにガイは、『FFI』の黒魔道士とは対照的で斧系武器をあつかうパワフルなキャラです。

 ガイに見えることを踏まえるとパッと見「物理攻撃の強い武器もあつかえるのでは!?」と思えてきそうですが、物理攻撃はからっきし苦手なので、黒魔法を使わせてバトルさせることになるかと。

ファイア、ブリザド、サンダー。皆さんはどの属性が好き?

 筆者はファイアが大好きです! 理由は中二病まっしぐらの時代、手から炎が出ないかと気をためたり、瞑想したりと、そんな時代がありまして……。その流れからいつかは手から炎が出ないかとずっと思いつつ、ファイア系にあこがれを抱いて成長してきたため、今でも大好きなんですよね(笑)。

 ゲームの話から脱線してしまいましたが、ファイアは序盤から使える黒魔法で、それなりに使う機会があるのではないでしょうか。特に筆者は火、炎系が弱点のアンデッド系モンスターがあまり好きではないので、すぐに倒したい気持ちからファイアをよく使っていたというところから好きになったのも理由の1つかもしれません。

 ちなみに、次はエフェクトがカッコいいものが多いからという理由でサンダー系、その次はブリザド系です。

『ファイナルファンタジーIII(FFIII)』

 『FFIII』の黒魔道士は風のクリスタルから手に入れられるジョブで、後衛から黒魔法を使って攻撃できるところが最大の強みです。弱点を狙った魔法で通常攻撃より大きなダメージを与えられる強力なアタッカーではないでしょうか。

姿は『FFI』の黒魔術士とほぼ同じ?

 見た目は『FFI』の黒魔道士ではなく、黒魔術士とほぼ同じ姿をしているところが印象的です。『FFIII』の黒魔道士も隠れているのか顔が黒くなっており、目も黄色く光っていますね。

『ファイナルファンタジー』
▲パーティの一番下が黒魔道士。

 『FFI』との違いを言うのなら、左手が外側に向いたことでローブの中を表現した黒い部分が見えているところと、若干顔の黒い部分が増えたところでしょうか(笑)。

黒魔道士は必ず入れたい!

 『FFIII』の黒魔法は、店で購入するか、宝箱から手に入れることで覚えていきます。序盤でギルを捻出するのに苦労するということから、物理攻撃の強いジョブで冒険する人もいると思います。

『ファイナルファンタジー』

 しかし、その後に行くネプト神殿(小人で攻略しなければいけないダンジョン)で詰まってしまう可能性があるのではないかと。そこで、小人状態でもダメージを狙える黒魔道士が重宝します。戦士編で少し話しましたが、戦士やモンクなど物理アタッカーはアイテムを使うことでしかパーティに貢献できないので、黒魔道士を育てておくといいですよ!

 あと、大事なことといえば、通常バトル時にたくさんの敵が出てきた場合、物理攻撃では単体にしかダメージを与えられませんが、黒魔法なら全体にダメージを与えられて、効率よくバトルを進めることができます。そこを含めても、黒魔道士はパーティから外しにくいんですよね!

『ファイナルファンタジーV(FFV)』

 『FFV』の黒魔道士は風のクリスタルで入手できるジョブです。『FFI』『FFIII』と同様に後衛からの黒魔法による攻撃が主となります。武器はロッドと短剣を装備できるのですが、筆者は短剣を装備させていた記憶があまりありません。

同じようで違う黒魔道士の姿

 キャラごとに違う見た目をしている『FFV』。黒魔道士も例外ではありません。シリーズの黒魔道士の特徴といえば、黒い顔、目が光っている、青いローブ、三角帽子が特徴的ですが、『FFV』では少し違ったキャラもいます。

『ファイナルファンタジー』

 特に胴装備について、女性陣はローブに対して男性陣はマントになっています。また、キャラクターごとに一部特徴が出ているところが『FFV』のいいところ。ただ、バッツとクルルについては、キャラクター自身の特徴が服装や立ち方にしか出ていないので、状態異常がわかりにくいというデメリットもありますが……。

 ちなみに、レナもファリスも髪の毛が特徴として出ていますが、ガラフについては髪の毛ではなく髭なところが個人的に大好きです(笑)。

白魔法のアビリティをつけて回復役にもなれる!

 『FFV』は、さまざまなアビリティを付けられるため、白魔法を入れることができれば、回復補助も黒魔道士で担うことができます。白魔道士と同じように白魔法を使うことはできませんが、補助としてはかなり優秀じゃないでしょうか。

『ファイナルファンタジー』

 黒魔法で後ろから大ダメージを与えつつ、味方のHPが減ってきたら白魔道士と一緒に回復する戦術もありなんじゃないかと。ちなみに、序盤で黒魔道士、白魔道士を上げていくと新しくジョブが手に入った時に、魔法系ジョブにしないと黒魔法、白魔法を生かしにくいところがちょっと残念。

 筆者の場合、黒魔道士と白魔道士を結構長い間使ってしまうので、そんなに気にしていないのですが(笑)。

『ファイナルファンタジーXI(FFXI)』

 黒魔道士は『FFXI』でも後衛アタッカー役として序盤から活躍できるジョブです。黒魔法による攻撃が得意で、サポートジョブを白魔道士にしておけば回復もできるところが優秀です。

『ファイナルファンタジー』

 ちなみに、筆者はソロでの低レベル上げの時にファイアを連打して戦っていました。パーティより時間がかかり、全然経験値の稼ぎもよくはありませんでしたが、じっくりゆっくりできるところがいい感じでした。効率は悪いけど、楽しみ方も人それぞれなところは『FFXI』のいいところだと思います。

パーティ戦のマジックバーストこそ真価を発揮する

 ソロで敵と戦う時は、いかに詠唱を中断されずに黒魔法を使えるかが重要になります。特に昔の戦闘方法として、敵の動きを止められるバインドを活用したり、敵の移動速度を遅くするグラビデを使ったりして、逃げながら攻撃する戦術をよくやったものです。

 今はソロでもフェイスというNPCを呼び出して、パーティのように戦えるので、だいぶ楽になっているかと思います。そして、パーティで戦う際に黒魔道士が大ダメージを与える方法として、魔法攻撃などのダメージが大幅に上がるマジックバースト(MB)を狙うことで効率よくダメージを与えられます。

※マジックバーストは、決まったウェポンスキルをタイミングよく連続で敵に当てることで発生する“連携”の発動から、一定時間内に対応した属性の魔法などを使うと発動する攻撃ボーナス。

『ファイナルファンタジー』
▲光連携が発動した状態。連携成功後に数秒の間に対応する魔法を放つとMBが発生します。

 このMBを狙うことがとにかく楽しい! 特に詠唱が長い古代魔法などでMBを決めた時の“してやった感”は本当に快感! ちなみに、MBの受付時間は結構短いため、詠唱が長い魔法ほど難しくなります。そのため、MBを狙いやすくするために詠唱が短くなる装備を取りにいったものです。

属性杖、全種買いましたか?

 属性杖は、レベル51で装備できる各属性に対応した両手棍を総称したものです。ファイアスタッフ、アイススタッフ、ウィンドスタッフ、アーススタッフ、サンダースタッフ、ウォータスタッフ、ライトスタッフ、ダークスタッフの8種類と、そのハイクォリティ品(HQ品)が対応しています。

 特に黒魔道士は使う魔法によって上記両手棍を変えていかなければいけなかったため、全種類のHQ品を欲しました。今ではさほど高い値段で取引されていませんが、数年前はかなり高額で取引されていたので、ギルをもっていなかった当時は、よく使う魔法に対応した属性杖だけを買いつつ、ごまかしていたものです(笑)。

 HQ品になると、もう手が出ないくらいの値段で、HQの属性杖を持っているフレンドを見ては嫉妬してしまうこともしばしば……。そんな属性杖ですが、当時やっていた方はみんな持っていたのかなあ……。

『ファイナルファンタジーXIV(FFXIV)』

 『FFXIV』の黒魔道士は基本的に遠距離からの魔法攻撃で戦う遠隔魔法DPSです。武器は両手呪具といい、見た目は『FFXI』の両手棍のような武器となっています。

 ちなみに公式サイトのジョブガイドを見ると、黒魔道士は下記のように説明されています。

 はるか昔、あるひとりの偉大な女魔道士が編み出したとされる破壊の力「黒魔法」。人々は強大な「黒魔法」の使い手を、「黒魔道士」と呼び、畏れ敬ったという。だが、大きすぎる力は、やがて人々を滅びの道に誘うことに……。

 今や失われたこの魔法を会得できたとしたら、眼前に立ちはだかる敵たちを、灼熱の業火で焼き尽くすことも容易い。

 かなり物騒な説明文ですが、とても強力なジョブなのは間違いありません。特にファイジャの連続攻撃はエフェクトとダメージを見ていると本当に気持ちがいい!!

 なお、この連載企画でこれまで紹介した『FFXIV』のジョブと同様に、黒魔道士になるには条件を満たす必要があります。呪術士というクラスをレベル30にし、黒魔道士のジョブクエストをクリアしてジョブになりましょう。

黒魔道士ならやっぱり顔の隠れた装備でしょ!

 『FFI』、『FFII』、『FFV』の黒魔道士は、すべて顔が見えない+青いローブ(またはマント)を着ていました。『FFXIV』における黒魔道士のアーティファクト(AF)は、過去作とまではいかないまでも、結構顔が隠れるデザインをしていて特徴的です。

※アーティファクト(AF)はジョブの特徴を表している装備のこと。

『ファイナルファンタジー』
▲AF“ウィザード”シリーズ装備

 片目がふさがれており、胴装備も顔が隠れてしまいそうなくらいに襟があります。顔を表に出したい人には、あわないかもしれませんが、黒魔道士感が出ているため、筆者はこれがかなりお気に入り!

 特に足装備については、つま先がカールしていて魔道士らしいデザインをしているところもグッド。やっぱり黒魔道士はちょっと妖しくて、何を考えているかわからなそうな見た目がしっくりきますね。

戦闘中の移動は瞬間移動アクションで!

 今の黒魔道士といえば、瞬時に味方のところに移動できるエーテリアルステップを使いつつ、戦闘していくのが基本だと思います。パッチ4.2からはリキャストタイムが30秒だったのが10秒に変更されて、より使いやすくなったアクションですね。

 キャスターは詠唱のタイミングが最重要なので、移動中詠唱ができない『FFXIV』にとっては素晴らしいアクションだと思います。特に、移動しなければいけない状況になった時、エーテリアルステップを使うことで味方のところにシュッと移動! 10秒間隔で使えるので結構な頻度で移動できます。

 何気にこれが結構楽しいんですよね(笑)。他のジョブで瞬時に移動できるアビリティはリキャストが少し長くて、使うタイミングを考えなければいけませんが、黒魔道士はエーテリアルステップが10秒、ラインズステップが3秒と非常に使い勝手がいいものになっていて、行ったり来たりするだけで楽しい! 「まじめに戦闘しろ!」という声が聞こえてきそうですが、フレンドなどと何かの機会に遊んでみてください。地味に楽しいので……。

※パッチ4.4段階での黒魔道士をもとに記事を書いています。

総括

 黒魔道士は、『FFI』の時代から姿を隠していて、謎を秘めている見た目という感じがしていました。改めて黒魔道士を考察してみて、「いつの時代も謎に包まれているうえに、力を秘めている強いジョブだな」と感じました。

 シリーズによっては序盤しか活躍できないジョブもある中、黒魔道士は結構活躍の場が長いところにも気がつきました。特に『FFIII』では、戦士やモンクと違い、上位に当たる魔人を入手する終盤まで使えるのではないでしょうか。

 また、『FFI』も後半に登場するジョブなので活躍すること間違いなしではありますが、『FFV』、『FFXI』、『FFXIV』にいたっては、最初から最後まで使えるジョブでいつでも活躍できるところが何気にすごいと感じました。

関連記事

(C) 2018 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
(C) 1987 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
(C) 1990 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
(C) 1992 SQUARE ENIX CO., LTD.All Rights Reserved.
(C) 2002-2018 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
(C) 2010 - 2018 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

関連サイト