2018年12月28日(金)
iOS/Android用RPG『チェインクロニクル3(チェンクロ3)』において、12月29日11:00より“レジェンドフェス”が開催されます。
今回のレジェンドフェスには、同日に実装される伝承篇“リヴェラ伝”の主人公となるリヴェラの成長した姿である“最果ての剣士 リヴェラ”が登場します。この記事では、レジェンドのリヴェラを先行プレイした感想と能力の解説。さらに、これまでのリヴェラの物語も振り返っていきます。
というわけで改めましてこんにちは。電撃オンラインの『チェンクロ』担当ライターの1人、マスクド・イマイチです。今回はレジェンドフェスに先駆けてリヴェラを組み込んだパーティを先行プレイしてきましたので、その感想などをお伝えできればと思います!
ちなみに私のプレイ歴などですが、配信初年から『チェンクロ』楽しんでいます。ランクは現在180。“年代記の塔”は、10階層になってから3カ月後ぐらいに初クリア。今は“記憶の鍵”を数個使って、毎月クリアしています。運がよければ開放期間内にクリアできる……というぐらいの腕前のチェンクラーです。プレイスキルの差は、プレイ歴の長さで埋めています! あ、タイムアタックは苦手です。課金は得意です。
そんな私が、リヴェラを体験してきたわけですが、まずはリヴェラのスキルとアビリティをご紹介。
最果ての剣士 リヴェラ
声優:水樹奈々/絵:toi8
SSR ★★★★★/戦士(斬)
【スキル 1】奥義・斬空剣(マナ:1) |
【連撃】前方範囲内の全ての敵に2回ダメージを与える。その後、前方範囲内の全ての敵に小ダメージを与え、弾き飛ばす。 |
【スキル 2】神技・玲瓏黒破斬(マナ:2) |
【超必殺】広域範囲内の全ての敵に大ダメージを与え、弾き飛ばす。 |
【アビリティ 1】絆の英雄・神剣 |
マナを2つ持った状態で戦闘を開始する。遠距離通常攻撃のダメージを下げ、反射する。ただし連続で発動しない。攻撃を3回当てると攻撃力と防御力が一定時間上がり、攻撃する度に効果時間が延長される。 |
【アビリティ 2】秘剣の極致 |
自身を含む味方が必殺技を発動するたび、Chainの受付時間が延長される。戦場にいると攻撃力と防御力と移動速度とクリティカル威力が上がる。自陣に一定時間いた場合、一定時間さらに効果が上がる。マナを所持していると攻撃力と防御力とクリティカル発生率が上がる。戦士マナの場合、効果が上がる。 |
【パーティアビリティ】 |
戦場にいる<味方>の攻撃力と防御力とクリティカル発生率が上がる。 |
【絆アビリティ】極剣 |
マナを1つ持った状態で戦闘を開始する。魔法使いが戦場にいると魔法使いマナも1つ追加される。 |
文章で読んだだけでも強そうですね~。実際に触ってみると、これが本当に強いうえに使いやすいのです。今回は、リヴェラが活躍できるパーティでプレイしてきました! そのメンバーはこちら。
1,600万ダウンロード記念で実装されたガラクスィアス、リヴェラと同日にレジェンドフェスで実装されるイシュチェル、戦士結束を持った僧侶のリーア、サブパーティはレオンとアリエッタです。
今回の企画を聞いたときに、ガラクスィアスとイシュチェルは想像していたのですが、もう1人はどうなるかなと考えていましたが、所属関係なく戦士を強化できるリーアはいいですね。
リーアの代わりは、斬武器の味方を強化できるマリナでもいいかもしれません。年代記の大陸所属が増えれば、後衛の選択の幅は広がっていくと思います。
▲SDキャラの出来もよいのです。髪の毛の色と分け目が変わっていますね。背中のマントはちょっと派手になりました! |
上記のパーティで挑んだのは、年代記の塔の9-3、10-2、10-3、“メルティオールの試練”の4つのクエストです。いずれも高難度のクエストですが、とくに10-2、10-3は弓兵がやっかいな通常WAVE、ボスが手ごわいボスWAVEが続いていきます。
リヴェラを使った感想で、強く印象に残ったのは高い火力と遠距離反射の安定感! 10階層で「あるある」なのが、高い火力で近づきたくない斧戦士や、硬い騎士を相手にまごまごしているうちに、後ろから出てきた弓兵に撃ち抜かれるパターンですよね。この弓兵、速射がついているのか、一度攻撃を始めると手が付けられず、パーティ崩壊の原因になることも多いかと。
そんな構成の10層のザコ(ザコではない)WAVEですが、リヴェラは安定して処理をしてくれました。アビリティ2の自己強化ですが発動条件が比較的ゆるく、「自陣に一定時間いた場合」というのが、WAVE切り替わり時の自動移動と待機時間で条件が満たされるので高い火力を維持できます。硬い騎士もサクサク処理してくれて、弓兵が出てきた瞬間に近づいて倒してくれました。
また、斧戦士などの後ろの弓兵に攻撃を始められてしまっても、アビリティ1で遠距離攻撃反射して、前にいた斧戦士を倒してくれてラッキー! ということも多々ありました。攻防、遠近問わず優秀な能力を持っていますね。
さすがに斧戦士の攻撃を続けて受けると厳しいですが、そこは後衛のキャラでうまく処理できるといいと思います。今回組んだパーティで言えば、ガラクスィアス(遠距離攻撃もできる戦士!)とイシュチェルを斧戦士対策で上下移動させ、リヴェラは騎士を素早く倒し、弓兵の攻撃前に撃破する役割を主に担当してもらいました。
操作をミスして弓兵に攻撃されても、遠距離攻撃反射があると思うと、心に余裕が生まれます(これ大事)。もちろんスキル1の奥義・斬空剣も1マナと使いやすいので、ザコ敵が溜まってしまっても一掃できます。2回斬った後にもう1撃というスキルなので、意外と後方から出てきた直後の敵に当たることもありました。
▲ガラクスィアスのスキルを撃っておくと、斧戦士の対処もより楽になります。 |
そして、ボスWAVEですが、高威力かつ発生率も上がっているクリティカル攻撃に加えて、超広範囲の神技・玲瓏黒破斬が役立ちます。10-2などでは、上のラインと下のラインに同時にBOSSが出てきますが、こういった場合でもこの超必殺技なら、両方に大ダメージを与えられるので、より対策が安定します。戦場のどこにいても敵を叩っ斬るのが爽快です。
▲見て! この超広範囲! どこから撃ってもバッサリ行きます。 |
そんな感じで数回プレイした私ですが、結果としては10-3の最終WAVEまで行けました!
……「クリアできなかったんかい!」という声が聞こえてきましたが、言い訳させてもらうと途中のWAVEで弓マナに偏ってしまい(戦マナ1、弓マナ4)、最後のカインにリヴェラの超必殺技を撃てなかったのです。リヴェラの超必殺技は2マナなので、そこだけは注意が必要ですね。
ガラクスィアスのアビリティで、誰かがスキルを撃てば回復できたので、弓マナでイシュチェルのスキルを連打すればよかったかなぁ(見苦しい言い訳でした!)。
▲レジェンドになっても、技名が表示されるのは変わらず。よりカッコよくなりました!(文字がキレイに入るように撮影を何度も失敗しました…) |
体験プレイを終えてみての感想ですが、リヴェラのよいところは幅広いパーティで活躍できる点ですね。今回は戦弓パーティでしたが、パーティアビリティが「味方」全体という幅広い結束なので、年代記の大陸所属の強力な仲間が少ない現在でも役立ちます。ぶっちゃけ、他の所属の戦士の代わりに、ひょいっとリヴェラを入れてしまうのもアリかと。
フレンドもリヴェラにした、いわゆるWリヴェラで運用する場合、前衛が多すぎるとプレイミスもしやすくなるので、やはり魔法使いや弓使い、僧侶といった仲間でサポートするとよいです。それらの仲間が斬結束や戦士結束を持っているとなおよし! ですね。
その意味でも、弓を撃つことができて、斬結束を持ち、超必殺技ゲージアップと回復をアビリティで可能なガラクスィアスは最適なパートナーの1人でしょう。さすがストーリーでも抜群のコンビネーションと絆を見せてきた2人です!
▲サポートはもちろん、いざというときは戦士としても前に出られるガラクスィアス。ストーリーでも最高の相棒なので、持っている方はぜひ一緒にパーティに入れましょう。 |
以上、簡単ではありましたがリヴェラのプレイレポートをお届けしました! 伝承篇の活躍を読んだら、絶対欲しくなるんだろうなぁ……と思っていましたが、実際に触ってみて実装がさらに待ち遠しくなりました。2018年最後の4凸はリヴェラに決めましたよ!!(スフィアの貯蔵は十分あるマン)
さてここから先は伝承篇“リヴェラ伝”配信記念企画として、彼女がどんなキャラクターであるかを改めて振り返っていこうと思います。あ! 初めにお伝えしておきますが、第2部やリヴェラたちのキャラストーリーのネタバレを含みますので、そちらが気になる人はぜひストーリーを追ってから読んでくださいね。(※以下のスクリーンショットに伝承篇のものは含まれていません)
昨日の松永純総合ディレクターのインタビュー記事でもお伝えした通り、“リヴェラ伝”は彼女の過去から現在へのストーリーが幅広く語られるとのことです。第2部メインストーリーで彼女はどんな描かれ方をしていたのか、リヴェラに注目して各章を読み直してみました。
▲伝承篇で語られるリヴェラの過去。彼女を主人公に、家族や仲間との絆が描かれるとのことです。 |
リヴェラ実装間近ですが、時間がある人はぜひ第2部を読み直してから伝承篇をプレイしてみるとよいかと! お時間がない場合は、ぜひこの企画で補完してください。
リヴェラについて初めて言及されたのは第2部1章“記述者”になります。“黒のクロニクル”の行き先を探るためにチェインクロニクルに潜った義勇軍は、バルクスたち三魔神と遭遇します。その際、三魔神は「フィーナと似た女性を知っている」と話しますが、これがリヴェラのことでした。
フィーナは、幼い頃に旅立ったリヴェラについて、父親から死んでしまったものだと聞かされていました。思わぬ形でリヴェラが生きているかもしれないという可能性を知ったフィーナは、“黒のクロニクル”だけでなく唯一の家族となってしまったリヴェラの行方を捜すことに。
また、“船出”のエピソードでは、魔物に奪われたクロニクルを主人公がフィーナに渡す際、謎のイメージが流れるのですが、ちらりとリヴェラ(このときは名前は????)が映ります。これがリヴェラのイラストの初出かと。
続いて3章の“ケ者の大陸”ですが、ここでフィーナはガジジナたちから青い髪の人……リヴェラの足取りを聞くことに。とくに鼻が効くケ者たちからは、「フィーナとニオイが似ている」と表現されていました。
リヴェラは、プライドの高い狐尾族のキララネに「あの女には借りがある」と言わせるだけの活躍をこの大陸で残していたようです。具体的にはユルルガやガジジナが語っていましたが、ドラゴンを一太刀で倒して精霊の危機を救ったり、ネコジャラシ畑に棲みついた巨大バッタと戦ったり、クロニクルをめぐりギザザヤと三日三晩追いかけっこしていたそうです。お姉さま、大活躍です!
ちなみにリヴェラという名前が初めて明かされたのも、この章でした(それまでは「青い髪の女」などと呼ばれていました)。章のラストでは、この後に訪れる薄命の大陸のリヴェラの姿をクロニクルを通じて見ることにもなります。
薄命の大陸を目指して出港した義勇軍ですが、思わぬトラブルで罪の大陸に流れ着きます。ここでもリヴェラの活躍を耳にすることに。
罪の大陸でのリヴェラについては、“愚痴の監獄”のザエルが詳しく語っていました。気難しいザエルですが、リヴェラのことは気に入ったようで「そんじょそこらじゃ見かけねぇ、イイ女」と語っていました。
そんなザエルが預かっていたのは、切られた本の一部。じつはこれが罪の大陸のクロニクル。リヴェラは、前所有者の所長に託されたクロニクルを悪者から守るために、三枚におろしてしまったのです! やりますね、お姉さま!!
それぞれのクロニクルの欠片は、ザエル、ヴァレリオ、ゼィヒアに渡ることになりましたが、全員がリヴェラについて何かしら言及していることも、彼女が罪の大陸でも大暴れしたことの証明と言えるでしょう。
薄命の大陸では、クロニクルの管理者であるエルからリヴェラの話を聞くことに。この段階になると、リヴェラもフィーナたちといつか出会うことを予見していたのがわかります。ですが、ここでもリヴェラとの再会は叶いませんでした。リヴェラは黒のクロニクルを追って一足早く薄命の大陸をあとにしていました。
また、この大陸ではラベゼリンら三魔神と再び戦うことになりますが、ラベゼリンからリヴェラについての話を聞くことができました。ラベゼリンによると、リヴェラはクロニクルに書かれている記述を斬ることができ、魔神になった自分を人間に戻せるとのことでしたが……。
薄命の大陸の最後にクロニクルのなかで、何者かに襲われているリヴェラを見つけたフィーナたちは、リヴェラがいると思われる鉄煙の大陸に上陸。リヴェラはアロイスやハンネスたち、軍に追われていると話を聞きます。ついにリヴェラの旅に、義勇軍は追いつきました。
大陸の下層と上層を結ぶ列車のなかで、ついにリヴェラとフィーナは再会を果たします。アロイスたちに追いつめられるも、父親譲りの剣の腕前を披露しピンチを切り抜けるリヴェラ。汽車を切り離すという離れ業を見せてくれました。
一度は離れ離れになるも、アロイスの暴走を止めるために再び力を合わせるリヴェラと義勇軍。やっとのことで、ここからリヴェラは義勇軍と行動をともにすることになりました。
ここから先の年代記の大陸、狭間の大陸(黒の大陸)を舞台にした7章は、“クライマックスチャプターズ”と呼ばれ、複数回に分けて配信。大いに盛り上がりました。当時の振り返り記事はこちら。過去の自分がまとめてくれていました。えらい。
過去の私によると、「2013年7月にサービスインした『チェンクロ』は、2014年7月にストーリーが第2部に突入。そこから足掛け約1年と10カ月をかけて、また1つの区切りへと到達した」そうです。今が2018年末ですからね……! 『チェンクロ』の息の長さを実感します。
この“クライマックスチャプターズ”では、リヴェラとフィーナが合流したこともあり、2人の関係性はもちろんのこと、黒の王となってしまう前の父親、そしてチェインクロニクルの管理者であった亡き母親との関係についても深く描かれました。
また、リヴェラの持つ剣――神器“時乃鑢(ときのやすり)”も1つのキーアイテムとなりました。クロニクルの記述すら斬ることができるという“時乃鑢”。しかし、クロニクルの記述を斬ることの代償として、使用者の存在すら消えてしまうとリヴェラから聞かされたフィーナは困惑します。
道中、クロニクルのなかではリヴェラの過去も多く描写されました。リヴェラは父親から“時乃鑢”を探すという使命を与えられ、旅に出ました。まだ10代半ばという幼さだったリヴェラにとって、その旅は孤独との戦いだったようです……。その旅でガラクスィアスと出会い、三日三晩戦い続けることになり、他にもシーターをはじめとする仲間と出会うことになったようですが、伝承篇ではこの辺りも詳しく描かれそうですね。
ここからは伝承篇でも描かれるであろう、リヴェラと関係の深いキャラクターについての関係を振り返ってみます。
まずはリヴェラにとって唯一の肉親となっているフィーナ。数年前に旅に出ることになったリヴェラは、大きくなっただけでなく、義勇軍との旅で成長したフィーナの姿に喜びました。
黒の根源の存在にいち早く気づき、その打倒を使命として立ち向かったリヴェラの父親。リヴェラの剣術は父親譲り。黒の王に身体を乗っ取られる最後まで、リヴェラを自分の使命に巻き込んでしまったことに責任を感じていました。本来なら“時乃鑢”は父親が使う予定でしたが、黒の王に乗っ取られたことでリヴェラがその使命を継ぐことに。
チェインクロニクルの継承者でしたが、身体が弱く、その力を使いすぎてしまったために亡くなってしまいます。このときリヴェラは神器を探す旅の途中でした。
神器を管理する一族の1人。“時乃鑢”をめぐりリヴェラと戦うことになりましたが、その意志の強さを知って行動をともにします。リヴェラの最初の旅の仲間であり、黒の根源打倒後もともに旅を続ける、彼女の一番の理解者でもあります。
ガラクスィアスの次にリヴェラの仲間になったのがシーター。しばらくは3人での旅が続いたとのことですが、その後レノやグール=ヴールらが仲間になり、神器をガラクスィアスから託されることに。この辺りの出来事も伝承篇で語られるかも……?
続いては、本編ストーリー以外のリヴェラについて振り返ってみます。わかる範囲で時系列順に並べてみました。
黒の根源を倒し、それぞれ新たな旅に出る前のリヴェラとフィーナは、仲間たちの提案もあり姉妹2人だけのお泊り会を催すことに。かつて育った“年代記の大陸”の実家で過ごす2人。
大陸の特産品“シィダケ”(ちなみに最高級品はオイシィダケと呼ばれるそうです)を使った料理を作りながら、仲間との味覚の違いについて話合うリヴェラとフィーナ。次第に2人の会話は、それぞれのこれからの旅についての想いへと至ります……。
乗っていた船が難破してしまい、小さな島に船を寄せることになったリヴェラたち。そこで魔物に襲われていた親子を助けたリヴェラは、数日その農場でお世話になることに。
神器探しの旅を休み、農作業に精を出すリヴェラたちでしたが、ある夜、お世話になっている家の長女がいなくなっていることを知らされます。妹ができたことで母親との接し方がわからなくなってしまった少女に、リヴェラは優しく自分とフィーナ、そして亡き母の思い出を語ります。
お世話になっていた農場を離れ、再び旅に出ることになったリヴェラたちでしたが、肝心の船が見つかりません。仲間たちに船探しを頼み、釣りをしていたリヴェラとガラクスィアスはある老人と出会います。
島を襲った海賊から、リヴェラが“死神のリヴェラ”“悪魔”と恐れられていることを知るガラクスィアス(思わず笑ってしまうガラクスィアス)。海賊は船に乗って逃げていくが、リヴェラたちには追うための船がない。そのとき、先の老人が“輝ける栄光号”という名の船を持ち出して……。
第2部終了後に配信された、その後のストーリーを描くSequelsシリーズ。そのリヴェラ篇では、黒の根源打倒後、新たな旅に出るリヴェラの姿が描かれました。旅に出るやいなや、ガラクスィアスを追う神器の一族であるプレイアディスに襲われたリヴェラ一行。
神器のなかでもとくに重要な“時乃鑢”を使用したリヴェラを危険視し、執拗に彼女を追うプレイアディス。激しい戦いを通じて想いを交わしたガラクスィアスとプレイアディスでしたが、新たな危機がリヴェラたちを襲います。
黒の根源の消滅後、年代記の大陸の各地に生じた“歪み”。空間そのものを歪ませ、魔物を暴走させる謎の現象を追うリヴェラたちでしたが、いつの間にかリヴェラの存在自体が仲間から忘れさられ……?
舞台となるのはユグドから離れたとある大陸。プレイアディスから逃げながらも、新たな神器を求めて旅を続けるリヴェラ一行。彼女たちがたどり着いた町には、住んでいる人間が誰一人として残っていないという不気味な町でした。
これも先の“歪み”と同現象であり、1000体の魔物を退け、この町を救うことに成功するリヴェラたち。再び時が動き出した町で、リヴェラは主人公からカインヘと宛てた手紙を託された男と出会います。この手紙が第3部につながり、“絆の軌跡 帰還篇”でカインと主人公を再会させることになりました。
ちなみにこのシナリオでは、前述の“輝ける栄光号”で旅をしているという描写があります。
今日も今日とて神器を探して旅を続けるリヴェラたち。ガラクスィアスがイシュチェルらの神器について解説していると、レノがカジノである噂を仕入れてきます。その噂の中心には、神器と思われるものが存在し、ガラクスィアスは独断専行でその対応をしようとしますが……。
次は開発チームにリヴェラについて一問一答形式で聞いてみました! 彼女の知られざる一面も?
――リヴェラの最初のイラストをtoi8先生と作ったときに、お願いしたことはありますか?
フィーナの姉であり、第2部における最重要キャラクターとして「フィーナとは対称的に快活な雰囲気」と「謎の使命を帯びたミステリアスな雰囲気」の両立をとくにお願いしました。
――リヴェラとフィーナは何歳差ぐらいを想定していますでしょうか。
5~10歳くらいの想定です。
――リヴェラがクロニクルの力ではなく、剣術を選んだ理由はありますか?
リヴェラはクロニクルを扱う力を持たなかったため、同じ境遇だった父親から、一族に伝わる剣術を学ぶことを選びました。
――リヴェラの技名は自分で考えているのでしょうか。
名も父親から教わりましたが、自分で編み出した技には自分で名前を付けています。
――リヴェラとミョルンは一緒にいた時期はありますでしょうか?
フィーナがミョルンを呼び出したのはリヴェラが旅立った後ですね。
――年代記の大陸の仲間と出会った順番などはありますでしょうか。
最初に出会った仲間はガラクスィアスとなります。次にシーターと出会い、しばらく3人で行動した後黒の軍勢に対抗するための協力者を求めてレノやグール=ヴールたちを仲間にしたようです。
以上、ざっくりと『チェインクロニクル』のストーリーをリヴェラを中心に振り返ってみました。こう書いてみて、改めて思ったのは「第2部の裏の主人公はリヴェラだな」ということ。第2部のストーリーの裏側では常にリヴェラが動いており、そこも伝承篇“リヴェラ伝”で改めて描かれるのではないかなと思っています。
また、第2部のその後のリヴェラの姿もSequelsなどで描かれてきましたが、さらにその先の、第3部のリヴェラにつながるエピソードも含まれるとのことで、期待しています!
最後になりますが、先日伝承篇“リヴェラ伝”プロローグが先行配信されましたが、あるキャラクターが登場し、驚きました。そのキャラクターはRキャラの“黒の乙女 エティス”です。
このキャラクターはガチャからではなく、第2部 年代記の大陸の“選別の森”のフリークエストでドロップします。その運命の物語“黒衣の面影”には、リヴェラとフィーナの父親も登場します。どんな関係があるかは想像することしかできませんが、ぜひ入手して読んでおくとよいかと。
他にも時間があれば、“クライマックスチャプターズ”だけでも読んでおくと、伝承篇“リヴェラ伝”で描かれるという“家族の絆”の読み応えもより強くなると思います! もしかしたら、“リヴェラ伝”を読んだあとに第2部を読み直すというのもよいかもしれませんね。
大ボリュームかつ重厚なストーリーが魅力の『チェインクロニクル』が、年末に満を持して投入する伝承篇“リヴェラ伝”。彼女の活躍をがっつり楽しみましょう!
▲オマケでバルクスさんの慟哭を。ガチャで引けなくても魔神化しちゃいけませんよ!(自分がそうなりそうなフリ) |
(C) SEGA
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