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2019年3月8日(金)

『七つの大罪 グラクロ』先行レビュー。アニメの物語を3Dグラフィックで完全再現!

文:電撃オンライン

 ネットマーブルより2019年春配信予定のiOS/Android用アプリ『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』。一足先にプレイできた試遊ビルドをもとに、本作の先行レビューをお届けします。

『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』

 本作は、鈴木央さん原作のコミックを映像化したTVアニメ〈七つの大罪〉の世界をスマートフォンで体験できるシネマティックアドベンチャーRPGです。

 ゲームタイトルに使用されている“グランドクロス(交戦)”とは、〈七つの大罪〉と〈闇の勢力〉との巨大な戦いの前兆を暗示しており、TVアニメ〈七つの大罪〉の世界観を徹底的に再現した作品となっています。

『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』

最高のクオリティでアニメの世界を再現!

 ストーリー展開はもちろん、キャラクター、訪れる町など、至る部分でアニメのエピソードを忠実に再現しており、TVアニメと遜色ない内容でメリオダスたちの冒険の模様が描かれています。その要素をまずはお伝えしていきます。

名シーンが3Dグラフィック再び映像化

『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』

 ストーリーはTVアニメ第1期にあたる部分を完全再現。アニメで見た名シーンの数々が、フルボイス&美麗な3Dグラフィックで新たな形として映像化されています。リリース後のアップデートでは、TVアニメ第二期やオリジナルストーリーも続々と追加される予定です。

再現された〈豚の帽子〉亭で過ごす団員たち

『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』

 〈七つの大罪〉が集う〈豚の帽子〉亭の中も、3Dグラフィックで立体的に再現。中には団員たちの姿もあり、それぞれコミュニケーションが取れます。

 お客さんにお酒を振舞ったり、料理をしたり、お店掃除をしたりといったアクションも行うことができ、自分が〈七つの大罪〉の世界に入り込んだかのような没入感を感じさせてくれます。

『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』 『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』

 また、キャラクターには多数のコスチュームが用意されており、好みにあわせて着せ替えることができます。

『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』
『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』 『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』
▲同じキャラクターでもレアリティなどで見た目が異なり、別途入手できるコスチュームも存在します。

再現された世界でRPGを楽しめる

『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』

 また、町の住民からクエストを引き受けたり、商店で食料を購入したりと“RPGらしい要素”もしっかりと感じられます。

 映像やストーリーがボリューム満足であるにもかかわらず、その中にRPGとしての魅力も詰め込まれており、ビジュアルに劣らないコンテンツ満載のゲーム内容となっています。

『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』
『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』 『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』
▲フィールドは縦横無尽に歩き回ることができ、町の中を散策するのも楽しいです。中には破壊できるオブジェクトも。

 実際にプレイしてみると、まさに“アニメを完全再現”という言葉がぴったりの完成度。各キャラクターのセリフや名シーンもしっかりと描かれており、コアなファンも唸ること間違いなしのボリューム感でした。

 アニメの展開を踏襲しているということで、作品の世界観や設定などもわかりやすく組み込まれており、これから〈七つの大罪〉を知りたいと考えている方にもオススメです。

スキルを選択して戦う戦略的バトル!

 敵との戦闘は、スキルを選択して戦う最大3対3のターン制バトル。自身のターンでは、各キャラが持つスキルの中からランダムに7つ表示され、その中から使用するスキルを3つ選択して攻撃を行います。

 スキルは種類があり、回復やデバフはもちろん、攻撃スキルの中でも属性の違い、クリティカルを狙いやすいものなど、キャラクターの個性が色濃くでる仕組みです。

『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』
『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』
▲同じスキルが2つ並ぶと、合体して上位ランクのスキルに変化。スキルが強力になるうえ、空いた場所には新たなスキルが配置されるのでいいこと尽くし!

 また、必殺技ゲージが溜まると強力な必殺技が選択可能になります。他のスキルとは一線を画す強力なものとなっており、ダメ押しや逆転の一手として役立ちます。

 発動時はキャラクターのカットインとともにド派手な演出が発生するので、性能面でもインパクト面でも注目のポイントとなっています。

『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』
『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』
▲必殺技の演出は、カットインや3Dモーションがとにかくカッコイイ!
『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』
▲キャラクターはレベルアップでの成長に加えて、アクセサリーを装備することで好みのステータスを伸ばせます。

 一見、スキルを選択するコマンドバトルのような印象を受けますが、実際にプレイしてみるとプレイングの介入度が高いカードバトルのような印象。

 上位スキルを発動させるためにスキルを並べ替えたり、次のターンに表示されるスキルの配列を考えたりと、一手先を考えながら戦う頭脳戦を楽しむことができました。

AR機能でキャラクターたちがあなたの目の前に!

 本作の特徴として、すぐそばにキャラクターがいるような感覚を味わえるARモードが実装されています。

 いつもの戦闘を一味違ったものにしたり、見慣れた風景にキャラクターを登場させたり、ゲームをより楽しめるアクセントとして一役買ってくれています。

まるで自分が酒場にいる気分に

『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』

 酒場ではキャラクターとコミュニケーションがとれるジャイロモードが楽しめます。端末の向きを変えることで酒場の中を見渡せるようになっており、体にタッチするとさまざまな反応をしてくれます。

団員たちと記念撮影

『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』

 メリオダスたち〈七つの大罪〉のメンバーがあなたの目の前に! 画像投影機能でカメラに映る風景にキャラクターたちが映し出されます。キャラクターの大きさ、向き、表情なども設定でき、好みのシチュエーションで写真を撮影できます。

目の前で繰り広げられる激しい戦闘

『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』

 本作ではバトルにもARモードが実装。画面の中に写されている戦闘の様子を、机や床に立体的に表示できます。

 その様子は、ミニチュアの模型の上で小さいキャラクターが本当に動いているかのよう。表示する場所を固定してから端末を動かせば、通常モードとは異なる視点でアクションを見ることもできます。

遊び続けられるマルチプレイも充実!

 物語を進め終わっても遊び続けられるエンドコンテンツとして、仲間と共闘して「魔神」を倒す“殲滅戦”と、PvPコンテンツの“バイゼル喧嘩祭り”が用意されています。

殲滅戦

『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』

 “殲滅戦”はアニメにも登場する「赤き魔神」を2人のプレイヤーで倒すモード。それぞれキャラクターを3人ずつ編成し、合計6キャラクターで同時に戦闘に参加します。

 「赤き魔神」はとても強力で、倒すにはプレイヤー同士の連携が必要不可欠。プレイヤーのターンは2人同時に進行、スキルはそれぞれが選択したタイミングで順番が決定されます。

 そのため“どちらが先にデバフをかけるか”“味方が攻撃されているから回復しよう”といった、ソロプレイではあまり気にかけないことも考えを回すことになります。

 オンラインでパートナーを探すこともできますが、2人で向かい合ってコミュニケーションを取りながら挑むと、連携がしやすく戦闘をより一層楽しめました。

バイゼル喧嘩祭り

『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』

 こちらは育成したキャラクター同士を戦わせるPvPモード。サブメンバーを含めて、相手のキャラクターをすべて倒したほうが勝利となります。

 ソロプレイや“殲滅戦”とは異なり、相手も同じ人間なので、より深い読み合いや戦略が交差する頭脳戦が繰り広げられること間違いなし。

 “バイゼル喧嘩祭り”ではプレイヤーランキングが集計されるので、ここで上位を目指すという遊び方も魅力的です。

『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』
▲キャラクター編成やスキルの選択順など、ターン制バトルならではの読み合いに白熱!

ずっと遊べる大満足のゲームボリューム!

 まず、起動した瞬間に3Dグラフィックの美しさに驚き、続いてアニメの再現度に驚き。その後は遊べるコンテンツの多さに驚き。

 プレイしている間は、最後までいい意味で予想を裏切ってくれる内容となっており、「え、こんなこともできるの?」という驚きの連続でした。

『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』
『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』
▲なんとこれ、ガチャを引く時の通常演出。こんなに派手にガチャは初めてです(笑)。

 筆者はコミック&アニメをチェック済みの〈七つの大罪〉ファンですが、再現度に関しては文句ナシの完成度。新たな〈七つの大罪〉のストーリーを楽しめる作品と言って問題ないでしょう。

 そんな完成度でありながら、しっかりとRPGとしての部分も持ち合わせているのが心憎いところ。フィールド移動における自由度や団員とのコミュニケーション、バトルやPvPモードなど、しっかりと〈七つの大罪〉をRPGに落とし込んだ印象を受けました。

 リリース後のアップデートとして、第2期にあたるストーリーなど、まだまだ実装予定のコンテンツが多数あるようです。そんな『七つの大罪 ~光と闇の交戦~』は今春リリース。ぜひお楽しみに!

クローズドβテストの電撃オンライン枠1,000名を募集中!

『七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~』

 3月5日より、『七つの大罪 ~光と闇の交戦~』クローズドβテスト(CBT)の参加者募集が開始されました。

 電撃オンラインでは、メディア枠として1,000名のテスターを募集中。参加をご希望の方は、専用応募フォームの案内に沿ってご登録ください。

『七つの大罪 ~光と闇の交戦~』CBT概要

【募集期間】2019年3月5日~4月2日正午
※テストへの参加は抽選で決定されます。(電撃オンライン枠:1,000名)
※CBTの実施期間は、後日告知されます。

事前登録もスタート

 また、3月5日より『七つの大罪 ~光と闇の交戦~』の事前登録もスタートしました。CBTに応募すると事前登録も完了したことになりますが、事前登録サイトではキャンペーン情報やスペシャル動画も公開中なのでお見逃しなく!

※イメージは、開発中のものです。
※本記事に掲載しているゲームの仕様は正式サービス時に変更となる場合があります。
(C) 鈴木央・講談社/「七つの大罪 戒めの復活」製作委員会・MBS (C) Netmarble Corp. & Funnypaw Co., Ltd. All Rights Reserved.

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