2019年3月24日(日)
PS4/Nintendo Switch/PC用競馬シミュレーションゲーム『Winning Post 9(ウイニングポスト9)』(以下、ウイポ9)が3月28日に発売されることに合わせて、ゲームの魅力を伝える短期企画“ウイポ9のここがいいね!(ウイポね!)”の第2回をお届けします。
第1回では、世代交代のおもしろさが詰まった“馬の生産”の話を中心に、競馬を知らずともなぜ『ウイポ』を遊んでしまうのかという話題をお届けしました。もうね、夜も更けたしそろそろやめようかなって時に優秀な子が生まれて、「あと1年プレイしよう」ってなるわけですよ。……デビューするまで2年かかりますけども(笑)。
▲特に優れた能力を持つ馬だと、出産時に特別なイベントが発生することもあります。 |
▲出産時のイベントが発生しない場合も、生まれた子の将来性は、成長過程のコメントや画面右下に表示された(特に河童木さんの)評価で漠然とわかります。 |
今回の記事では、『ウイポ9』の始まりや競走馬の現役時代にスポットを当て、馬を所有することの楽しさや、どんな風にして愛着が湧いてくるかという面から、ゲームのおもしろさを紹介していきましょう!
ゲームを始めると、かつて平成の初めに社会現象を巻き起こした“オグリキャップ”の引退レースを観戦するイベントで幕を開けます。
ピークを過ぎて成績も低迷していたオグリキャップが有終の美を飾る。そんな感動の展開を目の当たりにして、プレイヤーは馬主として競馬の世界に足を踏み入れます。いずれ優れた競走馬を所有すれば、同じようなドラマを“自分の馬”で体験できるかもしれない。それも『ウイポ』の醍醐味の1つですね!
そして、やはり夢が広がるのは、自分の牧場を持っているところ。牧場は施設を増やすなど拡張が行えるので、自分のプレイスタイルに合わせて大牧場を目指すことができます。
▲プレイヤーの牧場を任せる牧場長は、候補者から自由に選択でき、それぞれ初期能力が違います。決まったタイミングで交代可能で、もちろん男性もいます。 |
最初は牧場が小さいので、他の牧場から購入して馬を集めますが、自分の牧場で生まれた馬が活躍して子を残してくれれば、それに勝る喜びはありません。馬は生まれた年を0歳と数え、基本的には2歳になると競走馬を管理する調教師に預けてデビューを待ちます。
▲初年を除けば、馬を預ける調教師は自分で探します。ただ馬の親によっては、面識のない調教師が自分から管理を申し出てくれることも。馬が繋いでくれる人の縁。 |
自家生産した馬が活躍してくれるかは、不安混じりのワクワク感があるところ。特に期待をかける馬のレースは、1走1走の結果に一喜一憂してしまいます。大レースに勝利したり、3冠と呼ばれる記録を達成したりする時は、心の底から湧き上がる喜びで吠えますね!(笑)
▲調教師が自ら管理を申し出てくれた馬が、なんと3冠の記録を達成。少々できすぎと思えるほどのドラマで、プレイしていて思わず熱くなりました。 |
しかも『ウイポ9』には、さらにゲームを盛り上げてくれる“ライバル対決”の要素があります。条件を満たすと馬同士のライバル関係が成立し、同じレースの出走すると周囲が注目するライバル対決に!
接戦を繰り広げるほどライバル度が上がるので、普通に遊んでいるだけで熱い展開とドラマが体験できます。しかもライバルに勝つほど繁殖能力が上がって優秀な子を残す可能性が高まり、ライバル関係に絡んで子が生まれると、その子の能力アップが期待できるという。
まさに、熱いライバル対決を繰り広げるほど、馬の生涯にそれが刻まれる仕組み。前述の3冠を獲得する過程でも、時には史実馬と3つ巴の戦いを繰り広げ、プレイしながら非常に興奮して胸躍りましたね。熱くなれるいい要素だと感じたのですが、このシステムはもっと早くほしかった!!(笑)
▲ライバルに勝つほど競走馬として成長し、引退して繁殖入り(父馬、母馬になること)した際にもメリットがあります。 |
▲ライバル同士、あるいは母馬の父と相手がライバル同士だった場合は、生産で掛け合わせた時により優秀な子が生まれる可能性がアップ。ライバル度が高いほど効果大です。 |
最終回では、プレイヤーと周囲の人々の絆にスポットを当て、新システムでわかりやすくゲームに介入できるようになった『ウイポ9』のおもしろさをお伝えしていきます。最後までお付き合いください!
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※ゲーム画面の画像はすべてPS4版のものを使用しています。
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