カイとの戦いは俺一人にやらせてくれ。決着は自分の手でつけたい（スニッパー）【セブンナイツ名言集】

　ネットマーブルから配信中のiOS/Android用アプリ『セブンナイツ（SevenKnights）』に登場するキャラクターたちの名言を紹介する連載企画がスタートしました。

　今回は、エバン遠征隊メンバーのひとりであるスニッパー（声優：竹島聡之介）の名言集をお届けします。

※本記事には内容のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

カイとの戦いは俺一人にやらせてくれ。決着は自分の手でつけたい（スニッパー）

●第6章“吹雪の大地”

　今回の『セブンナイツ』名言集は、初期からエバンたちとともに旅をしている遠征隊メンバーのひとり、スニッパーをピックアップして紹介していきます。

　スニッパーは、『セブンナイツ』に登場する多くの人物の中でも最初期から登場するキャラのひとりで、メインストーリー（ユイの歌）から主要人物として物語に関わってきます。

　主人公・エバンとの出会いは、彼が最初に目指す旅先（三尾の狐のオアシス）に同行する形でスニッパーは仲間に加わります。

　スニッパーの目的は、自分の故郷である吹雪の大地へと帰るためです。エバン視点では、このスニッパーの旅の目的は故郷へ帰るためのものに見えますが、何やら不穏な言葉を残すスニッパー……穏やかではなさそうですね。

　この1章でのスニッパーとの出会いから少し時間を飛ばして5章へ。

　ここまでの旅の過程で、エバンたちは目的地が捨てられた地（復讐者の地獄）という場所になり、そこへ向かうための船を求めて移動していたのですが、港のある村はリザードマンたちの被害でロクに動かせる状況ではなくなっており、どうするかと頭を抱えていました。

　そんな時に、その村のエルフであるジュフィから吹雪の大地に住むラニア女王がどこにでも行くことが出来る鏡を持っているという情報を手に入れます。詳しくは以前ご紹介したエバンの名言集で確認できますので、覗いてみてください。

　そんな経緯もあり、いよいよスニッパーの故郷である吹雪の大地に到着します。目的はラニア女王の鏡……とスニッパーがここまでエバンたちに話していなかった物のふたつです。

　一体何をするためにスニッパーはこの故郷へと帰ってきたのか。それは5章で仲間に加わったジュフィの一言で判明します。

　スニッパーの目的は復讐。彼は幼い頃に、この吹雪の大地で家族とともに暮らしていましたが、突然現れたサーベルタイガーのカイによって、スニッパー以外は……家族の助けによって助かったことで復讐を決めたようです。

　ここまでの旅路では、活発でエバンの良き友というイメージだったスニッパー。そんな彼がまさか復讐のために故郷へと帰ろうとしているとは思いませんでした。

　胸に隠していた過去や想いをエバンたちに話すスニッパー。そして、それを聞いたエバンは彼を止めるのではなく手助けをする選択をとります。そんなエバンの言葉に、どこか安堵したようなスニッパーは一緒に来てくれるように頼みます。

　ただ、あくまでエバンへ頼んだのは見届けるということで、助力は求めませんでした。昔、家族全てを犠牲にして生き延びたスニッパー……彼は「カイとの戦いは俺一人にやらせてくれ。決着は自分の手でつけたい」と過去への因縁を断ち切る覚悟を見せます。

　ということで以上、スニッパーの名言紹介でした。個人的には、1〜5章を読んでいる間はこんなにも重い過去を持っているキャラクターとは思いませんでした。そして物語の王道としては、主人公のエバンがスニッパーを止めると思っていましたが、これも意外なことに助力する形です。

　あくまで私の考えですが、「復讐は何も生まない」という主人公はどこか絵空事で、エバンのように自分の友だちの過去を聞いて寄り添う、こっちの方がよっぱど人間臭くて好きでした。

　スニッパーの復讐は成功するのか……ぜひ本編を遊んでこの先を確かめてみてくださいね。

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