『崩落のカルネアデス』配信前レビュー。遊ぶたびに変化するダンジョンと戦略カードバトルにハマる!

滑川けいと
公開日時

 CoCoRondが近日配信予定のiOS/Android用アプリ『崩落のCARNEADES(カルネアデス)』。本作のレビューをお届けします。

 『崩落のカルネアデス』は、カードゲームのデッキ構築とローグライクRPGのダンジョン攻略を掛け合わせた、新しいタイプのカードバトルRPG。キャラクターデザインをフライさん、メインの楽曲を伊藤賢治さんといった豪華なクリエイター陣が担当しています。

 電撃オンラインでは、6月に本作のクローズドβテストのプレイインプレッションを掲載しました。今回は正式サービス版のROMをプレイさせていただきましたので、バトルを中心とした本作の操作感を紹介していきます。

記憶を失った少年少女が集ったのは不思議な世界

 本作の舞台となるのは、地球上のありとあらゆる情報が蓄積する“シリンダー世界”。シリンダー世界を管理する“聖導母”に記憶を奪われたまま召喚された主人公たちは、導かれるまま“ベントス”と呼ばれるモンスターを倒していくことになります。

  • ▲主人公のひとり“アキト”。
  • ▲ストーリーを進めていくと、シリンダー世界に飛ばされてきた人物たちとの出会いもあります。

 本作は“BP”を消費してダンジョンを進めていくタイプのRPGです。プレイヤーはアキトを通じて、ベントスと戦える力を持ったパートナーキャラクターに指示を出しながら戦います。

 バトルはターン制で、“マナ”を消費して手札のカードを出して攻撃や防御などの効果を発動していくことになります。

  • ▲手札は使用、未使用関係なくターン終了後に捨札となり、次のターン開始時に山札から再び手札にカードが配られます。
  • ▲山札がなくなったら、捨札がシャッフルされて山札に戻され手札として再び配られます。

 カードには“オフェンス”、“ディフェンス”、“テクニック”、“アシスト”といった種類があり、テクニックはターン中、アシストはバトル終了まで味方や敵のステータスに効果を与えられます。

 ダンジョン内では、クリアするまでキャラクターのHPを引き継ぐので、敵からのダメージをそのまま受けて攻撃ばかりしているとHPが少ない状態でボス戦を迎えるなんてことも……。そのため、ディフェンスやテクニック、アシストのカードもうまく出しながら戦っていくのが大切になるのです。

  • ▲消費するマナの数やカードの効果は一目瞭然。

 とはいえ、一筋縄ではいかないのが本作のバトル。カードゲームというと、集めたカードであらかじめ自分のデッキを作って戦うイメージが強いですが、本作はそうではありません。本作では、ダンジョン内でカードを獲得し、その場でデッキが作られていきます。

 闇雲にカードを選んだデッキだと、ディフェンスのカードしか出ない、オフェンスのカードは出るけれど自分を守ることができずやられる、ということも起こってしまいます。

 ただ単にカードを集めるのではなく、今所持しているカードを把握してどのようなカードを集めるべきなのかを考えるだけでバトルがグッと楽しくなりました。

  • ▲バトル終了後、ランダムに選ばれた3枚から、好きなカードを取得できます。欲しいカードがない場合は、何も取らないこともできました。

 そんなバトルをさらに奥深くしているのがダンジョンです。ダンジョンはマスが複数しかれた構図になっており、枝分かれしたマスを選択しながら最終地点を目指すことになります。

 マスには敵と戦う“モンスターマス”以外にも、ダンジョン限りの装備品“タリスマン”を獲得できる“トレジャーマス”、HPの回復やカードの強化ができる“キャンプマス”、カードやタリスマンの購入ができる“商人マス”などがあります。

  • ▲こちらが商人マスで購入できるものです。ラインナップはランダム。購入にはベントスを倒すと入手できるベントスハートが必要になります。

 ダンジョンは最後まで見渡せるので、どのルートを選ぶのかあらかじめ決めておきましょう。ちなみに筆者はモンスターマスをさけてルートを選んでいたのですが、カードの取得機会に恵まれずボス戦で敗れてしまいました。やはりカードの取得は大事。基本はモンスターマスを通るのがよさそうです。

  • ▲ダンジョンの構造は入るたびに変わります。

 ダンジョンにはストーリーダンジョン以外にも、“フリーダンジョン”や“曜日ダンジョン”、そして特別なルールのもと行う“試験”が用意されています。筆者が特にハマってプレイしていたのは、フリーダンジョンです。

 フリーダンジョンは、途中で帰還するか敵にやられるまで突き進むといった仕組みのダンジョン。本作はバトルを行えば行うだけ山札に入るカードが増えていくため、フリーダンジョンをプレイしていくと、通常のダンジョンでは考えられない量のカードが山札に入ることに。進めるほどにプレイングが難しくなり、考えさせられるバトルを展開できます。

 このフリーダンジョンこそ、本作のシステムの本領発揮という印象を受けました。本作のバトルを理解していくと、このフリーダンジョンにのめり込む人が多くなりそうです。

  • ▲通常のダンジョンよりもルートが分岐したフリーダンジョン。カードの取捨選択が攻略のカギとなりそうです。
  • ▲こちらは曜日ダンジョンの画面。各曜日によって、獲得できるものが異なります。

ダンジョンを攻略するには事前準備が大切!

 ダンジョンで手に入るものをいかに使いこなすかがキモとなる印象の本作ですが、プレイヤーが事前に準備できる要素も用意されています。それがダンジョン準備で持ち込める“戦具”、“ポーション”、“カード”の3つです。

 CBTではダンジョンに入場するたびに選び直さなくてはいけなかったのですが、正式サービス版では一度選んだものはそのままセットされている状態になり、遊びやすくなっていたのが印象的でした。

  • ▲ダンジョン準備画面で持ち込むものを選択します。

 戦具は主にガチャで入手するアイテムで、いわゆる装備のようなもの。各戦具はさまざまな効果を有しており、筆者は“ターン開始時、カードを1枚引く”という効果を持つ“超引の小手”を使っていました。

 マナの関係上使えるカードの枚数は限られるとはいえ、手札にカードが1枚増えるだけで自ターンでできる幅が広がるんですよ。もし入手したら、使ってみてください!

  • ▲筆者の獲得した戦具の選択画面です。戦具ごとにいろいろな効果を持っていることがわかります。

 ポーションやカードはダンジョン内でも入手できますが、欲しい効果のものが絶対入手できるという保証はもちろんありません。そのため、HPを回復できるポーションや大きなダメージを与えられるカードなどを持ち込んでおくと、ダンジョン攻略が安定するハズです。

  • ▲ポーションは一度使うとなくなります。ダンジョン内では3個までしか所持できないので、適度に使っていきましょう。

 ポーションやカードは、ダンジョン内で入手できる素材を使用して持ち込めます。ただ、この素材というのが悩ましく、ダンジョン内で入手するとクリアするまで1枚のカードとしてカウントされるのです。

 つまり、たくさん素材を持ちすぎると自ターンの際に素材ばかりが手札にきてしまう……という可能性も。そうなると何も行動できず、ターンが無駄になってしまいます。

 素材は欲しい。でもクリアもしたい! そんな思いを抱きつつ、手持ちのカードと素材のバランスを考えてダンジョン攻略をしていくことになるわけです。

  • ▲ストーリーを進めると解放される“校内探索”では、一定時間パートナーを出すことで素材が手に入ります。

 ランダム生成のダンジョンと自由度の高いデッキ構築のシステムにより、何度遊んでも飽きのこない内容に仕上がっています。何よりも、カードやダンジョンのルート選択はガッツリ頭を使うので、非常にやりがいがありました。これまでとは一風変わったカードゲームのアプリをプレイしたい方にオススメです!

© 2018 CoCoRond Inc, All right reserved.

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

崩落のカルネアデス

  • メーカー: CoCoRond
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2019年9月5日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

崩落のカルネアデス

  • メーカー: CoCoRond
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2019年9月5日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

関連する記事一覧はこちら