名越監督が『龍が如く7』への思いを告白! シリーズキャラや神室町は登場するのか!?
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- げっしー
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8月29日開催の“PlayStation4『龍が如く最新作』記者発表会”で行われた名越稔洋さんと横山昌義さんへのインタビューの模様をお届けします。
『龍が如く7 光と闇の行方』は、人気タイトル『龍が如く』シリーズのナンバリング最新作。新たな舞台“横浜・伊勢佐木異人町”で、新主人公・春日一番が巻き起こす物語が展開します。バトルは、喧嘩アクションとRPGコマンド選択システムが融合した“ライブコマンドRPGバトル”となっています。
発表会の模様は別記事をご確認ください。
なお、インタビュー中は敬称略。
――本作で神室町は出てくるのでしょうか?
名越:捨てるのはなんですしね(笑)。ただ、メインは横浜が舞台になります。他にどんな場所が出てくるかはお楽しみということで。
――従来のシリーズから大きな変更がありましたが、その意図をお聞かせください。
名越:『龍が如く』は15年やってきて、スピンオフもあり、『JUDGE EYES:死神の遺言』もあり、アクション要素の強いものもやってきました。
現代劇でアクションを工夫していくことより、アクションを作れるスタッフが大胆に提案できるものを考えた結果、このスタッフだからできたゲームになっています。いままでの延長線から小さな積み上げをやるのではなく、主人公も変わったので、大きな積み上げをやるべきだろう、時期だろうということで、大胆に変えさせていただきました。
横山:春日一番に仲間が多くいることを正しく表現できるのは何だろうと考えた結果、RPGにしました。今までの“ドラゴンエンジン”というエンジン上で、我々が持っているアクションの制御の強みを生かしてRPGを作るという形をとらせていただきました。
――ロゴの書体を変えた狙いはありますか?
名越:主人公のキャラクターに沿ったイメージチェンジです。やんちゃな雰囲気を出しつつ、ベースの裏社会といったダークな面も出したかったので変更しました。
――冒頭の挨拶で分岐点となるような作品とおっしゃっていましたが、今後このフランチャイズをどのように成長させていきたいと考えていますか?
名越:まずはこのシステムが受け入れられるか見届けたいです。
『龍が如く』1作目の時も現代劇のアクションRPGはあまりなかったので、その時と同じような新鮮味をもって今回挑戦しています。あの時と同じように成功させたいという願いを強く持っています。
――シリーズキャラの登場や世界観のつながりはあるのでしょうか?
名越:桐生が二度と出ないと言った覚えもないですしね(笑)。
ただ今回は一回縁を切るということを最初に決めました。だからこそゲームジャンルまで変えたわけです。それを前提としたうえで、大事にしながら出していければいいかなと思います。
……個人的なことですが、実は3週間前くらいに心臓の手術を受けまして“絶対安静”という条件でこの発表会に臨みました。変な意味でいい経験になった思い出の深いプロジェクトになったので、成功させたいという気持ちを強く持っています。
――発表会の中で堀井雄二さんに挨拶に伺ったとおっしゃっていましたが、タイトルを使うこと以外でどのような話をしたのでしょうか? 言える範囲でお願いします。
名越:堀井さんが『龍が如く』シリーズはユニークでおもしろい存在だという面で褒めてくださったのがうれしかったです。
「名越くんはおもしろいもの作ってくれるし、大事に扱ってくれるという面でキーワードとして出すんだったら構わないよ」と言ってくれたので、これまで一生懸命仕事してきてよかったと思っています。
――“東京ゲームショウ2019”で試遊ができるということですが、どのような内容になるのでしょうか?
横山:横浜の街の中を回って、敵と戦ってという部分をプレイできます。14~15分くらいの時間になると思いますが、何回かプレイしないと遊びつくせない量を用意できると思います。
(C)SEGA
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