マギアチャンネルは悪いことをしてでも生きようとする少女たちが生きる世界(ネタバレあり)【スクスト2 EPV振り返り3】

電撃オンライン
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 スクウェア・エニックスより配信中のiOS/Android用アプリ『スクールガールストライカーズ2(スクスト2)』のエピソードVを振り返りながら紹介します。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください

 エピソードVでは、エテルノに現れた“テミス”と呼ばれる機械生命体が奪った“導意体(コンダクター)”の奪還を目指す物語で、テミスの行方を探すために、“エデンチャンネル”、“レギオンチャンネル”、“マギアチャンネル”の3つの世界を調査することになります。

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  • ▲テミスは、エテルノにいたフィフス・フォースのメンバー35人を軽くあしらうほどの力を持っています。


  • ▲“コンダクター”を奪った目的を含め、テミスが何のために活動しているかは不明です。



 本記事では、“マギアチャンネル”をピックアップして紹介します。

“エデンチャンネル”の紹介記事はこちら
“レギオンチャンネル”の紹介記事はこちら

●動画:【スクスト2】Episode V《ストーリー総集編》

●動画:【スクスト2】Episode V+《ストーリー総集編》

闇に生きる者たちが住まう“魔社島”

 “マギアチャンネル”では、さまざまな事情を抱えた者たちが集まる“魔社島”でテミスについての調査が行われます。

 ここでは、ターニャと田中幸子は調査を始めてすぐに襲撃を受けてしまいます。襲撃したのは、“マギアチャンネル”のターニャと幸子でした。

  • ▲お前が言うか。

 同じ姿をした者同士の邂逅ということもあり、ここでは本格的な戦闘にならず、話し合いをすることになります。


 そこでは、この場所が海底火山の噴火でできた“魔社島”という場所で、ワケありの人や“希少な鉱物”目当てでやってきた者たちがいる場所であることが語られました。





  • ▲“魔社島”は幕府の直轄地とのことですが、何もしてくれないようでターニャと幸子がかわりにいろいろなことをやっているようでした。

 “希少な鉱物”というのは、“魔塊”という名前で光らせたり、武器の素材にしたりとさまざまな用途で使われているようです。この特性から“魔塊”=“コンダクター”であると、ターニャは推測するなど、“マギアチャンネル”の調査を始めて早々に有力な情報を得ました。




 そのさなか、ターニャと幸子が極悪人だとして依頼主から殺害を依頼された澄原サトカと高嶺アコから襲撃を受けます。サトカとアコの実力は高く、劣勢に立たされますが、エテルノから“マギアチャンネル”の調査に来たサトカとアコが合流し、状況が一変。話し合いをすることになりました。





  • ▲サトカとアコの襲撃は、間違った情報からの依頼だったことで誤解が解けて、事なきを得ました。

 そして、ターニャたちは、“魔塊”を探すために教えてもらった二か所を手分けして調査を進めます。さらに、千年夕依と若月チカも合流してエテルノから来た6人で調査対象の洞窟へ向かいます。



  • ▲テミスの調査のために訪れた3つの世界は、西暦2021年で同じ時期に“コンダクター”が使用されたという共通点があることが語られています。

 洞窟の最深部では“マギアチャンネル”の夕依とチカが“魔宗祖”として活動していました。

 “マギアチャンネル”のサトカとアコが向かったもう一か所は、居吹イミナと神無木栞が野蛮な集団の頭として“魔塊”を集めている場所でした。“魔塊”を巡って、サトカとアコ、イミナと栞が一触即発寸前までいきますが、エテルノから迷い込むように洞窟まできたイミナと栞とも顔を合わせたことで、戦闘になることは避けられました。代わりに境遇などについて話し、“魔塊”を集める野蛮な集団が厳しい境遇ゆえに、生きるためにこのようなことをしていることが語られます。



 ただ、“マギアチャンネル”でテミスに繋がる情報は“魔塊”くらいしか見つかっていないこともあって、“魔塊”の行先について尋ねるとここでも“魔宗祖”という名前が登場し、“魔塊”の調査で向かった二か所が、“魔宗祖”という点でつながりました。



 さらに“魔塊”に関する二か所の調査へターニャたちが向かった後には、遅れて“マギアチャンネル”へと到着した灰島依咲里と灰島華賀利が、情報屋をしていた賢宮ほたると棗いつみから“魔宗祖”はどんな苦しみや悲しみも消す奇跡の力を使うという情報を入手します。

 情報を得た依咲里と華賀利は急いで洞窟に向かいますが、先に向かっていたターニャたちは2人の到着を待たずに“魔宗祖”の夕依とチカと出くわしてしまいます。


  • ▲“魔宗祖”の御神体としてテミスによく似た像が祀られていました。

 夕依とチカは“魔塊”の力を使って、奇跡の力を行使していました。奇跡によって、さまざまな効果を発揮できますが、代償として何もできない抜け殻のようになってしまいます。しかし、夕依とチカはその代償をわかってはいるものの、生きるための必要悪として力を行使していました。








 こういった事情やテミスにつながる新しい情報がないことから、“魔塊”を取り上げても事態は進展しないとサトカは考えます。ただ、“レギオンチャンネル”で得た情報から、テミスがこの状況を監視していると考えて、呼びかけてみるとそれに応えるようにテミスが現れます。



 この世界では、テミスの真意などはわかりませんでした。しかし、“コンダクター”を使用したことで“マギアチャンネル”は、生きるために代償などがあるとわかっていても、悪事を行っている人たちの姿が描かれるほかの2つの世界とは少し違ったものになっています。

 テミスについてというよりは、“コンダクター”の使用方法などについて考えられるのが“マギアチャンネル”です。


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