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【PSO2NGS】再びヒロ・アライに直撃! 昨年末配信の大型アップデート内容を受けて現状を聞く特別インタビュー

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 2021年末、国内外で大きな注目を集める『PSO2 ニュージェネシス(NGS)』が大型アップデート“砂塵奏でる鎮魂歌”を配信しました。そこでユーザーからの反応や開発チームの現状など、気になる話題の数々を『NGS』公式ナビゲーターのヒロ・アライさんに直撃!

 インタビュー前半では、主に大型アップデート“砂塵奏でる鎮魂歌”への反応についてお聞きしました。

⇒translated English version from here.

『NGS』公式ナビゲーター
ヒロ・アライ氏

『NGS』特別インタビュー

リテムリージョンはユーザーから高評価

――『NGS』サービスインから約半年が経ちましたが、振り返ってみていかがでしたか?

 『NGS』は、『PSO』シリーズ初となるオープンフィールドへの挑戦でしたが、ローンチ時に多くのユーザーさんにプレイしていただいたこと、新しい『PSO2』を楽しんでもらえた点はよかったです。一方で、オープンフィールド化に伴う開発体制の変更によってボリューム不足、アップデートの密度不足が発生してしまったことは大きな反省点だと考えております。

 それを踏まえて、2022年は次の大型アップデートまでの間もコンスタントにコンテンツが配信できるようにスケジュールを調整しています。きっとユーザーのみなさんにご満足いただけるような内容になると思います。

――12月の大型アップデートまでのユーザーさんの動向はいかがでしたか。

 6~7月はとても盛況でしたが、8月から徐々に減少していくという状況でした。開発チームでは、2回のクラスアップデートで多くの方に戻ってきていただけると考えていましたが、想定とは異なったようです。その要因の1つとして、『PSO2』と『NGS』ではプレイ傾向の違いがあると分析しています。

――具体的にはどのようなところでしょうか。

 『PSO2』ではクラス追加のタイミングで多くのユーザーさんが復帰していて、とくにEP6ではその傾向が顕著でした。一方、『NGS』から始めた新規ユーザーさんは、2クラスか3クラスしか遊んでいないという人が多いんです。

――なるほど。

 サービスイン当初は、いろいろなクラスに触れてもらいたいという意図でレベル上限を低めに設定したのですが、複数クラスでプレイしない人はすぐにLv.20になってしまいます。そういったところも満足度の低下につながったのではないかと考えています。


  • ▲ブレイバーは8月、バウンサーは10月に配信されました。

――少し話がそれてしまいますが、ユーザーの年齢分布はどうでしょうか?

 『PSO2』よりも若くなっています。『PSO2』からプレイしてくれているユーザーさんに加えて、『NGS』で10代20代の若い世代が一気に増えました。

――若返りしてプレイ傾向やACスクラッチの人気に変化はありましたか?

 若い世代だけでなく、グローバル版も同時運営しているので多様化しました。『PSO2』ユーザーさんはレア掘りやキャラクタークリエイトへの関心が依然強かったのですが、『NGS』から始められた方はストーリーやNPCに注目している人が多くみられます。

――ほかに傾向が変わったところはありますか?

 公式サイトや公式Twitterを見ず、“NGSヘッドライン”だけを見るという方が増えています。とくにグローバル版のユーザーさんは顕著です。そういった理由で、告知済みの内容も“NGSヘッドライン”で再度発信させていただくような対応もしています。

――大型アップデート配信後の国内・グローバル版それぞれの反響はいかがでしたか?

 国内版、グローバル版ともに、配信当日から多くのユーザーさんにログインいただきました。とくにグローバル版は深夜(12AM PST)にもかかわらず賑わっていました。翌日以降の継続率も高い水準を維持していて、多くの方に大型アップデートを心待ちにしていただいていたのだと感じています。

  • ▲言語とサーバーは異なりますが、ゲーム内容は国内版と同じです。

――大規模なアップデートにもかかわらず、メンテナンスの延長なくログインできたことに正直驚きました。普段よりも入念な事前準備をしたのでしょうか?

 実は、メンテナンス中にいくつか大きなトラブルがありましたが、担当スタッフが迅速に対応したことで予定どおりオープンすることができました。今回はメンテナンスに入る時間を早める対策をしていますが、通常の定期メンテナンスでも事前準備はしっかりしています。ですが、予想外のトラブルというのはいつでも起こりうることで、うまくいかないこともあります。

――大型アップデートでとくに好評だった部分はどんなところでしたか?

 ストーリーを楽しんでいる方、リテムリージョンの見た目やフィールドに生息する不思議な生き物に注目する方など反応はさまざまですが、全体的に好感を持って受け止められています。なかでも、エアリオリージョンで不足していた点の補強であったり、改善された点は評価していただけていると感じています。

――エアリオリージョンよりも高い場所へ行きやすくなっていたり、つい探索してしまうような仕掛けが多いと感じました。

 年末の“NGSヘッドライン”でプレイヤーアンケートを一部公開しましたが、オープンフィールドを生かした遊びを増やしてほしいという要望が一番多いという結果になりました。開発チームも以前からまだまだオープンフィールドを生かし切れていないと考えていて、配信ギリギリまでコンテナやアップドラフターの配置を変更するなどの調整をしています。


  • ▲高低差を楽しめる地形が増えました。

――今回の大型アップデートは、いつごろから準備をしていたのでしょうか? また、当初の予定からユーザーの反響を見て変更した部分などはありますか?

 リテムリージョンの開発は、『NGS』サービスインの数カ月前から進んでいました。しかし、サービスイン後のユーザーさんの反応を見て、タスクの数や内容、称号といったものの見直しが行われました。また、エアリオリージョンに出現するエネミーの種類が少ないというご意見に対して数を増やしたり、エネミーの出現域を意識して調整が行われました。

――素材が特定のポイントに密集していると感じましたが、そこも調整したのでしょうか?

 はい。私自身もプレイして、素材集めが身近になったと感じています。

――リテムリージョンにはストーリー1章をクリアしないと行けませんが、アクティブユーザーのなかでリテムまで到達している人はどのくらいの割合ですか?

 アップデート直後の数日で、多くの方がリテムに到達しています。これは復帰された方や新規ユーザーさんも含んだ全体の数字ですので、かなり高い数値だと思います。

――個人的には、新規ユーザーが最初からリテムに行けないのはもったいないと感じるのですが、どういった理由でそうしたのでしょうか?

 『NGS』は冒険感を大切にしているので、ストーリーでさまざまな経験をして世界を渡り歩くという設計になります。また、エアリオリージョンはチュートリアル的な側面もあるので、その点も踏まえて1章をクリアしないと行けないようになっています。ただし、今後も大型アップデートを重ねていくと、新規のユーザーさんが追いつきにくくなってしまうので、どこかのタイミングで緩和策の検討は必要と考えているそうです。

――タスクで強化済みのエヴォルコートシリーズや防具が入手できますが、これはどういった意図でしょうか?

 先ほどもお答えしたように、新しいリージョンが配信されたタイミングで、あとからプレイを始めた人が追い付きやすいように、少しずつ緩和していくという意図があって、その一環としてそれらのタスクを用意しました。

――大型アップデートのなかでも、一番の目玉は新たなフィールドとなるリテムリージョンです。あらためてフィールドの特徴を教えてください。

 リテムリージョン最大の特徴は、やはり広大な砂漠です。砂漠と言えば誰もが想像する砂丘が連なった風景であったり、岩石地帯や峡谷といった自然のなかに、『NGS』らしいビジュアルやアクションを生かせる地形が詰め込まれたフィールドです。

――地形やアイテムの配置がアスレチック風になった気がします。

 そうですね。同時にアクティブソナーの目標設定が追加されたこともあって、より探索しがいがある場所としてエアリオリージョン以上に工夫しています。例えば、ステラーシードはこれまでと集め方が異なるギャザリング要素になっています。

  • ▲アクティブソナーの設定で探索が快適に!

――フィールドには過去作の音楽が鳴るエリアがありますが、これはどういった理由で設定したのでしょうか?

 開発担当者に聞いたところ、広いオープンフィールドのなかでBGMが変わる場所を探す遊びを入れたかったそうです。エアリオリージョンでの例を挙げると、マヒナパリ山の山頂では『NGS』のメインテーマ、もう1つの低い山頂では『PSO2』のメインテーマが流れます。これは『PSO2』からの継承という意味を持たせたとのことでした。ほかにも、ストーリーを進めるとエアリオタウンの曲は聞けなくなってしまいますが、その振り返りとして関連深い場所でアレンジ曲が聞けるようにしたりと、その場に合わせた選曲が意識されています。

――リテムリージョンのフィールドで注目してほしい場所や仕掛けがあれば教えてください。

 リテムシティですね。リテムリージョンにおけるアークスの拠点となるリテムシティは、文化の違いからセントラルシティとは大きく異なるビジュアルになっています。新たな冒険の舞台として、その拠点となるシティをぜひ体験していただきたいです。それ以外の場所も、砂漠というモチーフを最大限に生かした地形になっているので、アクティブソナーの設定を駆使してくまなく探索していただければと思います。

――ストーリー2章の見どころを教えてください。

 タイトルが“砂塵奏でる鎮魂歌”となっているとおり、2章は歌が物語のカギとなっています。ストーリーのなかで歌が流れるシーンが1つ見どころになっているので、ぜひストーリーを進めてみてください。

――配信前の内容になってしまいますが、2章のサイドストーリーはどの程度のボリュームですか?

 ナーデレフにスポットを当てた話で、ボリュームは1章のサイドストーリーと同程度とのことです。

  • ▲ナーデレフは2章から登場する新キャラクターです。

レリクシリーズの価値はサイコウォンド級!

――新たな緊急クエストの反響はいかがでしょうか?

 “スナイダル・ヴェラ討伐戦”は、ノリノリで弾く派手なギター演出が好評です。“レヌス・ヴェラ討伐戦”のほうは、『NGS』のなかでも最大級の巨大エネミーで、やりがいがあって楽しいと評価いただいています。

――レヌス・ヴェラは『PSO2』のバル・ロドスをイメージしていたのですが、プレイすると全然違っていましたね。

 そうですね。『PSO』のとき(洞窟に出現するデ・ロル・レ)からシリーズ伝統のワーム系デザインのボスエネミーですが、過去作ではいかだに乗って直進するような形がほとんどでした。『NGS』では動きをしっかりやろうということで、あのような形になりました。また、『PSO2』のビッグヴァーダーに代わる巨大ボスという位置付けで開発されています。

  • ▲スナイダル・ヴェラは巨大なギター型の武器を使います。

――新緊急クエストは戦闘力が1682以上必要となるハードルの高いものでしたが、初日に条件を満たして参加できたユーザーはどのくらいいたのでしょうか?

 配信初日はほとんどのユーザーさんが参加できていませんでした。ですが、2~3日目にはリテムに到達しているほとんどのユーザーさんが参加できるようになっていました。

――まだ緊急クエストに参加できていない人のために、戦闘力を上げるアドバイスをください。

 タスクを達成すると短時間で多くの経験値を獲得できるので、まずはそこでメインクラスのレベルを上げることです。先ほど話題にあがりましたが、装備を強化するタスクで武器や防具が手に入るので、そういったところをこなしていくといいでしょう。

――個人的な話だと、マイショップで★5武器を買って強化することで戦闘力を上げました。

 開発チームでは、そういうやり方も想定されているので問題ありません。装備の購入費用や強化は必要ですが、時間短縮を狙うならそういった手もあります。

――バトル面ではクラスごとにさまざまな調整が入りました。バランス面でのユーザーの反響はいかがでしょうか?

 新たに追加されたクラススキルやテクニックも含めてですが、おおむね好評をいただいております。バランス調整に関しては、今後も継続的に実施していく予定ですので、公式サイトのご意見投稿フォームをご利用いただけると幸いです。全体的な評価として好評と受け止めていますが、まだ細かい部分についてはユーザーさんの声を拾い切れていないと考えています。

――実装された武器のなかに、事前情報になかった隠し要素的なレリクシリーズがありました。こういったかたちで実装した理由は? また、こんなに早くユーザーに見つかってしまうのは想定どおりだったのでしょうか?

 『NGS』サービスイン当初からレア掘りをやりたいというご意見が挙がっていまして、それに応える意味でユニークな見た目の武器が実装されました。シリーズではない武器にするとマルチウェポン化ができないので、見た目は別々ですがレリクシリーズとしています。武器の発見についてですが、配信初日から話題になることは想定していました。しかし、マルチウェポンを使った武器と潜在能力の組み合わせ考察まで素早く拡散されたことには驚きました。

――自分はまだ拾えていません(笑)。

 具体的な数値は教えてもらえませんでしたが、ほかの★5武器と比較してかなりの低確率とのことです。

――『PSO2』で実装された当時のサイコウォンドと同じくらいですかね?

 確率の話ではありませんが、希少価値という点ではサイコウォンドと同程度の位置付けにしているそうです。

――レリクシリーズにはレアドロップ倍率ブーストは影響しますか?

 はい、効果はあります。『NGS』にはリージョンマグやフードなどさまざまなブーストがあるので、それらを積み重ねて頑張ってみてください。

NGS: We asked Hiro Arai directly again! A special interview regarding the current state of the game following the major update delivered at the end of last year.

 PSO2 NEW GENESIS (NGS), which has garnered attention both domestically and globally, released a major update, Sandstorm Requiem, at the end of 2021. We sat down with NGS Official Navigator, Hiro Arai, to find out the latest on player feedback, the Dev team, and more!

 In the first half of the interview, we focus on the players' reaction to the major update, Sandstorm Requiem.

Retem Region received high praise from players

――It’s been about half a year since the game launched. Looking back, how has it been?

 This was the first time for the series to take on the challenge of an open field game, but we are very happy that so many players joined us at launch and had fun with a new PSO2 experience, so we believe that went well. On the other hand, we’ve had to reflect on the insufficient content and infrequent updates that resulted in the changes in our development process made to accommodate the open field setting. Taking that into consideration, we are adjusting our plans so that we can consistently release content between major updates in 2022, so we will hopefully be able to meet everyone’s expectations.

――What were the user trends prior to the major update in December?

 Things were going well in June and July, but players began to gradually decrease from August. The development team thought that the two class updates would bring many players back, but it didn't work out how they expected. We concluded that one of the reasons for this was the differences in player tendencies between PSO2 and NGS.

――What were some of the specific points?

 With PSO2, many of our players returned to the game when new classes were added, especially during EP6. On the other hand, many of the new players starting in NGS played only two or three classes.

――I see.

 Upon launch, we set a low level cap with the intention of exposing players to a wide variety of classes, but players who didn’t play multiple classes quickly reached Lv. 20. We believe that this is one of the factors contributing to the decline in satisfaction.


  • ▲Braver was released in August, and Bouncer in October.

――This is a bit off-topic, but what is the age range of your users?

 It’s a bit younger than with PSO2. In addition to returning players from PSO2, there's also been a sharp increase with the younger generation in their teens and twenties.

――Have there been any changes in player trends or popularity of AC Scratches since the renewal?

 We have diversified the scratch tickets not only due to the younger audience, but also because they are available simultaneously on the global version. While PSO2 users were more interested in rare loot and character creation, players starting from NGS were more focused on the story and NPCs.

――Were there any other different trends you noticed?

 There was a rapid increase in the number of people who don’t look at the official website or Twitter, and only check the NGS Headline streams. This is especially true for the global version users. For this reason, we sometimes inform players of content that has already been announced elsewhere during NGS Headline as well.

――What were the user trends prior to the major update in December?

 Many players of both the Japanese and global versions logged in from launch day onwards. The global version in particular was really crowded even though it was late at night (12:00 AM (PST)). The retention rate from the next day onward was very high, and we felt that many people were looking forward to this big update.

  • ▲The language and servers are different, but the game content is the same as the domestic version.

――To be honest, everyone was surprised that the maintenance ended on time at 5:00 PM without any extensions even though you implemented such a huge update. Did you put a lot of effort into preparations beforehand?

 We had a few major problems during maintenance, but our staff responded quickly and were able to open servers as scheduled. We started this maintenance earlier as usual as a precaution, but we always do our best to prepare in advance, even for regularly scheduled maintenances. However, unexpected problems can occur at any time and sometimes things can go wrong.

――What was the most well-received part of the major update?

 There have been a wide variety of reactions, with some enjoying the storyline and others focusing on the Retem region aesthetic and the strange creatures inhabiting the fields, but the overall response has been positive. I feel that the improvements and reinforcements of shortcomings of the Aelio region were highly appreciated.

――I felt that it was easier to find higher ground than in the Aelio region, and there were plenty of elements that made me want to explore.

 We released part of the results from the player survey during the NGS Headline broadcast at the end of the year, and the most common request was for more open field play. The development team had also felt that the open field could be utilized in a better way, and was changing the placement of containers and updrafters up until the last minute.


  • ▲There is more terrain to enjoy at different elevations.

――When did you start preparing for this major update? Also, were there any changes made from the original plan based on the user response?

 The development of the Retem region started a few months before the launch of NGS. However, after seeing the response from players after the launch, actions were taken to revise content such as the Titles and amount of tasks. Our team also took into account feedback regarding the lack of enemy variety in the Aelio region and made various adjustments including an increase in total enemies and took extra care with enemy spawn points.

――I felt that materials were concentrated in certain areas; were there adjustments made to this as well?

 Yes. I too felt that gathering materials have become much more accessible when I went into the game to play it myself.

――Players are unable to access the Retem region until they’ve completed Chapter 1 of the story. What percentage of active players have made it to Retem?

 In only a few days after the update, many users have made it to Retem. This is including both new and returning players, so it is quite a high percentage.

――Personally, I felt that it was a bit unfortunate that users couldn't access Retem from the beginning, but was there a reason for this?

 NGS is all about adventure, and we decided that we wanted to create a setting where the player could experience the story and enjoy the world. Also, the Aelio region has somewhat of a tutorial aspect to it, so you have to complete the first chapter to move on. However, it'll be difficult for new users to catch up as more large updates get released, so we know we will have to discuss some sort of mitigation measures at some point.

――You can get enhanced Evolcoat series and armor from Tasks, what was the intention behind this?

 Similar to the previous answer, we want to gradually ease the process for new players to catch up when new regions are released. We have also prepared Tasks as part of this process.

――The main feature of the major update was the new field, the Retem Region. Please tell us again about the characteristics of this field.

 Retem Region’s biggest feature is its vast desert. The desert itself is a landscape of sand dunes, rocky terrain, canyons, and other natural features that make the most of the visuals and action of NGS.

――I feel like the rocky terrain and placement of items almost makes it feel like a natural jungle-gym.

 That's right. At the same time, we’ve also added Active Sonar Target Settings and thought of other ways to make it even more enjoyable to explore than the Aelio Region. For example, Stellar Fragments are a type of Gathering Item with a different method for collecting than we’ve ever had before.

  • ▲Active Sonar Target Settings make searching a breeze!

――There are areas in the field where music from a past title plays, what was the reason for setting this up?

 When I asked the developers about it, they said they wanted players to have fun looking for places in the wide-open field where the background music changes. Here's an example from the Aelio Region: on the summit of Mt. Mahinapali, the main theme from NGS is played, and on another lower summit, the main theme from PSO2 is played. This was meant to be a throwback to PSO2. They took care to select songs that fit the situation, for example, you won't be able to listen to the Aelio Town theme after advancing the story, but you can listen to selected songs in related places to look back.

――Please let us know if there are any places or gimmicks that you would like us to pay attention to in the Retem Region field.

 One would be Retem City. Retem City, the base for ARKS in the Retem Region, has a very different visual appearance from Central City due to cultural differences. We hope you will experience the city as a stage for your new adventures. There are also areas with terrain that make the most of the desert theme, so I hope you’ll make full use of the Active Sonar Target Settings to explore them all.

――Please tell us about the highlights of the second chapter of the story.

 As referenced by the title Sandstorm Requiem, a song is the key to the story in Chapter 2. The scene where the song is played in the story is one of the highlights, so be sure to keep progressing through the story.

――Now this is about content that hasn’t been released yet, but how big is the side story in Chapter 2?

 The story focuses on Nadereh, and the volume is about the same as the side story in the first chapter.

  • ▲Nadereh is a new character that appears in Chapter 2.

The Relik series is on par with Psycho Wand!

――How did players respond to the new Urgent Quests?

 Dustyl Vera Suppression Op has been well-received thanks to the flashy, wild guitar performance. As for Renus Vera Suppression Op, it has one of the biggest enemies in NGS, and players have said it’s challenging and fun.

――I imagined that Renus Vera would be similar to Bar Lodos from PSO2, but it was completely different when I actually went in and played it.

 That's right. The worm-like design of boss enemies has been a tradition in the series since PSO (De Rol Le appearing in a cave), but in past titles, most of the time, it was like riding on a raft and going straight ahead. In NGS, we wanted to make it move properly, and this is how it turned out. It was also developed as a giant boss to replace Big Varder from PSO2.

  • ▲Dustyl Vera uses a giant guitar-shaped weapon.

――The new Urgent Quests have a high hurdle, requiring the player's Battle Power to be at 1682 or higher. How many users were able to meet the requirements and participate on the first day?

 Most users weren’t able to participate on release day. However, by the second or third day, most players who made it to Retem were able to join in.

――Do you have any advice for those who have not been able to participate in the Urgent Quests about how to increase their Battle Power?

 You can gain a lot of EXP in a short time by completing Tasks, so the first thing to do is to level up your main class that way. And as was talked about earlier, you can get weapons and armor through tasks where you enhance your equipment, so that’s another good thing to try.

――On a personal note, I increased my Battle Power by buying 5-star weapons from the Personal Shop and enhancing them.

 The development team expected people to do that too, so that’s no problem. You will need to pay for equipment and enhancements, but if you want to save time, that's another way to go about it.

――On the battle aspect, various adjustments have been made for each class. What was the response from players when it came to balance adjustments?

 The new class skills and techniques that were added to the game have generally been well received. We will continue to make balance adjustments, so please feel free to use the feedback form on the official website to send us your input. Overall, we received positive feedback, but we believe that we have not yet been able to pick up all of the players' voices regarding the details.

――Among the weapons that were implemented, there was the hidden Relik series that didn’t have any information released beforehand. Why did you implement it this way? Also, did you expect users to find them so quickly?

 Since NGS's launch, people have been asking for rare things to hunt for, and in response to this, we implemented unique-looking weapons. Weapons that are not part of a series cannot be made into a Multi-weapon, so although they have different appearances, we made them into the Relik series. Regarding users discovering the weapons, we expected them to talk about it from the day it was released. However, I was surprised at how quickly the discussion spread to combining weapons and potentials using Multi-weapons.

――I haven't been able to get one myself yet. (lol)

 They didn't give me a specific number, but they said they have a lower probability compared to other 5 star weapons.

――Is it about the same as the Psycho Wand at the time it was implemented in PSO2?

 In terms of scarcity, not probability, it’s probably on par with Psycho Wand.

――Does the rare drop rate boost affect the Relik series?

 Yes, it does. There are various boosts in NGS such as through Region Mags and food, so try your best to stack them.

■『PSO2 ニュージェネシス』パッケージ版

(C)SEGA

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