新パッチ配信後の『チームファイトタクティクス』戦いの記録【将棋プロ棋士・星野良生五段のゲーム自戦記】
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シルバースタージャパンに所属している、将棋プロ棋士の星野良生さんのコラム“将棋プロ棋士・星野良生五段のゲーム自戦記”がスタート。連載第3回をお届けします。
今回は、ライアットゲームスより配信中の『チームファイトタクティクス(TFT)』についての戦いの記録をお届けします。
目指せマスター帯!
マスター到達を目指してプレイしています。下位になってしまうとたくさんLP持ってかれるのでダイヤモンド坂は大変です。
最初のオーグメント
序盤にイノベーターが出せるのを願って即席アーマーを取りましたが、2-1でイノベーターが出ず何も重ならない苦しい序盤となりました。
2-3
ガングプランクを引いてマーセナリーを出します。マーセナリーはやめどきがわからず下位に沈んでしまうことが多いですが、この展開ではやるしかないかなと思いました。
2-4
グローブを取って盗賊を作りましたが、明らかにおかしいプレイのような気がします。剣を取ってインフィニティエッジを作るか、ガングプランクを取って重ねにいくかだったでしょうか。あんまり普段負け進行しないので、アイテムの選択がたくさんあると迷ってしまいます。
3-1
お金を貯めながら5連敗してましたが、この盤面で勝ってしまいます。マーセナリーがうまい人ならもっと連敗を狙うと思いますが、ヘルスが削られるのが不安になるので、無理に連敗は狙わないスタイルです。
2つ目のオーグメント
エンフォーサーの心、弱点、ナイフエッジの三択からエンフォーサーの心を選びました。今取ればヴァイが重なるのを重く見ました。2連勝中でもっと連勝を狙っていきたいことも理由の一つです。エンフォーサーは心でも魂でも効果が一緒ですから、心の方が取りやすいですね。
3-7
しかし連勝は3連勝で止まってしまい、ヘルスも54の5位で苦しめの展開です。ここのアイテムラウンドでジンを引いたので、インフィニティエッジを作りジンキャリーをみました。残り二つのアイテムは、グレイブスについているハリケーンと弓が落ちたらラストウィスパーの予定でした。
4-4
寿司で弓を拾えてジンのアイテムは完成。
3つ目のオーグメント
サンファイアボードを取りましたが、特性の書でスナイパーを狙ってもよかったかもしれません。
ここでようやくブリッツとサイオンが重なり前衛をこの二人に任せるのを決めました。もっとはやくリロールしなければならないのですが、重なりによってはこのままブルーザーでもいいかと思ったりして、なかなか速く回せません。
4-7
ここでガリオもきて、ようやく前衛交代です。構成移行するのが遅すぎるとは思うのですが、急ぐと捨ててはいけないキャラも捨てちゃったりしちゃうんですよね。
5-3
ジャンナを入れるためにレベル9にしましたが、ヴァイを抜いてジャンナを入れてガリオをもう一体ひきにいって、ニーコをガリオに使う方がいいかもしれません。エンフォーサーを出しているヴァイ単体の価値がわかりません。うまい人は戦いを見ながらその価値を見極めることができるのですが。
6-1
ガリオ重なって負けたのは配置が悪かった気がします。ブリッツを前に出してジンは右側に置いておくべきだったでしょうか。それかブリッツの代わりにジェイスでエンフォーサーをだすべきだったかもしれません。前方にジンを守ってくれるキャラがいないので、フィオラに歩いてこられてすぐに倒されてしまい、負けてしまいました。
今回はサイオンとジンがあまり回さなくても重なり、レベル9に行けて上位にもなれましたが、重なりが悪ければ7位、8位もありそうな展開でした。LPを詰み上げるには7位、8位にいかにならないかが大事になりますが、なかなか苦しい時に頑張る技術は身につきませんね。
将棋プロ棋士・星野良生五段:シルバースタージャパンに所属しているサラリーマン棋士。2014年4月に棋士デビュー。2021年10月、eスポーツタイトル『リアルタイムバトル将棋』でプロ資格を獲得。
『チームファイトタクティクス』(TFT)とは?
あの『リーグ・オブ・レジェンド』の開発スタジオが送る、ライアットゲームスより配信中の対戦型ストラテジーゲームです。何百通りのチーム編成と戦略を駆使して、ほかのプレイヤーに勝利する道を探し出しましょう。
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