お父様も眠らせてあげる事が出来たのに。願いを叶えてあげられたのに…（ムツミ）【うたわれロスフラ名言集】

文: ライオン松本

公開日時: 2022年02月12日(土) 06:30

　本記事は、アクアプラスから配信されているiOS/Android向けアプリ『うたわれるものロストフラグ』に登場する魅力的なキャラたちの名言を紹介する連載企画です。

　今回は、アクタを「お父様」と呼ぶ謎の少女“ムツミ”の名言をお届けします。

※メインストーリーなどのネタバレが含まれますので、ご注意ください。

お父様も眠らせてあげる事が出来たのに。願いを叶えてあげられたのに…（ムツミ）

ムツミの物語“2話”

　今回、紹介させていただくムツミは、降臨祭限定で獲得できる星3のキャラクターです。本編では登場機会があまり見られませんが、実は本編の裏側でいろいろと活躍していたことをキャラストーリーで見ることができます。

　ムツミはガチャで獲得したタイミング（出会いの物語）から、いきなり“お父様”呼びになる不思議な少女で、大きな鳥類の翼と赤い目が特徴的なキャラクターです。

　時系列から説明していくと1章“第17話”から2章の途中あたりでムツミは登場します。1章の17話というと、アクタが織代（おりしろ）から調停者として認めれたお話の部分ですね。

　詳しくは過去に織代の名言集でも紹介しているので、そちらをご確認ください！

　それでは早速、物語を見ていきましょう。前述した通りムツミの物語はアクタと織代のトラブルが解決した後から始まります。暗い森の中、いきなり織代とムツミが争っているシーンからスタートするので、私も初見の時は少し混乱しました（笑）。

　ムツミの発言から読み取るに、やはり織代とアクタが初会合した際のいざこざが原因の模様。お父様と慕う相手が傷つけられたから怒っているみたいですが、眠らせる役目とか何やら危険そうなワードも見えるんですよね……。

　このムツミと織代の出来事があった次の朝、何も知らない主人公・アクタは周りが朝から妙に騒がしいことに気づき、近くにいた衛士に事情を聞き始めます。

　何があったのかを聞いてみれば、ミナギとアクタが初めて出会った際に通りがかった霧深い森が広範囲で焼かれたとのこと。

　そこは織代の領域という場所らしく、彼女の気まぐれだろうと判断したアクタは自分の仕事に戻ります。

　さて、昨日に残した仕事を片付けようかーーそう思っていた時、ふらりと窓からムツミは現れました。アクタのムツミへの印象はつかみどころのない子ですが、懐かれているからか、悪くは思っていないようですね。

　というか、いきなり出会ってお父様呼びしてくる羽の生えた少女を普通に受け入れるアクタの懐の凄さがナチュラルに描かれています。記憶喪失という部分から見ても妙に落ち着いて達観してるんですよね、アクタ。

▲アクタの心の中を見るに本当に突然、時と場所を構わずに現れるようです。

　さて話は戻って、突然現れたムツミについてです。事情を聞いてみると何やらアクタに謝罪をするために現れたようです。それに対してのアクタの回答は「盗み食いでもしたのか？」と普段から誰かさんたちに困らされている様子が伺えたりもします（笑）。

　そんなアクタの言葉にムツミはすぐに否定、そして「あの女を倒せなかった」と悔しそうに伝えてきますが、この時点ではアクタはハテナ状態。そりゃそうです。

　疑問の声をあげるアクタですが、ムツミは言葉を続けていきます。その中には私たち日本人なら絶対に知っているような神様の名前が出てきたり、それに反応するアクタが見られたりと本編でも重要そうな要素がちょこちょこ見られます。

▲アマテラスに接続とは……？

　そして、そんな悔しそうなムツミが次に言葉にしたのは、「お父様も眠らせることができた」という意味深で明らかにフラグのセリフ。お父様＝アクタ、そして眠らせるという単語には物騒な意味での解釈もあるので、『ロスフラ』の物語を楽しむ1ファンの私的にこのシーンは覚えておきたいな、と印象に残りました。

　またこのシーンでは物騒な解釈できると言いましたが、ムツミの悲しそうな表情的に彼女なりにアクタを第一に考えての行動にも見えるんですよね。後に続く文章もアクタの願いを叶えるためと言ってますし。

　と、意味深なシーン＆セリフに深く考察してしまいましたが、この後は願いを叶えてくれるというムツミに、アクタは
「ミナギを救う」という目的を手伝ってくれることが“今”の願いと話すシーンがあったり、森を焼いて織代とやり合ったのがムツミと判明して慌てたりと、本当に親子のようなコメディな部分もあったりと色々な意味で楽しめるエピソードでした。