主人公・御船真瀬役は内山昂輝さん! 『Project NOAH‐プロジェクト・ノア‐』イベントレポ

ガルスタオンライン 、近藤智子
公開日時

 ゲームブランド・FLEETは、4月28日に秋葉原UDXシアターでiOS/Android用アプリ『Project NOAH‐プロジェクト・ノア‐』のオフラインイベント「Project NOAH‐プロジェクト・ノア‐ PROLOGUE」を開催しました。
 美麗なキャラクターデザインや、緑川光さん、立花慎之介さんといった豪華声優陣はガルスタオンライン的にも見逃せないということで、今回イベントにお邪魔してきました。


 『Project NOAH‐プロジェクト・ノア‐』は、重厚なストーリーと美しいビジュアルを織り交ぜたFLEET初のスマートフォン向けRPGです。本イベントでは5月下旬のリリースに先駆け、初公開となるプロローグストーリーを上映。また、事前登録5万人達成により決定した、主人公・御船真瀬を演じるキャストも発表されました。

 司会を務めたのは、モニカ・ランドール役の長江里加さんと、藤本さち役の篠田みなみさん。藤本さちは“味噌ラーメンが好き”など、どのようなキャラクターなのかについてトークを展開しつつ、壮大なプロローグが明かされていきました。ここでは、約2時間にもおよんだ上映内容を紹介していきます!


異なる未来を目指す3つの派閥が、人類の命運を賭けて戦う「継承戦」

 本作の舞台は地殻変動による海面上昇により、 海に飲まれかけている惑星「ノア」。ここは、かつて同じような状態に陥った際、人類が新天地を求めて旅立った先でもあります。それから千年。惑星ノアで再び繁栄した人類に、再び滅亡の危機が訪れます。

 そこで人類は、AI「エムザラ」が導き出した「全人類移民計画」に着手。巨大な移民船「セカンドクレイドル」を建造し、それを起動させる12隻の「方舟」と、 方舟をコントロールできる特殊な能力を持つ者たち「アドミラル」の捜索を始めました。この方舟は人類が地球を脱出する際に使用されたもののようで、大きな力を秘めていそうな様子が伺えました。

 しかし、人々は全人類を移民させる「全人類移民派(全人派)」、 選ばれた者のみを移民させる「選民移民派(選民派)」、 惑星ノアとともに全人類を海に還らせる「終末派」という、主張の異なる3つの派閥に分かれてしまいました。そこで、派閥を代表したアドミラルたちが方舟の正式所有者「マスターアドミラル」となるための継承権を巡る「継承戦」を行い、その結果によって人類の未来を決めようとしています。そして、ついに残り1つとなっていた方舟が発見され、いよいよ最後の継承戦が始まる……といったところまでが本作のプロローグとなるようです。





●全人類移民派

 惑星ノア・統一議会の議長を務める少女・ノア=ローゼンクランツ(声優:名塚佳織)の兄、カイン=ローゼンクランツ(声優:緑川光)が代表を務めるのが、この全人派です。彼らは、かつて地球を救ったノア=ブルーフィールドの血を引く一族の末裔。そのため、身分ある者の責務 “ノブレス・オブリージュ”を掲げ、犯罪者に至るまですべての人類を分け隔てなく移民させようと考えています。

 本作の主人公・御船真瀬も、この全人派に所属する1人。指揮官としての才能を秘めていて、全人派最後のマスターアドミラルになるため戦いに赴きます。両親や妹、親友を失った過去があり、もう誰かが大切な人を失う悲しい思いをさせたくないと現在は全人派にいるものの、それが絶対に正しいと考えているわけではなく、他の派閥の考えにも一定の理解を示していました。料理が得意という一面があり、一緒に暮らすノアやカインに食事を振る舞うシーンも。プロローグで出会った、プロローグで出会った、AIを搭載した少女型アンドロイド・ファルファラ(声優:小原好美)との触れ合いも注目ポイントとなりそうです。


●選民移民派

 選民派の母体である「メリトクラシー財団」の総帥であるシェーラ・カーマイン(声優:小清水亜美)が代表の派閥。最強のマスターアドミラルと謳われるグレン・カーマイン(声優:小野友樹)は双子の弟で、現在惑星ノアでの最大勢力となっています。徹底的な功利主義者を唱えていますが、それは彼ら双子が幼い時に見た地獄を繰り返さないため。非情ともいえる考えに思えますが、全人派とは違うやり方で人々が平穏に暮らせる幸福な未来を願っています。


 派閥のトップの雰囲気もあってか、本多正信(声優:伊瀬茉莉也)、ジャン・ランヌ(声優:井上麻里奈)、クリス・ベーレンドルフ(声優:佐藤拓也)など意志が強く、主張のはっきりとした人物が多く集まっているようです。


●終末派

 終末派の中心である宗教集団「ロタス教」の教主であり、代表となるのがアリア・ロタス(声優:佐藤聡美)です。すべての魂は真の楽園「ニライカナイ」にたどり着き、そこで死んだ人たちとも再び出会えるという教えを信仰し、人類が惑星ノアとともに滅ぶことこそ幸福だと訴えています。主人公が終末派へ導いてくれたと感謝する辰宮乙姫(声優:田村ゆかり)、逆に主人公を強く敵視するミハイル・スルコフ(声優:井上喜久子)などが所属し、プロローグではまだまだ謎の多い派閥といった印象でした。



 今回の上映では、それぞれの派閥の思想をはじめ、登場人物たちの辛い過去や胸に秘めた願い、何故戦うのかといった理由もおぼろげながら感じることができました。人類が滅びを迎えつつあるという状況もあってか重々しくシリアスな展開が続きます。

 しかし全人派のメンバーは穏やかなメンバーも多く、モニカ・ランドールや藤本さちたちのやりとりにはつい笑ってしまうような場面もあったので息が詰まりっぱなしというわけではありません。最後の継承戦に勝利するのはどの派閥なのか、誰がマスターアドミラルとなるのか、どんな結末を迎えるのか……5月下旬の配信開始がますます待ち遠しいですね。


 そして、最後に主人公・御船真瀬を演じるのは内山昂輝さんと発表! さらにイベントに参加したファンへ、一足早くゲーム画面を使った特別映像も上映。メニュー画面やキャラクターのパラメーター、戦艦の造船、バトル画面と思われるカットが次々と現れ、近未来的な雰囲気を存分に味わえるようなデザインとなっていました。イベントで明かされたストーリーとともに、どのようなゲームシステムとなるのか、こちらも楽しみですね!




※画面は開発中のものです。

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