増田さんのギター練習期間はまさかの…!? “SMILE PRINCESS” 1st LIVE後に直撃取材!

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 女子アイスホッケーをテーマにした、サイバーエージェント×EXNOAのメディアミックスプロジェクト『プラオレ! ~PRIDE OF ORANGE~』。

 本作から生まれた声優ユニット“SMILE PRINCESS(スマプリ)”初の単独ライブ「SMILE PRINCESS 1st LIVE フェイスオフ!」が、3月21日に江戸川区総合文化センター大ホール(東京)にて開催されました。

 今回は公演の合間に行われた囲み取材でうかがった、キャスト陣のコメントをお届けします。

昼の公演レポートはこちら

メンバーも大満足な1stライブ

――公演を終えての感想を教えてください。

高木尚実役・汐入あすかさん(以下、汐入さん):『プラオレ!』が始まるときから歌ったり、踊ったりするよという話はうかがっていたので、こうして1stライブを無事に迎えられたことが幸せです。

 まさか(会場に)こんなにたくさんの方が来てくれるとは思っていなくて、ステージに立った瞬間、すごく幸せな空間にいるなと実感しました。アニメの放送は終わりましたが、作品を好きになってくれた方と、こうして会う機会があってすごく嬉しかったです。

 『プラオレ!』を通して本当にいろいろな方と出会ったんですけど、今日はすべての方に感謝をこめてライブができたんじゃないかなと思います。会場に来てくださったみなさま、配信を見てくださったみなさま、ありがとうございました。

柳田薫子役・森山由梨佳さん(以下、森山さん):ミニライブの経験はあったのですが、私は自分のユニットで大きな会場でライブをやらせていただくのが初めてでした。

 始まる前はプレッシャーに感じる部分もあったんですが、いざ始まるとすごく楽しくて、観客のみなさんが笑顔でライトを振っているのも見えて、7人でこの舞台に立ててうれしいなと改めて思いました。

 アニメ版の「period」と「Victory Sunrise」は小野真美がいないバージョンだったんですが、7人のバージョンを披露できて、これが本当の2曲の完成形だったなと感じました。アニメでは真美は最終回まで別のチームにいましたが、アニメの先、合流したあとの関係性をリアルキャストである私たちが継いでいる感覚がして感慨深かったです。

 1stライブということで、どんどん成長していく姿をみなさんと、キャラクターたち、スタッフのみなさんにお見せできたらなと思っています。
 

水沢 彩佳役・相良茉優さん(以下、相良さん):まず昼公演を怪我なく、無事もなく終えられて一安心だなと思っています。みんなで力を合わせてリハなどをやってきて、やっと(ファンの)みなさんにお会いして目の前で今ある楽曲をすべて披露し、盛り上がりを肌で感じることができて嬉しかったです。

 “スマプリ”のダンスはフォーメーションがコロコロ変わるため、列をそろえるところもリハーサルで細かくやってきて、本番で今までの練習の成果が出せたんじゃないかなと思います。

 ライブを終えると、またライブをやりたくなる不思議。楽しいと思ったから、すぐにみなさんに会いたくなるんですよね。そんな感情にさせてくれるということは1stライブが、とてもよいものになったということだと思います。

 『プラオレ!』はゲームもあったりするので、これからも作品や“スマプリ”を応援いただけたらなと思います。

清瀬 優役・本郷里実さん(以下、本郷さん):お越しいただいたみなさまには、本当にたくさんの感謝の気持ちでいっぱいです。制作発表から長い時間を過ごしてきて、1stライブまでやらせていただき。現在の情勢では声を出来ないんですけど、ライトだったり、熱量だったりに助けられながら、ライブを楽しむことができました。

 アニメでは、ファンの方は応援団のような感じでいてくださいました。アプリが始まってみなさんもGM(ゼネラルマネージャー)として『プラオレ!』の世界に入っていただいたので、これからは
新しい景色を一緒に見て行けたらなと思います。

 1stライブということもあるのでこれを1つ目として、またみなさまとお会いできることを楽しみにしています。

小野真美役・青山吉能さん(以下、青山さん):1人ではできないけど、7人だからできることがあります。例えばダンスでも1人なら右に行って左に行って終わりですが、7人なら三角にようとか、丸にしようとか、バリエーションがつけられるし、キレイな振りの動きを生かすこともできますよね。みなの個性を生かした1stライブになったんじゃないかなと思います。

 (歌唱が)自分自身と役柄が入り混じって最初は少し混乱したのですが、いい塩梅にできたんじゃないかなと。今後私たちが成長していくことで背負っているキャラ歌―も成長していきますし、キャラクターたちの成長に私たち自身も負けないように成長していきたいと思うライブでした。

水沢愛佳役・増田里紅さん(以下、増田さん):(会場が)いっぱいになるかなと不安に思ったんですけども、たくさんの方がライトを持って待ってくれていて、感謝しかありません。ありがとうございます。

 単独ライブは初めてで心臓がバクバクしたのですが、ステージに立つとファンのみなさんの熱量だったり、“スマプリ”メンバー7人の熱量だったりで、緊張が吹き飛んでしまうくらい、いいライブになったんやないかなと思います。ここで終わらず2nd、3rdとドンドンライブをやっていき、“スマプリ”の成長をキャラクターと共にお見せできたらなと思います。本日は来ていただいて、本当にありがとうございました。

鷺沼梨子役・北守さいかさん(以下、北守さん):まず無事に公演を終えることができ、すごく感謝しています。たくさん練習して、何度も間違えて、もうイヤだと思ったこともありましたが、こうやってキレイに終わって嬉しいです。

 梨子と尚美が幼なじみなので2人でユニットを組んで曲を披露でき、ファンのみなさんにも喜んでもらえたと思うし、私自身も嬉しく思いました。

 ライブの練習でたくさん会って、7人の絆もすごく深まったと思います。1stライブの次の2ndライブもきっとあると思うので、それまでにもっと仲よくなって次に備えたいです。

あえて客席に聞こえる大きな声を出した円陣

――1曲目の前に、舞台袖から円陣の声が聞こえました。掛け声は、どなたが担当したんですか?

増田さん:私が声出しをしました。「今日は1stライブ、全力でいくぞ」でみんなが「おー!」って(笑)。

森山さん:もともと予定になかったんですけど、みんなで集まったらやりたくなってしまったんです。そこで、主人公である愛佳に声を出してもらいました。

 どうせなら、(会場の)みなさんに聞こえるくらいのボリュームでやっちゃおうと(笑)。

相良さん:もっと小さい声かと思ったら、本気のボリュームで驚きました(笑)。

森山さん:ファンのみなさんから拍手が返ってきて、私たちもテンションが上がって、楽しくライブができました。

――キャラクターを再現するのに、こだわったポイントはありますか?

汐入さん:爪がピンクで、まつ毛にもほんのりピンクが入っています。ほかにもメイクは全体的に薄ピンクにして、尚美っぽくしました。

森山さん:髪色をピンク系にして、薫子と同じふわふわしたハーフアップにしました。薫子として出演するときはハーフアップかふわふわ感、ピンクのどれかは入れるようにしています。

相良さん:私は昼の部はハーフアップツインテ、夜の部はツインテにしました。昼と夜でセットリストがあまり変わらないぶん、両公演見てくださるファンが楽しめるように違いをつけたくて。夜は、完全彩佳体のツインテです(笑)。

本郷さん:『プラオレ!』の現場はユニフォームを着る機会が多いのですが、見るところに青を入れるようにしています。優ちゃんを意識しているというよりも、私にとってのおまじない。優ちゃんと一緒にってことで、イメージカラーの青を身に着けています。

 今回は爪が青ですし、髪の毛のキューティクルを犠牲にして青にしました(笑)。

青山さん:私は……、『プラオレ!』はメンバーカラーもありますが、チームカラーがオレンジということで、アイシャドウはオレンジにしました。

増田さん:愛佳のトレードマークであるハーフサイドテールが、とても気に入っています。初期は大きくボンと膨らんでいたのですが、今は自然な感じにしてもらっています。またキラキラしている子なので、目元にもラメを入れました。

北守さん:私が演じる梨子は髪が短いのでマネはできませんが、髪色と同じ色のエクステを入れたり、毎公演何かしら遊んでいます。爪は梨子の黄色と、尚美のピンクです。

メンバー同士の助け合いやプロ意識がステキなパフォーマンスを生む

――ライブはアニメやアプリの収録とは、また違った声のお仕事だと思います。苦労された部分はありましたか?

相良さん:踊りながら、歌うと言うのはやはり特殊です。フォーメーションを変えながらキャラの声で歌うのは、みなさんが思う以上に大変です(笑)。

青山さん:キャラクターを、生身の私たちが演じる難しさもありますよね。真美はこんな顔をしないとライブ中に思われないように、どんな表情をするか考えたり。

 またポーズについて私たちに任されている部分があるので、真美だったらどんなポーズするかなとか想像します。

――振りで、特に意識した部分があったらお聞かせください。

増田さん:「ファイオー・ファイト!」で、私から青山さんにバトンタッチしているところ。ちゃんと真美につながっている感じを出したかったんですが、しっかり受け取ってもらえました。

青山さん:ちゃんと渡してくれるから、受け取れたんだよ!

――みなさんで相談して決めることもあるんですか?

相良さん:ステージでは立ち位置が決まっているので、そこは7人の意識を一致させています。そうしないと事故が起こることを私自身が経験していますし、そもそもライブ経験がない子もいるので、失敗を防ぐためにもお互いの意識をそろえました。

――1stライブとは思えないほどフォーメーションが変わるぶん、立ち位置の確認は大変そうですよね。

相良さん:そうなんですよ(笑)。本当に、みんながんばった。

 あと今回は同じ曲でも以前と違う振りになったものもあって、その部分も苦労しました。一度覚えたものが変わるのは、大変です。

汐入さん:確かに。フォーメーションは、1回覚えたものを変えるのが1番大変だと思っています。どうしても前の振りが出てきてしまうので、みんながんばったよね。

森山さん:私は初心者だったので、ダンスを覚えられないときもあって……。なかでも「be Cute」のサビが難しくて落ちこんだんですが、青山さんがすぐに気づいて「大丈夫だよ、こういう風にやればいいよ」と声をかけてくれたんです。経験豊富なみんなが支えてくれて、前向きになれました。

北守さん:でも、次の練習で完璧にしてきてたのがすごい。たくさん練習してたのが、伝わってきました。

汐入さん:プロ意識がすごいですよね。そういうとことに、メンバーも引っ張られます。

――練習と言えば増田さんが、ギターにも挑戦されました。楽器は私物ですか?

増田さん:私物はアンプを繋げないので、借りました。ギターは重いかなくらいなんですが、ケースがすごい重いんです。

青山さん:ケースが、とても大きいですよね。ケースを抱えてリハーサルに来ている姿も見たんですが、人を背負っているというか、ケースが歩いているというか。ちなみに練習は何カ月?

増田さん:三週間くらい。ギターそのものは、ちょろちょろ練習していたんですけど。

一同:すごい!

――最後に、ファンのみなさんにメッセージをお願いします。

汐入さん:『プラオレ!』という作品に出会ってよかったと、心から思っています。高木尚実ちゃんを愛し、汐入あすかに出会ってくれたみなさん、ありがとうございます。

 “スマプリ”は私の人生のなかで、本当に宝物のような出会いでございます。このメンバーでよかったと思えるライブができたので、また次に続け、つなげていきます。もっともっと見守り、一緒に盛り上がっていただけたら嬉しいです。これからも、よろしくお願いします。

森山さん:いつも、ありがとうございます。ライブなどでは不安になってブルブル震えているのですが、みなさんの顔だったり、応援の声を聞いたりするとエネルギーが出て楽しくなって、応援の力の偉大さを実感します。

 応援してくれるファンの方、支えてくれるメンバー、先生やスタッフ、みなさんがいるから私は“スマプリ”の森山由梨佳として舞台に立てているなと、1stライブまでの期間で改めて思いました。

 みなさんに対しても、薫子に対しても誇れる自分でいられるように精進していきますので、これからもよろしくお願いします。

相良さん:1stライブということで、ここから始まっていきます。“スマプリ”は特殊で声優ユニットの面も、キャラ歌唱の面もあり、いろいろなところが楽しめるグループです。さらに今回、派生3ユニットも生まれました。今後も成長や進化を遂げていきますので、見守っていただけたらなと思います。

 また『プラオレ!』はアプリも配信中です。私も絶賛遊んでいるのですが、すごくやりこみ要素のあるゲームになっています。アニメのBlu-rayも発売しているので、そちらも楽しんでいただけたら嬉しいです。引き続き頑張っていきますので、よろしくお願いします。

本郷さん:改めてライブに来てくださったみなさん、配信をご覧いただいたみなさん、ありがとうございます。

 1stライブまで、あっという間の時間を過ごさせていただきました。これからもみなさんとたくさんの“スマプリ”、『プラオレ!』の思い出を作っていけたらなと思っています。

 私たちはアニメが始まるまで、公式サイトでYouTuberさながらの活動をしてきたのですが(笑)。そこでもお世話になっているアイスバックスさん、日光甚五郎煎餅本舗 石田屋さんもライブに出店いただきました。今後ファンのみなさんと一緒に楽しめる情勢になったら、舞台となっている栃木の日光市に足を運んで、思い出を作っていきたいです。引き続き、よろしくお願いいたします。

青山さん:1stライブが、無事に怪我なく終えられてよかったです。真美はアニメの途中で転校してしまって「どこに行ってしまったの?」という続きが、アプリで描かれています。私自身も進めなければと思いつつ、なかなかURが出なくて(笑)。アニメが終わっても、メンバーが生きている物語が生まれることを嬉しく思います。

 またキャストとしてたくさん活動させていただいていることも当たり前のことではないので、今度も1つ1つに感謝しながら、7人でいろいろなことを乗り越えて行きたいと思います。

増田さん:ライブにお越しいただき、ありがとうございます。みなさんが“スマプリ”に出会ってよかったと持ってもらえるように頑張りますので、一緒に思い出作りができたらいいなと思います。2ndライブもですし、新曲も欲しいなと……。

 “スマプリ”の一員として、水沢愛佳ちゃんとして、どんどん成長していけるように精進してまいりますので、応援よろしくお願いします。

北守さん:本日は無事に1stライブが終わってよかったと思います。

 “スマプリ”は私たちと同じように応援してくれるみなさまにとっても“スマプリ”は特別な存在であってほしいと思うし、私たちと一緒に見守って成長していく物語であってほしいです。

 まだ始まったばかりですので、たくさんライブをしたり、イベントをしたりして、成長していけたらなと思います。ありがとうございました。

©2020 プラオレ!メディアミックスパートナーズ

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