初心者からシリーズファンに! 『ソニックオリジンズ』で2Dソニックの歴史や人気キャラをおさらい

たく坊
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 セガから、6月23日より発売中の『ソニックオリジンズ』。本作の内容とあわせて、『ソニック』の2Dアクションシリーズを紹介する企画をお届けします。

 『ソニックオリジンズ』は、『ソニック』シリーズの“原点”となった『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』、『ソニックCD』、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3&ナックルズ』をデジタルリマスターした作品です。

 今回は『ソニック』シリーズ初心者に向けて、そもそも“ソニック”というキャラの特徴や魅力を、『ソニックオリジンズ』の内容と合わせて解説していきます。

 ゲームはもちろん、YouTubeで公開されている動画、8月19日に公開予定の映画、グッズや音楽などで盛り上がっている『ソニック』シリーズに触れて、楽しんでいきましょう。

“ソニック”とは?

 “ソニック”という名前は、多くの人が聞いたことがあるのではないでしょうか。「なんとなく、ゲームのキャラだというのはわかる」や「1作品だけ遊んだことがある」に加えて、任天堂から発売されている『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズなどで、少し触れている人もいると思います。

 とはいえ、名前すらもまったく知らない人もいるかと。ですが、ご安心ください。『ソニックオリジンズ』と本記事を合わせて楽しめば、シリーズの理解度が深まることでしょう。

 さて本題です。“ソニック”とは、セガが1991年7月26日(海外版は1991年6月23日)に発売したメガドライブ用横スクロール2Dアクションゲーム『ソニック・ザ・ヘッジホッグ(通称・『ソニック1』)』から始まった、大人気シリーズのこと。また、そのシリーズに登場する主人公“ソニック・ザ・ヘッジホッグ”のことも指します。

 ちなみに、“ソニック”のキャラクター自体は、1作目が発売される前の1991年2月に稼働開始されたアーケード用レースゲーム『ラッドモビール(海外版はゲイルレーサー)』でアクセサリーとして登場しています。

 主人公“ソニック・ザ・ヘッジホッグ”は、その名の通り超音速のハリネズミであり、何者にもとらわれず、1つのところにジッとしていられないという、クールかつ尖ったキャラクターです。困っているものや弱いものを見過ごせない優しい性格と、ちょっと生意気な感じのルックスが特徴です。

 日本、アメリカ、ヨーロッパでTVアニメをはじめとするメディア展開が行われた結果、アメリカにおいては全米キャラクター好感度3位(“Qスコア”全米の子ども人気調査)という快挙をあげています。

 日本でも当然人気があり、アミューズメント施設“東京ジョイポリス”には、いたるところに多くの『ソニック』シリーズのキャラクターが配置され、来場者をお出迎えしています。

 “COOL”をテーマにした正義のヒーローとして、ワールドワイドで人気を博しているのです。

 日本でも、海外でも、老若男女問わない人気キャラクターにして、人気シリーズ、それが“ソニック”です。

 なお、ゲーム内のBGMにもファンが多く、音楽ライブなども行われています。

2D『ソニック』シリーズの魅力とは?

 ゲームの『ソニック』シリーズには、大きく2つのタイプがあります。2Dアクションシリーズと、3Dアクションシリーズです。その他に、派生作品としてRPGやレースゲームなどが存在しますが、本記事では除いて紹介します。

  • ▲3Dシリーズも魅力たっぷりなので、機会があれば紹介したいですね。

 『ソニックオリジンズ』で遊べるのは、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』、『ソニックCD』、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』、『ソニック&ナックルズ』(本作では『3』と『ナックルズ』は1本のタイトルとして収録)の、2Dアクションシリーズの初期4作(+1作)です。

 2Dアクションシリーズの魅力は、“ゲームのスピード感”や“わかりやすい操作性”、“魅力的なキャラクター”や“多数のロケーション”などさまざま。動かして爽快というだけでなく、見ていて楽しいことも挙げられます。

 シンプルにゲームクリアを目指す人、クリアタイムを競う人、ショートカットルートを探す人など、幅広いプレイスタイルも人気です。

 後に、2Dアクションシリーズに登場したソニックを“クラシックソニック”、3Dアクションシリーズに登場したソニックを“モダンソニック”と呼び分ける作品も展開されています。

  • ▲左が“モダンソニック”、右が“クラシックソニック”。

 以下では、『ソニックオリジンズ』で遊べる作品を、登場するキャラクターとあわせて紹介します。

『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』

 1991年7月26日にメガドライブで発売された、シリーズの原点となるタイトル。スピード感のあるダッシュ、ジャンプで回避していくギミックと敵キャラクター、鮮やかでポップなグラフィックなど、1作目にしてゲームの基礎はできあがっています。

 悪の天才科学者“Dr.エッグマン”が動物たちを利用しようとするところを、音速のハリネズミ“ソニック・ザ・ヘッジホッグ”が阻止する物語を楽しめます。

 登場する主要キャラクターは、“ソニック・ザ・ヘッジホッグ”と“Dr.エッグマン”の2人。どちらもシリーズにほぼ皆勤賞という、欠かせない存在です。作品によっては、2人が協力することもあります。

 後のナンバリングタイトルに合わせて、『ソニック1』と呼ばれることもあります。原点でありながら、シリーズの魅力が詰まった作品です。

 『ソニックオリジンズ』では、オリジナル版とは異なり、ソニックだけでなく後のシリーズに登場するキャラクターでのプレイが可能です。

『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』

 1992年11月21日にメガドライブ向けに発売された、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の続編。前作の操作感をもとに、新アクション“スピンダッシュ”が追加。スピード感、爽快感が増し、2人での協力プレイや対戦プレイが可能になりました。

 新キャラクターとして、ソニックの弟分である子ギツネ“マイルス“テイルス”パウアー”が登場。本名はマイルス・パウアー”ですが、大きな2つの尻尾から、“テイルス”と呼ばれています。なお、“テイルズ”ではないところに注意。

 テイルスは、尻尾が2本あることで皆からいじめられていた時、たまたま出会ったソニックの走る姿に勇気づけられ、以来ソニックにあこがれ、そばを離れなくなったという過去があります。

 機械いじりが大好きで、いろんなメカを開発している“テイルス”。本人は「いつかソニックに頼られたい」と思っていますが、後のシリーズ作品で何度も“ソニック”を手助けしており、“ソニック”はすでに十分に信頼を寄せていることがわかります。

 “スピンダッシュ”の爽快感や、尻尾を回転させて空を飛べる“テイルス”のアクション、2人での協力・対戦プレイが目玉の作品となっています。

『ソニックCD』

 1993年9月23日に、メガドライブを拡張する周辺機器・メガCD向けに発売された外伝的な作品です。

 OPとEDのアニメーションムービーが実装されていることに加えて、移動せずにダッシュを溜められるという独特の操作感を楽しめることが特徴。なお、『ソニックオリジンズ』では上記のムービーだけでなく、すべての作品のイントロ、アウトロに新規ムービーが実装されています。

 本作の魅力は、なんといっても“タイムワープ”システムです。過去(Past)と未来(Future)を行き来できるシステムで、ステージ内にある過去か未来、どちらかの看板に触れてから長時間ダッシュすることで、タイムワープが可能。そのステージの時代を超えて楽しめる、新しい要素です。

 新キャラクターとして、ソニックのガールフレンド“エミー・ローズ”(※エミーは当時、ロージー・ザ・ラスカルの愛称でした)、“Dr.エッグマン”が創造したロボット“メタルソニック”が登場しています。

 シリーズのタイトル内では、“ソニックと姿が似ていて対立するライバル”という立ち位置のキャラクターがたびたび登場するのですが、“メタルソニック”が初のライバルキャラクター。外伝ということもあり、他のタイトルでは遊べない“タイムワープ”システムが楽しい作品です。

『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3&ナックルズ』

 1994年にメガドライブ向けに発売された『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』と、1994年10月18日にメガドライブ向けに発売された『ソニック&ナックルズ』が合わさったタイトル。『ソニック3』は前編、『ナックルズ』が後編という扱いです。

 新アクション“ダブル回転アタック”と“バリア”によるアクションにより、攻撃方法やキャラクターの弱点が変わる要素を楽しめます。

 新キャラクターは、タイトルにもある赤いハリモグラ“ナックルズ・ザ・エキドゥナ”。ナックルズを一言で表すと“ライバルでありケンカ友だち”。一方で素直すぎる性格から、“Dr.エッグマン”に騙されてソニックと対立することもしばしば。

 力強いカッコよさと、愛くるしい性格から、“ソニック”と並んでシリーズの中で人気のキャラクターです。

 オリジナル版『ソニック3&ナックルズ』では、ソニックのアクションに加えて、テイルス、ナックルズの専用アクションを楽しめました。本作『ソニックオリジンズ』では、1作目から彼らを操作可能となっています。

 アクションが豊富、ソニック視点とナックルズ視点の2つのストーリーを楽しめるなどの点から、ボリュームは収録作品の中でもトップレベル。初期シリーズの集大成と言える作品です。

誰でも楽しめる新要素が満載の『ソニックオリジンズ』

 『ソニックオリジンズ』では、さまざまな新要素の実装により、初心者も経験者も存分に楽しめる作品に仕上がっています。

 なお、以下で紹介するモードは『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』から『ソニック3&ナックルズ』までの全作品で楽しめます。

 最大の特徴である“アニバーサリーモード”は、タイムオーバーとコンティニューがなくなり、何度ミスしてもプレイを続けられるモードです。初心者も安心の設計となっているので、最初にプレイするのがいいかと。また、16:9の大画面で遊べます。

 「オリジナル版と同じ難易度で遊びたい!」というコアユーザーには、“クラシックモード”がマッチ。画面の比率がオリジナル版と同じ4:3であり、残機がなくなるとゲームオーバーになるモードです。

 『ソニック』シリーズの魅力の1つである“ボス戦”だけを楽しめる“ボスラッシュ”モードも存在。ボス戦を楽しむのはもちろん、クリアするために練習する、ボスのタイムアタックをするといった遊び方が可能です。

 各タイトルのクリア後のご褒美としては、“ミラーリングモード”が用意されています。左右反転されたステージを遊べるモードで、アニバーサリーモード、クラシックモード、ストーリーモードのいずれかをクリアすると解放されます。初心者はもちろん、シリーズ経験者も新鮮な気持ちで楽しめるかと。

 タイトルを連続して遊びたい人には、4つのタイトルを本作のために新たに制作したアニメーションでひとつに繋ぎあわせた“ストーリーモード”がオススメ。ソニックを操作して、すべての作品を物語順に連続でプレイできます。

ミッションとミュージアムでさらにやり込もう!

 『ソニックオリジンズ』には、タイトルごとに設定された特定のミッションをクリアする“ミッションモード”が実装されています。


 ミッションモードの目的は、指定されたシーンで、指定されたミッションを達成すること。“滑空と壁のぼりをうまく使って1:00以内にゴールする(『3K』)”や“時代を2回移動する(『CD』)”などさまざまなお題があります。クリアすれば“コイン”を獲得可能。

 獲得したコインはいくつかの使い道がありますが、中でも注目なのは“ミュージアム”での使用です。

 “ミュージアム”では、かつて使用されたイラストやBGM、ムービーを閲覧できます。中にはこれまでに公開していなかった初出しのコンテンツも……! ソニックの歴史を知りたい人は、ぜひ内容をチェックしてください。

 主要キャラクターの魅力、タイトルの魅力、なにより2Dアクションの魅力に触れて、『ソニック』シリーズへの理解度を高められる本作『ソニックオリジンズ』。もちろん、タイトルは名作ぞろいなので、シンプルにゲームを楽しむだけでもオススメなのは間違いありません。


 ハイスピードで自由に駆け回るアクションアドベンチャー『ソニックフロンティア』や、映画『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』なども控えており、今後の展開にも注目が集まる“ソニック”。シリーズの作品に触れて、ハマるのは今からでも遅くはありません!

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