バイきんぐの2人が敵にしたくない生物は? 『地球防衛軍6』コマーシャル撮影で大変だったことを告白

kbj
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 ディースリー・パブリッシャーから8月25日に発売予定のPS5/PS4用ソフト『地球防衛軍6』。そのTVコマーシャルに出演される、お笑いコンビ・バイきんぐのおふたりへのインタビューを掲載します。

 『地球防衛軍』はEDFの一隊員となって、侵略者が送り込んでくる巨大な生物や兵器と戦うアクションシューティングシリーズ。シリーズ最新作となる『地球防衛軍6』は、前作『地球防衛軍5』で未知の侵略者“プライマー”にからくも勝利した数年後の世界を描いた続編となります。

 コマーシャルでは、バイきんぐの小峠英二さんと西村瑞樹さんがそれぞれ“地球”と“エイリアン”に扮して、作中の絶望的な世界観を表現。インタビューでは、撮影時の苦労や『地球防衛軍』の印象、サバイバルについてなどを語っていただきました。

 なお、インタビュー中は敬称略。

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コマーシャル出演は20年前からの運命だった!?

ーー本作のCMオファーについて、どのような印象を受けましたか?

小峠:20年くらい前に“地球防衛軍”というコントを作ってやっていました。それと一語一句同じ名前だったので、ビックリしましたね。昔やっていたことがコマーシャルとして帰ってきたという、不思議な感覚で因果を感じました。

西村:ゲームが出るよりも先にコントをやっていましたからね。僕は『地球防衛軍』というゲームを知っていました。CMが来た時は運命じゃないかと思いましたし、ついにきたかと! ムチャクチャうれしかったです。

ーーコントの内容は覚えていますか? どんなコントだったのでしょうか。

西村:2人とも地球防衛軍の隊員です。冒頭で緊急司令が入り、「秋田でナマハゲが大量発生!」というような影ナレで出てきます。

小峠:空気椅子で背中合わせの状態でしゃべったり、パソコンをいじったりしつつやっていました。

西村:あの時代にしては、まあまあセンスがあったネタなんじゃないかなと。

小峠:僕らは芸歴2年目とかで駆け出しのころ。方向性もわからず、とにかくネタを作っている状態でした。そんな卵のような状態のわりには、このネタはウケており、それなりにやっていました。初期の代表作とも言えるくらいの量はやっていたので、内容を覚えています。

西村:せっかくなら、ゲームで隠しコマンドを入れるとナマハゲを大量発生させるとか、やってほしいですね。

(一同笑)

小峠:生物が大量に発生するなど、ゲーム内容ともかなりシンクロしているんですよ。

ーー地球とコロニストになった気持ちをそれぞれお願いします。


小峠:自分では見えないけど、頭の後ろの方まで丁寧にやっていただきました。やっぱり、頭の形状がちょうどいいんでしょうね。ピン芸人のゴー☆ジャスが来た時、お約束であるマダガスカルの場所を指すやりとりをしていたので、せっかくならマダガスカルはちゃんと描いてほしかったですね。

 数週間前に頭の型どりをしていただいた際に、「こりゃ撮影当日、めんどくせぇことになるなあ」と思いました。地球になることや『地球防衛軍』というワードはその時は知らなかったです。

西村:カエルって歩きづらいんだなと思いました。さらに物をつかみにくいです。ただ、この格好をさせていただき、いろいろな方に「カワイイ、カワイイ」と言っていただき、少しテンションあがりましたね。

小峠:……カワイイか?

西村:だいたい、「カワイイ」と言ってくださるんですよね。指の先までしっかり作られていて、メチャクチャすごい。こんな格好はなかなかできないですから、うれしいですね。

ーーそれぞれ、衣装を変更する時間は?

西村:僕は30分くらいですね。タイツを着て、鎧をつけて、手足にハメる。意外に早かったです。

小峠:もっと早くいけるだろ? 僕は直に塗られて、1時間10分くらいかかりました。普段はメイクをしないので、椅子にずっと座っていることに慣れていなかったので大変でしたね。

 ただ、型をとって予行演習をしてもらっていたので、今日のメイクがスムーズにいったみたいです。それをしないともっと長くかかると聞きました。

ーー撮影時に苦労した部分を教えてください。

小峠:同じセリフを何回も撮る人、いるじゃないですか? 今回はそうではなくて、スピーディで早かったですね。OKが出て、多少調整して……監督さんやスタッフさんの息がピッタリで、おそらくチームがいいんでしょうね。

西村:小峠はセリフがあるんですが、僕は何パターンかポーズをとるだけ。楽をさせていただきましたね。

小峠:楽よ、お前は。後半にチョロっと来て終わりなんだから。


西村:僕のCM撮影の合間に、自前のテントで休むシーンがあるんですが、カエルの手で設営するのに苦労しました。指示を出してやってもらうより、自分でやったほうが早いと思っていたのですが、むしろ若干押しました。僕はそれくらいです。

巨大な生物が出た時にどうするか?

ーーゲーム映像をご覧になられての感想をお願いします。

小峠:僕は普段ゲームをやらないのですが、グラフィックがすごいし、迫力もある。爆破もすごくて、おもしろそうなゲームだと思いました。

 なにより“全部がデカい”という設定がいいですよね。虫が出てきて、地球を守るというわかりやすい設定もいい。10年ほど前まで、害虫駆除のアルバイトをしていて、ネズミやゴキブリを退治していたので、それと似ているかもです。


西村:やっぱり地球に襲来してきた巨大生物をひたすら倒す、あの爽快感はたまらない! 気持ちよすぎて止め時がわからなくなりますよね。

 リアルなアリやハチが描かれているのもすごい。おそらく昔に『1』をやった覚えがあるのですが、メチャ綺麗で動きが滑らかなになっていて、ゲームの進化に驚きました。

ーー小峠さんの皮ジャンは自前とのことですが、ポイントは?

小峠:これは何年か前に買った、ルイスレザーというブランドのセミオーダーモデルです。袖を2センチ短くして、裾の丈を2センチ伸ばしているんですが……久しぶりに着たら思ったより長かったので、短くしようかなと。

ーー極限のサバイバル状態になったら、西村さんは生き延びる自信、ありますか?

西村:僕、すぐに腹が減るんですよ。燃費が悪くて空腹には勝てないので、人より先に死ぬんじゃないですかね。自信はないです。

ーー巨大な生物が襲い掛かったきたら、戦いますか? 逃げますか?

小峠:どうだろう……武器があればねえ。

西村:戦うの?

小峠:逃げたとしても、どうせやられるよ。

西村:あんなデカいのが来たら、テントとか一瞬でつぶされるからね。どうやって戦うよ?

小峠:なんで地球が危機に瀕している時に、お前はキャンプしてんだよ。

ーー実は地上に住めなくなって、地下でキャンプするシーンが本作にはあるんです。

西村:へ~~~、テントを張っているのはいいですね。ああ、バイクで敵をあおって逃げるとか、おもしろそうじゃないですか?

ーー実際にゲーム中にバイクがあって、乗ることが可能です。

西村:お前、バイクで突っ込んで自爆してくれよ。

小峠:嫌だよ。なんで自爆するんだよ。

西村:いいじゃん、地球を守るために!

ーーもし敵として出てきたら嫌だという生物はいますか?

小峠:IKKOさんですかね。仲よくしてもらっているので、IKKOさんが出てきたら撃つのも気が引けて大変でしょうね。

西村:そんな人はIKKOさん以外にもいっぱいいるだろ!

小峠:どんだけビームとか発してくる。よけるのはいけるが、攻撃しにくいわ。「どんだけ~」って言って手からビームを出すと思いきや、目から出すだろうよ。

西村:……IKKOさんの後に答えるのはきついですよね。デヴィ夫人とかきついですよ。

小峠:その辺の人を出す次回作とかどうでしょう(笑)。

西村:許可下りないだろう! あと、“その辺の人たち”にまとめるなよ。世界観が崩れちゃうから!

ーー発売を楽しみにしている、ゲームファンへメッセージをお願いします。

小峠:このゲームは、いい意味でわかりやすいのがいいですよね。僕のゲーム知識は中学とかで止まっているので、今やろうとしてもボタンが多かったり、設定が難しかったりして、なかなかできない。そんな僕でもスッとできそうです。

西村:小峠がゲームするのを見ている企画があったんですが、「小峠。上だ、上!」と指示したら、ゲーム内ではなくて自分の真上を見上げていました。それくらいにゲームに疎いですからね。

(一同爆笑)

小峠:申し訳ないのですが、僕はゲームをやらないのでたいしたことは言えないのですが、映像や動きとかすごいうえに、わかりやすくおもしろそうなゲームだと思います。

 これまでのタイトルを一切やったことのない人、普段からゲームをやらない人でもとっかかりやすい内容になっているので、ぜひプレイしていただければと思います。

西村:たくさんファンがいるシリーズなので、待ち望まれていると思います。僕から言えることはただ1つ……思う存分、大暴れしてください! 以上です。

ーーありがとうございました。

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