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『ライザのアトリエ3』快適さや爽快感がアップ! 探索だけでも時間が足りないTGS版レポ【TGS2022】

kbj
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 9月15~18日に幕張メッセで開催されている“東京ゲームショウ2022”。そのコーエーテクモゲームスブースに出展されている、『ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~』をプレイしました。

 本作は、錬金術を題材にした『アトリエ』シリーズの25周年記念作品。『ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~』から約1年後の世界を描いています。

 TGS試遊版では15分間のプレイが可能。主に探索、戦闘、調合を体験できます。その様子をレポートしていきます。

 なお、プレイはPS5版で、入力ボタンはそちらに準拠しています。

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いきなりですが……時間が足りません!

 まずお伝えしておくのは、要素が多いため、この試遊版のすべてにふれるには時間が足りないということ。そのため、これから遊ぶ人は何を体験したいのかを予め決めておくことをオススメします。

 最初にライザが状況を説明してくれるのですが、その間も右上の残り時間は減っていきます。こちらに話かけてくれるレアなケースですが、ゆっくりと眺めているわけにはいきません。

 場面は一転し、群島の調査に行くことに……奥には、ボオス・ブルネンの姿も。プレイ時は発表されていなかったので「うぉい!」と声が出てしまいました。

 ……と言いつつ、トップメニューの背景でタオとボオスが話していたので、想像はできていたのですが(笑)。それでもうれしいものはうれしいのです。

 その後、広大なフィールドが映し出され、ここの調査をすることを改めて知るのですが、この場面でもメンバーの並びにボオスがいるわけです。初報で公開された画像には4人しかいなかったのですが、あえて除いていたということですね。にくいなあ。

▲左がTGS版で、右が画面素材です。

 そのまま、戦闘に突入。システムを教えてくれるので、初めてプレイする人も安心です。ただ、すでに『秘密』シリーズをプレイしたことがあるならば、新要素の“鍵”の使い方だけ習って、他の要素は飛ばしていくのがいいかと。先ほども記したように、やれることが多いので時間が足りなくなるからです。


 1回目のプレイはテキストをしっかり読んでいたのですが、時間がなくなってしまったので2度目のプレイをすることに。R1ボタンでイベントを早送りしながら、いろいろと確認してきました。

探索:アイテム入手がはかどる要素が盛りだくさん

 本作で大きな時間をしめる要素の1つが、移動や採取などを含める“探索”ではないでしょうか。

 美麗で広大なフィールドになっているのですが、高速で移動できる要素が用意されていました。その1つが高速で目的地を移動できるジップライン。試遊版では開放されていましたが、本来はプラットホームを2カ所開放すると利用できるようになるとか。


 途中で降りることはできないのですが、長い距離を移動できて爽快かつ便利。少し高いところを飛んでいるので、周囲を見渡したくなりますね……深い意味はないですよ?

 また、本作ではR1の“走る”を行いながら、採取をできるように。これがとにかく便利! アイテムの入手は調合にも関係するので外せないのですが、何度も何度も行うため、1回当たりの時間は短くても、塵も積もればなんとやらです。

 水中を高速で移動している時も、そのままアイテムが入ります。テンポを損なわないのはうれしい限り。

 フィールドは広く、探索し甲斐があります。今回は海賊の難破船があったり、灯台があったり、遺跡があったりします。



 灯台についたら、登りたくなりますよね……いい景色が見られるといいなあ。



 なお、フィールドのランドマークでは“キーメイク(鍵生成)”が行われます。作成される鍵の種類は異なるようで、探索したくなりますね。

 フィールドにある“サプライポート”という宝箱を開ける際に“秘密の鍵”を使用。鍵の効果で手に入るアイテムが変わるというのも、気になる要素です。


 水中では、イルカのような動物に乗って移動ができるように。これがとにかく速いうえに、カワイイんですね。何枚も撮影をしてしまいました。


 一度、乗った後にはライザの後ろから付いてくるようです。プレイ中には2匹が並ぶことも。癒されます。ただ、採取できる場所や足の着く場所に入る、ジャンプするなどでいなくなってしまうようでした。


 移動した場所でまた探索し、そしてアイテムを入手する。気持ちのいいサイクルで、あっという間に時間が流れていきます。

 ローディングはプレイ中にまったく感じずとにかく快適。建物に入った時にもスムーズにプレイでき、プレイが止まるようなタイミングはなし。ちなみに冒頭で入るロード画面には、鍵穴の中を歩くライザの様子を見て取れました。

戦闘:キーチェンジを使うことで爽快かつ大ダメージを狙える

 前作でのパーティメンバーは3人+1人という4人でした。

 本作は前衛3人+後衛2人という5人に。前作より増えているのですが、プレイアブルキャラが11人と多いので誰を入れるのか、迷いそうですね。


 戦闘の要素はAP(アクションポイント)を使用したり、メンバーを切り替えたりしつつ行います。インターフェイスが変わっていますが、ここまでの基本的な要素だけであれば、前作をプレイした人は迷わないかと。


 文字通り、鍵になるのは“鍵”の要素。アイコンが出た際にキーチェンジをすると、タクティカルレベルは下がるのですが、強化状態に。

 選んだ鍵によって、属性変換や能力上昇などの効果があるうえに、時間がなくなるまでAPがどんどんたまるようになるので、連続で攻撃したりスキルを放てたりして、とにかく爽快&強力。


 試遊版では、普通の敵でも使ってまとめて撃破したり、大ダメージを与えられたりしたため、ボスで使う特別な要素というよりは、気軽に使っていけるものなのかもしれません。

 なお、フィールドには強敵が徘徊していることも。もちろん挑んでもいいのですが、おそらく時間がかかってしまうので、計画的に!

 また、クエストの一番下にある“遺跡の島の調査”は強力な魔物がいるとか……探索や調合をゆっくりしていると時間がギリギリになってしまうのですが、準備をしないと強敵に苦労するという絶妙な感じになっています。



調合:鍵を使う要素も……あるようです

 調合はアトリエで行います。作れるアイテムはレシピを手に入れると増えていきます。

 流れとしては、ベースマテリアル環に材料を投入した後、マテリアル環に材料を投入して強化する。投入回数がなくなるか、決定すると調合が行われます。

 調合についても、前作をプレイしていればそこまで違和感なくプレイできると感じたのですが、気になるのは新要素の“鍵”。

 探索や戦闘時のように、“鍵”を使うタイミングが示されるのかと思ったのですが、表示されませんでした。


 画面上部には“投入回数”と“秘密の鍵”とあるので、投入に関係しそうなのですが……あわてて調合したところ、使うのを忘れてしまいました。

 チュートリアルの“フラム”以外のアイテムを作ろうとしたのですが、時間がなくて試すことができない! 次のプレイでアトリエに直行したのですが、この時の調合では“鍵”のアイコンが出ず……

 申し訳ないのですが、この要素については続報を楽しみにしたいと思います。

柔らかい表情がたまらない! 早くプレイしたくなる試遊版


 アナウンスされていたように、グラフィックの進化はフィールドだけでなく、キャラの表情にも反映されています。ライザはもちろん、会話をしているキャラも生き生きとした表情を見せてくれます。見ていて飽きません。


 フィールドに見栄えのいい場所があるので、探索するのも楽しみ。試遊版でもランダムクエストがいくつかあり、クリアすることで報酬をもらえました。いろいろ詰め込まれすぎ!(うれしい悲鳴)

 時間が許されるのであれば、何度でも遊べるTGS試遊版。会場に向かうのであれば、ぜひさわっていただき、進化したポイントを体験していただきたいです。


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