もう、勇者しない。セール中の『moon』で脱・勇者宣言!【電撃衝動GUY】

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 期間限定セールが大好きな電撃の衝動買い男、電撃衝動GUY(ガイ)こと、GOです。

 Switch版『moon』が、2022年10月26日23:59まで、通常1,980円のところ、30%OFFの1,386円でセール中です。

 勇者の存在を真っ向から否定した“アンチRPG”のSwitch版がセール中。伝説となった衝撃のエンディングをswitchで体験するチャンスです。

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戦闘のない“アンチRPG”

 22年前の満月の日に発売され、伝説の“アンチRPG”という触れ込みで話題になった一風変わった作品です。

 過去のRPGの概念を逆手に取り、RPGでは欠かせないバトルがないなど、挑戦的な内容で多くのファンを生み出しました。その作品が、オリジナル版スタッフによる監修&完全移植で登場です。

 当時のままのゲームを遊ぶことが可能になっており、昔からのファンにはたまらない内容といえるでしょう。

 本作の魅力はやはりその大胆なストーリー。物語は、テレビゲームが大好きな少年が、テレビの中に吸い込まれてしまうところから始まります。

 少年が迷い込んだゲームの世界“ムーンワールド”は、勇者が我が物顔で動物たちを倒し、他人の家のタンスを漁っている世界。本作では、そんな見慣れたRPG世界を新たな視点から味わうことができます。

 主人公は、この勇者以外にとっては理不尽な世界で、勇者に倒されたアニマルたちの魂を救う旅に出るのです。

難易度は高め! 腰を据えて遊びたい!

 本作では、勇者に倒された動物たちを救い、“ラブ”を集めることで物語が展開していきます。そのためにはさまざまな謎を解いていく必要があるのですが、その謎解きが難しく、一筋縄ではいかない内容となっています。

 絵本のようなグラフィックで、どこかほのぼのとした雰囲気ですが、主人公は行動していられる時間に制限があり、序盤は行動を制限されるため、もどかしい思いをすることもあります。

 ラブを集めることで徐々に行動時間が伸び、できることも増えていくのですが、そのために必要なことは多く、覚えることも多いので、お手軽にプレイすることは難しいです。

 生半可な気持ちで挑むと、うまくいかないことも多いのですが、そういった部分も、本作の魅力の1つとなっています。正直万人におススメできる優等生ではないですが、じっくりゲームに取り組みたいという人ならハマるはずです。

世界で“生きている”キャラクターも魅力!

 本作には時間の概念があることも特徴。登場キャラクターはそれぞれ自分なりのスケジュールで行動しており、時間に応じて居る場所や話す内容が変わります。

 こうしたキャラクターたちと交流していくことも魅力で、みんな個性的でとても人間味があるのです。まさにこの世界の中で生きているという存在感を感じさせてくれます。

 かなりクセのある本作ですが、RPGのあり方について、考えさせてくれるはずです。果たして、賛否両論あったラストシーンを見て、あなたは何を思うのでしょうか。

『moon』とは?(商品解説ページより)

 22年前の満月の日に発売された、伝説のアンチRPG「moon」がオリジナル版スタッフによる監修&完全移植で登場!

 皆さんがRPGを遊ぶ時、ふと疑問に思ったことはありませんか?

 「なぜ勇者は勝手にタンスをあけて人の家からアイテムを盗むのか?」

 「なぜ勇者は世界中のモンスターを皆殺しにするのか?」

 誰もが感じるRPG世界の奇妙な出来事。

 このゲームではそんな見慣れたRPG世界を新たな視点から味わうことができます。

[物語]
 月の輝く或る夜、ひとりの少年がテレビの中に吸い込まれてしまいます。少年が落ちたのは、とあるゲームの世界「ムーンワールド」。

 少年は失われた月の光を取り戻すため、「ラブ」を探す旅に出るのでした。

 この世界には経験値稼ぎのために罪のないアニマルを殺しまくる勇者がうろついていました。

 少年は勇者が殺したアニマルの魂を救済しながら、世界中の「ラブ」を集め、成長していきます。

 そう、このゲームは戦いではなく、「ラブ」によってレベルアップするのです。

 旅の途中に出会うこの世界の住人たちは、ひとクセもふたクセもある愉快な人ばかり。

 曜日や時間によって変化する人々の生活、生き様を観察して、彼らが隠している「秘密のラブ」も見つけてください。

 「さあ、あなたの力で扉をあけて。」

[ちゅうもくポイント]
★戦闘のないRPG!
★「ラブ」を集めてレベルアップ!
★時間で変化する人々の行動と生活!
★勇者に殺されたモンスターの魂を助けるソウルキャッチ!
★自分でBGMを選ぶ「MDシステム」全曲ステレオ化!


GO:PS時代から生き残っている化石ライター。大昔のゲームでも知っているのはきっと前世の記憶。


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