衝撃のサプライズ情報が飛び出して会場大喝采! 『Gungrave G.O.R.E』ファンミーティングレポ
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11月22日に発売されたPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/PC用ガンアクションシューティング『Gungrave G.O.R.E(ガングレイヴ ゴア)』のファンミーティング“発売前夜祭”のレポートをお届けします。
『Gungrave G.O.R.E(ガングレイヴ ゴア)』は、1作目が2002年にPS2で発売されたガンアクションシューティングゲーム『GUNGRAVE(ガングレイヴ)』のシリーズ最新作。漫画家の内藤泰弘さんが原作・キャラクターデザインを担当しており、2003年にはアニメ化もされました。
電撃オンラインでは、『Gungrave G.O.R.E』の製品版レビューを公開していますので、気になる人はぜひチェックしてください。
『Gungrave G.O.R.E』製品版レビュー
実機プレイや撮影会、ライブドローイングまで!? トークではアニメや開発秘話が飛び出した!
発売前夜となる11月21日に、東京・中野のRed Bull Gaming Sphere Tokyoでファン50名を招待したファンミーティングイベントが開催されました。
イベントでは、内藤泰弘さんやゲーム総合プロデューサーのキム・ケイさんが登壇して制作秘話を展開。他にも、観客による実機プレイや内藤さんによるライブドローイング、撮影会などサービス満点な内容でした。
トークコーナーでは、まず「『Gungrave G.O.R.E』ができるまで」として、おふたりがトークを展開しました。
キム・ケイさんは、自身のゲーム開発は日本の作品の影響を強く受けていると述べ、その中でも『ガングレイヴ』は、キャラクターのカッコよさやリロード不要で10億発撃っている銃の存在など、他のゲームやアニメとは違う魅力を感じていると話しました。
内藤さんには、ゲームとほぼ同時期に放映されたアニメについてのお話が聞けました。元々は「やんわりと成り上がっていく物語」を構想していたそうで、「あそこまで号泣ものの内容に仕上がったのは脚本の黒田洋介さんと監督のおかげ」とのこと。
本作の制作内容については、無限弾薬が魅力であり難しい部分であったと話すキム・ケイさん。例えばボタンを押しているだけでクリアできる簡単な難易度になってしまうが、しかしそれを変えると魅力がなくなってしまう、微妙なバランスを取るのが難しかったようです。
すべてを守るスーパーヒーローのような存在ではなく、ミカという1人の女性を守るグレイヴのキャラクター性にも魅力を感じており、本作でそれを感じていただけたらとアピールしていました。
ファンから寄せられたQ&Aのコーナーでは、主に銃火器関連や『ガングレイヴ』のみならず内藤作品を愛するファンならではの質問が多く寄せられました。
Q:銃火器のデザインやこだわりを強く感じていますが、どんな武器が好きですか?
A:僕はブルパップ方式の銃器が好きで、取り回しの良さが理に適っていますし、機能美に惹かれています。なんですが、自分の作品ではそこは影響してないですね(笑)。実際の銃器は描く時に小さくなってしまうので、大きく描くようにしています。
Q:内藤先生がグレイヴの前に立つとしたらどんな武器を選びますか?
A:これは決まってます。超長距離のスナイパーライフルですね! 安全に数キロメートル先から狙いたい!
Q:内藤先生が『Gungrave G.O.R.E』で好きなキャラは誰ですか?
A:流浪人グレイヴですね! プロモビデオを観た時に炎が赤かったので、紫にした方がいいよ。ってアドバイスしたら取り入れてくれて嬉しかったです。
Q:内藤作品のセンスにしびれます! 根源作品や記憶に残っている映画を教えていただけたら嬉しいです!
A:ありとあらゆるものから無意識に取り入れているので、根源と言われると難しいですね。誰かがグレイヴの長髪の理由も聞いていましたけど、あれは映画「デスペラード」が元ネタですよ!
など、ファンならではのコアすぎる内容となっていました。最後にキム・ケイさんに、「昔から大切にしていることと今回チャレンジしたこと」の質問が投げかけられました。
これについて「昔の作品から持ってきたのは無限弾薬とデモリッションショットや棺桶」そしてチャレンジしたのは「近接攻撃のコンボや条件付きで出せる全方位ショットやグレイヴのスキルを成長させる要素です」と回答。そして最後に「このゲームにガチャはありません」と笑いを誘っていました。
その後、内藤さんのライブドローイングを経て前夜祭は締めに。そこで突然、内藤氏が「ヴァッシュ・ザ・スタンピード使ってもいいらしいよ」と発言。あまりに予想してなかった言葉に会場は一気に湧き上がりました。
キム・ケイ氏も本作が順調にいけばDLCとして『Gungrave O.D.』をはじめ過去作のキャラクターを用意できるかもと発言したり、発売前にしてサプライズの多い内容となっていました。
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