攻略動画に必要なものとは!? 動画制作のスタイルも明かす。『三國志 真戦』配信者こどもん氏、寿っちゃん氏インタビュー

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 Qookka Entertainment Limitedが株式会社コーエーテクモゲームスの歴史シミュレーションゲーム『三國志13』のIPを使用し、同社監修の元で開発されたスマートフォン向けゲームアプリ『三國志 真戦』

 歴史を忠実に再現した3Dマップと、やり応え満載のシステムが魅力的なシーズン制SLGです。

 本作は、戦略的な育成や内政、同盟同士の大規模かつ戦略的な対人戦で、『三国志』の世界を体験できる大人気戦略シミュレーションゲーム。

 数カ月で育成状況がリセットされ、さらに新要素や新武将が追加されるシーズン制を採用しており、公平かつ変化に富んだ戦いが楽しめます。

 この記事では、『真戦』の人気配信者2人にインタビューを実施。寿っちゃん氏、こどもん氏に配信で気を付けていることや配信を始めたきっかけ、本作の魅力についてなどを聞いてきました。

 『真戦』攻略系配信者であり、コアユーザーでもある二人とあって、実践的な攻略情報も盛りだくさん! 配信者ならではの視点で見る、『真戦』の魅力や攻略法に要注目です。

寿っちゃん:対人戦や攻城の生放送が多く行うYouTuber。息子と一緒に公式CMに登場したことがある。

配信チャンネル(YouTube:寿っちゃんねる)

こどもん:実践的な攻略情報を届ける人気YouTuber。武将編制などの役立つ情報でファン数を増やし続けている。実力派プレイヤーとしても有名で、戦功上位に食い込んだことも。

配信チャンネル(YouTube:こどもんの三國志真戦攻略チャンネル)

 なお、『三國志 真戦』で強豪同盟で盟主や副盟主を務める詠月氏、義友氏のお二人にもインタビューを実施しています。合わせてご覧ください!

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シーズン1でいきなり手に汗握る展開に!

――『真戦』のプレイ履歴について

寿っちゃん氏(以下敬称略):クローズドβテストからプレイしていて、リリース日を楽しみにしていました。

 第1~第2シーズンは自分が盟主で主に視聴者さんを集めて立ち上げた同盟を運営していたのですが、第1シーズン終盤で大どんでん返しに遭いまして(笑)。これほど外交が重要になるとは思っていなかったので、本当に甘く見てしまっていましたね。

 ちなみにそのシーズンでは洛陽攻城までは行けたのですが、大どんでん返しにより司隷の入口にて兵站を切られてしまったせいで洛陽陥落はできませんでした。

 第3シーズンからは、毎シーズンよその同盟にお世話になっています。今もとある同盟に所属させてもらっていますが、そこの盟主さんは仏様のような性格で、多くを求め過ぎず、その結果たくさんの仲間が集まるような外交上手な方で、心より尊敬しています。

こどもん氏(以下敬称略):私もクローズドβテストからですね。そのときは別の同盟に所属していたのですが、CBTで自分の同盟を少人数で立ち上げました。正式サービス開始後はTwitterやCBTの仲間を中心にした同盟「神の鞭」を立ち上げました。

 バリバリの武闘派同盟で、シーズン1では圧倒的に攻勢をかけられて、いい結果を残せたのではないかと思います。

 その時点でブログなどはやっていたのですが、シーズン2から動画を作るようになり、今に至る感じです。大体毎シーズン同盟を渡り歩くようなプレイスタイルで、今もとある強豪同盟さんにお世話になっています。

――お仕事は何をされていますでしょうか?

寿っちゃん:自分は不動産関係の仕事をしています。営業はもちろん全般的な仕事です。

こどもん:私は秘密です(笑)。

――『真戦』以外で趣味などあれば教えてください。

寿っちゃん:『真戦』以外でも、やっぱりゲームが好きですね。基本的にはコーエーテクモゲームスさんの『三國志』をはじめとした歴史シミュレーションゲーム、それ以外にも大作ゲームと呼ばれるものは大体プレイしています。

 配信を始めたきっかけが、周りに一緒にゲームをする仲間がいないからというのが大きくて。生放送でワイワイ視聴者さんとゲームをしていました。

こどもん:ゲーム以外であれば、旅行が趣味です。最近は九州をグルっと、鹿児島を中心に一週間くらい旅しました。

 住んでる場所が中国地方なので、この時期になると九州に行きたくなりますね。ほかには四国や山陰地方にも近いので行きたくなります。大型の休みには、東北のほうに足を延ばすこともありますね。

――ちなみに旅行中は『真戦』はプレイされてますか?

こどもん:ほとんどやれていないです(笑)。

寿っちゃん:自分はそういう状況でも『真戦』のプレイを優先してしまい家族から怒られるタイプです(笑)。

――実生活や趣味での知識が『真戦』に役立ったりしたことはありますか?

寿っちゃん:誰とでも仲良くなりやすい性格なので、初めのころはメンバーが集まりやすかったです。その代わり人の裏を読み取るのが苦手なので、肝心なところで大どんでん返しに遭ってしまったのですが……。ときには仲間内に劉璋に例えられたりもしました(笑)。あとは『三国志』の知識が、武将の能力や所持戦法の予想などに役立ちましたね。

こどもん:仕事というよりは、自分も性格ですかね。深堀りしていく性格なので、編制を考えたり、同盟を運営していくのが合っていました。

『三国志』といえば横山光輝

――『三国志』の知識はどこで身に着けましたか?

寿っちゃん:横山光輝先生の『三国志』からですね。親が勉強になるからと買ってきてくれて、そこからハマりました。小学校低学年でコーエーテクモゲームスの『三國志』に入って、それからは『三国志』の知識はある程度は持っていると思います。とはいえ『三国志演義』基準なのですが。

こどもん:僕も横山光輝先生の『三国志』です。『三国志演義』中心で、正史に関してはあまり……といった感じで。

 四十台のプレイヤーは、横山光輝先生の『三国志』から入って、コーエーテクモゲームスの『三國志』に行くのが、定番だと思います。

――印象深いシーズンは?

こどもん:やっぱり“天下帰心(※)”を達成できたシーズン1が思い出深いです。

 ほかのプレイヤーとのつながりがないぶん、イチからスタートなので色々と新鮮でしたね。放浪軍が実装されたシーズン2も、放浪軍として暴れた側として楽しめました(笑)。

※天下帰心:同一同盟が8つの州府と洛陽(らくよう)を占領すると獲得できる天命覇業。ひとつの最終目標

寿っちゃん:同じく、自分で盟主をやっていたシーズン1が最も印象深いです。シーズン2ではこどもんさんとは逆に放浪軍に苦しめられる側だったので大変でした。

――裏切りや寝返りなど、同盟で印象深かったエピソードはありますか?

こどもん:自分は裏切りや寝返りはあって当然のことだと思っているので、あっても印象にはないですね。

――真戦をどんなスケジュールで遊んでいますか?

寿っちゃん:仕事があるときはそんなに頻繫にはできないので、出社前や昼休みにちょこちょこプレイして、やはりメインは帰宅してからですね。仕事で手が空いた時などにこっそりプレイすることもありますが(笑)。本当にフリーになるのは22時以降です。

こどもん:寿っちゃんと似ていますが、夕方から夜は子育てで忙しいですね。スケジュール的に攻城に参加できないことも多かったです。

 ゴールデンタイムよりは、24時過ぎてから元気が出てきて集中できるタイプです。

動画の作成は4~5時間程度で

寿っちゃん:同じ配信者として気になるのですが、こどもんさんは動画をいつごろ作っているのですか?

こどもん:集中してインしている時間帯で、徴兵などで時間が空いたときに作業しています。まずは動画のための原稿や資料を作って、細部を詰めていく感じですね。原稿と資料どちらかを優先するかは、動画によって異なります。

 作成時間もコンテンツによりますが、部隊編制の動画は常に編制を考えているのもあって、実はあまり時間がかかっていないです。それで4~5時間くらいですね。

 一番時間がかかるのは、武将評価の動画です。それとスタダ編制の動画は、慣れてなかったのもあって、初めて作ったときは1週間くらいかかりました。とはいえ5万再生以上されたので、苦労した甲斐はありました(笑)。

寿っちゃん:こどもんさんのしっかりとした準備を聞くと自分が少し恥ずかしくなります……。自分は何も用意せずにパッと収録しているので。自分の場合は、準備を含めて完成まで1時間くらいしかかかっていないです。これを機にもうちょっと本腰入れて頑張らないとなと思いました(笑)。

こどもん:字幕入れて編集して――という作業は予想以上に大変したね。ただ、一部作業をマクロ化していくことで、かなり時間を短縮することはできました。これから動画を編集する方には、マクロをオススメします!(笑)

――こどもんさんは、そういった動画の編集技術は前から持っていらっしゃったんですか?

こどもん:全くなかったです。シーズン2の終わりくらいに、同盟を解散させて時間が余ったとき、子どもの夜泣きの世話の合間などに動画の勉強をしていました。最初の動画を作るまで一週間くらいかかりましたね。

 あとは、YouTubeで編集技術を調べたりしています。検索で調べるよりも、圧倒的に分かりやすいので。

――『真戦』の配信を始めようと思ったきっかけは?

こどもん:僕は“ホラーマンch”さんの影響で始めました。YouTubeでの収益額を公開している動画があったので、いいなぁと思って始めてみようかなと(笑)。

 そのときは編制やスタダ専門でやっている人がいなかったので、それを重視すれば棲み分けできるかなと思ってやることにしました。

寿っちゃん:元々はゲーム仲間を探すための配信だったのですが、そうした配信を続けるなかで『三国志』のゲームが始まるというので、それならやってみようかということで『真戦』の配信をやり始めたんです。

 昔は主に少年漫画系のゲームを配信していたので小中学生の視聴者さんが多かったのですが、『真戦』を始めてからは視聴者層がガラッと変わりました(笑)。

――編集ソフトは何を使っていますか?

こどもん:自分はプレミア(Adobe premiere pro)ですね。ネット上に解説が一番多いので。

 今だとDaVinci Resolveなどもよさそうですね。無料ですし、周りに使っている人も多いです。

寿っちゃん:自分はプレミアかパワーディレクターかで迷ったんですが、憧れの配信者さんがパワーディレクターだったのでそちらに決めました。

――真戦を始めてプライベートへの影響は?

こどもん:同盟メンバーと、リアルにオフ会で会ったりはしますね。同盟メンバーに飲食店を経営されている方がいて、そこを貸し切りにしてもらったり。少人数ですが楽しかったです。

――好きな武将は誰でしょう?

こどもん:曹操です。武将として魅力的なのはもちろんですが、ゲーム内の性能でもかなり有用なので。魏陣営で曹操抜きで編制を考えるのはかなり難しいくらいです。今までのシーズンで曹操を使わなかったことはないです。

寿っちゃん:魏延です。あれだけ上司に疎まれながらも国のために命を賭して働ける人ってそういないと思うんですよ。裏切り者っぽく描かれることが多いのですが、最後まで蜀を裏切ってはいないので、個人的には勢力争いに負けただけだと思っています。

 最近は性能的には外れ扱いする人も増えてきましたが、まだまだ活躍できる余地がある武将だと思います。編制も考えているのですが、劉備や諸葛亮を持っていないので蜀編制が組みにくいんですよね……。今は張飛や法正と組ませて、四軍くらいで運用しています。

こどもん:魏延は実装時はそうでもなかったですが、今ではかなり強力な武将だと思います。メインは槍や盾ですが兵種適正が高く、弓部隊以外であれば活躍できますね。

 魏延に限らず、どんな武将でも活躍の場があるのが『真戦』の魅力のひとつだと思います。

収益化はあっさり達成! 生配信での攻城成功も思い出

――動画投稿で思い出深かったことはありますか?

こどもん:あっという間に一年経ったので思い出に耽る間もなかったですが、動画本数が100本に達したときは感慨深かったですね。

 収益化できるラインである、チャンネル登録者数1000人や再生数4000時間が最初の目標になると思うのですが、自分の場合はそれほど苦戦せずに達成できました。動画3~4本目で達成できましたね。

寿っちゃん:子どもが生まれてからは前ほど出来ていないのですが、生放送でみんなでワイワイしながら攻城したのが思い出深いですね。そのときの達成感は今でも忘れられないです。

――動画投稿で心がけていることは?

寿っちゃん:あまり視聴者さんがマイナスに感じるようなことは言わないように心掛けています。ガチャ配信でも「最悪だ!」や「うわぁ!」などは言うかもしれませんが、視聴者さんが不快に思うことは極力言わないようにしようと。

こどもん:無駄なことは入れず、冗長にならないように心がけています。解説動画では、なるべく感想などは入れていません。

 ただ、ガチャ動画など感情を入れないと楽しめないものもあるので、そこは動画しだいですね。

 始めのころはガチャ動画の面白さが分からず投稿していなかったのですが、視聴者からの要望もあり投稿するようになりました。その場合は、ボイスロイドでも感情が伝わるようにしています。

シーズン制や無課金プレイヤーでも活躍できるのが『真戦』の魅力

――『真戦』ならではの要素でとくに好きなものは?

こどもん:まずシーズン制ですね。シーズンごとにイチからスタートしてほかのプレイヤーと共闘できるのが魅力的です。期間も2~3ヶ月と長すぎないので、テンポよく遊べるのがいいですよね。

 二つ目は、課金によって大きな差が出ない公平性です。工夫しだいで微課金でも廃課金のプレイヤーを倒すことができるバランスのよさが魅力に感じます。

 あとは戦略性や外交をしっかり分かっている同盟が、しっかり勝つという点です。裏切りや連合を組まれることなどもありますが、強い同盟は常勝もあり得ると思います。

寿っちゃん:自分もシーズン制にとても魅力を感じます。ふつうのゲームは2~3カ月くらい離れてしまうと続けるのが難しいところがありますが、『真戦』はしばらく休憩していても新シーズンで問題なく復帰できるので、そこがうまくできているなと思います。

 あとは、自城がポンポンと気軽にワープしたりできないリアリティさも好きですね。コーエーテクモゲームスの『三國志』の楽しさを最も引き継いでいるのが、『真戦』だと思います。

 他にも強いプレイヤーだけでなく、強さに自信のないプレイヤーにも役割があるのがいいですよね。無課金や微課金だったり、始めたばかりで育成が遅れていたりしても、敵部隊の体力を削ったり、攻城に参加したりなどといった活躍の場がたくさんあります。

 ちゃんとした役割があることで、『真戦』では無課金プレイヤーのイン率が下がらないのも、同ジャンルのゲームと比べると特徴的ですよね。

 今から始めるプレイヤーであっても、無理な課金をしなくても十分に楽しめるのでご安心ください!

――今後の真戦のプレイスタイルはどうなりますか?

寿っちゃん:まだまだリアルが忙しく盟主をするのが難しいので、今までお世話になっている同盟にそのまま所属させていただく予定です。

 いつか子どもが大きくなって余裕ができたら、もう一度盟主をやって、思いっきりボコられたいですね(笑)。

こどもん:従来シーズンと同様に、同盟を渡り歩く予定です。まだ所属先を探している最中ですね。

――これから『真戦』を始めるプレイヤーに向けたアドバイスをお願いします!

こどもん:『真戦』のいいところとして、運営さんが上手に、積極的に情報を出してくれるというところがあります。

 先行でプレイしている別リージョンのプレイヤーの情報を元にしたかなり役立つ攻略情報なども公式が出してくれるので、そのあたりも参考にすればいいと思いますね。

 プレイヤー同士の情報交換も盛んなので、公式DiscordやTwitterなどで情報を集めると、自分のプレイスタイルに合った攻略を見つけられると思います。

寿っちゃん:無課金や微課金プレイヤーでも役割分担ができるのが『真戦』のいいところです。このゲームほど、無課金で廃課金のプレイヤーを苦しめられるゲームはないと思うので、是非とも遊んでみてほしいですね。

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三國志 真戦

  • メーカー:Qookka Games
  • 対応端末:iOS/android
  • 価格:基本無料/アイテム課金

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