強豪同盟では人事が最重要!? 詠月氏、義友氏が語るこれまでの歩み。『三國志 真戦』盟主&副盟主インタビュー

Ak
公開日時
最終更新

 Qookka Entertainment Limitedが株式会社コーエーテクモゲームスの歴史シミュレーションゲーム『三國志13』のIPを使用し、同社監修の元で開発されたスマートフォン向けゲームアプリ『三國志 真戦』

 歴史を忠実に再現した3Dマップと、やり応え満載のシステムが魅力的なシーズン制SLGです。

 本作は、戦略的な育成や内政、同盟同士の大規模かつ戦略的な対人戦で、『三国志』の世界を体験できる大人気戦略シミュレーションゲーム。

 数カ月で育成状況がリセットされ、さらに新要素や新武将が追加されるシーズン制を採用しており、公平かつ変化に富んだ戦いが楽しめます。

 この記事では、『真戦』の強豪同盟で盟主や副盟主を務める二人にインタビューを実施。詠月氏、義友氏のお二人に、同盟運営の思い出や本作の魅力についてお聞きしました。

 洛陽攻略も達成したことがあるという強豪同盟を運営するうえで欠かせない心得や、窮地に陥ってからの逆転劇など、盟主はもちろんそれ以外のプレイヤーにとっても注目の情報が盛りだくさんです!

詠月:覇業達成常連の超強豪同盟で副盟主を務めていたベテランプレイヤー。外交や同盟の管理において多くの経験を持っている。

義友:シーズン1から強豪同盟をまとめ上げるベテラン盟主。真戦同盟群雄会として、多くの攻略記事を投稿する。

 なお、『三國志 真戦』攻略系配信者であり、コアユーザーでもある寿っちゃん氏、こどもん氏にもインタビューを実施しています。合わせてご覧ください!

関連記事

シーズン1から気づけば盟主・副盟主としてベテランプレイヤーに

――『真戦』のプレイ履歴について

詠月氏(以下、敬称略):クローズドβテストから参加していて、シーズン1では強豪同盟にお世話になっています。シーズン5(PKシーズン「天下争奪」)まではずっと洛陽を攻略できていましたね。

 状況によって変わりますが、副盟主または指揮官として活動することが多かったです。

 大きな方針は盟主が決めていましたが、それを形にしていくのが副盟主でした。法令なども担当しています。

 ちなみにシーズン8(PKシーズン「挙兵討伐」)では放浪軍として虎牢関を攻略させないよう動いていたのですが、ちょうど昨晩攻略されてしまったので出生州戦に移行します(笑)。

義友氏(以下、敬称略):元々は別ゲームで知り合いだった方がプレイしていて、それに招待される形で『真戦』を始めました。

 最初はガッツリプレイするつもりはなかったのですが、気づけば盟主としてシーズン8までプレイしていましたね(笑)。今一番プレイしているゲームになっています。

 シーズン1で州内で一位の同盟になれたので、それ以降のシーズンでは仲間を集めやすくなりました。とはいえ、そのせいで周囲の同盟から狙われやすくなったのもありますが(笑)。

 PKシーズン「天下争奪」まではそのまま同一同盟でしたが、PKシーズン「天下争奪」で同盟の限界を感じて、サーバー内の勢力を結集しました。そこで新たな同盟を組んで、今に至ります。今はサブ同盟も含めて250人くらいの規模ですね。

 今シーズンではサブ同盟が別サーバーになってしまったのですが、メイン同盟のほうでシーズン1ぶりに洛陽を攻略できそうなのでよかったです!

――お仕事は何をされていますでしょうか?

詠月:経理系の事務員をやっています。同盟運営でも、似たような役回りが多いですね(笑)。

義友:詳しくは言えませんが、GvG(ギルド対ギルド)系のスマホアプリの開発に携わっています。『真戦』運営さんとは、ある意味同業者ですね(笑)。

――『真戦』以外で趣味などあれば教えてください。

詠月:ゲーム全般ですが、一番やり込んだのはカードゲームです。デジタルのほうもやっていたんですが、アナログのほうもジャッジの資格を取得するくらいにはやっています。

 実は三国志系のゲームは『真戦』が初めてです。三国志の知識もなかったので、新鮮な気持ちでプレイしています。 

義友:仕事柄ゲームが趣味で、今は『真戦』がメインですが、他の三国志系のゲームも好きですね。

 忍耐力が必要なゲームが性に合ってるのかもしれません(笑)。

――実生活や趣味での知識が『真戦』に役立ったりしたことはありますか?

詠月:公式Discordに質問をするとき、カードゲームで裁定を確認するときみたいな聞き方をします(笑)。

 あとは記憶力が自慢なので、人事担当として同盟メンバーの特徴を覚えるのに役立っています。兄弟同盟と合わせて、最盛期は400人近くメンバーがいましたので(笑)。名前以外にも、出身同盟や性格、メンバー同士の関係性なども把握しています。

義友:同盟メンバーをまとめたりするのに、実際の仕事での人間関係の経験は役立っています。仕事よりも、仕事らしく動いている気がしますね(笑)。

――義友さんは、盟主としてどのような動きをしているのですか?

義友:局地戦などは幹部に任せていますが、大きな方針や外交などは私がまとめています。

 あとは人事も担当していますね。できるだけ大変なことは自分でやろうかなと。

シーズン1で勝利し、次シーズンからは追われる立場に

――印象深いシーズンは?

詠月:シーズン2ですね。シーズン1で仲間割れがあった状態から立て直せたシーズンなので。

 シーズン2では、最初の数日で出生州の関を破った強豪同盟に攻め滅ぼされそうになって、さらにその友好同盟も含めて敵対同盟が4つくらい出生州にいたので、完全にそこで終わりだと思いました(笑)。

 そこから、隣接した西涼にいたシーズン1のときの友好同盟に救援に来てもらって少し押し返せました。ただその状態ではすでに資源地などは剝がされていたので、大分劣勢でしたね。

 もうその段階で出生州入口部分は助からない、と思っていたので、強力な兄弟同盟のいる巴蜀に十数人ほど“再興(※)”するという策に出ました。失うものがないからこその動きですね。

※再興:資源地など、ほぼすべてをリセットして別の州でやり直せる要素

 そしてそこから巴蜀の関を抜いてもらい、資源州を縦断して一気にこちらの出生州に救援に来てもらいました。そこから、司隷で雌雄を決した形ですね。司隷まで行った段階で、敵同盟が退いてくれたのも、勝負の分かれ目だったのかもしれません。苦労しただけに、思い出深いです。

 シーズン6、赤壁で激戦を繰り広げた結果の初めての敗北も、印象深かったです。

義友:やっぱりシーズン1ですね。周りも初心者で、群雄割拠の時代だったので。当時一番の勢力だった同盟に対して、友好同盟で協力して逆転勝ちできたのが盛り上がりました。

 その後のシーズン2~3では逆に狙い撃ちされる立場になりましたが(笑)。シーズン2ではサーバー内で結集して戦えましたが、戦力的に相手の方が格上で団結力もあったので押し込まれました。

 シーズン3では自分の同盟以外が敵になって八方塞がりになって、やむなく放浪軍になって……、まあ州府がたくさんとれて、報酬はよかったのである意味逆転できたかなと。

 シーズン6(PKシーズン「赤壁の戦い」)も印象的で、水上戦がきつかったです。陸上に上がるまでが大変で。朝方奇襲して、無理やり突破しましたね。それとそのときは、友好同盟が強すぎてすぐに決着が着いてしまったので、周囲からの「暇だ」という声も、ある意味で大変でした(笑)。

 システム的に面白かったのは、PKシーズン「群雄割拠」です。ただ、当時は人気勢力が馬騰と劉備に固まってしまっていたので、個人的にはランダムで振り分けられる形でもう一度遊んでみたいですね。

――同盟で印象深かったエピソードについて

詠月:シーズン2最初の外交で、侵攻してくる同盟の真意を見抜けなかったことですかね。中立の態度をとっていたのに騙されてしまいました。

 同盟内では、シーズン1で内輪揉めがあって洛陽のタイムアタックもうまくいかなかったのが残念でしたね。シーズン2以降は裏切りもなく、順風満帆でした。

義友:裏切りというわけでもないのですが、放浪軍と共闘していたときに、その司隷入りをどうするか迷っていたら、そのまま放浪軍に攻撃されたときは大変でした。放浪軍には敵も味方もないので、共闘するのはなかなか大変でしたね。

 それ以外の同盟内の裏切りはなく、一致団結できています。とくにスパイ対策はしていませんでしたが、新しい仲間はまずサブ同盟に入ってもらったり、盟主自身で重要な情報を管理したりしていたので、それが情報漏れの対策になっていたかもしれません。

ながらプレイや、こっそりプレイに縦持ちが大活躍!!

――『真戦』をどんなスケジュールで遊んでいますか?

詠月:平日は仕事ですが、事務員で机に座っているので仕事中でも一応はプレイできます。席も割と端のほうなので、隣の席の上司がいないときがチャンスです(笑)。

 こっそりプレイしたいときに、縦持ちでプレイできるようになったのがありがたいですね。

 帰宅後が一番集中してプレイできる時間帯で、同盟の攻城予定なども21時~22時くらいに入れていることが多いです。

義友:在宅で仕事しているので、仕事用と『真戦』用でPCを使い分けています。

 平日はずっとインできている感じですね。夜は2時ごろには寝てしまいますが、それまでは起きてます。祝日は家族サービスがあるので、ほとんどインしていないです。

――『真戦』を始めてプライベートへの影響は?

詠月:大いにありました(笑)。時期にもよりますが、長期間の外出は避けるようになったり、美容院に行く日をシーズン決算期間に合わせたりとかですね。

 あとは、オフ会などでリアルに集まることもありました。8人くらいの集まりだったのですが、男女比が半々になってしまって、合コンみたいになってしまったのはミスでしたね(笑)。

義友:ご時世で厳しい面もありますが、『真戦』仲間とも長い付き合いなので、一回はオフ会も開いてみたいとは思っていますね。

――『真戦』を始めたきっかけは何でしょうか?

詠月:知人がプレイしていたのがきっかけですね。

 『真戦』を始めてから三国志漫画も読んでいて、今『蒼天航路』で郭嘉が死んじゃってショックを受けています(泣)。

義友:コーエーテクモゲームスの『三國志』から入りました。周りにも、同じパターンで『真戦』を始めたプレイヤーは多いですね。

 三国志自体は、三国志のアクションゲームから入って、小説を読んでハマった感じです。当時学生だったので、学校でも読める小説を選びました。

――好きな武将は誰でしょう?

詠月:あまり課金はしていないのに真っ赤になってくれた太史慈に愛着があります。スタダが安定してくれますし。

 メインは呂布三勢ですが、二軍で太史慈を入れた陸太程(陸遜+太史慈+程普)を採用しています。

義友:孫策が一番好きですね。若くして“江東の小覇王”と呼ばれて呉の基盤を作ったのもすごいと思いますし、もし孫策が長生きしたら、というIFストーリーも夢があって好きです。

 総大将なのに一騎討ちしちゃうお茶目なところもいいですよね。ただ、『真戦』の孫策は性能的には少し……なので上方修正待ちですね(笑)。SP孫策の登場にも期待しています。

 性能的に愛用しているのは麒麟弓ですね。使っていて気持良いので。ただ、そろそろ限界は感じるので来シーズンは解体しようかと思っています。苦手兵種にも勝ちやすい、姜維+諸葛亮+魏延の編制を試してみようかと。

同盟運営のカギはやはり人間関係!?

――同盟運営の思い出はありますか?

詠月:やはり人事的な面では、メンバーの移籍などの整理が大変でした。スパイ対策も必要になりますし……。

 そういった面からも、初めてのメンバーには声をかけるようにしています。簡単な面接のようなものをすれば、スパイじゃなくてもコミュニケーションの得意不得意が分かるので。

 同盟内の人間関係では、土地問題でもトラブルがありました。うちの同盟には日本語が母語でないメンバーもいますので、土地を取る前に一声かけるのが難しい場合もありまして。

 割と『战略版』(『真戦』の中国でのサービス名称)経験者の中国の方が多く、一分隊(40人)を組めるくらいには所属しています。そういった方向けに、土地法などの重要な法令については日本語以外でも法令が出されてました。盟主が中国出身で、日本語も得意ですので中文を併記してもらってます。

義友:覇業達成や州府の占領を目指すという目標があるうちはいいですが、圧勝してしまったシーズンでは、残りの時間で同盟メンバーのモチベーションをどう保つかが課題でした。

 逆に劣勢では退屈はしないものの、最終的に同盟が負けてしまうかもというジレンマがあるので、そこのバランスが難しいところでした。

 私としては同盟は勝利を目指すべきというスタンスなので、勝っているときの多少の退屈さは我慢してもらうしかないかなと思っています。申し訳ないですが……。

――『真戦』ならではの要素で、とくに好きなものは?

詠月:リアルタイムで進行するシステムですかね。部隊の移動や施設建築などに時間がかかる点がリアリティがあって好きです。

義友:行軍している部隊がぶつかったら戦闘になるのが衝撃的でした。最初は「やりづらいんじゃないかな?」と思っていましたが、行軍中の部隊を狙うという戦略性につながっていて面白かったです。地形を利用した待ち伏せができるのが斬新でした。

 シーズン制も、毎回新鮮さを感じられるのがよかったです。個人的には、同盟ごとに勢力が決まるシーズンと、出生州ごとに陣営で勢力が決まるシーズンが交互にきてほしいです(笑)。

――今後の『真戦』のプレイスタイルはどうなりますか?

詠月:次のシーズンは、少人数で傭兵のように動こうかと考えています。状況しだいでどんな同盟と組むのか決めていこうかなと。

 小隊制になってから同盟間の関係性も変化しているので、少数精鋭で動くことでバランスを取れないかなと思っています。単純に劣勢の勢力に味方するのも楽しそうですよね。

義友:引き続き盟主として覇業を目指しつつ、共鳴できる同盟があれば共闘していく感じになります。今の同盟の力では一同盟での覇業達成は厳しいので、信頼できる仲間を探すのが目標になると思います。

大きな同盟に入り、積極的にコミュニケーションをとることで、『真戦』がより楽しく!

――これから『真戦』を始めるプレイヤーに向けたアドバイスをお願いします!

詠月:始めは出生州内で大きな同盟に所属することをオススメしたいです。城攻めなど人数が必要な要素が多いので、ぜひ多人数で動く楽しさを味わってほしいですね。

義友:『真戦』は無言でも楽しめるゲームではありますが、コミュニケーションを積極的にとるとより楽しめると思います。ぜひ自分に合う同盟を見つけて、楽しい『真戦』ライフを送ってください!

©Qookka Entertainment Limited. All Rights Reserved.
©Shanghai TCI Network Technology Co., Ltd. All Rights Reserved.
©KOEI TECMO GAMES CO., LTD. All rights reserved.

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

三國志 真戦

  • メーカー:Qookka Games
  • 対応端末:iOS/android
  • 価格:基本無料/アイテム課金

関連する記事一覧はこちら