アニメ『SYNDUALITY Noir』登場キャラの魅力に声優陣が迫っていったAnimeJapanトークステージをレポ【電撃春アニメ×ゲーム】

　3月26日に“AnimeJapan2023”で実施されたTVアニメ『SYNDUALITY Noir（シンデュアリティ ノワール）』最新情報解禁ステージの模様をお届けします。

　バンダイナムコグループが贈る新作SFアニメ『SYNDUALITY Noir（シンデュアリティ ノワール）』。プロジェクト自体は昨年の東京ゲームショウでも発表されており、アニメの他にゲームやホビーにもまたがる大型プロジェクトとなっています。

　レポートに入る前にひとつ告知を。電撃オンラインでは2023年春おすすめしたいアニメに関連するゲームを特集する“春だ！ アニメだ！ ゲームも遊ぼう（電撃春アニメ×ゲーム）”を展開中。この記事もその企画の一環として、Twitterでのプレゼントキャンペーンを実施中ですので、ぜひご参加ください。

　それでは、レポートを続けていきます。この日のステージでは、アニメからカナタ役の大塚剛央さん、ノワール役の古賀葵さん、トキオ役の小林裕介さん、エリー役の稲垣好さんといったメインキャストが登壇。

　さっそくアニメの正式タイトルが『SYNDUALITY Noir（シンデュアリティ ノワール）』になることや、テレビ東京系列、BS日テレほかで7月より放送が決定したこと、同じく7月よりディズニープラス独占配信されることが発表。そしてSTEREO DIVE FOUNDATIONによるオープニング主題歌『RAYTRACER』を使用した本PVなどが一挙に公開されました。

TVアニメ『SYNDUALITY Noir』本PV

　続けて、PS5/Xbox Series X|S/PC（Steam）向けに開発されているゲームの正式タイトルが『SYNDUALITY Echo of Ada（シンデュアリティ エコー オブ エイダ）』になることも明かされました。

　ゲームについては3月27日より“Game Hub”での登録もスタート予定とのことです。

キャラクターについて

　新情報を一挙に発表していったこちらのステージですが、続いては声優陣にキャラクターについて話してもらうことに。まずは本作の主人公・カナタと、彼と行動をともにする“メイガス”のノワールを演じる大塚さんと古賀さんが話していきます。

　ちなみに“メイガス”とは“人類の隣人”として開発された《人類双対思考型AI搭載ヒューマノイド》のこと。本作に登場するメカ“クレイドルコフィン”の操縦に欠かせない存在です。メイガスやクレイドルコフィンについては公式サイトで詳しく紹介されていますので、そちらをご参照ください。

　話をステージに戻して、まずはカナタについて。大塚さん曰くカナタは元気で明るくまっすぐな青年。伝説の都市・イストワールを追い求めていたり、好きなものについて語る時にはキラキラとしていたりと、少年らしい部分もあるとのことです。

　ノワールは、記憶がなく謎が多い少女だと古賀さんは話してくれました。普段は感情があまり表に出ることがないそうですが、なぜかクレイドルコフィンに乗ると雰囲気が一変するそうです。話し過ぎるとネタバレになってしまうのか、古賀さんが慎重に言葉を選んで話していたことが印象的でした。

　続いてはトキオとエリーについて。

　小林さん演じるトキオは“ドリフター”――過酷な本作の世界でさまざまな物資を探索することを生業としている者たちのこと。詳細は公式サイトを参照――の中でも一流の存在。高い実力を持っているもののそれをひけらかすことはなく、小林さんの「演じていて気持ちいい」という語りぶりからも、とても魅力のあるキャラクターであることが伝わってきました。

　そんなトキオのパートナーメイガスは小松史法さん演じるムートン。スーツをまとった老紳士のような風貌をしており、執事のようにトキオに接するようです。

　大塚さんはトキオについて、カナタにとって“ちょっと悪いけど頼れるアニキ”的な存在とコメント。古賀さんも、ヤンチャなところはあるけれど、後輩にとても慕われるタイプだと評していました。また、スーツ姿で非常にダンディなたたずまいのムートンは、女性陣からの人気がとても高いそうです。

　稲垣さんはエリーを演じるにあたって山本監督から「エリーはカッコイイ女の子」と言われたそうで、その点を意識しながら演じているとのことです。また、カナタのことを長年秘かに想いを寄せていて（周囲にはそれが筒抜け）、彼に対しては引っ込み思案になってしまう一面もあるのだとか。大橋彩香さん演じるパートナーメイガス・アンジェに対しては姉に甘える妹のようにもなってしまうそうです。

　エリーについても大塚さんと古賀さんがコメント。大塚さんは本作の中でエリーが一番好きだというくらいお気に入りだそうで、アンジェとの掛け合いが見ていておもしろいとコメントしていました。古賀さんはエリーのように“昔からひそかに主人公を慕っている女の子”は好きな役どころでついつい応援したくなるということ。

　ここからは、再び新情報公開のパートへ。5月21日に本作のプレミア先行上映会が開催されることや、月刊コミックアライブでエリーを主人公としたコミカライズ『SYNDUALITY ELLIE』の連載が決定したことや、その小説版がMF文庫Jより発売予定であること、月刊ホビージャパンにて、フォトストーリーでつづる外伝小説『SYNDUALITY Kaleido（仮）』の連載が決定したことなどが次々と明かされました。

　最新情報については、3月26日に公開した記事に記載しましたので、そちらをチェックしてください。7月にカナタの駆るクレイドルコフィン・デイジーオーガのプラモデルが発売予定であることなども含め、さまざまな情報をまとめています。

　アニメ・ゲーム・ホビーのみならず、コミカライズや小説など、さまざまな角度で楽しめそうな『SYNDUALITY』。今後の展開を楽しみにしたいところです。

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