スーパー戦隊”魂”XIII 2019で『ゴーカイジャー』主題歌などを歌う松原剛志さんに突撃取材!
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- 電撃オンライン 終末のバンギア
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毎週金曜21時から電撃オンラインがお届けしているネット配信番組“電撃四天王(3人)の対決Showdown”のオープニングテーマ曲を担当する音楽ユニット“終末のバンギア”(以下バンギア)が、2004年からはじまり現在では毎年開催されている、スーパー戦隊シリーズの楽曲ライブイベント“スーパー戦隊”魂”XIII 2019”に突撃!
今回、バンギアが突撃できた公演は、11月3日(日)の東京公演と11月10日(日)の大阪公演。そこでは、面識のあるアーティストの方々にお話を伺うことができましたので、いままでの記事とは少し形式を変えて、個別に紹介する記事としてお届けいたします。
前回から続いて、今回はこの方……!
スーパー戦隊シリーズ35記念作品『海賊戦隊ゴーカイジャー』の主題歌を歌った松原剛志さん
2011年2月より放送された、スーパー戦隊シリーズの35作目の記念作となる『海賊戦隊ゴーカイジャー』の主題歌を歌われた松原剛志(以下、松原さん)さん。
本作は歴代の戦隊がクロスオーバーして登場することで、いまでも絶大な人気を誇る。松原さんとは過去、同じく戦隊シリーズを演じた方々や関係者で結成されたエンターテイメントユニット“ニヤニヤ・エンタープライズ”が企画するイベントでご一緒したご縁もあり、突撃取材にご協力いただきました!
松原さんは、11月3日(日)の公演に出演されました。会場が徐々にヒートアップしてきた11曲目で登場! 『海賊戦隊ゴーカイジャー』の主題歌を、そして続く12曲目では映画『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』の主題歌である『JUMP』を、もはや説明不要のアニソン・特ソン界の重鎮“クッシー”こと串田アキラさんと熱唱!
さらに、14曲目に『ルパンレンジャーVSパトレンジャーVSキュウレンジャー』のエンディングテーマ『キュータマダンシング!ver.VS』を、記憶に新しい『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の主題歌を歌った、ダブル吉田(吉田達彦さん、吉田仁美さん)と披露! この選曲にはファンはたまりません!
そして22曲目、なんと現行の戦隊シリーズ『騎士竜戦隊リュウソウジャー』のエンディングテーマ『ケボーン!リュウソウジャー』では、サプライズ登場で“ケボーンダンス”を披露! これには会場のみなさんもノックアウト♪
舞台裏で突撃インタビュー
本番直前の舞台裏に潜入したバンギアの2人。見事、松原さんをキャッチすることに成功しました! 突撃リポーターとしての役目を果たしましたよ! ここでは、そのインタビューをお届けします。
――子供のころの夢はなんでしたか?
松原:子供のころの夢はいくつかあって……もともと幼稚園生くらいのころから、ヒーローになりたいとか、特撮ソングを歌いたいなと興味はあったんです。
でも、ファミコンが全盛期のころに、ゲームのシナリオライターになりたいと思っていたこともありました。
――ええ! ゲームシナリオライターですか!? それはいくつくらいのときですか?
松原:小学5年生のころかな。『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』が流行っていて、『ドラゴンクエストIV』とか『ファイナルファンタジーIII』が出ていたくらいのころかなぁ。
――『DQIV』に『FFIII』!! いい時代ですね……そこから音楽を始めたきっかけはなんだったのでしょう?
松原:中3でバンドを始めたのですが、もっと色々な音楽に触れてみようと思って、ある日、図書館でいろんなCDを物色していたんです。
そこで、『水木一郎大全集』と『堀江美都子大全集』に出逢って、それを聴いたら、自分の幼いころのアニソンとか特撮ソングの記憶が、ヴォアァ~ッと燃え上がって来て、「これだっ!!」って……。
当時はバンドでポップスミュージシャンを目指していたのですが、それはひとまず置いておいて、こういう実力派の歌手になりたい!と思ったのが、きっかけですね。
――そのころから、アニソンや特撮ソングをよく歌うようになったのですか?
松原:それからですね。水木さん、堀江さん、串田さん、影山さんといった方々の曲中心に、さまざまなアルバムを聴いていました。
ただ、デビューするまでは、ライブに出たりと人前に出て歌うようなことはなくて、当時アルバイトでやっていたアクションの仕事に打ち込んでいました。
アクションもできるアーティスト
――アクションもされていたのですね!
松原:はい。そのアクションチームがあった円谷プロダクションに、知り合い伝いでデモテープを渡してもらったんです。
それで歌が認められて、ウルトラマンの歌を歌うことになって……『ウルトラマンコスモス』の主題歌が、テレビ主題歌としては初めての歌となりました。
それが、Project DMM(ウルトラマンシリーズの楽曲を手掛ける音楽ユニット)の中心メンバーとして活動させていただくきっかけにもなりました。
――なるほど! 少し先の活動へとお話を進めます。今回歌われた特撮ソングを歌うことになったきっかけを教えてください。
松原:『海賊戦隊ゴーカイジャー』の主題歌はオーディションというか……コンペのボーカルセレクションの中で選んでいただきました。『キュータマダンシング!』(『宇宙戦隊キュウレンジャー』のエンディングテーマ) については、オファーでした。
――『キュータマダンシング!』では、ダンスも踊られていますもんね。
松原:ダンスがあるということもあったかもしれないですし、『キュータマダンシング!』のコミカルな歌詞を、あえて僕のボーカルで歌わせるというのが、東映のプロデューサーさんの狙いだったと聞いています。
――それでは最後に、今後、活動していくなかで歌ってみたい歌や、やってみたいことを教えてください。
松原:昼メロ(昼ドラ)の主題歌を歌いたかったんですけど、昼メロタイムって終わってしまいましたね……。
あとは、ゲームの主題歌! 以前、ゲームの『グレイトバトル フルブラスト』(2012年にバンダイナムコゲームスのバンプレストレーベルより発売されたPSPタイトル。多くのロボットヒーローや特撮ヒーローが登場する“コンパチヒーローシリーズ”の作品)の主題歌を、リンドバーグのベースの川添智久さんと松本梨香さんと三人で歌ったことがあるんです。
だけど……ソロでも歌ってみたいな。僕の歌声が世界観に合うようなゲームがあれば。壮大なRPGとかいいなぁ。エンディング主題歌みたいなバラードがいい。
じつは、バラード歌手を目指していたくらいバラードが好きなんです。でもなかなか聴いていただく機会を得られていなくて……なので今後はそういった楽曲も歌いたいです。
――ありがとうございました。
バンギアが感じた松原さんを140文字以内でまとめる
それでは、毎度の締めくくり! バンギアの2人がSNS時代ならではの140文字という縛りで、今回の感じたことをまとめてみます。
バンビ(ボーカル)が感じた松原さん
歌声にも立ち居振る舞いにも、王子の気品漂う松原さん。常に微笑みを湛え気取らずナチュラルで……と気がつくと、目で追っていました。
本番当日、急遽踊ることになったケボーンダンスを、楽屋通路で懸命に練習する姿は、観客を楽しませようと想うプロのプライド。とても魅力的なエンターテイナーです。
ルギア(ギター)が感じた松原さん
松原さんは、さらっと気付かれない感じでつねに気配りができている。以前ご一緒したときや、今回お邪魔した舞台裏でも、さりげない感じ。
そう感じるのは、とてもナチュラルにそれができているから、ご自身でも気付かれてないのかもしれない、そんな優しさと真っ直ぐな姿勢が歌声にも滲み出ていると思う。
“終末のバンギア”プロフィール
数々のゲームタイトルとミュージックコラボを果たした、カリスマゲーマーギターリスト“市野ルギア”が、女性ボーカリスト“bamvi(バンビ)”を迎えて新たな音楽ユニットで活動を開始。
2019年2月に結成ライブでお披露目。6月より本格始動。そのサウンドは「白か?黒か?」。二面性のサウンドをコンセプトにした『終末のバンギア』。
なぜか2人とも特撮関係者と縁がある。コラボ第1弾として電撃オンラインのネット番組“電撃四天王(3人)の対決Showdown”のオープニングテーマ曲を担当。目下売り出し中なので、いろいろなコラボ先を絶賛募集中です!
●“電撃四天王(3人)の対決Showdown”」最新主題歌『負けず嫌いの言い訳ファイターの歌~サラリーマン編~』
※詳しくは“終末のバンギア”オフィシャルサイトや公式Twitterもご確認ください。
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