神漫画『神之塔』がゲーム化。登場キャラまとめ&考察。データ体やエヴァンケルがいるので2部、地獄列車編や393話以降も収録か(ネタバレあり)

そみん
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 ネットマーブルが2023年7月26日(水)配信予定のスマホアプリゲーム『神之塔:New World』(開発:Netmarble N2)。事前登録受付中の新作フル3D放置型RPGとなる本作に登場するキャラクターを紹介します。

 原作漫画(10年以上連載中)のファンである筆者にとって、ストーリー的にどのあたりのキャラクターが登場するのか気になるところ。公式サイトや公式Twitter、公式動画で判明している登場キャラをまとめてみました。

■『神之塔:New World』 PV:塔の呼びかけ編

 原作漫画『神之塔』(SIU先生)は韓国にて10年以上連載されている超人気漫画で、日本では数年にわたって主にLINEマンガで連載中。6月3日時点では560話まで公開されている長編となっています。

  • ▲ゲーム内容紹介の際、ラヘルのこのシーンをあえて選んでいるところとか、いいですよね。

 鮮やかな伏線回収や完成度の高い群像劇・ファンタジーバトルものであり、その面白さはまた別の機会に記事したいと思います。こんなに右肩上がりで面白さを増していき、つねに最新話が最高に面白い漫画はそうそうないので、王道少年漫画が好きな方はぜひ読んでほしい神漫画です。序盤77話までは無料ですし。長いけど、後悔はさせません!

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※この記事には原作漫画『神之塔』のネタバレを含みます。深刻なネタバレは伏せるようにしていますが、アニメ1期で判明した情報や、未放送部分に関するキーワードなどは一部記載しておりますので、ご注意ください。

公式サイトには20キャラが掲載。データ(ザハード)やエヴァンケルも参戦…ということは?

 公式サイトには6月3日時点で20人のキャラクターが公開されています。

【公式サイトに掲載されているキャラクター】
・二十五日の夜 ・クン・アゲロ・アグネス
・ラーク・レクレイシャー ・真田ユリ・ザハード
・エンドロシ・ザハード ・アナク・ザハード
・ザハード(データ) ・カレン ・ラヘル
・ジュ・ビオレ・グレイス ・王野成(おうじ・なる)
・クン・マスチェーニ・ザハード(データ) ・ユハン
・ハツ ・レロ・ロー ・ポンセカル・ラウレ
・エヴァン・エドロック ・エヴァンケル
・クン・マスチェーニ・ザハード ・シビス

 ザハード(データ)などデータ関連のキャラクターがいるので地獄列車編の中盤くらいまでのキャラクターはしっかりと登場する模様。また、序盤で名前のみ登場していて393話から本格参戦したエヴァンケルについてもプレイアブルキャラとして登場するようなので、地獄列車後半のキャラも登場する可能性が高いです。

 犬族や巣での戦いで登場したキャラの登場は難しいかもしれませんが、地獄列車編まででも非常に多くのキャラクターが存在します。公式サイトで公開されている20キャラ以外にもメイン級のキャラクターはまだまだいるので、今後の発表に期待したいですね。

 自分は移動にも攻撃にも便利な青櫓(あおやぐら)が大好きなので、ラブさんもパーティインさせたいです。

二十五日の夜(声優:市川太一)

・波使い ・サポーター

 暗い洞窟の中で毎日のように寂しさに耐え続けていた少年、二十五日の夜。

 ある日、己のすべてだった少女ラヘルが星を追って塔の中に消えると、夜も彼女を追って塔の中に入った。

 しかし彼を待ち受けていたのはラヘルではなく、残酷な試験と見知らぬ者たちだった。

  • ▲主人公の夜は、事前登録特典でSSRがもらえるので、序盤から活躍してくれそうですね。劇中ではさまざまな形で成長するので、多くのバージョンが存在しそうです。ゲーム中でもいろいろキャラカスタマイズができる模様。
  • ▲PVでは、となるキャラとの決戦時に見せた赤と青のツノが顕現した姿も。これは真黒翼火接熱空波術(しんこくよくかせつねっくうはじゅつ)にも期待ですね。

クン・アゲロ・アグネス(声優:岡本信彦)

・灯台守り サポーター

 塔の偉大な家柄の一つであるクン家の一員で、家主になるために塔をのぼる人物。

 ある家庭の事情により「捨てられた息子」扱いをされている。

  • ▲クン家にはマスチェーニ姫を含めて多くの人物・兄弟姉妹(青髪の美形ぞろい)が存在しますが、原作ファンが呼ぶ“クン様”といえばこのお方。夜との絆がどんどん深まっていくのが尊いのですが、それでいて冷徹さも備えているところが素敵です。地獄列車編ということは氷の力を手に入れて戦ってくれそうですが、回復役としても登場してくれるといいなあ。

ラーク・レクレイシャー(声優:三宅健太)

・ヤリ使い ・タンク

 身長3メートルというワニの巨漢。

 人間の選別者たちを「亀」と呼びながら狩りを宣言する。試験の階で出会った二十五日の夜を攻撃しようとするが、クンの策略により仕方なく彼らとチームを組むことになる。

  • ▲初見からは想像できないほどかわいくなっていくワニさんです。どうやら岩の力でも使えるようなので、かなりの戦力を期待できそうですね。夜、ラーク、クンの夜ラークンチームがそろった時の無敵感は異常です。

真田ユリ・ザハード(声優:本多真梨子)

・釣り師 ・タンク

 ザハードから黒の三月を授かったザハードの姫。偉大な家柄の一つである真田家の人間であり、ハイランカーでもある。

短気な性格のせいで悪名高いが、彼女の真っ直ぐな信念に従う仲間も多い。異名は「黒い雷魚」。

  • ▲ユリ姫は最初に登場したあとはなかなか出番がなくてさみしいのですが……地獄列車編まで登場するなら、活躍機会はありそうですね。余談ですが、ゲームオリジナルのエピソードもあるようなので、そういった部分も楽しみです。

エンドロシ・ザハード(声優:末柄里恵)

・釣り師 ・アサシン

 塔の偉大なる王であるザハードの姫の一人。試験の階で、自分のチーム以外の者を皆殺しにして登場した。

 恋愛と結婚が許されない身分のせいか、恋にロマンを抱いている。

  • ▲登場するたびにかわいさを増しているような気がするエンドロシ姫。ロールはタンク(戦車)かと思いましたが、アサシンとのこと。でも、タンクのエンドロシも用意されていそうな……。原作漫画の最新エピソードでも大暴れしていきそうで、期待しています。

アナク・ザハード(声優:関根明良)

・釣り師 ・ウォーリア

 緑の四月の持ち主で、復讐を果たすために塔をのぼる。

 かつて塔をのぼった同名異人のランカーがいたが、その人物はある日を境に行方不明となっている。

  • ▲トカゲ……なんて呼べないほどかわいくて強いアナク姫。いろいろと過去エピソードの伏線も多く、好きなキャラの1人です。ゲームでもエンドロシとコンビを組ませたいなあ。

ザハード(データ)(声優:峯田大夢)

・釣り師 ・ウォーリア

 ザハードが塔をのぼっていた頃、隠された階にコピーしておいた彼自身のデータ。

 二十五日の夜と遭遇し、久々に胸を躍らせる相手に出会えたと、燃えたぎる冒険心に目を輝かせる。

  • ▲王であるザハード本人ではない過去のザハードを元にしたデータですが、その強さはトンデモ級。PVでは夜との激突が描かれています。

カレン(声優:日笠陽子)

・道案内 ・サポーター

 先へ進むための道を見極める道案内。塔の道案内をなりわいとする赤い魔女の一族出身。

  • ▲アニメ派の人へのネタバレが多いキャラなのであまり語りませんが、原作漫画でカレンが合流しているときは安心感が違いますね。地獄列車編でも活躍してくれます。

ラヘル(声優:早見沙織)

・灯台守り ・ウィザード

 二十五日の夜が追う少女。

 冷酷な現実と見知らぬ者たちからの冷遇を受けてもなお、少女は星を見るために塔をのぼる。すべてを奪った少年への闇を胸に抱いたまま。

  • ▲アニメ1期の途中までしか見ていない人にとってはヒロインに見えますよね。原作漫画74話の「ドン」で「え?」となりつつ、その後も非常にいろいろと目が離せない伏線まみれのキャラクターです。真田ユラ様と一緒にパーティに入れるか悩みます。

ジュ・ビオレ・グレイス(声優:市川太一)

・波使い ・マークスマン

 謎に満ちたFUGのスレイヤー候補。

 誰にも話すことのできない過去とはいったい何なのか。その真の姿はベールに包まれている。

  • ▲ザハードと戦う犯罪組織というか反乱組織のようなFUGの実力者であるスレイヤーの候補ということで、かなり強い存在です。原作漫画でスレイヤーとして名前が出てくるのはほんの数名(グレイス・ミルチア・ルスレック、ペフォメモール・セト、ベイロード・ヤマ、ホワイト、カラカ)で、まだ姿を見せていない者や過去の存在として語られる者もいます。

王野成(おうじ・なる)(声優:宮瀬尚也)

・釣り師 ・マークスマン

 王野成(おうじなる)。自称「塔の頂上にのぼり詰め王になる男」。

 ワラをもつかむ思いで卑劣な行動を取ったりもするが、義理堅く、悪行に憤慨できる善良な少年。

  • ▲2部“王子の帰還”の主人公的存在。あまり強くはなく、人格的にも一般人のような彼ですが……人を惹きつける魅力があるんですよね。チームラーメン丸(チーム酢豚)、本当に素敵です。

クン・マスチェーニ・ザハード(データ)(声優:近藤唯)

・ヤリ使い ・アサシン

 クン・マスチェーニ・ザハードが塔をのぼっていた頃、隠された階にコピーしておいた彼女自身のデータ。

 クン・エドアンのデータが気に入っている娘の一人。

  • ▲ぜひ原作漫画を読んでほしいので、あまり深入りせずで。なお、十家門の1つであるクン家の家主(かしゅ)であるクン・エドアンはクン様(クン・アゲロ・アグネス)の父、つまりマスチェーニはクン様の姉にあたります。

ユハン(声優:岸尾だいすけ)

・波使い ・ウィザード

 エヴァンケルの階の総試験監督官で、先を見通す知略家。

 ハイランカーの座を拒み、自ら2階に降りてきた天才波使いで、隠された目的は別にあるようだ。

 インスタントコーヒーが大好物で、選別者をいじめることが趣味。

  • ▲物語が進むにつれて人物の意外な一面が明かされていくのは『神之塔』の醍醐味ですが、ユアンはそんな代表格の1人。余談ですが、もしゲーム中にHPやスタミナ回復アイテムがあったら、ユアンのコーヒーとか出てきそうでなりません。

ハツ(声優:深町寿成)

・捜索者 ・ウォーリア

 二振りの剣を扱う剣士。

 堅苦しい口調と行動のせいで真面目かつ冷静な人物に見えるが、誰よりも仲間を信頼している。義理を大事にしているため、不本意ながらも危険にさらされることもある。

  • ▲いわゆる初期メンバーの1人で長くにわたって活躍する剣士です。きっとゲーム中でもラウレを背負って戦ってくれると信じています。

レロ・ロー(声優:津田健次郎)

・灯台守り ・サポーター

 2階の試験監督官の一人で、相当な腕前のランカー。

 2メートルの長身で頭は金髪、端正な顔立ちをしている。灯台守りポジションの教育担当。

  • ▲1部終了後にいろいろあって、今後の活躍が気になるキャラの1人。個人的には、彼と“ハンバーガーとコーラのような腐れ縁”のクォントと一緒に戦わせたいところ。余談ですが、原作漫画を読む際にはイースターエッグ的に看板やチラシに書かれたクォント探しをするのも楽しいです。

ポンセカル・ラウレ(声優:小野大輔)

・波使い ・ウィザード

 いつも枕と布団を持ち歩き、いつでもどこでも寝られるという変わった選別者。

 塔の偉大な家柄の一つであるユーラシア家の人間であるだけあって、神之水の制御にたけており、二十五日の夜に神之水で放を作る要領を教える。

  • ▲ねぼすけさんだらけのポンセカル家メンバーということで、作中でも寝てばかりですが、ゲームではきっと活躍してくれるはず。ハツに布団ごと背負われるシーンも多く、タッグキャラ的なバージョンも登場することを願っています。……背負われてるまま、起きなさそうだけど。

エヴァン・エドロック(声優:興津和幸)

・道案内 ・サポーター

 ザハード王家の首席道案内で塔のハイランカー。

 ザハードの姫である真田ユリに仕えている。わがままな姫のせいで苦労しているが、誰よりも彼女のことを気に掛けている。

  • ▲ユリ姫の道案内として描かれているのでそんなに強くなさそうですが、実際はすごいんですよね。とある戦闘シーンでは各種アイテムも駆使して大活躍してくれるので、ゲームでも強キャラとして登場するかも?

エヴァンケル(声優:八巻アンナ)

・波使い ・ウィザード

 ランキング60位のハイランカーであり、試験の階の支配者。また塔にわずかしか存在しない古代種の宿主でもある。

 試験の階をユハンに任せてからは塔を渡り歩き、満ち足りた生活を送っている

  • ▲原作漫画では序盤にユハンの上司として名前が出るだけで、実際に登場するのはかなり後。地獄のエヴァンケルと呼ばれる存在で、とにかく無茶苦茶な強さを持つ規格外の存在の1人。絶対SSR以上での登場なんだろうなと思っています。

クン・マスチェーニ・ザハード(声優:近藤唯)

・ヤリ使い ・マークスマン

 ザハードから黄の五月を授かったザハードの姫。偉大な家柄の一つであるクン家の人間であり、ハイランカー。マスチェーニ式電槍術の創始者でもある。

 高い戦闘能力を誇り、戦況を把握して思い通りに動かす知略家のような一面も持つ。

  • ▲データではない、現在のマスチェーニ姫。原作漫画では、とある強キャラといろいろあって、夜やクンともいろいろ複雑な関係となっておりますが……。それはさておき、マスチェーニ式電槍術を使うクン・ランも良キャラで、きっとゲームにも登場するはず。

シビス(声優:江口拓也)

・捜索者 ・サポーター

 社交的で知能が高い捜索者。

 近寄りやすい見た目と性格でみんなと仲が良く、人をまとめる中心人物となる。

チームが危機的状況に陥ると素早く状況を判断し、チームメンバーの長所を生かした戦術構成および問題解決を行う優秀な人材。

  • ▲ハツやラウレ同様、初期メンバーの1人ですが、初登場時からは考えられないほど成長をしている特殊キャラです。『ドラゴンボール』のクリリン、『ダイの大冒険』のポップ、『ハンター×ハンター』のレオリオのような存在……というと、ホメすぎか(苦笑)。自分の周りでは隠れファンが多い良キャラなので、きっとこれからも多くの人に好かれていくはず。

公式Twitterの“力自慢10人”を見るとウレック・マジノも参戦か!?

 公式Twitterでは、独断と偏見に基づいた“力自慢10人”動画が公開されています。

 そこでのランキングはこちら。

・1位:ウレック・マジノ
・2位:エヴァンケル
・3位:虎助
・4位:ラーク
・5位:悪霊
・6位:真田ユリ
・7位:エヴァン・エドロック
・8位:アミゴチャズ
・9位:クルダン
・10位:超覇王

 「うわあ、超覇王烈士拳を見たかったー!」ってなる人がいるかもしれませんが、個人的にはちょっとネタ的な部分も強いランキングという印象。

  • ▲ユリ姫はもっと上でもいいと思います!

 “パワー”優先とはいえ、中盤以降のキャラのエヴァンケルがランクインしているわけですし、カラカとかホワイトとか真田ユタカとかも入れてほしいですよね。

 さておき、このランキングでの注目点は、公式サイトのキャラクター紹介に入っていない人物もちらほらいること。

 この動画に登場しているからと言ってゲームでの参戦が確定しているわけではありませんが、虎助やウレック・マジノを確認できるのはうれしいところですね。ウレック・マジノがパーティに入ると強すぎる気もしますが(笑)。

 また、細かいところですが、ラークの紹介の際に“石の拳を手に入れた巨大ワニ”と書かれているところ。ラークが石の力を手に入れるということはかなり話数が進んだ状況です。ザハード(データ)が登場するので当たり前といえば当たり前ですが、夜、ラーク、クンが大きな力を手に入れたバージョンも仲間にできそうですね。

事前登録特典はSSR“二十五日の夜”

 スマホアプリ『神之塔:New World』は2023年配信に向けて、現在事前登録受付中。事前登録の報酬としてSSR“二十五日の夜”が用意されているので、事前登録をお忘れなく。これであなたも非選別者になれる!

  • ▲事前登録特典は“SSR:二十五日の夜”。

神之塔:New Worldについて

【タイトル】神之塔:New World
【ジャンル】フル3D放置型RPG
【提供元】Netmarble Corp.
【開発元】Netmarble N2 Inc.
【対応端末】iOS/Android
【価格】基本無料(アプリ内課金あり)
【サービス開始日】2023年7月26日(水)


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