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『トワツガイ』独占インタビュー後編はフクロウ&フラミンゴ、ハチドリ&ツル、ツバメ&モズが登場! 彼女たちの秘密もわかる…?

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 スクウェア・エニックスのスマートフォン向けアプリ『トワツガイ』より、ツガイのみなさんの関係性に迫る特別インタビューを独占入手! 前後編でお届けします。

 後編となる今回は“幼馴染のツガイ”フラミンゴ&フクロウ、“共謀のツガイ”ツル&ハチドリ、“正邪のツガイ”ツバメ&モズが登場!

『トワツガイ』キャラクター独占インタビュー

~「トリ」と呼ばれる方たちの本音に迫る~
『トワツガイ』キャラクター独占インタビュー「幼馴染のツガイ」&「共謀のツガイ」&「正邪のツガイ」篇

■フラミンゴさんにインタビュー

記者:今日はよろしくお願いします

フラミンゴ:よろしくお願いしまーす!

記者:フラミンゴさんの人となりを知りたいので、まずは趣味を教えてください

フラミンゴ:趣味はダンスだよ! 中学の時もダンス部に所属しててね、振り付けとか衣装とか、メンバーと一緒に考えたりしてたな。ダンスも大会があるから出場を目指したりして、意外と熱い部活だったの。楽しかったな~♪

記者:今もダンスはされているんでしょうか?

フラミンゴ:うん、時々ね。ハチドリも体を動かすことが好きみたいで、一緒に踊ったりするの! たまにエナガとスズメが通りがかって、ワタシたちと一緒に踊ることもあるよ

記者:楽しそうですね。おふたりはどういったダンスを好まれるのですか?

フラミンゴ:ワタシはダンスなら、なんでも好き! ハチドリがブレイクダンスっぽい動きが多いから、ハチドリと一緒の時はブレイク系かな。あ、ツバメとワルツみたいなのも踊ったこともあるよ! エスコートが王子様って感じで、すっごく楽しかった♪ ハクチョウもバレエやってるみたいだから、一緒になにか踊ってみたいなぁ

記者:楽しそうですね。他にもお休みの日はなにかされているのでしょうか? 

フラミンゴ:あとはネイルとかお化粧の練習してみたり……? おしゃれするのが好きだから、そういう話をツルとかハクチョウとよくしてるよ

記者:フクロウさんがネイルの色を選んでいると伺ったのですが

フラミンゴ:うん、そうなの! 今はちょっと色が判別しづらくて、フクロウとか他の人に選んでもらってるの。しかもフクロウね、色の勉強をしてくれててね! ネイルの色を選ぶところから、一緒に考えてくれてるんだ。あと塗ってくれることもあるよ。塗るのも練習中なんだって! フクロウって結構手先が器用で、アイドルのライブに行く時のうちわとか、応援グッズを自分で作ったりしてたくらいなんだよ! あ、今日のネイルもフクロウが色を選んで、塗ってくれたの♪

記者:きれいな色ですね。服もフクロウさんが選んでいるんですか?

フラミンゴ:服はたまに選んでくれるけど、まだ自信がないみたい。だから時々ツルやハクチョウも服の組み合わせを見てくれるの。ツルは物知りで、なんていうか……『教養深い』って感じで、いろんな話をしてくれるよ

記者:ツルさんやハクチョウさんとよくお話をされるのですか?

フラミンゴ:うん! あ、でもツバメともよく話すよ。ツバメがお茶会開いてくれて、そこにツルとハクチョウがよく集るから、4人で楽しくお茶しながら雑談してるの♪ 時々スズメにエナガ、カラスも混ざったりするんだ。モズも誘ってるんだけど、来ないんだよねー

記者:ペア相手のフクロウさんは参加されないのでしょうか?

フラミンゴ:フクロウは元々人が集まる場所が苦手だから、滅多に参加しないの。でもお茶会はホントたまーに、人数が少なめな時に顔をだすことがあるよ

記者:もしかしてフクロウさんがお茶会に参加する時は、フラミンゴさんがいる時だけなのでしょうか?

フラミンゴ:え、あ、そ、そうかも! 今言われて気づいたけど、ワタシがいない時に参加してたって話は聞いたことがないし、いつもお茶会にいるか聞かれるから……ワタシがいる時だけ一緒に参加してるのかな

記者:フクロウさんとは幼馴染と伺いました。ずっと仲がいいんですね

フラミンゴ:うん、幼馴染で親友なんだ♪ 小学生の頃からずっと仲良しで、たくさん遊んできたんだよ

記者:長年ペアを組んでいたとも言えるフクロウさんに、なにか伝えたいことなどありますか?

フラミンゴ:伝えたいこと、かあ……いつも仲良くしてくれてありがとう! 趣味とか違ってもたのしく話せるフクロウと、これから先も……ずっと一緒にいられるといいなってこと、かな? えへへ、改めて言葉にするとちょっと恥ずかしいね

記者:おふたりがずっと親友でいられるように、願っています

フラミンゴ:え、えっと、うん、そうだね。ありがとう!

■フクロウさんにインタビュー

記者:フクロウさん、今日はよろしくお願いします

フクロウ:よ、よろしく……お願いします……その、私、人と話すのが得意では、ないです、けど……が、頑張ります……

記者:そう怖がらなくて大丈夫ですよ。まずは趣味の話などから始めましょうか

フクロウ:しゅ、趣味ですか……? 好きなのは、ゲームで……ゲームなら、わりとなんでもやります……

記者:一番得意なゲームジャンルなどありますか?

フクロウ:えっと……前はFPSゲームの、オンライン対戦とか……よくしてました……最近はソシャゲとか……あと、遊びやすいゲームとか……

記者:遊びやすいゲーム?

フクロウ:あ、あの……エナガさんがわりと、ゲームに興味をもってくれて……時々、一緒に遊んだりしてて……パーティゲーム系とか……だから遊びやすいゲームを、遊ぶことが多くて……あとふたりで一緒に遊べるようなヤツとかが多い、です……

記者:エナガさんのゲームの腕はいかがでしょう?

フクロウ:それが、かなり上達が早くて……っ! なんていうか、思い切りがいいのと……わからない時は、素直にきいてくれるので……すぐにコツをつかむっていうか……! だから最近は、対戦も楽しくて……エナガさんと一緒に遊ぶの、楽しいです……

記者:成長が楽しみですね。ゲーム以外にも、フクロウさんはアイドルがお好きだと伺ったのですが

フクロウ:ひっ! ば、バレてる……!? どうして……? あ、でもこれは……布教のチャンス、かも……? あ、あの『ななダズ』……あ、『なないろラズルダズル』っていうアイドルが最高で……っ! 他のアイドルも好きなんですけど、とにかく『ななダズ』がイチオシで……箱推しっていうか、もうみんな可愛いし、歌も元気になれるものから、泣けるものまで神曲ばかりで……っ! トリになる前はライブにも行ってて……だから、戦いが終わって帰ったら……またライブに、行きたいんです……っ!

記者:熱い思いが伝わってきました。そういえば、ツバメさんのお茶会には顔を出されるのでしょうか?

フクロウ:お茶会は……時々、本当に時々……参加してます……あれは陽キャの集いっていうか……ツバメさんは優しいけど、眩しいっていうか……あの人、すごくって……CAGEのスタッフさんが、お茶会にって差し入れとか、してくれてて……それにツバメさんが笑顔でお礼を言うと、悲鳴っていうか、歓声があがるから……スタッフさんの中に、ツバメさんのファンが、いる気がします……

記者:それはツバメさん、すごいですね。お茶会ではどのようなお話をされるのですか?

フクロウ:え、えっと……私は聞き専で……みんな、任務の話とかもするけど、おしゃれとか美味しいモノの話が多い、かな……? トリになる前の話は……みんな、ちょっと慎重になる気がする……あ、でも……夜に……眠れなくて、部屋の外にでたら、ツバメさんも起きていることがあって……一緒にお茶を飲むことも、あります……そこにカラスさんとか、他の人も混ざることがあるけど……あの時間はみんな、静かで…………ちょっと、いつもと違ってて……落ち着きます……

記者:そういった時間を共有できるのは、安心しますね。フラミンゴさんは夜のお茶会には参加されないのでしょうか?

フクロウ:フラミンゴは、よく寝るから……昔から悩み事があっても、眠れるタイプで……たまに私の夜更かしに、付き合おうとしてくれるけど……すぐに寝ちゃうことも多くて……

記者:先に寝てしまうんですね

フクロウ:は、はい……でもフラミンゴが眠れてると、嬉しいです……健康って、感じがするし……眠れてるのを見ると、安心するから……

記者:フクロウさんは眠れないことが多いのですか? 

フクロウ:え、あ……トリになる前から、そういう傾向があって……今は更に、ですけど……で、でもフラミンゴが眠れるようにって、ノンカフェインのおしゃれなお茶を淹れてくれたり……ツバメさんたちとも、夜のお茶会っていっても、飲んでるのは、ホットミルクだったりで……少しだけ、共有できてるっていうか……眠れないけど、怖くない気はします……

記者:少しは緩和されているのならよかったのです。フラミンゴさんになにかお伝えしたいことはありますか?

フクロウ:え、感謝しかないです……この状況で……今もなんとか立ってられるのは、フラミンゴがいるからで……いなかったらきっと、もっと、だめになってて……多分もう、生きてないと思うから……フラミンゴがいてくれて良かったし……私も少しくらい、力になれたらいいなって……

記者:きっと力になれていると思います。本日はありがとうございました

フクロウ:あ、ありがとうございました……

■フラミンゴさんとフクロウさん ペアインタビュー

記者:それでは早速ですが、フラミンゴさんとフクロウさんがペアを組んだ理由やいきさつを教えてください

フラミンゴ:えっと、ほぼ同時期にトリとして目が覚めて、幼馴染だしCAGEからも推奨ペアに選ばれたし、それならもう組むしかないね! って感じでペアになりました~♪

フクロウ:フラミンゴは推奨ペア相手、何人かいたけど……
わ、私がとにかくダメで……フラミンゴに組んでもらったって、感じです……だからフラミンゴには……もっと、いい相手がいたんじゃないかって……考えちゃう……
でも、ペアを組んでくれて……嬉しかった……

フラミンゴ:えーワタシもペア相手は、フクロウしか考えられなかったよ!

フクロウ:う、うう……嬉しい……

記者:おふたりの絆がうかがえるエピソードですね。幼馴染ということですが、いつ頃出会ったのでしょうか?

フラミンゴ:小学生の頃だよ!
同じクラスになって、そこから仲良くなったんだよね

フクロウ:う、うん……でも最初、私が人見知りしちゃって……
仲良くなるのに、ちょっと時間がかかったというか……最初の頃、フラミンゴに塩対応してしまったというか……う、なんで私はあんな対応を……黒歴史だよぉぉぉ……!

フラミンゴ:フクロウは最初の頃の態度をよく後悔してるんだけど、ワタシ、あんまり気にしてないんだよね~! 確かにあの頃のフクロウって今よりちょっとテンション低かったかな~って気もするけど、漢字とか勉強を教えてくれたし、優しくしてもらった思い出しかないよ♪

フクロウ:そ、それならいんだけど……フラミンゴは小さい頃からかわいくて明るくて……でも転校してきたばっかりの頃は良くも悪くも目立って、ちょっと浮いてた……でも、すぐに馴染んで……友達いっぱいできてたよね……

記者:おふたりの幼い頃が想像できます。昔と今、おふたりで過ごされる時間はなにか変わったんでしょうか?

フラミンゴ:小さい頃は家が近いのもあって、家によく行き来してたかな。一緒に宿題したり、ゲームしたり! あとフクロウがファッションショーごっこに付き合ってくれたりしたよね♪ ワタシのお姉ちゃんの服とかも着てやってたな~

フクロウ:フラミンゴがかわいいから、撮影担当だけしたかったんだけど……でも、楽しかったよね……ただ……1回だけ、お姉さんの化粧品を、使っちゃったことがあって……

フラミンゴ:あったね~。テンションが上がって、ついお姉ちゃんのお気に入りのリップを使っちゃって……その、子どもだったからリップがぐちゃってなっちゃって……すっごく怒られたし、すっごく反省したしもう二度とやらないって誓ったんだけど……め、めちゃくちゃ怖かったよね……

フクロウ:死を覚悟した……

記者:フラミンゴさんは誰とでも仲良くされる印象ですが、お姉さんには頭があがらなかったんでしょうか?

フラミンゴ:あがりません

フクロウ:フラミンゴがつい敬語になるくらいの、力関係です……で、でも普段は優しいお姉さんで……面倒見もよくて、いろいろ教えてくれるし……私からすると、年長者とはこうあるべきだ……みたいな、憧れが……

フラミンゴ:フクロウも『お姉ちゃん』の立場だもんね。でも弟くんとも仲がいいし、ちゃんとお姉ちゃんできてると思うけどなー?

フクロウ:え!? あれは完全に、私を舐めてる態度だよ……フラミンゴには懐いてて、いい子だけど……全然、姉のいうこときいてくれないし……呼び捨てにしてくるし……お菓子に私の名前を書いても、食べられるし……! でもゲームの腕は、私のほうが上だから……! 対戦したら、絶対に勝つから……!

フラミンゴ:それで弟くん、泣かせちゃったこともあったっけ

フクロウ:弟をゲームで負かすと、その後ちょっとだけ……姉の私を尊敬してくれる期間が、あるので……いつも手加減しない……!

記者:兄弟ぐるみで仲がいいんですね。この戦いが終わった後も、おふたりは仲良くしているんだろうなと想像がつきます

フラミンゴ:ふふ、そうだと嬉しいな♪ ワタシね、帰ったらフクロウとやりたいこと、たくさんあるんだ。でも特別なことだけじゃなくて、一緒に学校に通ったり、お互いの部屋でお泊まり会したり……そういう時間を過ごしたいって思ってるの!

フクロウ:フラミンゴ……うん、私もだよ……フラミンゴは、たくさん友達がいるけど……私とも一緒に遊んでくれる……いいのかなって気持ちもあるけど、それ以上に嬉しいから……私もまた、フラミンゴと一緒に学校に行ったり、帰りに寄り道したり……『いつもの日常』を、過ごしたいな……

フラミンゴ:絶対にできるよ! ふふ、楽しみだね♪ ……ふたりで一緒に、『いつもの日常』に帰ろうね

記者:今日はありがとうございました

■ツルさんにインタビュー

記者:ツルさん、今日はよろしくお願いします

ツル:ええ、こちらこそよろしくお願い致します

記者:ツルさんの人となりを知りたいので、まずは趣味を教えてください

ツル:以前は茶道を嗜んでいましたので、お茶を点てることでした。今の状況では少し難しいので……そうですね、非番の日に美味しいお酒をいただくことでしょうか

記者:お酒を飲まれるのですね。特にどのようなお酒がお好みなのですか?

ツル:日本酒やワインですね。最近はウイスキーなんかも美味しくいただきます。とはいえ任務がなくても待機の場合があるので、その時はお酒はさすがに控えています。だからあまり飲む機会は多くはないんですよね

記者:一緒にお酒を飲む相手はいるのでしょうか?

ツル:トリの皆様はまだお酒を飲めない年齢の方が多いので、CAGEのスタッフの方と飲むことが多いですね。特にミヤマさんと副司令はお酒にとても強いので、長時間楽しくお話できますよ

記者:ハチドリさんもお酒を飲める年齢ですが、一緒に飲むことはあるのでしょうか?

ツル:ハチドリさんも参加しますよ。彼女はジュースのような甘いお酒を好みますね。あまり強くないので、お酒が好きというよりは楽しくお酒を飲んでいる空間が好きなのでしょう。酔いが回ると楽しくなってそのまま寝てしまうタイプなので、同じタイプのカッコウさんと床に転がってることがよくありますね

記者:楽しそうですね。司令が参加することはあるのでしょうか?

ツル:司令が? ふふ、まさか。あの方はそういう場に現れませんよ。そうですね……一度だけ副司令が寝てしまったことがありまして、通りがかった司令が抱きかかえて連れて帰られたことはありますよ。司令が顔を出されたのは、その時くらいでしょうか

記者:ツルさんはかなりCAGEのスタッフの方と仲良くされているのですね。ちなみに他のトリの方と交流されることはあるのでしょうか?

ツル:ええ、ツバメさんがよくお茶会を開いてくださるので。ツバメさんとハクチョウさんやフラミンゴさんと私がよく参加しています。楽しくお喋りしていますよ。時折、スズメさんとエナガさんがお菓子を作って参加されることもありますね

記者:モズさんは参加されたことがないと伺いましたが

ツル:ふふ、見たことはありませんね。彼女は単独行動が好きな方のようですから。そもそもお茶会は自由参加ですし、各々がお好きなように過ごされたら良いかと。ただツバメさんは少し残念そうにされているので、ペアを組んでいるのなら多少は相手を気遣っても良いのでは……とは思いますが

記者:いつか参加してくれるといいですね。フラミンゴさんがよく服を選ぶのを手伝ってもらっていると話していましたが、そちらはいかがでしょう

ツル:それは……ええ、選んでいますね。彼女は身だしなみ、特にお化粧や服装などに興味があるようでして。私の知識で良ければと、よくお話させていただいていますね。ハクチョウさんも混ざることがありますし、時々エナガさんやスズメさんが興味深そうに眺めてくることもありますよ

記者:ツルさんは様々な方とよく交流されているのですね

ツル:それはもちろん。合縁奇縁といいますか……望む望まざる関わらず、こうして出会ったのもなにかのご縁ですから、仲良くできるに越したことはありません。とはいえ、ひとりの時間も楽しんでいます。トリになる前はアクアリウムや美術館で鑑賞することも好きでしたが、最近は行動も限られていますので……ひとりの時間では、読書や映画鑑賞を楽しんでいます

記者:なるほど、ひとりの時間も楽しまれているのですね。最近はひとりの時間を過ごせていますか?

ツル:ええ、最近のハチドリさんはカラスさんと戦闘訓練されたり、フラミンゴさんと仲良くされたり、他にもたくさんの方と接しているようでして。おかげ様で、こちらとしてはひとりの自由な時間がとれ、大変助かっています

記者:そんなハチドリさんについて、なにかコメントはありますでしょうか?

ツル:ハチドリさんは少し自由気ままで奔放なところがありますが、あれでいて意外と義理堅い人なんです。もちろんその果たすべき義理を覚えていればの話ですが。ああ、始末書だけはどうにかしないといけませんね。相変わらず数は多いのですが、内容は以前と随分変わったのですよ

記者:始末書の数も減るといいですね。今日はありがとうございました

ツル:ふふ、貴方もどうぞ願っていてください。こちらこそありがとうございました

■ハチドリさんにインタビュー

記者:ハチドリさん、今日はよろしくお願いします

ハチドリ:よろしくー

記者:ハチドリさんの人となりを知りたいので、まずは趣味などを教えていただけますか?

ハチドリ:趣味って好きなことでいいの? バイクに乗ったりー、ダーツしたり。あ、体を動かすことが好き!

記者:なるほど、今もバイクに乗ってるのでしょうか?

ハチドリ:乗ってない。バイクないし。アタシさ、バイク、ほしいんだよね。ツルがアネさんに話してくれてるって言ってた!

記者:申請中なんですね。許可はまだ下りないのですか?

ハチドリ:えーどうだろー? あ、始末書の提出をしたら考えるって言われた気がする!

記者:それは……始末書を提出した方がいいのでは……?

ハチドリ:えーやだなー! 字がいっぱい書いてあるの、苦手。難しい漢字もいっぱいあるし、眠くなるんだよね

記者:ツルさんは始末書の記入を手伝ってくれるのでしょうか?

ハチドリ:ぜんっぜん、手伝ってくれない! たまに始末書タイムとか言って、書き終わるまで部屋から出してくんない時があんの! でも手伝ってくんない。漢字とか意味わかんないのは教えてくれるけど、ずっと後ろで本読んで、今日は静かでいいですねっつってるだけ

記者:お互いマイペースに過ごされているんですね。他にはどういった過ごし方をされているのでしょうか?

ハチドリ:えー覚えてない。なんだっけ?

記者:頑張って思い出していただけると……

ハチドリ:あ! クロとアリーナでよく遊んでる! あと眼帯とも! ピンクとは踊ってる。体動かしてると楽しいよ

記者:クロ? 眼帯? ピンク……?

ハチドリ:フードは声かけると、なんか逃げるんだよねー。なんで? あと、チビたちが時々クッキーくれる。おいしいよ!

記者:あの、クロや眼帯などはニックネームでしょうか?

ハチドリ:名前覚えてない。あと王子がやってるよくわかんない集まりで、甘いのいっぱい食べれて楽しい!

記者:そ、それは良かったです。ツルさんとお酒を飲むことがあると伺いましたが

ハチドリ:飲むよ!

記者:ツルさんとは仲良くされているんですね

ハチドリ:仲良くってよくわかんないけど、ツルといると楽しいよ。ツルってメンド―なこと、やってくれるし! 始末書だけは絶対やってくんないけど。ま、ツルがアタシを使えるって思う間は、一緒にいるんじゃない?

記者:おふたりは面白い関係ですね。今日はどうもありがとうございました

ハチドリ:うん、またねー!

■ツルさんとハチドリさん ペアインタビュー

記者:ツルさんとハチドリさんのおふたりがペアを組んだ理由やいきさつを教えてください

ツル:私たちはCAGEで出会いました。ペアになるならハチドリさんがいいと私が申し上げたのです

ハチドリ:死ぬのとツルに従うの、どっちか好きに選べって言われて、ツルを選んだ!

ツル:ハチドリさん、それはだいぶ誤解を招く表現ですよ。CAGEでは彼女の才能をうまく活かしきれていなかったので、飼い殺しになるくらいなら私と一緒に行動しませんか、といった内容に近い言葉でお声掛けをしました

ハチドリ:そうだったっけ?

記者:なるほど、おふたりならではの出会い方だったのですね

ツル:そうですね、他の方たちとは少し違った出会い方ではありますが、なかなかうまくやれているのではないでしょうか

記者:おふたりの空気感は独特ですが、不思議と噛み合っているように感じます。出会った当初から、今のような関係性だったのでしょうか?

ハチドリ:ツルが今よりもっと面倒だった

ツル:もう少し言葉を選んでくれるとありがたいのですが……否定はしません。私が少し人見知りな面がありまして、慣れるまで時間がかかってしまいました

ハチドリ:え? マジで言ってんの?

ツル:私が嘘をついたこと、ありますか?

ハチドリ:ないの?

ツル:………………このように、ハチドリさんも私も少々マイペースなので、お互いのペースが噛み合うまでは多少時間がかかってしまったかもしれません。ですが細かいことです、コミュニケーションにはさほど問題はありません

記者:なるほど。ちなみにおふたりで過ごす時はどのような過ごし方をされているのでしょうか?

ハチドリ:ツル、全然遊んでくんない。クロとか眼帯のほうが遊んでくれる!

ツル:貴方の体力についていけるほうが珍しいのですよ。この間なんてカラスさんたちとアリーナで戦闘訓練して、フラミンゴさんとダンスした後に、またツバメさんとアリーナで戦闘訓練をしていませんでした?

ハチドリ:した! 楽しかったー

ツル:本当に元気ですよね。そのわりに私とふたりで過ごす時間は、意外と静かで……

ハチドリ:うるさくすると、ツル怒るし

ツル:あれは貴方が部屋の机を壊したからです。それ以外では始末書を書くまで閉じ込めることはあっても、任務時間外はあまり注意していませんよ

ハチドリ:そうだっけ? あの机、壊れると思わなかったなー

ツル:そろそろ力加減を覚えてくださいね。そうすればハチドリさんの活躍の機会は、もっと増えると思いますよ

記者:独特なパワーバランスですね。CAGEで知り合ったということでしたが、この戦いが終わった後のおふたりはどうされるのでしょうか?

ハチドリ:えー先のことなんて考えるの、ムダじゃない? だって戦いが終わる頃、ふたりとも生きてるかわかんないし。でも好きに暴れられる時間が終わっちゃうのは、やだなー。ツル、なんとかしてくれる?

ツル:戦いが終わった後も戦いたいだなんて、本当に元気ですね。ハチドリさんは戦い以外にも趣味がありますし、そちらでしたら多少はお力添えできるかと思いますよ

ハチドリ:バイクとか? ツルも一緒にバイクにのってどっか行く?

ツル:ふふ、それまでに安全運転を覚えていただけるのでしたら。まずはモズさんなどで試してからにしていただけます? それと戦いが終わった後のことですが……確かにどうなるのかはよくわかりませんね。私たちはお互いに大人で、それぞれの生活の拠点もありますし。ただハチドリさんと過ごす時間はそれなりに刺激的なので、たまに会って一緒の時間を過ごすような関係も、悪くはないかもしれませんね。もちろんふたりとも生きていればの話なので、その時にまた改めて考えることにしましょうか

記者:……おふたりが一緒にいる姿が見れるように、祈っています。今日はありがとうございました

■ツバメさんにインタビュー

記者:ツバメさん、今日はよろしくお願いします

ツバメ:こちらこそ!

記者:まずは人となりを知りたいので、ツバメさんの趣味を教えていただけますか?

ツバメ:趣味は人をもてなすことだね。誰かをもてなして楽しんでもらうことが好きなんだ

記者:人をもてなす、ですか?

ツバメ:そうだね。といっても、紅茶を淹れたり料理を作ったりするくらいだけど。その人が好きな香りの紅茶を選んだり、気分に合わせてみたりね。料理もそこまで凝ったものができるわけではないけど、紅茶に合うような軽食なんかが得意だよ

記者:なるほど。他の方からもツバメさんはお茶会をよく開催していると伺いました

ツバメ:はは、話に上がっていたんだね。トリになる前も似たようなことをしていてね、少しは楽しんでもらえればと思って呼びかけたら、想像以上に喜んでもらえたんだ! 特にフラミンゴやツル、ハクチョウはよく顔をだしてくれるよ。他のトリたちと一緒にこうして楽しい時間を過ごせるなんて、嬉しいことだよね

記者:どういったお話をされているのでしょう?

ツバメ:フラミンゴたちが揃っている時はファッションやコスメの話が多いね。ツルとはお茶の淹れ方や茶葉の話を、ハクチョウとは幅広い話をするかな。時々カラスやハチドリに、スズメとエナガも顔を出してくれるけど、フクロウは滅多に顔を出さないかな

記者:ツバメさんの相棒はモズさんですが、モズさんは参加されないとか?

ツバメ:モズには声をかけるんだけど、顔を出してくれたことがないんだ。でも紅茶や料理には、興味があるはずだよ。時々差し入れするとそれは食べてくれるから、美味しいとは思ってくれているんじゃないかな

記者:他になにか交流される相手はいるのでしょうか?

ツバメ:僕はわりと誰にでも声をかけているかな。スタッフの人とお茶会をすることもあるしね。僕とモズはまだ迎撃部隊の中では新入りのようなものだから、できればみんなのことを知っておきたいんだ

記者:人となりを知ることに積極的なんですね

ツバメ:そうだね。知っておきたいし、覚えておきたいんだ。相手に嬉しいことがあった時、お祝いにかける言葉はどんな言葉がいいか。作ってあげるとしたらどんな料理が喜ばれるのか。戦いが続く状況だからね、もう聞けないし知ることもできなくなった時……何も知らなかったと後悔するのは悲しいだろう? 僕が覚えているからといって、何かが変わるわけではないけど……覚えていたいんだ。これは僕の性分のようなものかな

記者:なるほど。差し出がましい質問ですが、それはツバメさん自身を苦しめることにならないでしょうか?

ツバメ:それは考えたことがなかったな。ああ、でも以前……モズに言われたことがあったな。知ろうとするなんてバカバカしいとかいったようなことを。もしかして、そういう意味もあったのかな……?

記者:すみません、失礼しました。そのモズさんも物言いが独特ですが、彼女と過ごされる事はあるのでしょうか?

ツバメ:時々ね。モズはそもそも捕まえるのが難しいんだ。どこにいるのかよくわからないというか……ハチドリとはよく戦闘訓練をしているみたいだけどね。ツルがたまに見に行って、ハチドリが無茶をしていないか気にかけているようだよ

記者:ツバメさんからモズさんに声をかけることはあるのですか?

ツバメ:僕から声をかけることが多いかな。いつも『またか』って顔をされるんだけど、僕はわりと諦めないタイプでね。せっかくペアになったんだから、きちんと向き合たいと思ってるんだ。その気持ちにモズが応えてくれるかは今のところわからないけど、いつか伝わればいいな

記者:向き合ってくれるといいですね

ツバメ:はは、ありがとう! でもモズにはきっとモズのペースがあるだろうから、徐々に僕たちなりの形でペアらしくなれればと思っているよ。モズは僕といると、時々居心地が悪そうにすることもあるけど……完全に拒絶されているわけでもないしね

記者:またいつかインタビューをさせてください。その時、モズさんとの関係が良好になっていることを期待しています

ツバメ:ありがとう、期待に添えるよう頑張るよ!

■モズさんにインタビュー

記者:それではモズさん、今日はよろしくお願い致します

モズ:はいはい、よろしくね

記者:まずは人となりを知りたいので趣味を教えてくれますか?

モズ:趣味ねぇ……CAGEの中で趣味の時間がとれると思ってるってことだね

記者:ほ、他の方からは、ヴァイオリンを弾かれるとお話を伺っています

モズ:ヴァイオリンは弾くよ。というか……そもそも他から聞いているなら、わざわざ私が話す必要はないんじゃない?

記者:そうおっしゃらず、モズさんの言葉で知りたいんです

モズ:ふぅん。答えられる範囲でならかまわないよ。気が向かなかったらごめんねぇ

記者:ありがとうございます。ハクチョウさんのピアノとヴァイオリンを一緒に演奏されることがあるとか

モズ:あるよ。ハクチョウくんのピアノは悪くないね、抑圧された静かな激情を感じるよ

記者:ハクチョウさんのピアノはお気に入りなんですね

モズ:意外だった? 私はわりとハクチョウくん自身も、認めているからね。ピアノの演奏もだけど……彼女の汚いものをたくさん見たとしてもなお、美しく気高くあろうとする精神は意外と嫌いじゃないんだ

記者:それはツバメさんにも該当することでしょうか?

モズ:あはは、本気で言ってるの? ツバメくんはね、見ているつもりで見ていないんだよ。まだ向き合えていない。本人は自覚がないみたいだけどねぇ

記者:……ツバメさんのお茶会に参加しないというのは本当でしょうか?

モズ:そんなことまで知っているんだ? そうだね、参加していないよ。あれは任務でもなんでもなく、趣味の集まりでしょ。別に参加したい人だけが参加すればいいんじゃない?

記者:他に交流されている方はいらっしゃるのでしょうか?

モズ:残念ながら、仲良しこよしは興味がなくて。カラスくんからは時々、喧嘩を売られることはあるけど。ああ、ハチドリくんとはよくアリーナで訓練するね。そしたらツルくんが様子を見にくるんだ。面白いよねぇ

記者:様子を見に来るというのは、心配してのことでしょうか?

モズ:ツルくんにとっては大事な大事なペア相手だからね、殺されちゃたまったもんじゃないんでしょ。どんな心配をしているのかわからないけど、さすがに殺したりなんかしないよ。CAGEの施設内でそんなに無茶なんかしないし、そもそも『大事なお仲間』なんだから、ねぇ? だいたい仮に殺しちゃったとしても、別にツルくんならすぐに次の相棒が見つかるでしょ。でもそうしないってことは、意外とあの猛犬を気に入っているのか、それともまた最初から懐柔するのが面倒なのか、もうそういう段階ではないのか……君はどう思う?

記者:それはわかりかねますが……他に仲良くしたい方はいるのでしょうか?

モズ:どうかなぁ。スズメくんやフクロウくんに近づくと、ツバメくんがうるさいんだよね。だから気ままに適当に見かけたらって感じにしているよ

記者:ツバメさんとは、少し変わった関係性なんでしょうか

モズ:他のペアと比べてってこと? それはそうなんじゃない。他のペアを知らないけど、私はそもそも望んでいないし、どちらかといえば……まあ、それはいいか。でもツバメくんか私のどちらかが飽きるまで、このツガイごっことやらも続けてもいいかもしれないね。どうせ何をしたって戦いの日々は変わらないんだから

記者:……ありがとうございました

モズ:どういたしまして

■ツバメさんとモズさん ペアインタビュー

記者:早速ですが、ツバメさんとモズさんがペアを組んだ理由やいきさつを教えてください

ツバメ:司令部から話をもらったのがキッカケだったね。それまではお互いに別の任務についていたから、迎撃部隊で行動しはじめたのがはじまりかな

モズ:そうだね。あれは誰かさんがいろいろ告げ口してくれたせいでもあるけどね

ツバメ:それが僕たちのキッカケ、つまり告げ口から始まったってことか。面白いね!

モズ:……それ本気で言ってる?

記者:ではおふたりはトリになってから出会ったということでしょうか?

ツバメ:それは……

モズ:次の質問に行こうよ。その質問、退屈

記者:失礼しました。それでは実際におふたりで組んでみていかがでしょう?

ツバメ:僕たちは他のペアに比べて組んでからまだ日が浅いから、いろいろと試行錯誤している最中だよ。モズは俯瞰して物事を見るのが得意な気がするんだけど、どうかな

モズ:さあ? 私からすれば他のトリたちが見えていないことに驚きだよ。ツバメくんもそうだけど、わりと猪突猛進なタイプが多いよねぇ

ツバメ:戦いが中心の部隊だからね。調査や探索が中心の部隊だったら、また少し違う気質のトリが集まるんじゃないかな

モズ:ふぅん、そういうもの? でもツバメくんは司令直属の『お気に入り』だったわけでしょ。迎撃部隊なんかに移動させられて、イヤじゃないの?

ツバメ:お気に入りというのは語弊があるけれど、迎撃部隊はイヤじゃないよ。僕は最初から司令直属だったわけではないしね。いろいろあって、司令が拾ってくださったんだよ

モズ:君ってポジティブだねぇ。司令が利用価値があると判断してそばに置いただけかもしれないのに?

ツバメ:たとえ利用するためだったとしても、あの頃の僕にとってはある意味救いだった。だから司令には感謝しているんだ

記者:おふたりで過ごす時間はどのように過ごされているのでしょうか?

モズ:一緒にいる時間は少ないんじゃない? 任務に支障がでない程度は訓練するけど、それ以外はねぇ

ツバメ:お茶会には来てくれないけど、部屋に紅茶とお菓子を持っていくと時々入れてくれるよね

モズ:気が向いたときはね。ただツバメくんはさぁ、事前に連絡するってことをもっと意識した方がいいんじゃない? 急に来てもいないことがあるし、二度手間でしょ

ツバメ:そうかもしれないね。でも事前に連絡するとモズに避けられそうで……むしろ突然訪問するほうが会える可能性が高い気がするんだ!

モズ:本当に不思議なんだけど、君はなぜかそういう勘は悪くないんだよねぇ。どうなってんの? 『ギフト』なの?

記者:本当に不思議な関係性ですね……そんなおふたりは戦いが終わったら、どういう過ごし方をされるのでしょうか?

ツバメ:僕たちが少し変わった関係性なのは自覚しているよ。でもできれば、ここで終わる縁だとは思いたくないな。せっかくこうして組むことになったんだから、また会える関係性でいたいと願うよ

モズ:はは、正気? せっかく縁を切るチャンスだっていうのにさぁ。……戦いが終わる頃も同じ気持ちでいたら、願いを叶えてあげなくもないよ。まあどうせ気が変わってるだろうけどねぇ

ツバメ:叶えてもらえるように、努力するよ!

記者:今日はありがとうございました

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