感想:24年1月からアニメ放送の『即死チート』がホントにチート過ぎ。たった一言で勇者も大賢者も神でさえ…(ネタバレあり)【おすすめ異世界漫画】

ネオン
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 恩頼ネオン(@Dol_neon)がおすすめの異世界コミックを紹介! 題して“ネオンの異世界探訪”♪

 本日お届けするのは『即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。-ΑΩ-』ですー!

主人公のギャップに和んだり恐怖したり…

 なんと来年1月からTVアニメ放送が決まってるらしい! 私がコミックで楽しく読んでいた作品がどんどんアニメ界に羽ばたいていくのを見届けるのは感慨深いなあ……(勝手に母親目線)。

 本作は現代の高校生たちがチート能力付きで異世界に召喚されるという、けっこう王道な始まり方です。ただし、一見平凡な主人公・高遠君だけが、他の生徒たちとは一線を画す異常な強さを秘めているのが特筆すべきポイント。

 彼の能力はズバリ“即死”。死んでほしい対象に「死ね」と念じるだけで、対象はあらゆる防御も回避も効かず即死します。その威力たるや、敵が勇者だろうが大賢者だろうが一国の大軍だろうが世界の神だろうが関係なく、とにかく必ず死んでしまう恐ろしいもの。

 中二病な私が解釈するに、因果律を捻じ曲げて死を確定させる……みたいな感じなのではないかと? RPGで例えるなら即死魔法のザ〇やザ〇キがどんなラスボスにも100%効いてしまうような、とにかく理不尽な強さなんですよねこれ。

 物語中では高遠君に敵対する者たちは、かなり無慈悲な死を迎えることとなります。

 ふだんの高遠君は少しのんびり屋でひょうひょうとした、争いを好まない普通の男子高校生。なので、そのギャップが読んでいて和むところでもあり、サイコパス的な恐ろしさを感じるところでもあります。

 彼を操縦できるのは、同級生のヒロイン・壇之浦さんくらいでしょうか? 2人が旅の中で醸し出すどこか呑気な空気感の中で、周りの人々が恐怖と欲望に揺れ動いていく、どこか不思議な雰囲気の作品になっています。

 マイペースなダンナに振り回されるかのような、壇之浦さんの健気なかわいさはぜひぜひ必見です♪

『即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。-ΑΩ-』あらすじ(公式ページより)

 高校の修学旅行中バスの中で寝ていた高遠夜霧は、クラスメイトの壇ノ浦知千佳に起こされて目を覚ました。すると――そこは異世界で、目の前にはドラゴンが迫ってきていた!

 彼らのクラスを召喚したのはこの世界で絶大な権力をふるう《賢者》の一人で、クラスメイト全員が《ギフト》と呼ばれる能力を受け取れるはずだったが、二人を含む何人かは運悪くこれを受け取れず、足手まといとして切り捨てられたのだった。

 いきなり大ピンチの主人公! と思いきや、実は夜霧は元々この世界の基準では計れないほどの《即死能力》を持っていて―――。


恩頼ネオン:電撃オンラインのライター。4コマ漫画『ゲームライターもラクじゃない!』もよろしくです♪


キャラクターデザイン:津路参汰(ニトロプラス)
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