感想:『死して生きるSSS級ハンター』に素直に感動。こんな作品が現れるなんて…とりあえず第10階層クリアまで読んで!(ネタバレあり)【おすすめ異世界漫画】

ネオン
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 恩頼ネオン(@Dol_neon)がおすすめの異世界コミックを紹介! 題して“ネオンの異世界探訪”♪

 本日お届けするのは『死して生きるSSS級ハンター』ですー!

主人公の孔子は死ぬことで発動するスキルを得て…

 すごい作品が現れたなあ……と素直に感動した、壮大なスケールの長編ハンター物です。

 舞台はハンターたちが“塔”と呼ばれる巨大なダンジョンで、100階層のクリアを目指しているゲームのような世界。

 主人公の孔子は嫉妬心以外は何も持たない凡人以下の落ちこぼれハンターでした。しかし自分が死ぬことで発動する、ちょっと複雑なスキルを手にしたことで、彼は唯一無二の一流ハンターの道を歩み出します。

 強くなり、成功し、前に進むために、孔子はとにかく死にます。自殺を含めて何度でも怖れることなく死にまくります。それはもはや狂気であり、孔子がけっして凡人ではなかったことがそこでわかります。

 しかし塔のクリア難度は常軌を逸したもので、孔子がいくらチート能力を持っていようが簡単ではありません。

 私から言えることは、とりあえずチュートリアル範囲といわれる第10階層のクリアまで読んでほしいということ! その号泣エピソードを経て孔子は大きく覚醒し、塔の攻略はエンジンがかかり、作品のスケールはどこまでも広がっていくんです。

 この作品の敵はけっして単なる敵ではなく、そこには必ず胸に迫るドラマが潜んでいるんですよね。各章が終わるたびにすばらしい映画を見た後のような感動が用意されていて、私はまんまと毎回泣かされてる気がします……。

 初めはぎこちなかった相棒の“剣帝”や、ハンター仲間たちとの絆の深まりも心が温まりますね! 本筋がめっちゃシリアスなのと対照的に、仲間たちとの間にはギャグ描写が散りばめられていていい箸休めになってます。

『死して生きるSSS級ハンター』あらすじ(公式ページより)

 ランキング1位の炎帝を妬む日々を過ごしていたFランクのおちこぼれハンター・孔子は、ある日“敵のスキルをコピーできる”というS級スキルを手に入れる。

 しかし喜びも束の間、このスキル……何かがおかしい!! なに!? 発動条件がオレの死……? 最高のハンターを目指す孔子の挑戦が始まる……!


恩頼ネオン:電撃オンラインのライター。4コマ漫画『ゲームライターもラクじゃない!』もよろしくです♪


キャラクターデザイン:津路参汰(ニトロプラス)
© KADOKAWA Game Linkage Inc.
©Kakao piccoma Corp.

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