感想:『ハズレポーションが醤油だったので料理することにしました』薄幸な主婦だった主人公の変化にとっても優しい気持ちに(ネタバレあり)【おすすめ異世界漫画】

ネオン
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 恩頼ネオン(@Dol_neon)がおすすめの異世界コミックを紹介! 題して“ネオンの異世界探訪”♪

 本日お届けするのは『ハズレポーションが醤油だったので料理することにしました』ですー!

いい方向に変わっていく主人公にほっこり

 主人公のユーリは家事が得意で献身的なのに、横暴なダンナのせいで不幸な結婚生活を送っていた主婦。

 そんな彼女が異世界に転移してしまうけれど、料理の力で幸せを勝ち取っていく逆転の物語です。

 ユーリは異世界のモンスターが落とすポーション、それもみんなから捨てられていた“ハズレポーション”がさまざまな調味料と同じ味ということに気づきます。

 異世界で出会う人々にポーション調味料を活かした料理を振る舞っているうちに、いつの間にか彼女の周りには多くの人々が集まるようになるのです。

 作品を読み始めた当初のユーリは、元の世界での不幸の影響か、消極的で弱々しいイメージでした。

 しかし読み進めていくうちに、異世界のサバイバル的な日々が肌に合ったのか、持ち前の生活能力を発揮してどんどん存在感を強めていきます。

 また、彼女といっしょに暮らす仲間たちもユーリの料理の腕前とともに心の純粋さや優しさを信頼してくれるようになり、それが私もうれしい♪

 基本的にユーリの周りではいい意味で都合のいいことがたくさん起きるので、とっても優しい気持ちで読めますよ。元の世界で不幸だったんだから、それくらい当然だよね!

 って、それはそれとして……家族の1人で「~なのよ」と背伸びした口調で話すちびっ子ネコ獣人キリカちゃんがたまらなくかわいいよぉ。

 おいしい料理たーんと食べさせてあげるからもっともっと仲良くしてね♪

『ハズレポーションが醤油だったので料理することにしました』あらすじ(公式ページより)

 一方的に婚姻破棄を突き付けられた三十路主婦ユーリは、突如、異世界に迷い込む。

 冒険者ギルドにいたS級冒険者にポーション収穫の仕事を紹介され、異世界の生活にも徐々に慣れていくユーリは、収穫したポーションのとんでもない秘密に気付いた。

 外れだと思っていた回復機能のないポーションが、実は醤油だったのだ。しかも、ハズレポーションで作った料理は補正機能のオマケ付き!

 ユーリの料理は異世界の常識を変えてしまうのか?


恩頼ネオン:電撃オンラインのライター。4コマ漫画『ゲームライターもラクじゃない!』もよろしくです♪


キャラクターデザイン:津路参汰(ニトロプラス)
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