大須賀めぐみは鬼才だと思う。『マチネとソワレ』最新刊14巻が、あいかわらずヤバい（ネタバレあり）

　漫画『マチネとソワレ』最新14巻（大須賀めぐみ）が、12月12日に発売されました。

※この記事には『マチネとソワレ』のネタバレが含まれています。

　大須賀めぐみといえば『魔王 JUVENILE REMIX』『Waltz』『VANILLA FICTION』など激熱漫画で知られていますが……『マチネとソワレ』14巻もゾクゾクさせられてしまう内容に。鬼才と呼びたくなる迫力ですね。

　腹黒で汚い手段で御幸に攻撃を仕掛けるアティカスへの嫌悪感が高まる中、14巻ではいよいよ御幸の逆襲開始といいますか、まあ、御幸お兄ちゃんを敵に回すとこうなるよねといいますか……。憎んでいた敵役がかわいそうになってしまうほど、心をえぐる描写の連発に圧倒されてしまいます。

　ああもう、御幸がわるいコすぎて、引き込まれる……。

『マチネとソワレ』最新14巻の内容は？（商品紹介ページより）

　一触即発のW主演舞台!!

「もっとだ。もっと引き離してやる、三ツ谷御幸……!!」

　ゴッホとゴーギャン、W主演の舞台。アティカスの魔手により御幸がまさかの窮地に……!!

　感情を大爆発させ迫り来るアティカスの猛攻に対し、御幸の打つ手は……!?　二人の役者が激突したその時、舞台上に魔境……出現!!!