ティアキン＆ブレワイ比較。ハイラル城や朽ちた千年樹の変化とは？【ゼルダティアーズオブザキングダム日記＃64】

文: 信濃川あずき

公開日時: 2023年12月28日(木) 11:50

最終更新: 2024年02月01日(木) 15:18

　Nintendo Switch向けソフト『ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム（ティアキン）』。ゼルダ大好きライター“信濃川あずき”のプレイ日記をお届けします。

　本作は、前作『ブレスオブザワイルド（以下ブレワイ）』の数年後を描いています。この数年で、世界にはいくつもの変化が起きています。そこで、ブレワイとティアキン両方で同じ場所を訪れ、スクショで変化を確認してみたいと思います。

　ハイラルは広いので、今回は第1弾としてハイラル城周辺エリアをお届け。エリアごとに細かくチェックするので、変化の有無を旅行気分でお楽しみください。

※こちらの日記はネタバレ要素も含む可能性がありますので、閲覧する場合はご注意ください。また、謎解きや場所に到達するための方法について、筆者の場合であり、その方法は1つではなくさまざまな方法があります。

ブレワイからティアキンで世界はどう変わった？

　ハイラル城周辺のスポットを比較する前に、世界地図を比較してみます。地図がひとつの画面に入りきらないので、2枚にわけて地図の上下を撮影しています。

ブレスオブザワイルドの世界地図

ティアーズオブザキングダムの世界地図

　どちらの地図もDLCをのぞく本編すべての祠を出現させてある状態です。地形は大きく変化していないようですね。この広い地図上で見える大きな変化といえば、ティアキンの地上絵でしょうか。ほとんどの祠の場所が異なっているのもすごいですね。よく見ると、馬宿最寄りの祠の位置もちょっとずつ変わっています。では、ハイラル城周辺を細かく見ていきましょう！

①ハイラル城
　ハイラル城付近の同じ場所から撮影しました。

　上がブレワイ、下がティアキンです。

　ブレワイは各地の神獣からの光が差し込んでいるのが象徴的。一方ティアキンはまがまがしい瘴気が吹き出していて、さらに城が浮いていますね。ハイラル城が平和な姿でいられる時期が短かったと考えると、ちょっと切ない……。

②式典場跡/監視砦
　そもそも地名が変わっていますね。ブレワイでは式典場跡。同じ場所は、ティアキンでは監視砦になっています。

　異変がおこったハイラル城を監視する場所を選ぶ際、この式典場跡がちょうどよかったということなのでしょう。

　ほぼ同じ位置に立ってみましたが、当然見える景色はまるっきり異なります。にぎやかな監視砦と比べると式典場跡がさみしいですが、ゼルダとリンクが英傑たちに見守られて騎士任命の儀式を行った思い出の場所です。

　ブレワイの儀式シーン。これも大事な思い出。

　儀式を行った場所は、地下がつくられて居住エリアになっています。思い出の場所が活かされ、役に立っているのはなんだか嬉しいですね。

③湿原の馬宿
　馬宿全体にいえることですが、年月を経てにぎやかになった印象です。

　外観はほぼ変わらず、大切に使われてきたのが分かります。

　馬宿がにぎやかになったのは、ウマナリ楽団の存在が大きいのではないでしょうか。厳しい旅の中、ウマナリ楽団の存在は癒しです。

④底なしの沼/底なしの池
　ここも、地名が変わっているポイントのひとつ。ブレワイ時代に底なしの沼と呼ばれていた場所が、ティアキンでは底なしの池になっています。

　現実世界の定義をあてはめていいのか分かりませんが、現実では沼と池はどちらも水深5メートル以下の水たまりなのだとか。ハッキリとした定義の線引きはないものの、沼は泥が多く植物が茂るなどしており、池は湖を小さくしたようなもので特に人工的に作ったものとされます。底なしの沼を、数年かけて整備して水をきれいにしたのが底なしの池……なのでしょうか。