感想:『大蛇に嫁いだ娘』最新刊5巻。種族を超えて交わる2人は、ついに子を儲けるが…(ネタバレあり)

電撃オンライン
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 漫画『大蛇に嫁いだ娘』最新5巻が、1月12日に発売されました。

※この記事には『大蛇に嫁いだ娘』のネタバレが含まれています。

大蛇と人間、異種族夫婦の生活は子を得た事で新たな展開へ

 顔に傷がある事で、大蛇の元へ供物として嫁に出されたミヨ、最初は恐れていた大蛇と心を通わせて、ついに2人は子を儲けます。子供が出来るということは、そうなる過程があるわけで…。そんな時も大蛇様は大蛇様のまま、人間体になる事はありません。けっこうしっかりと2人の愛し合う描写がありますが、大変官能的で、見てはいけないものを見てしまったようなドキドキがあります。種族を超えた真実の愛とはこのことか…。

 最初こそミヨと同じく、蛇そのものの生体の大蛇様がとても不気味で恐ろしいのですが、ミヨを気遣う姿や思い悩む姿は人間と変わらず可愛らしく、彼女やその家族を大切にし、守る為に行動する姿はとても誠実です。でもやっぱりちょっと怖いけど。

 今まではミヨと大蛇様が山で2人で暮らしていましたが、双子の子供たちが産まれた事で生活は一変します。全く違う2人の子育ては一体どうなるのでしょうか…。見た目も設定も違う世界の話ですが、子育ての悩みに種族は関係ないんだと感じさせます。

『大蛇に嫁いだ娘』最新5巻の内容は?(商品紹介ページより)

 子を得た大蛇とミヨ。

 蛇の姿をした兄・時太郎と人間の姿をした妹・イナ。見た目も性格もまったく違うふたりは悩みもそれぞれ。

 種族の壁を越えて愛し合う夫婦、子育て編スタート!

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