【軌跡シリーズ名言集:ティオ】ロイドさん、今夜は熱くなりそうですね……!(ネタバレあり)
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- Zenon
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日本ファルコムの名作ストーリーRPG『軌跡』シリーズの名言集をお届けします。
本記事で紹介するのは、『碧の軌跡』に登場するメインキャラクターの1人、ティオのセリフ。今回は《特務支援課》の頼もしきエンジニアにして、歳相応の女の子でもある、彼女の名言を紹介していきましょう。
※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。
ロイドさん、今夜は熱くなりそうですね……!(ティオ)
●第3章 胎動~獣たちの謝肉祭(英雄伝説 碧の軌跡)
ティオ・プラトー(以下、ティオ)は、クロスベル警察《特務支援課》に属する主要メンバーの1人。導力技術に関する分野に長けており、普段は表情が乏しいこともあって“クールなメカ担当の少女”というポジションにいます。
ハッカーを捕まえるための作戦で大活躍するティオ。頭のネコミミっぽいデバイスは彼女の使う高速演算機能《エイオンシステム》の補助装置で、使うと赤く光ります。
そんな彼女が、唯一表情豊かになるもの。それがクロスベルのマスコットキャラクター“みっしぃ”です。過去にも関連の名言記事をあげているので、よければチェックしてください。
・人はこうして、大人になっていくんですね……(ティオ)【軌跡シリーズ名言集】
・《みっしぃ博愛主義者》です!(ティオ)【軌跡シリーズ名言集】
さて、今回の名言は『碧の軌跡』のやり込み要素の1つ“家具集め”をこなすと見られるイベントになります。メンバーそれぞれに短いイベントが用意されており、特色ある内容になっているので、どれも印象的ですね。
ティオの場合は“みーしぇぐるみ”と“カゲマル貯金箱”を集めるとイベント発生。ロイドがティオの部屋を訪れ、増えた家具についてコメントしていきます。
部屋で端末をいじって休憩するティオ。ベッドのそばには“みっしぃ”のぬいぐるみがあります。
ピンク色の“みっしぃ”のぬいぐるみを指して「確かみっしぃの妹だったよな」とコメントするロイド。
それに対し、簡潔かつ濃度の高い解説を返すティオは、さすがの“みっしぃ”マニアっぷりを発揮します。めっちゃ早口で言ってそう。
続いてロイドが気になったのは、窓際に飾られた黒い猫の貯金箱。よく見るとベッドカバーにクッションカバー、枕の上にはポスター(?)まで確認できます。
黒い猫は“カゲマル”というキャラクターで、連載小説“陽溜まりのアニエス”の主人公が飼っているネコ。ふてぶてしさと「ブニュー」という独特の鳴き声で人気だという。
ティオはジロリとした目線でロイドを黙らせるも「言いたいことはわかります」と、理解を示します。そして“みっしぃ”と“カゲマル”の魅力は直球な可愛さではないという、分析を語り出します。
なるほど、と、なんとなく説得力を感じさせる説明に、ロイドと一緒に頷いてしまいました。
そこでロイドは、興味本位から1つの問いを発してしまいます。それが地雷であるとも知らずに。
「ティオは“みっしぃ”と“カゲマル”のどっちが好きなんだ?」
あー、ロイドさんダメです! それは2人以上の推しがいるオタクにぶつけるにはあまりにも危険な問いです!
「とうとう聞いてしまいましたね…?」と凄みを見せて迫るティオ。自身でも白黒ハッキリさせたくなくて目を背けていたらしいです。
そして「この件については夕食後、じっくり語り合うことにしましょう」と、長期戦の構え。ここで出たのが今回の名言です。
「ロイドさん、今夜は熱くなりそうですね……!」
“みっしぃ”と“カゲマル”、どちらもそれぞれの魅力があり、ティオにとっては一晩でも語り尽くせないほど好きなキャラクターたち。
オタクにとって、推しを思う存分語れる機会は貴重なもの。ゆえに、このときのティオは無表情ながら熱を感じる口調になっていたように受け取れて、非常に印象的でした。
おとなしくティオの“みっしぃとカゲマルどっちが好きか談義”に付き合うことを覚悟するロイド……。
なお余談ですが、カゲマルが登場するゲーム内小説“陽溜まりのアニエス”は、カルバード共和国が舞台となっています。シリーズ最新作『黎の軌跡』の舞台でもあるので、興味があれば『碧の軌跡』をプレイして読んでみてはいかがでしょうか。
不思議な力を使える少女アニエスと、そのパートナーである黒い猫カゲマル。そして“正義の記者”を目指す少年エドウィンが登場する物語。全14巻で結構な読みごたえがあります。
『軌跡』シリーズでは登場する書物がゲーム内の史実をもとに描かれている場合があり、この物語の内容も、じつは本当にあったことなのでは……? と思わせる内容なのがおもしろいです。
カルバード共和国・首都イーディスの喫茶店《マクミラン・カフェ》には、「ブニャー」と鳴く黒い猫“カゲヨシ”がいることも確認しています。小説の猫は“カゲマル”で鳴き声は「ブニュー」ですが(『黎の軌跡』より)。
悪い人を見分けたり、事件を察知したりできる“探偵猫”との情報も。今後サブクエストでの深掘りがあるかもしれないと思わせる、印象的なメッセージでした(『黎の軌跡II』より)。
小説の舞台はまだ未登場の都市・アンカーヴィルなので、モデルは別にいるのかもしれませんが、そちらの続報にも期待したいですね。
シリアスなものからコメディ的なものまで、軌跡シリーズにはほかにも数々の名言が存在します。今後もそれらを不定期にピックアップしてお届けしていく予定なので、お楽しみに!
※画面はPS4『英雄伝説 零の軌跡:改』『英雄伝説 碧の軌跡:改』『英雄伝説 黎の軌跡』『英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN-』のものです。
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