『MFゴースト』最新刊19巻の見どころは? MFG第5戦“熱海ゴースト”を片桐カナタのハチロクが疾走(ネタバレあり)

電撃オンライン
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 漫画『MFゴースト』最新19巻が2月6日に発売されます。

※この記事には『MFゴースト』のネタバレが含まれています。

『MFゴースト』最新19巻の内容は?(商品紹介ページより)

 西暦202X年。世界中で爆発的な人気を誇る公道レースが、日本に存在した。レースの名は“MFG”。

 カナタにとっての最終戦となる第5戦がついにスタート! 予選から各ドライバー達が、好成績を連発する波乱の展開に!!

『MFゴースト』の見どころは? 担当ライター注目のポイントはココだ!(ネタバレあり)

 いよいよ始まるMFG最終戦の舞台は“熱海ゴースト”。作品タイトルにある“ゴースト”の真意が、このコースでついに明かされるのか? ここでは担当ライターとしての注目ポイントをいくつかピックアップします。

 1つ目はやはりドライバーズポイント。最終戦ということで、このレースが終わった瞬間、年間チャンピオンが決まることになりますからね。現在のポイントランキングは、ベッケンバウアーがぶっちぎりでトップ。2位につけている赤羽海人とは6ポイント差、3位のカナタとは6.5ポイント差ということで、これはもう揺るぎない差。ベッケンバウアーがリタイアでノーポイントといったアクシデントでも起こらない限り、まずひっくり返りそうもないですが……はたして?

 個人的には、そんなベッケンバウアーに第4戦“シーサイドダブルレーン”で0.002秒差まで迫ったカナタが、いよいよ表彰台の真ん中に立てるかどうかが気になっています。

 皆さんは18巻で、カナタがMFGから供給される公式タイヤの特性について言及するシーンがあったことを覚えていますか? カナタが緒方や奥山に「MFGのタイヤは、タテ方向よりもヨコ方向へのグリップの方が長持ちするよう設計されている」と告げるあのシーンです。これに気づいているかどうかでタイヤマネジメントの戦略、ひいてはマシンチューンナップの方向性も変化してくるはず。

 どうやらカナタは“グリップウェイトレシオの均一化”というレギュレーションについても思うところがあるらしく、最終戦のハチロクがどんなマシンに仕上がるのか、今から興味深いところ。19巻では予選のタイムアタックが描かれると思いますが、そこらへんに注目しながら読むと面白いかもしれません。

 2つ目は、カナタとレンのもどかしい関係値。この2人、もう完全に両片想いであり、お互いにお互いの気持ちもある程度わかっているはずなのですが……最後のひと押しがどうにもね(笑)。レース中はあんなにアグレッシブなカナタが、こと恋愛においては急に臆病になるところが、いかにもアオハルではありつつ。今回の最終レースを終えると、カナタはイギリスへ帰国する予定ということもあり、こちらもひと盛り上がりあると睨んでいます。……自分としては“熱海ゴースト”終了後になると思っているのですが、この19巻でもなんらかのラブラブ要素があったらうれしいな、という願望を込めて。

 3つ目は、毎回豪華なレース解説者が誰になるのか。MFGのレースは、毎回『頭文字D』の主要キャラクターが解説役を務めてくれるのが個人的な萌えポイントだと思っています。前走“シーサイドダブルレーン”では、エンペラーの須藤京一が熱弁をふるってくれたのは記憶に新しいところですが、はたして“熱海ゴースト”は誰が解説席に座るのか? 『頭文字D』時代からのファンにとって、須藤を超えるインパクトをもたらすほどの人物ともなると、相当限られてくる気もしますが……。ここも見逃せませんね。

 ということで、今から期待が膨らむ『MFゴースト』第19巻は2月6日発売です。皆さん予約をお忘れなく!

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