スクエニ新作『シンビオジェネシス』アワード受賞者へインタビュー。2章で注目のアップデート内容や運営に今後期待することは?
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スクウェア・エニックスが贈るNFTアートゲーム『SYMBIOGENESIS(以下、シンビオジェネシス)』で、1章完結記念の“シンビオアワード”が配信され、各賞に受賞したユーザーが発表されました。
“シンビオアワード”とは、『シンビオジェネシス』をいろいろな遊び方で楽しんだユーザーを表彰するもの。ここでは“シンビオアワード”受賞者の方へのインタビューをお届けします!
※シンビオアワード受賞者の詳細は下記記事をご覧ください。
・『シンビオジェネシス』生放送まとめ。第1章の振り返りや第2章のキービジュアル、アップデート最新情報が公開!
シンビオアワード受賞者へインタビュー。2章で注目のアップデートや今後の『シンビオジェネシス』に期待することは?
【インタビューメンバー紹介(受賞発表順)】
■ Franalationsさん
ゲーム内ランキングが高かったユーザーに贈られる“メンバーランク2位”を受賞。
■Kirisameさん
“世界樹のタリスマン『イフ』”を最速獲得し、第1章のゲーム攻略で輝いていた方へ贈られる“攻略賞”を受賞。そのほか、“ロール賞”と“特別賞”にも選出され複数の賞で受賞を果たした。
■珊瑚さん
さまざまな考察を行ったプレイヤーのなかから運営が選んだ方へ贈られる“考察賞”を受賞。
■たま@北の大地さん
『シンビオジェネシス』のコミュニティを盛り上げてくれた方へ贈られる“コミュニティ賞”を受賞。
■NONYさん
1章でより多くのロールを獲得した方へ贈られる“ロール賞”を受賞。
■airinkosさん
さまざまな活動のなかで『シンビオジェネシス』に貢献した方へ贈られる“特別賞”と受賞。
――『シンビオジェネシス』のアワードにて受賞した感想を教えてください。
Kirisameさん:“攻略賞”、“ロール賞”、“特別賞”の複数の賞を受賞できたこと誇りに思います。“攻略賞”に関しては、リリースしてから“世界樹のタリスマン『イフ』”を取得するまでの7日間をほとんど失速することなく共に駆け抜けてくれたギルド「蜃気楼」のメンバーに感謝しています!
珊瑚さん:語彙力がないのですが、とても嬉しかったです! 私の考察は今の所ほとんどが確度の低い妄想のようなものなのですが、だからこそ今の情報だけでは辿り着くことが難しい『何か』を一つぐらいは見つけられたのかなと思っています。“私が受賞した”ということも考察の情報になると思うので、他の受賞者の方の考察とのすり合わせもやってみたいですね。
たま@北の大地さん:「わーい、なんで?」でした(笑)。大変光栄ですが、“コミュニティ賞”をいただけた理由がイマイチわかっていません。
NONYさん: Discordのオープン初日からコミュニティに参加してきた私にとって、“ロール賞”を受賞できたことは大変嬉しいです。MODさんの次にコミュニティをサポートしてくださっているたまさんも受賞され、その喜びはひときわ大きいですね。運営の方々はDiscordに頻繁には参加されない中でも、私たちのことをしっかりと見てくれていることが伝わり、非常に感激しています!
airinkosさん:チームで“特別賞”を受賞できたことがとても嬉しいです。チームで作り上げたのは「こんなのがあったらいいよね」というものをみんなで想像しながら形にした考察サイトです。1人では絶対に作れなかったチームだからこそ作れたものなので、それを評価して頂けたことに大きな価値を感じています。
――Discordでのコミュニケーションも含め『シンビオジェネシス』は普段どのくらいプレイしていますか?
Franalationsさん:朝起きたらまずログインポイントを獲得して、10 回のクリックでゲーム内アイテムをゲット。午後 8 時頃に、さらにアイテムを手に入れるために10 回クリックをするというプレイを毎日行っています! ギルドにも所属しているので、昼夜を問わずXのグループチャットやDiscordで『シンビオ』の話をしていますね(笑)。
Kirisameさん:プレイ時間は1日10分程度を想定していると言われていますが、DiscordやXなどのコミュニケーションを含めると1章ゲームクリア(アイテム獲得)までの1日のプレイ時間は数時間程度にはなったかなと! クリア後も、キャラクターが保有するstory slotの解放や考察、ロールと呼ばれるゲーム実績の獲得のために動いていたため、1時間以上はプレイしているといったところでしょうか。
珊瑚さん:今はあまりやることがあまりないので1日5分もやっていないですが、1章では他のユーザーさんとの交流と情報収集がメインで1日4時間ぐらいはやってましたね。
1番時だとプレイしていたときは、ちょうど休みだったのもあるのですが1章開始から1週間ぐらいは起きてる時間の半分以上……10時間ぐらいは遊んでいたと思います(笑)。
探すアイテムが残っているうちは無限に時間を使えますね!
たま@北の大地さん:1章が終わった今は、ゲーム画面を見ているのは1日10分もないと思います。Discordでの時間を含めても1時間弱くらいでしょうか。シーズン中は、なんだかんだで1日2~3時間くらいはプレイしていたと思います。
NONYさん:毎日、朝の挨拶は欠かさないようにしています。それ以外では何かイベントがあるときにDiscordにお邪魔していました。1章の間はずっと仲間内でクエストやら考察やらの話していた気がします!
airinkosさん:毎日、5~10分はプレイしています。加えて、週末や平日のスキマ時間などで、ちょこちょこストーリーを読んだりDiscordや Xで情報収集や『シンビオジェネシス』プレイヤーさんとのコミュニケーションをしています。
――『シンビオジェネシス』の魅力を教えてください。
Franalationsさん:ゲームの多くが画面外で行われるところが気に入っています。ギルドの仲間たちと協力し、NFTと情報を取引して“その日の経験値を最大化する”という工程が非常によく考えられていて、とても楽しかったです!
Kirisameさん:1番の魅力は、考え抜かれたstoryですね。まだ1章なので大部分が謎に包まれていますが、この先浮遊大陸の核心にどう触れられていくのか、storyで語られるlambdaはどこまで知っていたのか、あげればキリはないですが今後の展開が楽しみです。
アート面で言えば、やはりアートとしても楽しめるプロジェクトなのでビジュアルもいいですよね。特に私が保有するキャラクターNFT:ringtailのビジュアルが素敵なので見てほしいです! ゲーム面だと、人との駆け引き(「独占」と「分配」)も魅力かなと。「独占派」ではあるので、2章もこのスタンスでいきたいですね。
珊瑚さん:他のプレイヤーとの交流がしやすいことですね。「情報を交換しましょう」と声をかけるとほとんどのユーザーさんは悪い顔をしませんし「どの情報を出すか」や「誰が情報を持っているのか」を考えて、調べて、交渉がうまく行ったときは最高に嬉しいです!
最初は他のユーザーさんに声をかけるのは難しいことかもしれませんが、『シンビオジェネシス』プレイヤーは優しい人が多いので、ぜひ1度勇気を出して公式DiscordやXで声をかけてみてほしいですね。私はユーザー同士がスムーズな情報交換を行うための協力もしているので、複数人と話すのが怖かったり、誰がどんな情報を持っているかわからないけど何か交換したい情報や欲しい情報がある、という時にはぜひお声がけください!
たま@北の大地さん:色々ありますが、私にとっては「二次創作ガイドラインがある事」です。公式で使われている画像などを使って「何か」を作れるというのは、とても魅力的ですね。
NONYさん:1章の期間を振り返って思うことは『シンビオジェネシス』に参加していなかったら、出会うことはなかっただろう人たちと出会えたことですね。日本のユーザーさんだけでなく、海外のユーザーさんと交流することもできました。みんなでいろいろと考える場があるのが『シンビオジェネシス』の魅力です!
airinkosさん:「楽しみ方の裾野が広い」ことと「Web3の思想を体験して学べる」という2点です。『シンビオジェネシス』は、1日10分ほどのプレイ時間と画面をスクロール・タップするという簡単な操作のみで多様な体験でき、幅広い層の方が楽しめるエンタメだなと感じています。
物語・アート・ゲームを掛け合わせたプロジェクトなので、いわゆるゲーマー層以外の人にとっても魅力的なプロジェクトだと思います。実際、自分も普段は全然ゲームをしないのですが、物語の深みと浮遊大陸の美しさに惹かれてプレイを始めました。仕事や勉強でプレイ時間を取れない人もライトにプレイできますし、ガッツリのめり込んでプレイや考察をしたい人も楽しむことができますよね!
イデアバトルはユーザー主導のゲームイベントということで、革新的な取り組みでとてもワクワクしています。自分の所有するキャラクターNFTを使って、二次創作やグッズを作ったり考察動画を制作できることも、プレイヤーがより自由でクリエイティブに『シンビオジェネシス』を楽しむことができるのでいい点だと思います。
また、『シンビオジェネシス』といえば「独占」と「分配」、これらの選択がプレイヤーに委ねられていることが大きな特徴だと思います。この世界線がそのままWeb3の思想だと感じていて、プレイすることでWeb3が浸透した世の中で私たちがどう生きるかをロールプレイングしていると個人的には捉えています。遊びながら学べるなんて最高ですよね(笑)。
――Discordを使ったコミュニケーションが必要となるゲームですが、公式Discordを普段どのように活用していますか?
Franalationsさん:よく一般チャットを活用しています。1章のシーズンが開催されていたときには、マーセナリーズのチャットに参加していました。
Kirisameさん:情報収集やアイテム交換、雑談が主ですね。考察は書き込みたいところですが、ヒントになることは公の場で書き込みたくないという想いがあります。
珊瑚さん:公式Discordには1番プレイヤーが集まっているので、情報収集や情報交換相手を探す場所として利用しています。サーバー運営や有志の方によってかなり整備されていて、とても使いやすいので本当にありがたいですね。
たま@北の大地さん:たまに真面目な意見交換が行われているので自分の意見を書き込んだりしますが、普段は雑談が多いです。やり取りをしていると「アレはこういう事では」と言うヒラメキが降ってきて、考察が進んだりします。たかが雑談されど雑談!
NONYさん:生存確認の朝の挨拶とAMAが開催された時のライブチャットくらいですね。情報交換の場としてはあまり利用していなかったです。
airinkosさん:公式アナウンスなどでの情報収集はもちろん、考察フォーラムで意見交換したり、AMAを聴きながら雑談チャンネルで話したりプレイヤーさんと交流しています。ゲームプレイ時に不具合があったときには、サポートチャンネルですぐに解決できるので、個人的にはとてもありがたかったですね!
――“シンビオアワード”で発表された2章の最新情報やアップデート情報について、一番気になった内容とその理由を教えてください。
Franalationsさん:アップデート情報は2章 のプレイ方法に影響を与えるため、非常に興味深かったです。戦略は確実に切り替わっていくだろうと思いますね。新しい章でもすべてのストーリーやクエストを楽しんで、アイテムもたくさん集めたいと思っています(笑)。
Kirisameさん:レプリカのアップデートですね。ランキングに大きく左右される部分ではあるので、どれくらいの経験値が取得できるのか、同じ種類のレプリカでも経験値は入るのか気になります。
珊瑚さん:正直どれも同じぐらい気になってはいるのですが、1番を選ぶとしたらポーションですかね。2章ではスピードクリアが導入され、1章とはかなり違った立ち回りが必要になると思うので、そこに一番大きな影響を与えるのがポーションだと考えています!
私はあくまでギルド未所属の個人勢という立ち位置でプレイしているのですが、ポーションの仕様によっては、攻略速度上位を狙うためにギルド加入必須になりそうだなと思っています。2章では「如何にポーションを手に入れるか」という戦いをする必要が出てくる気がしていて……そうなったときに明らかにギルドに入っているかどうかで大きく変化がありそう。できれば個人のまま続けていきたかったので、ギルドへ加入するかべきか真剣に悩んでいます。もしも、ギルドの勧誘とかあれば、ぜひ声をかけてください(笑)。
たま@北の大地さん:レプリカのアップデートですね。ユーザー間での扱いが変わると思いました。特に、facetキャラの価値が変わりそうだなと思っています。ですが、1番気になっているのは「NFTを持っている間は営利目的でグッズ化や広告に使っても良い」というガイドラインです。今のままではゲーム外のオリジンとレプリカの差がないので、何か差をつけて欲しいと思いますね。
NONYさん:レプリカの扱いがどうなっていくのかが気になるところです! アップデートで本当に交換が盛んになるのかどうか。やはり、レプリカにも商用利用権がついているところがネックですね。ポイントやラインキャラクターを1体くらい欲しいけど、色々な特典がついたので、また高嶺の花になってしまうのかなという心配もあります。
airinkosさん:1章のオークション時に「ガス代が高い」という嘆きが各所からあがっていたと思いますが、速攻で改善して頂き大感謝です。予算的にキャラクターNFTが所有しやすくなることで、よりたくさんの方と一緒に『シンビオジェネシス』をプレイできるのではないかと、とても楽しみです!
――(該当者候補の方へ)イデアバトルではマップ上にアイテムを隠してヒントを出す役回りとなりますが、意気込みをお願いします。隠し場所の目星などはつけているのでしょうか?
Franalationsさん:幸運なことにイデアバトルの該当者候補になることができました。ゲーム内のアイテムには、私の名前を記載していただきます。面白いことに先日食事に行ったら、ゲーム内のアイテムのある場所とまったく同じロケーションの場所を見つけたんです。イベントの終わり近くに、ゲーム内の場所とその写真を並べ共有するて共有するつもりです!
Kirisameさん:「該当者候補」の威信にかけて頑張ります。反面、解いてほしい気持ちもあるので、私が出題するヒントを全て解いて答えに辿り着くプレイヤーがいることを願っています。
珊瑚さん:私のできる限り難しい場所に隠しました! 正直、最低限のヒントで理論立てて隠し場所まで到達できるユーザーさんは10人もいないのではないかなと思っています。ですので、ぜひ私のことをギャフンと言わせて欲しいですね。
NONYさん:簡単すぎても面白くないし、難しすぎても文句言われそうで、どの程度のヒントにするか悩みました。『シンビオジェネシス』のNFT・ストーリー・イデアアイテムなど、これまでの情報を思い出し、ひとつにまとめることができたら答えに辿り着ける内容になったかなと思います。
――運営に期待することや、やって欲しいことなどあれば教えてください。
Franalationsさん:これまでのところ、すべてが素晴らしかったと思います。私は今、より多くの人が『シンビオジェネシス』に参加してもらい、コミュニティで同じようにゲームを楽しんでもらうための方法を見つけたいと考えています。それが私の次のステップですね! 物語の終わりまで『シンビオジェネシス』の世界を楽しみたいと思います。
珊瑚さん:気が早いのですが、6章が終わった後にサイドストーリーみたいなの作っていただきたいですね。過去の話でも未来の話でも、ワールドミッションで選ばれなかった選択をした時のイフストーリーでも……。6章までの2年間で終わりというのは勿体無いのでぜひ続きをお願いします!
たま@北の大地さん:ワールドミッションがクリアされる瞬間が見たいです!
NONYさん:1章、2章あたりはまだまだ試験的なところがあるかもしれませんが、プレイしたユーザーの声をしっかりと受け止めて調整していただければ嬉しいです。ワールドミッションが終わる頃には、すばらしい作品になっているだろうと確信しています!
airinkosさん:プレイヤー同士や開発者の方々と交流できる「ファンミーティング」は継続開催してほしいです。東京で開催された「ファンミーティング」では、ユーザーと開発者が共に『シンビオジェネシス』を作り上げている感覚をリアルに感じられたので非常に楽しい時間でした!
以上、“シンビオアワード”受賞者たちへのインタビューをお届けしました。
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