『ソウルキャリバーⅥ』日本最高峰の5on5チームバトル“剣斬”フォトレポート。EVO覇者＆プロゲーマー強し！

　バンダイナムコエンターテインメントから好評発売中の武器格闘アクションゲーム『ソウルキャリバーⅥ（SCⅥ）』の連載コラム。30年以上の格闘ゲーム歴を持つベテランプレイヤー栗田親方が、本作の攻略情報や日々のプレイ体験などをゆるっとまとめてお伝えしていきます。

【※次回予告】EVO Japan直前特集として、現在のキャラランク＆注目選手をまとめた記事を近日中に掲載予定です！

連載第17回：5on5のチーム戦“剣斬”結果報告

　年末年始のアレコレもあってすっかり遅くなりましたが、昨年12月14日（土）に行われた大規模チーム戦イベント、“剣斬”の結果報告回です。

　全国各地から集結した“剣豪”たちの宴の結果やいかに!?

　まず最初に言っておきますと、なんと私、優勝してしまいました～！　うおおお、うれしすぎる!!（※悶撃2のときと同じコメント）

　まあ、今回もチームメイトが強すぎて完全にオンブ＆ダッコだったわけですが、自分自身が前回以上にいいところがなく申し訳ない限り……。決勝戦でコンボミスから“神速の敗退”をかましたのは、もはやトラウマレベルですね（シーズン2の洗礼？）。

　とはいえチームとしての結果は盤石の優勝。しかもEVO覇者のゆっととさん＆プロゲーマーのPGW/神園さんは、どちらも無敗という圧倒的な強さでした（マジで2人ともウェポンマスターなのでは!?）。

　そのうえ他のチームメイトも頼もしく、謎のアズウェル使いShen Redmanさんは先発～中継ぎ運用で10勝以上の勝ち星をあげ、女性プレイヤーを代表するマキシ使いのかげるさんは決勝で開幕2連勝して勝利に貢献するなど、それぞれ大活躍していましたね（私は予選で一応3勝ほど……）。

※会場の写真は、おなじみキャリバーカメラマン勢のかめさん＆メガトンメガネさんのご提供。記事の最後にはフォトギャラリーも！

アーカイブ動画はこちら！

▼おおまかなタイムテーブル
【1:03:00】予選ブロック開始
【4:05:00】ワイルドカード開始
【5:30:00】決勝トーナメント開始

これまでの大会フォトレポート

【参考記事】第1回“悶撃”の結果報告
【参考記事】第2回“悶撃”の結果報告
【参考記事】“デコポンvs.ゆっとと”の結果報告

シーズン2開始直後のお祭り大会の行方

　さて、優勝した喜びのあまり最終結果だけ先行入力してしまいましたが（すいませんｗ）、ここからは大会全体を振り返っていきたいと思います。

　本大会は、『ソウルキャリバー』のユーザーコミュニティ“アラハバキ”さんが主催した年末スペシャルイベント。年の瀬の大規模なイベント運営、本当にありがとうございました！（＆今年もよろしくお願いします!!）

【参考】「アラハバキ」HP
【参考】参加者リスト
【参考】大会ルール

　そして今大会のキーワードは“シーズン2”でした。大会1カ月弱前の11月20日に実装された大幅アップデートにより、実力だけでなく「どこまで新シーズンに対応できているか？」という要素も重要だったのではないでしょうか？

　かく言う私も、ブロック予選でかめさんの御剣に新技の“種子島殺シ”をうっかり食らって死亡。完全にシーズン2の洗礼を受けましたね……（実はレジストインパクトで返せる状況だったんですが、当時は知る由もなく。ぐぬぬ）。

予選ブロックの結果

　予選は7ブロックに分けて行われ、1位抜けが決勝トーナメント進出、2位抜けは敗者復活戦となる“ワイルドカード”に進出となります（詳しいルールはこちら）。

　決勝Tは8チームで行われるので、ワイルドカードを抜けれるのは1チームのみ。是が非でも1位抜けを狙いたいところですね……。そんな予選の結果は下記の通り。

地獄のワイルドカードを抜けたのは？

　ワイルドカードの決勝戦カードは、【弘明寺ゲームバー“ウサギヤ”Bチーム】のナタキシさん（エイミ）vs.【斡旋2】のフタゴンさん（タキ）という接近戦が得意な女性キャラ対決。1先（1試合先取）でチーム全員の生死が決まる緊張感のなか、バチバチの殴り合い（斬り合い？）が繰り広げられました。

　そして結果は、攻撃力を高める“赤バラ”を速攻で集める“アグロエイミ”と呼ばれる攻撃的なスタイルのナタキシさんが3-1の快勝。タキ使いの第一人者として結果を残しつつ、『DOA6』ではプロライセンスを獲得するほどの実力者であるフタゴンさんを倒しての決勝T進出はおみごとでした！

　まあ、ナタキシさんも『ブレイブルー』シリーズなどの元一流プレイヤーとして十分な実績を持っているようですが（キャリバー勢わりとすごい人多いのでは？ｗ）。

　ちなみにエイミの”赤バラ＆白バラ”の優先度については、上位陣の間でもやや揺れている模様ですな。主に防御力を高める“白バラ”を優先して集めてから“紫バラ”を目指すほうがキャラ性能を引き出しやすいと言われてますが、早い段階で一定の強さを得られる“赤バラ”優先スタイルのほうが実戦的には安定するのかもしれません。

決勝トーナメントはほぼアーカイブで閲覧可能

　全8チームが出そろった決勝Tはいずれも見どころアリな激戦。詳しくはアーカイブ動画を見てもらうとして、それぞれ軽くチェックしていきたいと思います。

　ぶっちゃけアーカイブに残っていない試合は見れてないので（ベスト8→ベスト4は同時進行だったもんで）、詳しくコメントし切れてない点は悪しからず。

準々決勝・第1試合

　一進一退のシーソーゲーム（不戦敗のでーちさん含む）の末、先に引きずり出された【だっ壁】大将のSHKさんが粘りを見せて逆転勝利。シーズン1でも見せていた“勝負強さ”はやはり健在でした！

準々決勝・第2試合

　ワイルドカードを抜けて勢いに乗るかと思われた【ウサギヤBチーム】でしたが、旧YSKWゲーミング系のチーム【キャリバー五等分の花嫁】の前に絶命。【五等分】はやや穴のあるチームなんですが（ぶっちゃけｗ）、穴以外の実力者がしっかり要所を抑えた形ですね。

準々決勝・第3試合

　貫通力のあるShen Redmanが抜けるだけ抜いて、止まったところでポンマス（※ウェポンマスターゆっととさんの愛称）が〆るという連携がキレイに決まり、高い総合力を誇る北海道チームを封殺。このチーム、ポンマスor神ちゃん（※神園さんの愛称）が出たら試合が終わるんですけどｗ（強い）

準々決勝・第4試合

　【ジーク三銃士】先鋒アルテナさんが3タテ→【幼虎】副将の土曜日さんが4タテという豪快な展開から、最後はファットマンさん（ヴォルド）vs.ねこおよぎさん（エイミ）の大将戦でねこおよぎさんが勝利した模様。両チームのメンツがめっちゃ濃いだけに、この試合は特にアーカイブで見たかったな～。

準決勝・第1試合

　この試合は下馬評を覆して【五等分】が大勝利。開幕じんへいさんに3人抜きを食らいつつも、副将の283（読み：ツバサ）さんのソン・ミナが2人抜き→大将のさわづまさん（ソフィー）が2人抜きと、4人しかいなくても優勝候補な強チームを見事に撃破していました。準決勝からはアーカイブで全試合を閲覧できるので、ぜひチェックしてもらいたい熱戦でしたね！

準決勝・第2試合

　なんと準決勝で初登場となる神園さんが、“先鋒で出て5タテ”という驚愕の展開に（ちょっとした放送事故レベルｗ）。神ちゃんの強さは十分に理解していたつもりですが、難敵ぞろいの【幼虎海猫賢】を1人で貫通するとは、さすがに想定外でした……。とはいえ、「シーズン2のソン・ミナをいち早く研究した成果＋相手の対策がまだ整っていない時期」と考えると、当然の結果とも言えますね（とにかく超強かった！）。

決勝戦

　そんなこんなで最終戦ですが、冒頭でもお伝えしたとおり【超WEAPON MASTERS】が実力をいかんなく発揮してキッチリ勝利！　大将・神ちゃんを温存しつつ、副将・ポンマス〆にて優勝を果たしました。

　シーズン2で凶悪な技（特に“ソウルダンス”と呼ばれるソウルチャージ中の新技）を手に入れたさわづまソフィーが懸念でしたが、ゆっととヴォルドが常軌を逸した対応力で3-0ストレート処理！（しかも最後はパーフェクト）　いや～、ポンマスまじポンマスでしたわ～。

“剣斬”フォトギャラリー（かめさん＆メガトンメガネさん）

　毎度おなじみ、趣味でカメラを嗜むお2人にホットな現場の写真をいただきました（基本無料ありがたや～）。今回も選手として参加しつつ写真を撮りまくっていただき感謝感激ッス！

　これまでの経験上、写真は多くても損はない気がしたので、ほぼ割愛せずに大量アップしております（ピックアップの手間を省いた説もありつつｗ）。

　アーカイブとして長く残るものなので、ふと思い出したときに見直してみるのも一興かと～。

かめさんのフォトギャラリー

　

メガトンメガネさんのフォトギャラリー