指パッチン効果音の真相も!? 『ドラガリアロスト』 声優&開発者トークをレポート

イナヤ マギ
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 任天堂とサイゲームスのiOS/Android用アクションRPG『ドラガリアロスト』のライブイベント“DRAGALIALOST CELEBRATION PARTY!”が1月8日(水)に新木場のSTUDIO COASTにて開催されました。

 このイベントは、10月9日にリリースされたアニバーサリーアルバム『DAOKO×ドラガリアロスト』の発売を記念した一夜限りのスペシャルライブイベントで、この模様を前後編に分けてレポート。

 前半でライブの模様をお届けしたので、後半は声優陣及び開発陣のトークを中心にお届けします。

“ナーム・ムム・シーリスのCELEBRATION PARTY!”

 まずは声優陣のトークコーナー“ナーム・ムム・シーリスのCELEBRATION PARTY!”からスタート!

 最初にシーリス役の朝井彩加さん、次にムム役の遠藤綾さん、最後にナーム役のゆかなさんが登場しました。

 このイベントがスタートしたところでの感想を聞かれたところ、朝井さんは「ゲームのファンの人とDAOKOさんのファンの人がひとつの場所に集まっていることが素敵だなと思います」とコメント。

 『ドラガリ』単体でのイベントが今回初のため、遠藤さんも「熱気がすごくて楽しい」とのこと。あと、ロビーに展示してあったミドガルズオルムにも感動したようです。

 ゆかなさんは、リリースの約1カ月前に行った台湾のイベントから初めてユーザーと会えたことが嬉しいとのことで、「1年以上遊んでくださって本当にありがたいなと思います」と話していました。

 続いては、オープニングで登場した『ドラガリ』のキャラになったDAOKOさんの話へ。

 3人は口々に「かわいかった!」「びっくりした!」と話し、遠藤さんは「今後ゲームで実装して欲しい!」と熱弁。

 ゆかなさんは「意外に斧とかも似合いそう」と楽しそうに語っていましたが、最終的には「人型のドラゴンがいい」という話で納得していました。

 それぞれの担当キャラの紹介パートでは、3人は楽しそうに担当キャラについて語っていました。

 遠藤さんは「最初に台本を見たときは役名は“緋竜”と書いてあって、グルルルルとかしかセリフが無かったのに、台本が進んでいくと“ブリュンヒルデ”になり、“ムム”になるので、3役やっているような気持ちになりました」と、登場時の台本について懐かしそうに話していました。

 トーク中にナームの「スキップチケットをあげるね!」の生ボイスが披露され、会場を沸かせていました。

 次に、各キャラクターの印象的なセリフやシーンについて聞かれ、ゆかなさんは「許さない!」だと答えました。

 これは1周年光レイドイベント“クロノス~廻る運命の針~”でのワンシーン。普段明るいナームとのギャップにゆかなさん自身もショックを受けたそうです。

 遠藤さんは「ムムの妄想話が印象的だった」とのこと。特に主人公の変貌ぶりがすごくて、妄想の話が定期的にあればいいのにと思うくらい楽しいと話していました。

 朝井さんが印象的だったセリフは、シーリスのお馴染みのセリフ「こんのバカ兄がぁ!」だそう。

 最初台本には「このバカ兄が!」だったのですが、自分も兄を持つ妹だったこともあり、力を入れて本気で演じたところ、以降のセリフは「こんの~」に変更されたと嬉しそうに語っていました。

 最後に1周年の感想を聞かれ、朝井さんは「『ドラガリ』はプレイヤーさんに寄り添ったアップデートを頻繁にするので、非常に内容が濃くて、もう5年くらいやっているような気持ちになっています。これからもよろしくおねがいします!」と笑顔で答えました。

 遠藤さんは「この作品は準備期間をたっぷり取っていたので、配信して1年という実感があまりないですが、とても嬉しく思います。もしこれから始める人がいたら、“ドラガリのはじめかた!The movie”でムム先生が教える動画があるので、ぜひ観ていただければと思います」と語りました。

 ゆかなさんは「少し前にも追加されましたが、ストーリーが頻繁に追加されるので、今後どんどん進んでいくお話を楽しんでもらえたらと思います。最近ショップの看板娘“ニーナ”も登場した“ナームちゃんねる”という動画でコラボなどのお知らせがあると思うので、そちらも楽しみしていただけたらなと思ってます」とコメントしました。

“ドラガリミュージック♪”

 次に行われたのが、『ドラガリ』の音楽について語る“ドラガリミュージック♪”。

 声優陣に加えて、『ドラガリ』に楽曲提供しているコンポーザーでDJとしても活動中のTAKU INOUEさんとミュージックプロデューサーのさとまんさんが壇上に登場しました。

 まずは2人が『ドラガリ』の音楽へのこだわりについて聞かれ、さとまんさんは「ボーカル入りのものも含めて、DAOKOさんの楽曲をストーリーやバトルなどの要所要所に入れるということを、アクションRPGでは珍しくこだわって開発している」と話しました。

 TAKUさんは「DAOKOさんというひとりのボーカリストをフィーチャーして、ゲーム内BGMに設定することもなかなかないと思いますので、世界観に合わせつつも、少し新しい世界を見せられたらと思って、試行錯誤しています」とコメントしました。

 TAKUさんがDAOKOさんと出会ったのは、『ドガラリ』を開発するかなり前で、『進撃のバハムート』のエンディングなどで一緒に仕事をされていたそうです。

 また「DAOKOさんは自分自身で歌詞を書くので、曲のアイディアを渡すと、彼女の色になって戻ってくるので、一緒に仕事をしていて楽しい」とも話していました。

 さとまんさんも、DAOKOさんは透き通った中性的な声を持っていて、誰が聞いても嫌悪感を感じないのが魅力だと思ったそうです。

 制作中のエピソードで、多重録音を使ってゲームっぽい曲を作ろうということになり、DAOKOさんに無理を言ってたくさんボーカルラインを録音したという話も披露しました。

 声優陣からの質問では、ゆかなさんから「ひとつの楽曲として完成させることと、ゲーム中で使うことの調整が難しいと思うのですが、どんなところに気を付けたのか?」と聞かれ、TAKUさんは「それが1番苦労しているポイント。ゲーム音楽なので世界観が第一なので、そこに合わないからと作り直されたことが何回もある」と苦笑していました。

 ここで例に上がったのが、マイページ画面。ここでのキャラクターのモーションは、きちんと楽曲とタイミングが合うように調整されている(例えば、歩く際の足踏みのタイミングなど)とのことで、楽曲制作の苦労が窺えます。

 次に声優陣に好きなDAOKOさんの楽曲を聞いたところ、朝井さんはマイページ画面で流れる『ぼくらのネットワーク』。ラジオでも使われていて、大好きな曲だと話していました。

 遠藤さんは『BANG!』。召喚したときの「ズキュン!」と声がかわいくて好きだそうです。

 ゆかなさんは『a n n i v e r s a r y』で、CMなどでキャラの皆と一緒にお祝いしているのがかわいいし、まさにパーティという感じがいいと話していました。

 SEにもこだわりがあるとのことで、例にあがったのがマイページからクエストに切り替えるときなどに流れる“指パッチン”。

 さとまんさんは「普通に考えると剣が当たる音とかがいいと思っていたのですが、DAOKOさんの楽曲をリスペクトして、楽曲内で使われている音をSEに使おうと思いました。そう考えた時、DAOKOさんの曲にはクラップが印象的なことが多いので、指パッチンにしようかと」と語りました。

 なので、「SNSで語られているような、Nintendo Switchの効果音との関係は一切ないんです!」とキッパリ。「出たら有難いですけどね」と冗談交じりに語られていました。

 そして話は先日新実装された“アギト叛逆戦”の話へ。これは初めてオリジナルのインスト曲を入れたイベントだそうで、メロディアスな曲にすることで、DAOKOさんの楽曲と違和感がないように制作したとのことです。

 次にステージ上ではセイレーンの楽曲が流れ、TAKUさんが制作した楽曲について聞きました。

 TAKUさんには、セイレーン楽曲のオーダーが3曲分きたそうですが、そのオーダーがアッパーな曲とバラードとハッピーな曲というアバウトなものだったと語り、会場には笑いが起きました。そのアバウトさが逆に好きに作れたのでよかったとも話していました。

 セイレーンのボーカル担当は、中国のコスプレイヤー“Liyuu”さんで、2018年のサイゲームフェスで共演したこともあり、その声とセイレーンの世界観を融合させて作ったそうです。

 ここでトークコーナーは終了し、DAOKOさんのライブが行われました。

ライブ終了後にファンへのメッセージ

 ライブ終了後、ゆかなさんら3人が登場。ライブにとても興奮した様子で、遠藤さんは「ライブのラストに歌われた『Cinderella step』に感動したので、マイページのBGMを変更する」と話していました。

 また朝井さんはTAKUさんが使っていたDJブースが気になったようで、皆に勧められて前に立ってみたのですが「何ひとつ分からない」と困惑し、来場者の笑いを誘っていました。

 その後は、出演者からファンへメッセージが送られました。

 朝井さんは「トークあり、ライブありで、頭から最後まで『ドラガリ』一色で素敵な一日だなと感じました。皆さんとパーティできる日を楽しみしているので、これからも『ドラガリ』を楽しんでください」と語りました。

 遠藤さんは「今日はすごい熱気で『ドラガリ』という世界を楽しんでいるところを目の当たりにできてすごく嬉しく思いました。たくさんのキャストがいるので、イベントができるんじゃないかと感じました」とコメント。

 ゆかなさんは「初めてのパーティで、皆の気持ちの力が青空を呼んでくれたので、きっと次も、この先も青空みたいな楽しいパーティができると思っているので、次をすごく楽しみしています」と話しました。

 TAKUさんは「皆さんとアニバーサリーができて本当にうれしかったです」と語り、DAOKOさんも「今日本当に素敵な一日を皆さんと過ごせて楽しかったです。2月にツアーがあるのでよかったら来てください」と嬉しそうに話しました。

 最後に、出演者と来場者全員で記念撮影をして、イベントは終了。音楽イベントのようなトークイベントのような、とってもぜいたくなイベントでした!

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