2019年夏に行われた『ツキウタ。』初の3Dライブ「ムンフェス」を未公開写真とともに振り返り!

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 架空の芸能事務所であるツキノ芸能プロダクション、通称ツキプロが送る12の月をモチーフにした12人のキャラクターによる物語が展開する『ツキウタ。』。そこに登場する2つのユニットのSix GravityとProcellarumによる3Dライブ「Miracle Moon Festival TSUKIUTA. VIRTUAL LIVE 2019 Four Seasons(ムンフェス)」が2019年8月に幕張メッセで行われました。

 『ツキウタ。』といえば1月から12月までの12人のアイドルが登場します。四季ごとに分けられた3人のキャラをメインに、月の兎の物語を追いながらライブが展開。1パターンだけでももちろん、春夏秋冬の4パターンすべてを見るとこの物語をより楽しめるようになっていました。


 曲順や演出で印象をがらりと変え、さらにメンバーそれぞれが四季をイメージして考えて構成。ここでは、グラビとプロセラによる4パターンすべてのライブを振り返っていきます。

春らしい花をイメージ

 春組はSix Gravityの弥生春、卯月新、皐月葵が担当。ソロ曲とデュエット曲を交互にし、季節が春ということでところどころに“花”のイメージがある曲を散りばめたセットリストにしたと語っていた3人。花を思わせる曲やタイトルに“花”の入った「君に花を、君に星を」「淡い花」が絶妙な位置で登場し、緩急のついた構成となっていました。

 3人によるのんびりとしたオープニングトークの後は、Six Gravityの「GRAVITIC-LOVE」でスタート! 先ほどまでののんびりトークはどこへやら、春組の3人もキレのあるダンスを見せてくれました。サビでは客席のファンも声を出してライブを盛り上げます。


 春組の新と葵による「Rainy day」ではCGを使ったならではの演出ということで、ステージにいる2人に雨が降りそそぎました。2人が歌ううちに雨はやみますが、ステップを踏む足元では水飛沫が跳ね、雨の名残を感じさせます。



 花にまつわる曲ではないものの、春と一緒に「恋忘れ草」を披露した始はタイトルに“草”が入っていたことで助かったと言って笑いを誘っていました。しかしそのパフォーマンスは激しく切なく、グラビ年長組の2人の熱に会場は圧倒されていました。


曲で表す夏の一日とは?

 夏組はProcellarumの水無月涙、文月海、葉月陽。彼らのセットリストは夏の一日をテーマに、朝から夜までを表していました。「砂時計とホットミルク」で一日が始まり、夏の夕暮れを思わせる「夕焼けデイズ」から「淡い花」へ繋がり、「君に花を、星に君を」が一日の終わりを締めくくります。


 Procellarumはユニット曲「LOLV-lots of love-」で登場すると、さっそく得意の揃ったダンスを披露。海と陽はダイナミックなダンス、涙の控えめながらも思わず目で追ってしまうしなやかさのあるダンスで盛り上げていました。

 涙が疾走感のある「Duty」、海がマイクスタンドを激しく振り回して「Beast Master」を披露しましたが、最も夏らしかったのはやはり陽の「El Sol Florecer」。夏のギラギラした太陽の下で歌っているかのようでした。


秋を彩るカラフルな楽曲たち


 秋組はProcellarumの長月夜、神無月郁、霜月隼の3名。イメージカラーが白、モチーフが雪の結晶の隼は冬組と思われがちですが、秋組であることを隼自ら説明。そんな彼らのセットリストは色を意識したものになっていました。

 隼が披露した「Monochrome sky」も春夏秋冬4パターンの公演すべてで演出が異なっており、花吹雪のなかで歌ったり、歌詞に登場する「白い炎」が実際に現れたりと、さすが白き魔王様といったところ。

 「夕焼けデイズ」は夜だけでなく黒田と白田も登場し、かわいらしいダンスを3人で披露。そんな夜とは対照的に、郁は「Lost My God」で髪を振り乱して激しくダンス。秋組の3人は、それぞれまったくカラーの違うパフォーマンスを見せてくれました。


奇をてらわずにストレートな冬

 冬組はSix Gravityの師走駆、睦月始、如月恋です。春夏秋冬を締めくくる彼らのセットリストは、楽曲が12月から順番に並べられたごくシンプルなもの。春夏秋と3つの公演を見た後では、それがかえって新鮮に感じられます。


 Six Gravityの元気印である駆と恋はとにかく元気! デュエット曲の「だってまだまだアバンタイトル」を力いっぱい歌って踊ります。

 始のソロ曲「嗚呼。髪を撫でて、頬を撫でて、御前を愛してやる。」ではマイクスタンドが登場。始が切々と歌い上げながらマイクスタンドを指でなぞると、あまりのセクシーさに客席からは悲鳴が起きていました。


 ライブの合間には、季節ごとに分かれた3人による朗読劇もありました。ここでは満月の夜に生まれた月の兎が四季をめぐる様子を、Six GravityとProcellarumのメンバーが優しい語りで客席に届けていました。

 4日限りの夢のような時間でしたが、1月24日には本公演をすべて収めたBlu-rayの発売が決定! ぜひこちらのBlu-rayで12人のライブを見返してみてください。

「ツキウタ。」初の3DライブがBlu-ray化!

 「ツキウタ。Miracle Moon Festival-TSUKIUTA. VIRTUAL LIVE 2019 Four Seasons-(MMF)」のすべてがここ!
 春、夏、秋、冬の4種類の公演はもちろん、リアルダンサーズの舞台裏メイキングや宣伝物まで完全収録しました。
 特典として、ここでしか手に入らない「月の兎の物語」の絵本の完全版の実物も付いてきます。

 歌を、ライブを、物語を! そして、本ライブのための各種録り下ろし音声を、Blu-ray5枚組でたっぷりと堪能できます。

商品名:
ツキウタ。 Miracle Moon Festival -TSUKIUTA. VIRTUAL LIVE 2019 Four Seasons-
価格:25,300円(税込)
発売日:2020年1月24日発売

出演:
師走駆 (声優:梶裕貴)
睦月始 (声優:鳥海浩輔)
如月恋 (声優:増田俊樹)
弥生春 (声優:前野智昭)
卯月新 (声優:細谷佳正)
皐月葵 (声優:KENN)
水無月涙 (声優:蒼井翔太)
文月海 (声優:羽多野渉)
葉月陽 (声優:柿原徹也)
長月夜 (声優:近藤隆)
神無月郁 (声優:小野賢章)
霜月隼 (声優:木村良平)

(C)TSUKIUTA.MMF

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