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【男性目線の『アイナナ』レポ】帰ってきたモンジェネおじさんが語る『アイドリッシュセブン』の魅力。第16回

原常樹
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 みなさん、こんにちは! 自称“モンジェネおじさん”ことフリーライターの原 常樹です。
 すっかり『アイドリッシュセブン』にハマってしまったひとりの男性マネージャーが「アイナナはここが素晴らしい!」ととりとめもなく語りつつ、【男性のマネージャー】、また【男性に布教しようとしているマネージャー】を応援するというのがこの連載のコンセプトです。

 今回が2020年初のモンジェネおじさんの連載ということで、改めて旧年中は大変お世話になりました。本年も何卒よろしくお願いいたします。2020年も引き続き、多くの男性マネージャーにコンテンツの楽しさを伝えていきたいですね……。

 なお、近況を報告いたしますと、昨年末から“将来有望な男性マネージャー”にひとりアタリをつけて沼に漬け込んでいる最中です(もうちょっとしたらいい感じに熟成されていることでしょう)。この記事でも彼を登場させつつ久々に座談会をやりたいな~と。相変わらずマイペースな連載ではありますが、どうか今年も温かい目で見守っていただけるとうれしいです。

 さて、前回の連載では2019年末~2020年頭にかけて開催された『2019 BLACK OR WHITE』への準備の模様をお届けいたしました。

 あのあと、イベントが開催されるまで特効のアイドルをお迎えしようと何度もオーディションを重ねたんですが、結果から言いますと誰ひとり来てくれませんでした。今回ばかりはさすがに壮五くんも来てくれませんでしたよ……。やはりこれは2019年にあまり徳を積まなかったからでしょうか。
 いずれにしても、おじさんはこの結果に落胆しました。そしてあまりに悲しかったからか、頭の中に自然と一詩の狂歌が響くようになりました……。
 「来ないなら迎えにいこう、ホトトギス」

 ──2019年末、当事務所の歴史が動きました。
 おじさんはこれまでかたくなにスカウトポイントを使わなかったのですが、ついにポイントを惜しみなく投入して特効アイドルを引っ張ってくる決意をしたんです。『2019 BLACK OR WHITE』を決戦と見定め、背水の陣で進軍する戦国武将のごとき覚悟です。
 というか、もったいないとか言っている場合ではありません。ここでアイドルに来てもらえなかったら、年末年始にぼっちで引きこもっていたおじさんの心がダメになってしまいます。

 前回の連載の際に、友人からうちの事務所はShout属性を主体にすると比較的強いデッキが組めそうだとアドバイスをもらっていました。ラインナップを眺めていたらいるじゃないですか……今回のラインナップの中に壮ちゃん(逢坂 壮五[Mr.AFFECTiON])が。さらに判定縮小スコアアップのスキルを持っている悠くん(亥清 悠[Bang!Bang!Bang!])もいるということで、ここはもう脊髄反射でスカウト。こういうときは思いきりが大事ですからね!


 おじさんは基本的に自分の運をまったく信じていないので、ほかのゲームアプリでも“確実に積み重ねて取りに行く”というこのスタイルを取ることが多いのです。とはいえ、これまで貯めてきたポイントを一気に使うのはちょっとだけドキドキ……。いやいや、躊躇ってもしょうがない。己を信じて前に進むんだ。
 わざわざ来てもらったアイドルたちの育成を惜しんでいても始まりません。事務所の財政は火の車ですが、これからエースとして活躍してもらうためにも先行投資として惜しみなくゴールドを投入して特訓していきます。そして、Shoutのアイドルだけで5人ちゃんと編成できるよう、特効を持たないアイドルのステータスも底上げしつつ……。
 もちろん、[スキル強化用]王様プリンも投入! 悠くんはうちに足りない「判定縮小スコアアップ」のスキルを持っているということで、スキルレベル5になるまで思考停止してつぎ込んでいきます。あと、壮五くんにも。

  • ▲強化できるだけ強化しましたが、いろいろなアイドルを一気に育てたせいで金欠です。いや、ゴールドが足りないというか、オーディションで来てくれたアイドルの覚醒に必要なお金すら捻出できません。零細事務所はつらいよ。

 こうして、四苦八苦しながらもお膳立ては完了。
 これまでの『BLACK OR WHITE』は一日ごとに持ち回りで“スコアがにボーナスがかかりやすい属性がローテーションするシステム”でしたし、毎日「Shout」が得意な楽曲をやり込めばいい。これはいける、いけるぞ──おじさんはそう確信しました。
 襟を正して机の上にiPadを置き、『2019 BLACK OR WHITE』を起動したおじさんはまずは楽曲の属性を確認します。ほうほう~、やはりイベント楽曲には「MONSTER GENERATiON」があるのね。やっぱり初日はShout属性の得意曲に割り振られるかな? どれどれ……。

 しかし次の瞬間おじさんの目に入ったのは「Shout33%、Beat33%、Melody33%」という均整の取れた数字でした。

 そう……。今回の『2019 BLACK OR WHITE』は特定の属性のみで編成したアイドルたちがスコアを稼げるという仕組みではなく、編成そのもののバランスが要求されるという、いわゆる“混色スコアアタック”だったんです。このシステムだとShout属性のアイドルだけを鍛えてもあまりスコアを伸ばすことはできません。

 今から急いで事務所にいるBeatとMelodyのアイドルも引っ張り出してこないと……って、ちょっと待て、さっきShout属性のアイドルを育てるのにいろいろ使いきった気がするんですが……。
 ほら、今から育てようにもアイドルスターがまったく足りない。よし、わかった。時間を戻そう。
 ……えっ、戻せない? そんなー。

 悪あがきとばかりにどうにか今事務所にいる最高戦力を投入して、ひと通り楽曲をプレイしたことで初日はランキング上位に食い込めたんですが、おじさんはまだこのとき、イベントのBOXガチャから入手できるIDOLiSH7[最高のラストシーン]、 ŹOOĻ[この声枯れるまで]の存在を知りません。

 今回のイベントは上記の二組のアイドルを編成することでスコアにボーナスがかかるので、最終的にハイスコアを狙うのであればこの二組を先に入手して、そこから改めてハイスコアを狙うというのが定石でした。しばらくおじさんは準備不測のままスコアアタックをしていたことになりますね……。
 最終的に彼らを引くことには成功したものの、育成するだけのリソースはもちろん残っていません。つまりはいろいろと手遅れ。

 こうして清々しい新年の空気と悔恨の悲鳴が交じり合う中、おじさんの『2019 BLACK OR WHITE』はひっそりとその幕を下ろしましたとさ……。

 あっ、最終的な総合順位は、3300位よりちょっと上でした。
 思ったよりも健闘できた気はしますが、この位置に甘んじたのは年末年始の無謀な経営判断と、一年間スキルプリンやゴールドを貯めてこなかったツケによるものかと思います。こればかりはもはやしょうがありません。

 ただ、悪いことばかりではありません。事務所の戦力をある程度整えられたことで「Nana Pass」のMASTER曲でもSSランクを取れるようになったのは大きかったですね。
 もちろん、今ならば「MONSTER GENERATiON」のSSランクも余裕! モンジェネおじさんを名乗る資格がようやく戻ってきた気がします……ふぅ……。これに甘んじることなく、2020年はもうちょっとがんばりたいですね!


 あっ、新年といえば、アイナナの新年キャンペーンもすごかったですね。無料77連オーディションという驚愕のキャンペーンで我々にショックを与えたと思いきや、その直後にやってきたのが無料77連オーディションのおかわり。しかも、11連ごとにSSR1人確定というあまりのおいしさに、猜疑心の強いおじさんは「これは夢か何かじゃないのか?」と思ってしまいました。

  • ▲ストーリー的には第4部もついにフィナーレとなりました。詳しくは言えませんが、おじさんは闇深きおじさんたちの気持ちに共感してしまいました……。またいつか振り返りのときに。

 “上げたら落とすのがアイナナ”ではありますが、それはあくまでストーリーだけ。キャンペーンは本当に大盤振る舞いの連続でしたし、こうやって快適にマネージャー生活を送れることに大変感謝しております。

 今年も『アイドリッシュセブン』はさまざまな試みを通じて、我々に素敵な想い(ときにはいい意味でしんどい想い)をたくさんもたらしてくれるに違いありません。そんな感謝と期待の念を込めつつ、今回の連載はここで締めたいと思います。また次回お会いしましょう!

(C)アイドリッシュセブン

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アイドリッシュセブン

  • メーカー: バンダイナムコオンライン
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: アクションADV
  • 配信日: 2015年8月20日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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  • メーカー: バンダイナムコオンライン
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: アクションADV
  • 配信日: 2015年8月20日
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