神ゲーが…来たぞ! 『ブレイブリーデフォルトII』でもバトルやジョブチェンジの楽しさは健在!!

MAC佐藤
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 Nintendo Switchで登場予定のスクウェア・エニックスの人気RPG『ブレイブリー』シリーズの最新作『ブレイブリーデフォルトII』。3月26日より、その先行体験版が緊急配信されたということで、シリーズ経験者の視点で体験版のレビューをお届けします。

 ちなみにこの先行体験版は『ブレイブリーデフォルトII』の基本形を短時間で遊べるようにした特別バージョンで、ストーリーはオリジナルの内容。バトルも難易度が高めに設定されています。

 こちらの記事ではバトルを中心としたレポートを紹介! 世界観やキャラクターといった部分については、別の記事で紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

バトルやジョブのシステムもいろいろ変化!

 これまでのシリーズでは、バトルはフィールドを歩いていると自動的に発生するランダムエンカウント方式でしたが、今作ではフィールドをうろついている魔物に接触するとバトルに突入します。

 このとき、魔物の背後から接触することで先制攻撃が可能。また、今作ではフィールドでAボタンを押すと剣を振るアクションを繰り出せる「フィールドアクション」が追加され、これをうまく魔物に当てることでブレイブアタックの確率がアップします。ブレイブアタックが発生すると、BP(ブレイブポイント)が最初から1つたまっている状態でバトルが始まります。BPについては後述へ。

 バトルシステムはオーソドックスなコマンド選択式のバトルですが、シリーズの特徴とも言える“ブレイブ”&“デフォルト”システムはもちろん健在で、これにより奥深い駆け引きを楽しめるのが大きな魅力となっています。

  • ▲コマンド選択は、ターン開始時に全員ぶんの行動を入力するのではなく、行動順がまわってきたキャラクターごとに1人ずつ入力する形です。

 デフォルトは防御姿勢を取りながらBP(ブレイブポイント)を1ためることができ、ブレイブはBPを消費して行動回数を増やすことができます。BPを3消費することで、なんと1ターンに4回行動可能となるのです! 「ターン制バトルなのに1ターンで4回も行動できるだと!?」と、初めて『ブレイブリーデフォルト』をプレイしたときは衝撃を受けたものです(笑)。

 さらに驚きなのは、BPが足りなくても前借りしてブレイブできること。BPが0でもブレイブ可能ですが、その代わりにBPはマイナスとなり、そのターン数ぶん行動できなくなってしまいます。BPが-3になると3ターンの間何もできなくなるので、ご利用は計画的に!

 ただ、バトルが終了すればBPは持ち越されないので、全員のBPがマイナスになってしまっても、敵を全滅させることができれば問題ありません。というか、むしろザコ戦なら最初からブレイブして一気に全滅させる、というのがシリーズのセオリーだったりします。とくにこの先行体験版は難易度が高めの設定で、バトルが長引くとやっかいなことになることが多いので、ブレイブはケチらずにガンガン使っていきましょう。

  • ▲デフォルトは行動の貯金、ブレイブは行動の引き出しや前借りといったイメージですね。マイナスで戦闘終了しても次の戦闘では0に戻ります。借金を踏み倒しているような気もしないではないですが、細かいことは気にせずに(笑)。

 『ブレイブリー』シリーズでは多種多様なジョブが登場し、これらを自由に変更してバトルに挑むことができます。ジョブは“アスタリスク”と呼ばれる特殊な石のようなものとして存在し、これらを入手することで新しいジョブにチェンジできるようになります。

 先行体験版では、すっぴん、モンク、白魔道士、黒魔道士、ヴァンガードの5つのジョブを最初から使うことができます。なお、ジョブはメインとサブの2つを設定することができ、サブに設定したジョブのコマンドアビリティをバトル中に使用可能です。先行体験版で使えるジョブは多くはありませんが、メインジョブとサブジョブの組み合わせを考えるのも楽しそうですね。それぞれのジョブ特性や必殺技、習得アビリティをチェックしてみましょう。

すっぴん
(冒険のサポーター)

ジョブ特性:ふんばる
 戦闘不能になる攻撃ダメージを受けたとき、33%の確率でHP1の状態で耐える。ただしHPが1のときは発動しない。

必殺技:全力でたたかう
 敵単体に強力な物理攻撃を行う。追加効果は物理攻撃力+20%、魔法攻撃力+20%。使用条件はたたかう10回。

すっぴんの主なアビリティ
 過去シリーズでもおなじみの“しらべる(敵のHP、弱点、種族を表示)”や“だうじんぐ(未取得の宝箱の数を表示)”などは健在です。“獲得EXP上昇”なんかも、ある意味でシリーズのお約束ですね。

 ちょっとおもしろかったのが新アビリティ“太陽の輝きを”。なんだこれ? と思ったら、敵単体を暗闇状態にできるものでした。なるほど納得!

モンク
(物理アタッカー)

ジョブ特性:気合
 ブレイブした回数ぶん、ターン中の会心率が5%上がる。

必殺技:炎華硬爬山
 敵単体に強力な火属性の物理攻撃を行う。追加効果は物理攻撃力+30%。使用条件は体術10回。

モンクの主なアビリティ
 単体に会心率がアップした物理攻撃を行う“剛撃”や敵全体に物理攻撃を行う“回し蹴り”など、さすがは肉体派といったところ。“徒手空拳”で、両手が素手のときに物理攻撃力や会心率がアップできるので、きっとほかのジョブのアビリティと組みあわせると楽しいんだろうなあと予想できちゃいます。

 ちょっと気になったのは、攻撃を受けた時に確率でBPがアップする“リベンジャー”。過去作では赤魔道士が同じような効果の“リベンジャー”がありましたけど、今回はモンクが覚えるんですね。

白魔道士
(回復魔法の使い手)

ジョブ特性:MP回復攻撃
 たたかうで与えたダメージの10%ぶん、自身のMPを回復する。

必殺技:セイクリッドライト
 味方全体のHPを大きく回復し、すべての状態異常を解消する。追加効果は回復力+30%。使用条件は白魔法5回。

白魔道士の主なアビリティ
 HPを回復できる“ケアル”や単体の物理防御力をアップする“プロテス”など、回復やサポートが得意なのは今までどおり。

 過去作ではジョブ特性だった“天使の加護”は、今回はアビリティとして登場。効果もちょっと変わり、BPがマイナスの間、攻撃で受けるダメージを軽減できるものとなっています。回復役は、ちょっと無理してでもBPを使うことが多いので、このアビリティは地味に便利かも!

黒魔道士
(攻撃魔法の使い手)

ジョブ特性:属性弱点強化
 弱点属性で攻撃したとき、与えるダメージが25%上がる。

必殺技:マナアイシクル
 敵全体に強力な水属性の魔法攻撃を行う。追加効果は魔法攻撃力+30%。使用条件は黒魔法10回。

黒魔道士の主なアビリティ
 火属性の“ファイア”、水属性の“ブリザド”、雷属性の“サンダー”と、多彩な属性の魔法攻撃を使えます。

 “ファイラ”といった全体攻撃魔法も覚えるので、ザコ敵相手を一掃する際に非常に頼りになります。効率的に経験値稼ぎをしたいときは、やっぱり1人は欲しいジョブですよね。

ヴァンガード
(敵を引きつけるタンク役)

ジョブ特性:ガードデフォルト
 デフォルトしている間、受けるダメージがさらに20%下がる。

必殺技:地裂爆噴斬
 敵単体に強力な土属性の物理攻撃を行う。追加効果は物理攻撃力+20%、物理防御力+20%。使用条件は牽制技5回。

ヴァンガードの主なアビリティ
 敵単体の攻撃をひきつける“挑発”を使えるタンク役。盾を装備していると、防御力に応じた物理ダメージを与えられる“シールドバッシュ”も使えるので、過去作のナイトっぽく感じる部分がありますね。

 でも、攻撃と同時に攻撃相手の魔法防御力を下げる“鱗剥ぎ”や物理防御力を下げる“甲羅割り”など、デバフ役としても活躍できる感じ。新ジョブらしく、使っていてなかなかおもしろい能力となっていました。

 コマンドアビリティはバトルで使用することができる技や魔法で、MPやBPを消費するものもあれば、何も消費せずに使えるものもあります。

 サポートアビリティはメニューの“アビリティ”でセットすることで、バトルやマップで自動的に効果を得られます。サポートアビリティにはコストが設定されており、先行体験版ではコスト3まで自由に組み合わせてセット可能です。

 必殺技は、これまでは装備している武器種によって決まりましたが、今作ではメインジョブによって決まります。使用条件を満たしたあとはいつでも使えるようになり、強力な必殺技を繰り出すことができます。さらに、必殺技使用後はBGMが変わってパーティのキャラクター全員が青く光り、BGMが続いている間は追加効果を得ることが可能です。

  • ▲必殺技使用後は、いかに素早くコマンドを入力して、たくさん行動できるかがポイント。なお先行体験版では、必殺技を使えるのは主人公のセスのみとなっています。

 武器や防具は、ジョブ、キャラクターを問わず誰でも装備できます。ただしジョブごとに武器種の適正(S、A、B、C、D、E)が設定されており、これが高いほど武器の性能を引き出すことができるので、なるべく適正の高い武器を装備することがポイントです。

 なお、これまでは防具にも適正が設定されていましたが、今作では防具の適正はないようです。そして今作では新要素として、武器や防具に重量というパラメータが追加されました。ジョブごとに装備できる最大重量が変わり、これを超えてしまうとステータスが下がってしまうので注意しましょう。

  • ▲“重量”の左側の数値が、現在装備中の武器と防具の合計重量。右側の数値が最大重量となります。魔道士やモンクは最大重量が低めなので、重いものを持ちすぎないように。

 バトルの楽しさはやはり『ブレイブリー』シリーズといった感じで、ブレイブとデフォルトによる駆け引きの熱さは相変わらずですね。メインジョブとサブジョブの組み合わせ、サポートアビリティの組み合わせの幅が広がってくると、さらに奥深さを味わうことができます。

 先行体験版は難易度が高めということで、ザコ戦といえどもかなりの歯ごたえとなっており、シリーズを初めてプレイする人には少々つらく感じてしまうかもしれません。最初は街のまわりでこまめにセーブしながらコツコツとレベルを上げ、ジョブやアビリティの組み合わせをしっかり考えてセットしていけば、だんだんと戦い方のコツをつかめると思います。ブレイブを惜しまず使うことも大切ですね。

 最初から使えるジョブは5種類ですが、それでも組み合わせの楽しさは十分味わえるので、製品版ではいったいどれだけ幅が広がるのか、今から楽しみです!

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ブレイブリーデフォルトII

  • メーカー: スクウェア・エニックス
  • 対応機種: Switch
  • ジャンル: RPG
  • 発売日: 2021年2月26日
  • 希望小売価格: 7,480円(税込)