『FF7』→デジキューブ→コンビニ専売→セガサターンのアレ
- 文
- そみん
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4月10日にPS4版『ファイナルファンタジーVII リメイク』が発売されました。となると、オリジナルとなるPS版『ファイナルファンタジーVII』(1997年1月31日発売)の話となり、そこから発展して、「そういえば、『FF7』ってコンビニでも買えたよね」「そうそう、デジキューブ!」なんて話題で世間が盛り上がっているようです。
編集部でも、「そういやコンビニで買ったなあ」「『FF7』は朝買って登校してばれたけど、先生も買っていたのでお目こぼしもらった記憶が」なんて、いい思い出も。
デジキューブの思い出
さて、デジキューブってなんぞや? という話はウィキペディアにまかせるとして、当時、普通のゲーマーだった自分としては、スクウェアが作ったコンビニ主体でゲームや本を販売する会社という印象でした。
ゲームもそうですけど、攻略本のイメージも強かったですね。スタジオベントスタッフによる『アルティマニア』シリーズは、いちゲーマーとして楽しみにしていました。
流通だけじゃなくて、デジキューブでのオリジナルゲーム(主にPCの移植ですけど)もいくつか発売しており、PS2版『パネルクイズ アタック25』とかPS2版『イースI・IIエターナルストーリー』とか、地味にいいところをつくなあと、うならされたこともしばしば。
個人的にはデジキューブ専売のソフトのいくつか思い出深く、当時のスクウェアから発売されたPS用の格ゲー『ブシドーブレード』とかも話題になったものです。
でも、自分がもっとも印象に残っているコンビニ専売ソフトと言えば……セガサターンのアレです。
そう、「ガイコツだからね」のアメリカンジョークな決めゼリフでおなじみ(?)の『Mr.BONES(ミスター・ボーンズ)』ですよ! イキなジョークで笑わせようぜ!
コンビニ専売の怪作『Mr.BONES(ミスター・ボーンズ)』
かつて電撃オンラインが掲載したセガサターン名作紹介でも、4人が名作と認定した傑作です。
正直、なぜこのゲームがコンビニ専売なのか僕にはわかりませんでしたが、体験版のダジャレパートで心をわしづかみにされた僕は、近くのコンビニで予約して、発売日に手に入れて1日でクリアしました。
さて、ここで唐突ですが、僕の心に残った『ミスター・ボーンズ』傑作小話3選びをお届けします。記憶のなかのセリフなので、細部が間違ってたらごめんなさい(適当)。
●3位:これがホントの…
「元旦に」
「お坊さんが2人」
「歩いてた」
「これがホントの」
「おしょうがツー(お正月)」
ヒャーハッハッハッハッーー!
●2位:お相撲さんなぞなぞ
「なぞなぞです」
「お相撲さんが」
「ビックリしたとき」
「思わず出る言葉は」
「どひょ~!(土俵)」
AHAHAHAHAHAHA!
●1位:そりゃガイコツだからね
「彼女にフラれちゃってさ」
「君をフるなんて血も涙もない人だね」
「そりゃガイコツだからね」
ヒャハーハッハッハッーー!
特に“なぞなぞ”シリーズは秀逸で、「イカがたくさんいて泳げない国は?」→「ジャマイカ~ん」とか、「猿と象がおならをしました。どっちのほうが臭いでしょうか」→「猿のはクセーい(猿の惑星)」とかは、ある意味で芸術の域ではないでしょうか。
押したボタンに応じてセリフを連呼するのがポイントで「ジャマ、ジャマ、イカが、ジャマ、ジャマイカ~ん」「おす、おす、ど、ど、どひょ~!」みたいな感じでDJ風に遊ぶのも流行ったトカ流行らなかったトカ(そみん家では流行りました)。
もしどこかでプレイできる機会があったら、漫才パートのすべてをしゃぶりつくすつもりで楽しんでくださいませ。
さて、そんな思い出に刺激されて家の押し入れをひっくり返したのですが、残念ながらゲームソフトが見つかりませんでした……。今度実家に帰ったら、四次元押入れを探してみるかな。
話がずれますが、『ミスター・ボーンズ』以外のいくつかのソフトが出てきたので、記念写真をおすそわけします。てか、『仙窟活龍大戦カオスシード』がどこいっちゃったんだよう(涙)。
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