『EXVS.』シリーズ稼働10周年企画第2弾。コストが変更された機体をピックアップして紹介

あんまさ
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 アーケードで稼働中の『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス』シリーズ(以下、『EXVS.』シリーズ)が、2020年の9月28日で10周年を迎えました。それを記念した企画記事第2弾をお届けします。

 『EXVS.』シリーズは、さまざまなガンダム作品の機体が2on2の戦いを繰り広げる、人気シリーズ。アーケードで稼働後、コンシューマタイトルとしてもリリースされています。機体の動きを再現したアクション、わかりやすいのに奥深いシステム、作品の枠を超えたゲーム性などから、多くのユーザーに評価されているタイトルです。

 シリーズタイトルを紹介した1回目でしたが、2回目では『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス』、『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』 、『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス マキシブースト』、『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス マキシブーストON』、『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2』に参戦する機体から、コストが変更された機体をクローズアップ。どの作品から変更され、武装や性能にどういった変化が見られたかを懐かしみながら紹介していきます。

 なお、『フルブースト』から『マキシブースト』に移行した際の、コストが1000から1500になった機体は含みません。また、2機セットでプレイアブルだった機体が別々の機体になった場合については、コストが変更された機体をピックアップします。

 記事中にはプレイヤー間で使われる単語を用いています。以前に掲載した用語集もあわせてご覧ください。

コスト変更機体

ジオング

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

 PS3版『エクストリームバーサス』のダウンロードコンテンツとして、コスト2000で登場。拡散するビームを放つ腕部メガ粒子砲は、有線式アームを飛ばしてオールレンジ攻撃としても使えます。

 機体サイズが大きい面もありますが、前格闘を使った落下テクニックで機敏な動きを実現。さらにジオングヘッドとして復活するという、原作ファンを喜ばせるニクい仕様が再現されています。

 『マキシブースト』ではコスト2500に変更され、耐久力などが調整されました。使い勝手はあまり変わらないものの、サブ射撃の腕部メガ粒子砲【集弾】が打ち切りリロードになったりなど、一部武装に変更点が見られました。

  • ▲画像はPS3版『フルブースト』のもの。

百式

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

 『エクストリームバーサス』の初期機体として、コスト2000で登場。手動リロード式のビーム・ライフルとビーム・サーベルといった汎用的な武装に加え、近距離で強い前格闘の飛び蹴りや後格闘のジャンプ斬り、ドダイ改を使った特殊な移動や強力な武装も備えています。

 巨大な照射ビームを放つメガ・バズーカ・ランチャーは、自身で操作すれば曲げることができ、その場に設置するけん制にも使えるという、今までの『ガンダムVS.』シリーズにはなかったような攻撃を実現。また、ジオングと同様に、敗北寸前時に撃墜されても復活する仕様もあります。

 『マキシブースト』ではコスト2500に変更され、耐久力がコスト相応に上昇しています。武装面ではメイン射撃も5発から6発に増え、格闘チャージショット(以下、CS)にド・ダイ改【射出】が追加。サブ射撃のクレイ・バズーカが、レバーの前後入力に応じて、散弾に変わる飛距離を調整できるという修正も入っていました。

  • ▲画像はPS3版『フルブースト』のもの。

マラサイ

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

 『マキシブースト』稼働中の追加機体として、コスト2000で登場。マラサイ&ガブスレイとして参戦し、初回はマラサイとして出撃をします。再出撃時はガブスレイになるのですが、戦闘中に格闘CSを行うことで再出撃時の機体をガブスレイとマラサイで切り替えられるといった一風変わったシステムを持っていました。マラサイ自体の性能は、手動リロード式のビーム・ライフルを持ち、ブーストダッシュキャンセルを挟まずに最大4連射することで継続的な弾幕を形成できます。

 メイン射撃以外では、フェダーイン・ライフルを使った単発ダウンの射撃や照射ビームでの中~遠距離戦が可能。2種類の攻撃方法を持つマラサイを呼び出すことができ、メイン射撃にキャンセルすることで、自由落下ができるのも非常に便利です。近距離では特殊格闘のビーム・サーベル【投擲】から、派生で繰り出される飛び蹴りが非常に素早いため、不意に繰り出されると避けきれないこともしばしば。

 『エクストリームバーサス2』ではマラサイとガブスレイが単体の機体になり、マラサイがコスト1500、ガブスレイがコスト2000に設定されています。それに伴い、耐久力や武装の性能変更に加えて、一部武装にも変更が加えられています。

 その中でも、サブ射撃に変更されたマラサイ呼出が、ロックオンしている機体に自動で振り向くように。どの場面でも“アメキャン(アシストメインキャンセル)”の小技を使えるようになった点は、大きな変更点の1つではないでしょうか。

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

フルアーマーZZガンダム

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

 『エクストリームバーサス』のロンチ機体として、コスト2500の機体で登場。同コスト帯の機体に比べて鈍足な分、高火力の武装を多数所持しています。一部の攻撃にスーパーアーマー状態が付与されていたり、攻撃を受けた際のダメージが軽減されたりといった特殊な仕様を持ちます。他にも、エクストリームバースト中の攻撃すべてにスーパーアーマー状態が付与されるため、相手をする際には独自の対策が必要でした。

 この機体を紹介するうえで、なんといっても外せないのが格闘CSのハイパー・メガ・カノン。1出撃に1回だけ使用できる武装で、巨大な照射ビームとミサイルを同時発射します。発射するまでロックしている相手をずっと狙い続けるため、避けきれずまともに受けてしまうプレイヤーも多々いたでしょう。

 『フルブースト』までのフルアーマーZZガンダムの場合、ハイパー・メガ・カノンを使用後にアーマーをパージして、強化型ZZガンダムに変化します。武装や機動力が変わりますが、フルアーマーZZガンダム時の被ダメージ軽減などの効果はなくなります。また、撃墜されない限りはフルアーマー状態には戻れないため、使いどころが非常に重要な武装でした。

 『マキシブースト』ではコスト3000に変更され、2つの形態を特殊格闘で換装できるようになり、格闘CSでの強制換装といった仕様は削除。性能や耐久力の変化だけでなく、両形態を使い分けることができるようになったのが大きな変更点として挙げられます。

  • ▲画像はPS3版『フルブースト』のもの。

ザクIII改

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

 『フルブースト』稼働中の追加機体として、コスト1000で登場。通常時は格闘寄りの性能を持っていますが、同コスト機体に比べるとやや劣る性能をしていました。反面、格闘CSの強化人間の力で機動力や格闘性能などが向上するため、この時間で一気に攻めるのが強みです。1000コストということで、再出撃を繰り返し、武装を回せるといったメリットもありました。

 それ以外では、起き攻めや迎撃に便利な後格闘のプレッシャー、特殊格闘の掴みから派生で自爆攻撃ができるといった際立った武装も持っています。自爆時の「バンザーイ!」のセリフは、耳にも記憶にも残るほど。

 『マキシブーストON』ではコスト2000に変更され、『マキシブースト』と比べると、耐久力が大幅に向上。時限強化が削除されて、汎用的な機体に様変わり。近距離の攻め性能がなくなった分、サブ射撃に撃ち分け可能なビーム・キャノンが追加されるといった、射撃での攻め手が増えたのも大きな変更です。

 『エクストリームバーサス2』では時限強化が再度追加されるという、シリーズ全体を見ても仕様変更の多い機体の1機として数えられるでしょう。

  • ▲画像はPS3版『フルブースト』のもの。

サザビー

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

 『エクストリームバーサス』の初期機体として、コスト2500の機体で登場。サイコミュ兵器で敵をかく乱し、多彩な射撃武装で着地を狙う射撃寄り万能機として活躍していました。

 『フルブースト』ではコスト3000に変更され、射撃CSが腹部メガ粒子砲【拡散】から、ビーム・ショットライフル【拡散】に。停止撃ちだった散弾が移動撃ちができるようになり、振り向き撃ち以外の行動から使用すれば、自由落下を行う仕様が追加されました。

 横格闘や後格闘、アシスト機体呼び出しから射撃CSにキャンセルして自由落下で素早く着地をする行動は、これ以降の作品でも重要なテクニックとして引き継がれています。

 また、バーストアタックには“アクシズ落とし”といった規格外の攻撃が追加。発動モーションが短く、唐突に頭上からアクシズが降りてくるため、狙っていない敵の僚機に当たるということもよくあります。

  • ▲画像はPS3版『フルブースト』のもの。

ヴィクトリーガンダム

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

 『フルブースト』の初期機体として、コスト1000の機体で登場。自機のパーツであるトップ・リムやボトム・リムを射出し、射出したパーツを同コマンドで換装するといった独特な仕様を持っています。射出した後の状態(トップ・ファイター、ボトム・ファイター、コア・ファイター)によって機体性能が変わるのも、他の機体にはない使い勝手があります。

 エクストリームバースト中はオーバーハングパックを換装して、Vダッシュガンダムへと換装。射撃CSにオーバーハングキャノン【照射】が追加されます。

 『マキシブーストON』ではコスト2000に変更。トップ・リムとボトム・リム射出は、サブ射撃のレバー入れ有無による撃ち分け式になり、Vダッシュガンダムが特殊射撃で発動する時限強化式になりました。

 他にも、Vダッシュガンダム時のメイン射撃がビーム・スマートガンに変更。バーストアタックにビーム・スマートガン&オーバーハング・キャノン【最大出力】が追加されたなど、2000コストに昇格したことによる武装の変化が見られます。

  • ▲画像はPS3版『フルブースト』のもの。

ゴッドガンダム

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

 『エクストリームバーサス』の初期機体として、コスト2500の機体で登場。格闘機でありながら、近距離で有効な射撃を一方的に押し付けられるのが強みの1つです。メイン射撃の爆熱ゴッドフィンガー【照射】や、特殊射撃のゴッドフィールドダッシュから派生で繰り出すゴッドスラッシュといった攻撃でよろけを狙い、モビルファイターらしい高火力の格闘で大ダメージを叩き込みます。

 『マキシブースト』でコスト3000に変更。師匠である東方不敗が駆るマスターガンダムと同コストへと昇格しました。使い勝手は大きく変わらないものの、耐久力などの性能上昇に加えて、レバー入れ特殊射撃の行動にゴッドスラッシュタイフーンが追加。射撃バリアが付与されていることもあり、起き攻めや迎撃の選択肢として重宝されています。

 他にも、特殊格闘の爆熱ゴッドフィンガーに、新たな派生として左手を突き出す爆熱ゴッドフィンガーを追加。2段階で敵を追い続けるため、非常に圧があります。さらには、サブ射撃の風雲再起に搭乗できる行動も追加。任意の方向に素早い移動が可能で、オーバーヒート時にも発動ができるので、ブーストゲージが少ない時の“あがき”として心強い武装です。

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

ガンダムシュピーゲル

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

 『フルブースト』稼働中の追加機体としてコスト2000で登場。ニンジャのような風貌を持つモビルファイターで、格闘機でありつつ、クナイやネットを投げるといったトリッキーな武装を豊富に持っています。

 迎撃能力にも長けており、複数のクナイを投げて着弾地点に爆風を巻き起こす射撃CSのメッサー・グランツ【爆弾】、射撃ガードと格闘カウンター効果が付与されている後格闘の畳返しといった行動で、敵の不意をつく武装で注目を集めました。

 『マキシブースト』ではコスト2500に変更。それに伴って耐久力が上昇したものの、武装面に大きな変更がありません。とはいえコストが上昇した分、基本性能がコスト相応に強化されたため、立ち回り方が大きく変わったようにも見られます。

  • ▲画像はPS3版『フルブースト』のもの。

ガンダムヘビーアームズ改(EW版)

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

 『エクストリームバーサス』の初期機体として、コスト2000の機体で登場。集弾性能の高いメイン射撃のダブルガトリングと格闘のマイクロミサイル、格闘CSのホーミングミサイルを絶え間なく撃ちこみます。実弾とアクロバティックな動きを駆使して戦う、大道芸機です。

 遠距離では弾が当たりにくいため、近距離で上記射撃を相手機体に押し付けることや、前格闘の前宙返りか特殊格闘の月面宙返りで素早く着地をして、回避しながら次の行動に移るといった操作が必要。他の機体と比べて求められる操作量が多く、玄人向け機体の1機です。

 『マキシブースト』ではコスト2500に変更。後格闘の掴みが削除された代わりに、全方位に弾をばら撒くダブルガトリング&ホーミングミサイル【回転撃ち】が追加。さらに、呼び出すガンダムサンドロック改(EW版)の突進速度や射程が向上し、撃ち切り型からリロード式へと変更されました。

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

トールギスIII

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

 『エクストリームバーサス』稼働中の追加機体として、コスト2500で登場。通常の移動に加えて、レバーとジャンプボタンの同時入力で繰り出す“スーパーバーニア”という高機動による移動を持ち合わせています。

 メイン射撃のメガキャノンは性能が高い一方で、弾切れを起こしやすい傾向がありますが、射撃CSのメガキャノン連射と呼び出すトーラスで攻め手を補っています。また、近距離戦闘もサブ射撃のヒートロッドを使うことで、敵機をなぎ払い返り討ちにすることもざらです。

 機体解禁時はスーパーバーニアと後格闘の急速落下による素早い着地で、相手ペアを翻ろう。しかし、バージョンが進むごとにこれら移動技に調整が入ったため、スーパーバーニアのみで勝つことは難しくなっていきました。

 『エクストリームバーサス2』ではコスト3000に変更。多数のコマンド&仕様変更、スーパーバーニアが従来のものから特殊格闘に変更されるといった大幅な修正を受けました。

 他の変更点としては、トーラスが格闘CSに変更。追従型になったのに加えて、メイン射撃にキャンセルすることで“降りテク”になりました。また、射撃CSにメガキャノン【高出力】が追加され、敵の着地の隙をすかさず狙える手段が増えた点も大きいでしょう。

  • ▲画像はAC版『エクストリームバーサス2』のもの。

ガンダムヴァサーゴ・チェストブレイク

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

 『エクストリームバーサス』の初期機体として、コスト2000の機体で登場。敵の横移動にサブ射撃のストライクシューターを引っ掛けたり、ガンダムアシュタロン・ハーミットクラブで敵を捕縛したりといった武装を扱い、敵の隙を作ることが得意です。

 『フルブースト』ではコスト2500に変更。細かい調整とともに、耐久力が上がるといった修正がされています。大きな変化としては、サブ射撃のストライクシューターが強よろけになる、トリプルメガソニック砲【照射】が曲げ撃ちできるようになるといった、愛馬であるガンダムアシュタロンだけでなく、ガンダムヴァサーゴの“凶暴”性も増しています。

 そして、『エクストリームバーサス2』ではコスト3000に変更。それに伴い、本機の魅力である射撃性能に変更が加えられている他、機動力と耐久力が上昇し、格闘に新アクションが加えられています。

 最大の変更点としては変形中に射撃CSのシザースビームキャノン【照射】が追加。移動撃ちができる照射ビームとして、攻めの選択肢が増えたことにより、最高コストらしい性能を持った機体となりました。

  • ▲画像はAC版『エクストリームバーサス2』のもの。

ゴールドスモー

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

 『エクストリームバーサス』稼働中の追加機体として、コスト2000で参戦。足が止まるメイン射撃のハンドビームガンに加えて、癖のある武装が用意されています。変形でスカートを装着する行動も、本機ならではの要素でしょう。

 腕部のIFジェネレーターを使った攻撃を主力としており、サブ射撃のIFバンカーは、巨大な鞭のようなビームを左から右に振って敵をスタンさせます。起き攻めや迎撃の選択肢として強く、単純な横移動であれば容易にヒットさせられる点も便利です。

 『マキシブースト』ではコスト2500に変更。基本性能が格段に上昇した他、呼び出すシルバースモーの攻撃が2種類追加されました。また、メイン射撃やサブ射撃から特殊格闘のIFブースターダッシュにキャンセルできるように。

 それ以外では、変形時のメイン射撃から特殊射撃の派生にキャンセルすることが可能となり、ハンドビームガン→スカート射出の射撃コンボが容易にできるようになったことも、立ち回りが変わるような変更点として挙げられます。

  • ▲画像はPS3版『フルブースト』のもの。

カプル

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

 『フルブースト』稼働中の追加機体として、コスト2000で登場。参戦時はカプル&コレンカプルという仕様で、特殊格闘でバトンタッチを行い、どちらかの機体で戦うという新しいコンセプトを持った機体でした。耐久力は機体それぞれに設定されており、控えの機体は徐々に耐久力が回復し、撃墜された場合は2000コスト分のチームゲージが減少するという、斬新な仕様の機体でした。

 カプルそのものの性能は射撃寄りの機体で、メイン射撃のハンドガンと特殊射撃のミサイル、射撃CSの一斉射撃を使った弾幕形成を主として戦います。ただ、機体性能そのものはあまり高くなく、耐久力もコレンカプルに劣るため、ある程度被弾したらすぐにバトンタッチしないと、すぐに撃墜されてしまうほどでした。

 『エクストリームバーサス2』では、カプルとコレンカプルが単体の機体として登場。カプルはコスト1500で、コレンカプルはコスト2000で使えるようになりました。

 武装面ではバトンタッチが削除された分、新たにガンダム・ハンマー【突き】が追加。サブ射撃のメシェー呼出がミサイルに、特殊射撃のコレンカプル呼出の攻撃が2種類に、後格闘が格闘カウンターにといった変更点が多数あります。また、共通のバーストアタックだった“その股ぐらに、ロケットパァァァンチィッ!”が、射撃CSの一斉射撃よりも濃い弾幕を展開する、カプル独自の攻撃に変更されています。

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

プロヴィデンスガンダム

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

 『エクストリームバーサス』稼働中の追加機体として、コスト2000で登場。万能機寄りの性能を持ちつつ、当時の同コスト機体では珍しい、オールレンジ攻撃を引っ提げて参戦しました。ドラグーンシステムの使い方が豊富で、サブ射撃では1発づつ射出することで敵をけん制、特殊射撃ではドラグーンの一斉射出を行えます。自機の周囲にドラグーンを停滞させることも可能で、メイン射撃に連動したビーム連射を放つことができました。

 独自の武装としては、特殊格闘のドラグーンシステム【ビームカーテン】があります。3基の大型ドラグーンが敵機の頭上に停滞し、そこから広範囲に傘状のビームを展開。ビームに当たるとスタンするといった、引っ掛け武装として厄介な存在でした。

 『マキシブースト』ではコスト2500に変更。機体性能の向上とともに、豊富なキャンセルルートと、格闘攻撃の新規アクションが追加されました。格闘面では後格闘が射撃シールド付きのなぎ払いになり、近距離戦闘の拒否武装としても便利です。

 射撃面では、サブ射撃のドラグーン【射出】に、その場でドラグーンを停滞させて、即座にビームを発射する攻撃が追加されています。メイン射撃からのキャンセルも可能なので、ブーストが少ない時でも、ダウンまで追撃を入れられるようになったのは大きな変更点でしょう。

  • ▲画像はPS3版『フルブースト』のもの。

アリオスガンダム

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

 PS3『エクストリームバーサス』のダウンロードコンテンツとして、コスト1000の機体で登場。GNアーチャーがつねに追従しており、操作機体ではない別の機体が常時戦場に展開しているのは、本機がシリーズ初の仕様となります。

 通常形態のGNツインビームライフルとGNサブマシンガン、変形時のGNミサイルで射撃戦をこなしていました。GNアーチャーはメイン射撃に連動して攻撃を行ってくれる他、特殊格闘でも射撃を行うので、弾幕形成を手伝ってくれることに。射撃武装はいいものを持っているのですが、耐久力が同コストのなかでも低いため、少しの被弾が命取りになります。

 『マキシブースト』でコスト2500に変更。大幅なコスト上昇を受けて、耐久力は2倍以上になり、性能面も段違いに向上しています。コストが2回上昇した機体は他にも存在しますが、1度に2段階上がったのは本機のみです。

 射撃CSのGNツインビームライフル【3連射】の追加は大きい修正の1つであったと思われます。移動撃ちができるビームを3連射できるだけでなく、格闘から射撃CSで自由落下ができるようになったのも、本機に欲しかった自衛面の強化に一役買っていました。

  • ▲画像はPS3版『フルブースト』のもの。

スサノオ

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

 『エクストリームバーサス』の初期機体として、コスト2000で登場。次に使用する武装の性能を上げるメイン射撃の入魂、時限強化を行う特殊射撃のトランザムシステム、自機にダメージを与えながら敵に大ダメージを与える後格闘の切腹といった、ミスタ・ブシドーらしい独特な武装がてんこ盛りです。

 実は射撃武装も優秀。誘導の強い射撃CSのビームチャクラムは、入魂すると多段ヒットになって追撃しやすくなります。射撃CSがゆえに、弾幕を張りやすい点も本機の強みです。サブ射撃のトライパニッシャーは、入魂後に放つと弾が大きくなるため、近距離で敵に押し付ける使い方が非常に強力です。

 『フルブースト』ではコスト2500に変更。使い勝手はそこまで変わらないものの、2500コスト相応に性能が強化されました。ただ、生命線であるトランザムが再出撃後すぐに使えなかったため、コストオーバーを受けた際の時間稼ぎが厳しくなったのも事実です。トランザム中のビームチャクラムは、レバー入れで弾の挙動が変化。一部格闘からの入魂へのキャンセルルートと、バーストアタックに“愛の一撃”が追加されたなどが変更点として挙げられます。

  • ▲画像はPS3版『フルブースト』のもの。

クシャトリヤ

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

 『エクストリームバーサス』の初期機体として、コスト2500で登場。サブ射撃のファンネルは、レバーを入れることで横や頭上に展開します。列状に細いビームを複数照射して、命中した敵をスタンさせる攻撃は当時としては、類を見ない武装でした。

 ただし、参戦した当初のラインファンネルは、僚機にも当たるという仕様があったため、使う場面がかなり限られていました。また、機体自体が大きいため、被弾しやすいという点も大きな弱点として挙げられます。

 『フルブースト』ではコスト2000に変更となり、レバー入れサブ射撃は僚機に当たらなくなりました。さらに、各サブ射撃からメイン射撃にキャンセルすると自由落下ができるようなった点も含めて、非常に使いやすくなる調整を受けています。

 他の点としては、後サブ射撃にビームカーテンが追加。射撃CSの胸部メガ粒子砲【拡散】と、特殊射撃の胸部メガ粒子砲【照射】のコマンドが逆になったため、前作と比べると使い勝手はかなり違ったように見られます。

  • ▲画像はPS3版『フルブースト』のもの。

シナンジュ

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

 『エクストリームバーサス』稼働中の追加機体としてコスト2500で登場。近距離戦に特化した高機動モードと、汎用的な性能を持つ重装備モードを特殊格闘で切り替えて戦う仕様となっていました。

 高機動モードのサブ射撃のデブリ蹴り移動や、重装備モードの横サブ射撃のバズーカの挙動など、原作のスタイリッシュなモーションを再現しています。

 『マキシブースト』ではコスト3000に変更となり、モード変更の仕様が削除。特殊格闘が各種隕石蹴りになり、両モードの武装を併せ持った武装を持ち合わせました。また、バーストアタックのビーム・ライフル【連続回転撃ち】に加え、連続格闘攻撃を行う【再来の真価】が追加されました。全距離に対応できる万能機へと昇華しています。

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

ガンダム試作2号機

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

 『エクストリームバーサス』の初期機体として、コスト2000で参戦。メイン射撃のバルカンと、サブ射撃で呼び出すドム・トローペン/ザメルでけん制し、隙あらば高火力の格闘を叩き込む機体です。格闘CSでビーム・サーベルをチャージし、次に放つ一部格闘の範囲や威力などを強化する仕様も大きな特徴の1つでしょう。

 忘れてはならないのは、ガンダム試作2号機の象徴とも言える特殊射撃のアトミック・バズーカ。着弾地点に大きな爆風を起こす武装で、巻き込まれると大ダメージ必至! 弾を直接狙うのではなく、ダウンしている敵機体への置き攻めや、敵を分断させる目的で撃つなど、使い道はさまざま。爆風で逃げ道を塞いで接近し、強気に格闘を狙うということにも使えます。

  • ▲画像はPS3版『フルブースト』のもの。

 『フルブースト』ではコスト2500に変更。耐久力・メイン射撃の弾速、集弾性能が上昇。両アシストの強化や、多彩な動きを見せる各特殊格闘全般へのキャンセルルート増加など、多くの修正を受けて動きの幅が広がりました。

 そして、立ち回りにもっとも大きな変化をもたらしたのが、格闘CS後の格闘にスーパーアーマーが付与されたこと。敵の迎撃行動をもろともせず、強引に格闘をねじ込めるようになったことで、格闘機らしさがより際立ちました。

クロスボーン・ガンダムX2改

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

 『エクストリームバーサス』稼働中の追加機体としてコスト2500で登場。同コストの機体と比べて耐久力が低い分、ビーム射撃を防ぐABCマントを装着しています。ABCマントは特殊格闘で着脱が可能で、振り向きメイン射撃や射撃CSからのキャンセルで自由落下するのも、全シリーズ共通のテクニックとして使われています。攻撃面では、強い誘導を持つ射撃CSのショットランサー【ランス射出】や、迎撃にも追撃にも使えるサブ射撃のビーム・サーベル&ビーム・ザンバー【投擲】を使った射撃戦を得意とする機体です。

 『フルブースト』ではコスト2000に変更され、コストが下がったものの、性能や耐久力はほぼ据え置きになっています。また、『マキシブースト』では格闘中の特殊格闘派生で串刺し攻撃が追加。『マキシブーストON』では後格闘でシザーアンカーが追加され、近距離戦の性能もシリーズを追うごとに上昇していく傾向にありました。

 そんな中、『エクストリームバーサス2』ではコスト2500に再度変更。全シリーズを通して見ても、コストが戻るというのは唯一無二の本機だけです。大きな変更点として、レバー入れ特殊射撃に木星帝国製バスターランチャー【連射】が追加。慣性が乗りやすく、サブ射撃や特殊格闘へキャンセルすることで即座に落下することもできるため、中~遠距離戦がより強化されました。『エクストリームバーサス』時代の機体性能と比べると、ダンチと言えるほどの変化を受けているでしょう。

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

“クロスブースト”へと進化する

  • ▲画像はPS4版『マキシブースト ON』のもの。

 5作品に渡りコスト変更された機体を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? 振り返ってみると、ライバル機に合わせるようにコストがアップされた機体が多いことと、コストが低くなることで使いやすくなった機体が多いことが印象的でした。

 また、1500コストの実装を含めて、3作目の『マキシブースト』でのコスト変更が多かったように思えます。そういった意味では、6作目となる次回作の『クロスブースト』では、3作品越しにまた大きな転機が来るのか……注目していきたいポイントです。

©創通・サンライズ ©創通・サンライズ・MBS

機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2

  • メーカー: バンダイナムコアミューズメント
  • 対応機種: AC
  • ジャンル: アクション
  • 稼動日: 2018年10月30日
  • 料金: オープン