小林裕介さん&内山夕実さんのお気に入りIFルートは? 『リゼロス』声優陣インタビュー

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 現在好評配信中のiOS/Android用アプリ『Re:ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories(リゼロス)』に出演するスバル役の小林裕介さんと、パック役の内山夕実さんのインタビューをお届けします。

 9月23日~27日にかけて開催された東京ゲームショウ2020 ONLINE。そのセガの生配信番組内、『リゼロス』のコーナーに出演した小林裕介さん&内山夕実さんに、ゲームについていろいろとお話を伺いました。

 『リゼロス』の魅力をはじめ、収録で印象的だったことやお気に入りのIFルートなど熱く語っていただきましたので、ぜひご覧ください!

※インタビュー中は敬称略

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小林裕介さん&内山夕実さんインタビュー

――『リゼロス』リリース決定を知ったときの第一印象は?

小林:初の公式アプリといわれて「今まで出ていなかったんだ?」と思うくらい、今まではすべてコラボでやらせていただいていたんだなと。だから、ようやく出たんだなという喜びがじわじわときて、リリースされて自分でゲットしてようやく実感が持てたという感じですね。リリースからプレイを始めたゲームって過去にないので、すごい愛着を持ってプレイできるなと思っています。

  • ▲小林裕介さん

――先ほどの生放送ではアリーナで200番台を達成されたとか。かなりやり込まないと難しいですよね。

内山:そうですよね~!

小林:いや~、わからないです。コツコツやっていった結果だと思っているので。

――根っからのゲーマーなのかと思っておりました。

小林:いやいやいや、むしろゲームはあまりやらないですよ?

――以前に江口拓也さんと高橋李依さんにインタビューしたときには、おふたりともかなりゲーマーな発言をされていました。

内山:あははは(笑)。

小林:逆に他にやっているゲームがないからこそやり込めるのかもしれないですね、一点集中。

――内山さんはいかがでしょうか?

内山:いったいどんな内容の、どういうタイプのゲームになるのかなと気になりはしたのですけれども、フタを開けてみたら長月先生自ら監修していただいてというのがあって、これはもう安心してみなさまにお届けできるんだろうなという確信はありました。

 収録で、こういう動きになりますという開発途中のものを見せていただいて、自分が演じるパックがもうぬるぬる動いていて、常に浮いている感じとかも表現されていたのがすごく素直に感動して、ますますこれからが楽しみになりました。

  • ▲内山夕実さん

――音声収録で印象的だった出来事などはありましたか?

内山:私はまさにパックを見せていただいたのが印象的で、そこでどういうゲームなのかを初めて知ったんですよね。こういう風にパーティを組んで、しかもロム爺とかが敵として現れて、「え!? これはいったいどういう展開なんだろう???」って頭の中でクエスチョンマークが飛び交ったのを覚えています(笑)。

小林:もう何千というロム爺を倒してきたから……。

内山:本当だよね(笑)。「ありがとうございます!」って思いながら。

小林:ボクも映像で「ちなみにスバルの必殺技はコレです」ってコンビニの袋でアッパーかましているのを見せていただいて、思わず「ハアアアアァァァァァ……コレが主人公か」って。

内山:(爆笑)。

小林:だからもう、思いっきり不良やチンピラっぽく「ぅぉ゛るぁぁぁっ!!」ってめっちゃ巻き舌にしてやろうって思ったのを覚えています。もちろん、唯一使える魔法のシャマクが必殺技になっているのはうれしいと思いましたね! とはいえ、デバフなんだけどな~って。

内山:あははははは(笑)。でもちゃんと忠実に再現してる。

小林:実際デバフを3つくらい付けられるのでなかなかの効果だなって思いましたけど、やってるときはヤケクソ感がハンパなかったですね。

内山:なかなかないもんね、コンビニ袋で攻撃とかね。

小林:俺(スバル)以外にグーパンしている人いないですからね。

内山:確かに~(笑)。

――せいぜいパックのふにふにパンチくらいですか。

小林:ゲームではパックってどうでしたっけ?

――『リゼロス』では氷の魔法を使います。

内山:そう! 全方位の氷魔法なんですけど、全体攻撃じゃないんだなって。作中でのパックって世界を滅ぼしちゃうよみたいなシーンも実際あったので、ゲームの中での強さというのはどういう位置になるのかなというのは気になっていたんですけど、わりと火力強めだとうかがったのでよかった~って(笑)。

――設定的に覚醒したパックなんてユニットとして出せないですよね。

小林:いやぁ、今後出てくるかもしれないですよ? 「終焉の獣パック!!」みたいに。

内山:それ、レイドイベントみたいにみんなでパックを倒すの?

小林:討伐!? それはきついな。

内山:パーティを組む時にリアとパックを入れて、リアが倒された時点で「あ、これ(世界が)終わった……」って(笑)。いろいろ妄想しながら遊んでいるので楽しいですよ。

――そんな楽しみ方が(笑)。ちなみにおふたりが普段使っているパーティ編成はどんな感じですか?

小林:ステージにもよりますけど、だいたい入っているのはユリウスとプリシラですね。あとエミリアも本当に強いので、彼女も欠かせないですね。

――スバルくんはベンチ入りですか?

小林:最初は使っていましたよ。リーダースキルが強くて全体の攻撃力を上げられるので重宝していて、ある程度レベルが上がると他のみんなの固有スキルのほうが……まあベンチですね(笑)。

内山:いつかそこからレギュラー入りをね。

小林:緑属性パーティでそろえられるようになったら間違いなくリーダーとして重宝すると思いますよ。

内山:私はまずリアがいて、パックがいて、ちょっと前まではウルガルムのレイドイベントがあったのでわりと青属性を強くしていました。あとは単純にかわいいからティビーを育てています。

 他には鬼化したレムかな。鬼化レムは何と言っていいか表現が難しいんですけど、どんなときでもだいぶ荒れていらっしゃるので……。

――鬼がかっていますからね。

小林:本当にね、経験値アイテム上げても「ウフフ」だし、覚醒させても「アッハッハ」しか言わないしで「狂ってやがる!」って。

内山:そうそうそう! 本当にね、早く角を折ってあげないと(笑)。

――鬼化レムを入手されているということは、おふたりともかなりガチャ運もよいほうなんでしょうか?

小林:どうなんでしょうね?

内山:私は恥ずかしながらというか、どうしてもパックが手に入らなかったので交換しました。

――それは……交換できるくらい回したと?

小林:それはなかなかだね。

内山:そうなんですよ、その間にいろいろな方と出会いました(笑)。

小林:オレまだゲットできていない★3キャラは5人かな? パックとか。

内山:早く手に入れてください~! 私この間スバルを手に入れました。

小林:本当ですか? ありがとうございます。ティビーもまだゲットしてないかな。まあ、意地は出ますよね、たぶん。

内山:確かにね、ガチャはいつ終わりが来るかってね、自分の中で諦めきれないところが。ここまでやってパックが出ないのはちょっとな~と思って、つい頑張っちゃいましたね。あの演出もかわいいですよね。それがすごく楽しくて見ています。

――今回長月先生自ら監修なさっているIFルートが本作の魅力のひとつですが、おふたりがお気に入りのルートは?

小林:番組内で実装が発表されたクルシュルートは、クルシュ、フェリス、ヴィルヘルムの3人と均等に関わっていくんですけど、なんか感動して泣いちゃうんじゃないかというくらい、クルシュの人のよさが常に変わらないんだなというのが本当にわかるんですよ。

 あんな素性のよくわからないスバルを助けてくれるって、もうこのまま行ったらクルシュ陣営に入っちゃうんじゃないかというレベルの暖かさなんですよ。その先はぜひみなさんに判断していただきたいんですけれども。当面はクルシュIFがお気に入りですね。

内山:そういう意味では、最初の盗品蔵に行く流れでもいっぱい枝分かれしていたじゃないですか。あそこでスバルと出会って間もない人たちが「来てくれるんだ!?」、「信じてくれるんだ?」みたいなひとつひとつが感動しちゃって、それも先を知っているからこそ、今までやってきたからこそ得られる感情なのかなという気持ちもあるんですけれど、IFはすべてそのくらい違和感なくというか、本当にあり得た話かもしれないと思えますね。

 私、ついついもったいない精神でゆっくり進めるんですよ。だから今、囚人になって捕まっちゃうエピソードをただただゆっくり遊んでいるんですけど、「どういうことなの!?」って思いながらプレイしています。みんなの囚人姿を見る機会なんてなかなかないし。

小林:リカードとかオシャレになってるよね。着崩してる(笑)。

内山:そうそう、全然捕まっている人感なくて「どうも~」みたいな感じだからそれが余計におかしくて(笑)。

――パックのIFルートも期待したいところですよね。

内山:そうですね、IFだったらまだ時間軸的にアリですもんね。もうちょっといろいろもふもふしてもらったりとか、リアを入れずにスバルと男ふたりだけのお話というのもおもしろいかもしれないですね。

小林:個人的にはベアトリスとパックがイチャイチャしているところを見たい。

内山:アレは見せられない。アレはダメ♪

小林:だいたいスバルが邪魔して話が止まるので、ずっとこっそり見ているルート!

内山:見ていいモノじゃないから(笑)。でも確かに長い時間あのふたりでいたらただイチャイチャするのもそうだけど、いったいどのような会話をするのかというのは気になるかも。考え始めたら尽きないですね。

――こんなIFルートが見てみたいなんてありますか?

小林:う~ん、スバルは均等に接しているから……あ~、アルルートは知りたいですね。アニメではいまだ触れてないかもですけど、アルってスバルにとってかなり近しい存在と言えるんですよ。

内山:謎ですよね。

小林:きっとこれから原作で描かれていくかも知れないんですけど、さわりでいいからアルとのやりとりをもうちょっと見てみたいなと言うただの欲望。

内山:確かに、「すでにここで出会っていたんだ!?」ということが『リゼロス』の中では体験できているから、その先をさらに関わったらどうなるんだろうかとか。

――おふたりが誰かに『リゼロス』をオススメするとして、ココを推していきたいというオススメポイントがありましたら1つずつお願いします。

内山:絞るの難しいですね~。

小林:そりゃ、IFストーリーっちゃIFストーリーなんだけどなぁ。

内山:う~ん、ひとつ……う~ん……。

――では、3つずつとかでは?

内山:じゃあ合わせて6つ言いますね!!

小林:先に出したほうが楽だな(笑)。

内山:でもまずはIFストーリーですよね。あとは、このために書き下ろされたOPテーマ曲ですね。素敵ですよね。

小林:……(笑)。

内山:めっちゃ絞ろうとして悩んでる(笑)。

小林:うん、アニメとは違うゲームならではのデザインですね。ボクまじでエミリア超カワイイと思うんですよ。あれはゲーム画面だからこそできるかわいらしさですね。

内山:うんうん。あと、こんなキャラとも戦えるの? こんなキャラが敵なのみたいな。あ、これもIFになっちゃうのかな?

――全然アリだと思いますよ。まさかカドモンさんとか戦うことになると思わなかったですから。

小林:でもカドモン結構ヤバ強いですよ。

内山:え? そうなの!?

小林:一発だけどんなダメージも受けないっていうスキルを持ってるから。

内山:え!? すごくないそれ?

小林:カドモン最強説みたいなのもあるから。

一同:(爆笑)。

内山:むちゃくちゃ魅力じゃないですか~。それは推しポイントですね。順調ですよ~。

小林:あとは……あ、ストーリーになぞらえた討伐イベント!

内山:あとランキングとかも含めてアリーナとかで、同じタイミングで『リゼロ』愛あふれたみなさまと体験を共有できるというのもいいですよね。

――本編はもちろん、追憶郷のクエストも魅力の一つかと思いますが、おふたりから見て追憶郷のストーリーはいかがですか?

小林:そういえば、シオンの話一切してなかったね。

内山:してなかった(笑)。

――すごくいいキャラクターですよね。『リゼロ』っぽさもしっかりあって。

小林:種族がエルフじゃないですか。そういうところでエミリアと関わっているのかなと。

内山:やり取りしていると要所要所で気になるところがありますよね。

小林:ストーリーとして追憶郷は謎要素がすごく多い。本編はチャートが出ているからきっとゴールできるんだろうなというのが見てわかるんですけど、追憶郷はまだ先がわからないのもあるし、未だ解明されないことが多いですよね。

 シオンもそうだし、アルコルがいったい何者なのか。ふたりともすごく意味深な発言をしているので、言うなればそれが『リゼロス』の本筋のストーリーですよね。忘れがちになっちゃいますけど。

――言われてみればそうですね。

小林:そっちのストーリーも早く続きが読みたいですね。

内山:キャラクターイラストを見た感じと、実際にシオンがしゃべったときの感じでこんなにも明るく軽快にしゃべってくれる感じの子だったんだというのがすごく新鮮だったんですよ。

 いい感じにスバルとテンポよく会話しているから、こういう感じで明るく楽しく記憶を取り戻してくのかなと思いきや、たまに「ちょっとそれはお話しできません」みたいな会話もあったりして、まだまだ見えてこない、謎が多いなというのはいちプレイヤーとしても楽しみですね。

――では最後に、『リゼロス』プレイヤーの皆様にメッセージをお願いいたします。

小林:『リゼロス』って課金をすれば強くなるというよりも、育成をするという作業が他のゲームと比べても求められる時間が長いんじゃないかなと個人的には思うんですね。

 だからこそ手塩にかけて育てたキャラクターを愛でられるし、キャラクター愛を深められる要素もたくさんある。これからどんどん展開も広がっていくと思いますので、引き続きプレイを楽しんでいただけたらうれしいです。

内山:私自身、ゲームを日頃からたくさんプレイするようなタイプではないんですけれども、そんな初心者な私でも楽しく気軽にプレイできるし、キャラクターの魅力もたくさん知ることができる内容にもなっています。

 ストーリーもたくさん分岐して、このときスバルがどういう返答をしたらどういう展開になっていくんだろうというのをひとつひとつ向き合いながらじっくり時間をかけて楽しむことができるので、ぜひそれらをかみしめながら『リゼロ』愛を高めていただければなと思います。

©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会
©SEGA

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Re:ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories

  • メーカー: セガ
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: ADV/RPG
  • 配信日: 2020年9月9日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

Re:ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories

  • メーカー: セガ
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: ADV/RPG
  • 配信日: 2020年9月9日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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