【ゲーム雑談紀行】『天穂のサクナヒメ』にはいろいろな魅力がある!

kbj
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 電撃の編集やライター、クリエイターなどなど、いろいろな人とゲームについてゆるく話をしていくコーナー“ゲーム雑談紀行”を掲載します。

 第5回の話題は、『天穂のサクナヒメ』について。電撃の編集・KYSと語っていきます。

参加者

KYS

 『電撃PlayStationD』、『電撃アーケードカードゲーム』などを経て、電撃オンラインに。朝はパンより米派。

kbj

 電撃オンラインの編集。米は可能ならば1日に1食は食べたい派。

ちゃんと実った時の充実感がたまらない!

kbj『天穂のサクナヒメ』、リアルな稲作が話題になっているけど、遊んでみてどうですか?

KYS:稲作はリアルで植えている気分を味わえて新鮮さはあるけど、一方で最初は大変さ、しんどさもある。ただ、スキルを覚えてくると段々楽になって、気持ちよさが増していくのがいい!

kbj:確かに工程は多いし、とにかくリアルですね。最初はしんどかったというのは?

KYS:田起こしや、田植えの操作が結構大変でしんどかったかなぁ。「これ全部、ムラなくクワを入れるの?」とか、「80本も植えるの?」とか、「この操作を毎年やるの?」とか。あと水の調整して、天候を気にして……。

 でも、それぞれの工程は1年に1回だし、プレイを重ねてみると全然苦にならなくて楽しかったよ。だけど農業の知識が圧倒的に足りない、そこに苦労したかな。

 ただ、いいお米ができると、パラメータが上がるし、報われた気になるのがすごくいい!

kbj:明らかに強さが違いますからね。食事をちゃんととるのは大事だと改めて感じました。

KYS:僕はそこまで凝っていないけど、凝りだしたらどこまでもこだわっていけるところもおもしろい要素。水温とか、益虫、害虫の要素とか、まだ把握していないんだけど、いろいろな要素があるからね。

kbj:確かに、まだわかっていないけどいろいろと関係してくる要素は多いですね。

KYS:いい米ができると、それに合わせて自分も強くなっていくので、緻密に米を育てると自分が早い段階で強くなる。何年目までにクリアするとかを意識したら、そこも重要になりそう。

kbj:ああ、タイムアタック的な遊びですね。SNSでは、稲作農家の大変さを知れたり、米の大事さを知れたりするというのも、話題になっていますね。

KYS:ちゃんと収穫できないと白米が足りなくて、食事が粟になったり、芋汁だけになったりするからね。だけど、僕はドライだから、あんまり気にならないのよ(笑)。

kbj:ゲームをプレイして、「ご飯粒を残さないように食べるようにしよう!」とかは……

KYS:あまり思わない。……というか、普段から米粒1つ残さないよ!

kbj:なるほど。自分はゲーム中の食事のシーンは好きだし、いい食事を食べさせてあげたいと思いましたね。皆が笑って食事しているシーンを妄想しながら、雑草を抜いていました。

KYS:僕はゲームはゲームで、リアルはリアルというように、ちゃんと切り分けてるからなぁ。むしろ、食べ物を大事にとかよりも、何を食べるとどれだけパラメータがアップするのかのほうが、気になったね!

 うまく米ができると、目に見えてキャラが強くなる。あとは、白米だと能力が伸びやすくて、玄米だと食事効果がアップすると違うから、玄米にするのか、白米まで精米するのか……そういうところで迷ったなあ。

kbj:わからないからこそ迷うことはありますね。手探りでやっている感覚はなつかしくて個人的にはよかったです。

KYS:肥料も細かくて、どうするのがいいのか、全然分からなくて……。プレイしたのが発売前だったから、攻略情報もなかったので、僕は農家の人のホームページを見ながら稲作を行ったねえ。

 それくらいにちゃんと作られているから、農業の勉強にはなった。稲作の心得的なものが“農書”としてゲーム中にあって、そこからも学ぶことは多かったなあ。

kbj:実際にゲーム制作者が自分で米を作って、論文を読んでゲームに落とし込んでいるとのこと。そのうえで、ゲームに落とし込むところはしっかり反映されているのかなと。

KYS:米作りは大変だけど、手間暇かけた分、秋に収穫できた時は、なんやかんやでうれしいのよね!(笑)

kbj:稲穂が色を変えて、垂れているのを見るとうれしいですね。刈り取った後に作業があるのは、知っていたんですが、いざ体験するといろいろ工程があって大変なことを実感しましたね。道具がない時代はもっと大変だったんだろうなあって……。

KYS:水についても悩んだなあ。そもそも苗を植える時に水がいるのか、どれくらいあればいいのか、色づいてきたらどうするのか、知らないことばかり。

 あとは苗を植える間隔ね。開けたほうがいいのか、詰めたほうがいいのか。

kbj:自分は祖父が、精米していて小さいころに田んぼを見ていたし、マンガ『自殺島』で米を作るエピソードがあったから、流れについては困らなかったんですよね。でも、細かい部分や用語とかは知らないことだらけだったんですが。

KYS:自分の実家にも田んぼがあったんだけどなあ……全然知らなった。でも、クエストから戻ってきたら、雑草が生えていないか、見に行くくらいに目をかけて育てるようになったよ。

kbj:だからこそ愛着がわくんですよね。

KYS:わが子が育った感じがある(笑)。

⇒11月25日掲載回に続きます!

(C)2020 Edelweiss. Licensed to and published by XSEED Games / Marvelous USA, Inc. and Marvelous, Inc.

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天穂のサクナヒメ

  • メーカー: マーベラス
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: ARPG
  • 発売日: 2020年11月12日
  • 希望小売価格: 4,980円+税

天穂のサクナヒメ

  • メーカー: マーベラス
  • 対応機種: Switch
  • ジャンル: ARPG
  • 発売日: 2020年11月12日
  • 希望小売価格: 4,980円+税

天穂のサクナヒメ 限定版

  • メーカー: マーベラス
  • 対応機種: Switch
  • ジャンル: ARPG
  • 発売日: 2020年11月12日
  • 希望小売価格: 6,980円+税

天穂のサクナヒメ 限定版

  • メーカー: マーベラス
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: ARPG
  • 発売日: 2020年11月12日
  • 希望小売価格: 6,980円+税

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