『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』昨年の雪辱をはたしてDaigo選手が世界No.1プレイヤーに!

電撃オンライン
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 アプリ『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』を使った世界大会“Dream Championship 2020”。その決勝トーナメントについてレポートします。

 “Dream Championship”は、 全世界で『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』の試合を行いNo.1プレイヤーを決定するもの。新型コロナウイルス感染症拡大などの状況を鑑み、予選から決勝トーナメントまで、すべてオンライン形式で実施されています。

 以下では、12月12日に行われた決勝トーナメントについてレポートしていきます。

 放送は日本語、英語、スペイン語、フランス語、アラビア語、広東語という6カ国語で同時配信されていました。


 日本語音声の実況はアルベルトさんと、ドラさん、サッシャさん、木本ディレクターが担当。決勝戦の後には大木プロデューサーも参加しました。

 なお、ルールは先日の記事特設サイトを参照のこと。

1回戦

 決勝トーナメントに挑むのは、各地区の予選大会を勝ち抜いてきた人や、全世界でゲーム内開催したオンライン予選の上位入賞者と強豪メンバーばかり。

 エースストライカーにどれだけいい条件でボールを回せるのかや、相手のやりたいことをいかにして防ぐのかなど、ハイレベルな攻防が1回戦から見て取れました。

 強力なシュートを放つFW陣に対して、ゴール前に立ちはだかる井川 岳人やヘルマン・カルツ、マーク・オワイランなどらがどうするのかも見どころとなっていました。

 お互いに理想的な展開まで持っていけても、GKを崩せずにPK戦に突入した試合があれば、延長20分というロスタイムで得点が入るという劇的な試合もあり、どれも目が離せませんでした。

2回戦

 第1試合は、攻撃を中盤でカットしあうというお互いに攻めきれない展開に。後半に入ってからIE|Daigo選手(以下、Daigo)が放った“トルネードアロースカイウイングシュート”がこの試合、初のシュートでした。

 両者が決めきれず、PK戦も考えられた延長の後半。Daigo選手は岬 太郎の“ゴールデンコンビ”でゴールに迫ります。ここでDaigo選手が選んだのは“閃光雷獣シュート”! 執念のシュートが若林 源三からゴールを奪い、昨年の覇者・WillOfD選手から勝利をもぎとりました。

 第2試合も、なかなかシュートまで運べない展開でしたが、後半に岬 太郎が放った“ハイスピードトルネードスカイアルファ”の閃光がゴールを貫き、AU|Benzema選手(以下、Benzema)が準決勝に進むことになりました。

 第3試合は序盤から仁仁選手がけいくん選手のゴールに迫ります。しかし、GKの若林 源三がキャッチし、ゴールを守ります。けいくん選手もすばやいパスから前線にボールを運ぼうとするのですが、カットされてしまうという展開が続きました。

 おそらく後半最後となる仁仁選手の攻撃。ゴール前からウーゴ・ラミレスの放ったスイングショットが、ゴールネットを揺らした結果、オンライン予選ランク1位のけいくん選手は惜しくもここで敗退となりました。

 これまでとは変わった展開となった第4試合。[JKS]Simon選手(以下、Simon)のカルロス・サンターナがペナルティエリアに入るや、“フルメタルファントム”を放ちます。このシュートがリカルド・エスパダスの手を弾き、先制点となりました。さらに前半のロスタイムに2点目が決まり、Simon選手はかなり有利な状況に。

 まずは1点を返したいObitO選手でしたが、イタリアの伊達男ことサルバトーレ・ジェンティーレにボールをカットされてしまいます!

 ロベルト・本郷の“師弟コンビ”でチャンスを作ったのですが、ゴールを決められず、Simon選手が勝ち進みました。

準決勝、3位決定戦

 準決勝第1試合は、シュートが飛び交う熱い試合に。

 Daigo選手がロベルト・本郷の“真・スカイウイングシュート”、カルロス・サンターナの“トルネードアローウイングシュート”を続けて繰り出すと、Benzema選手は大空 翼と日向 小次郎の“反動蹴速迅砲[虎]”やブライアン・クライフォートの“エースの証明”で反撃します。

 カウンターから再度“反動蹴速迅砲[虎]”を撃ったBenzema選手でしたが、若林 源三が魂のプレイを見せつけて、ゴールを許しません。

 延長に入った際には選手交代が見られ、試合が動くことも予想されたのですが、得点することはできずPK戦に。1人目のキッカーに続いて、3本目も止めたDaigo選手が決勝に駒を進めました。


 同じイタリアのDaigo選手が決勝で待っているということで、是が非でも勝ちたいSimon選手。対する仁仁選手はアジア地域最後の選手として、試合に臨みます。

 互いにカットを警戒しているのか、早めに仕掛けることが多かったこの試合。後半になって、Simon選手が仕掛けます。遠目からでもシュートを放っていき、キーパーのスタミナを奪う作戦に。しかし、ゴールすることはできず、試合は延長戦に。

 延長前半の終了間際、仁仁選手は全力サッカーを発動。カルロス・サンターナからのパスを受けたロベルト・本郷が、“真・スカイウイングシュート”を放ちます。対するSimon選手も全力サッカーを使い、ゴールを死守します。

 後半にもボールを奪った仁仁選手がゴールを狙ったのですが、決めることはできず、第1試合に続いて第2試合もPK戦にもつれ込みました。

 Simon選手の3本目のシュートはゴールポストに嫌われてしまいます。ピンチに追い込まれたSimon選手でしたが、仁仁選手のシュートを止めて、同スコアに戻します。流れに乗りたいSimon選手でしたが、その勢いを止めて、シュートを弾いた仁仁選手が勝利を収めました。


 Benzema選手のボールを奪い、いきなりチャンスを得たSimon選手。しかし、緊張からか、オフサイドとなってしまいます。

 このプレイで集中力を取り戻したのか、Benzema選手は際どい位置にパスを出します。それを受けた岬 太郎が“ハイスピードトルネードスカイアルファ”で先制し、前半の早い時間に試合が動きます。

 Simon選手はミカエルの“エンジェル・スライド”の軸にして、フィールド中央を突破。ゴール目の前からカルロス・サンターナが“フルメタルファントム”を使いますが、これは若林 源三に防がれてしまいます。

 後半に入ってもSimon選手は再三攻め込むのですが、1点が入りません。逆にBenzema選手が攻める展開となり、そのままホイッスルが鳴り響きます。1点を守り切ったBenzema選手が3位となりました。

決勝戦

 世界No1プレイヤーが決まる決勝戦を前に、原作者の高橋陽一先生が登場。「例年以上に白熱した戦いが展開しています」とコメントしたのに続いて、優勝者に直筆のイラストをプレゼントすることを発表。優勝者に実際に贈られるトロフィーを大空 翼と岬 太郎が掲げているという、すばらしいイラストを公開した後、「ここまでやってきたものを出し切ってください!」と決勝に臨む2人にエールを送りました。

 まずは最初に攻め込んだのは、Daigo選手。ボールを後ろまで下げて、パスで進めていきます。3人とマッチした大空 翼は、1人を抜いてから“アンストッパブルオーバーヘッド”を選択。止められてしまいましたが、最初の挨拶となりました。

 対して仁仁選手は、サンターナの“ドライブパス”でゴール前まで攻め込むことに成功。“全力サッカー”からロベルト・本郷が“スカイドライブオーバーヘッド”を使うと、Daigo選手も“全力サッカー”を使い、これを防ぎます。

 お互いにシュートを放ったり、カットしたりという攻防があり、試合は後半に。

 ラファエルからのパスを受けた仁仁選手のミカエルが、“エンジェル・スライド”で突き進みます。全力サッカーもあわさって、かなりのチャンスに。そこからゴール前にパスを出したのですが、ボールは少しだけ長く、Daigo選手にとられてしまいました。

 大会全体を通して、ほとんどミスが見られなかった仁仁選手ですが、決勝という大舞台からの緊張からか、チャンスを逃してしまいます。

 そんなミスを帳消しにしようと、フリーキックからゴールを狙っていきますが、ゴールならず。コーナーキックも得たのですが、必死のDaigo選手に防がれてしまい、試合は延長戦に入ります。

 延長のワンチャンスでゴールを決めたい両者でしたが、お互いのエースにボールが渡る前に、カットされてしまい、シュートまで持ち込めません。

 優勝の行方はPK戦にゆだねられることになりました。

 勝負をわけたのは、3人目のキッカー。Daigo選手が止めて、一歩有利に立ちます。しかし、Daigo選手の5人目が仁仁選手に止められてしまい、サドンデスに突入!

 6人目のシュートはどちらも止めたのですが、仁仁選手の8人目・浦辺 反次のシュートが読まれてしまいます。この瞬間、Daigo選手に優勝が決まりました。


 Daigo選手は、昨年2019年に行われた“Dream Championship 2019”の決勝トーナメントまで進んでいたのですが、残念ながら1回戦で敗れていました。その雪辱を1年越しに果たした形となりました。

 興奮したDaigo選手は「本当によかったです! とてもうれしいですが、すごく疲れました。特に最後の2試合はすごく疲れた」とコメント。試合展開については、とても厳しい状況だったので、岬 太郎に変更して高い弾を狙うことも考えたようです。

 最後のPK戦については画面を見ないで打っていたことを明かしました。さらに「もし可能であれば家族や友だち、昨年日本でお会いした皆さんに御礼をしたい。来年は日本で会いたいです!」と続けました。

 試合後に高橋先生は「すごい決勝戦でした。壮絶なPK戦を制しておめでとうございます!」とコメント。さらに決勝大会に出場したメンバー全員に、描きおろしイラストを使ったポストカードが送られることを明かしました。

 こうして10時間にも及んだ決勝大会は幕を下ろし、2カ月以上に渡った“Dream Championship 2020”の全日程が終了となりました。

 いろいろなデッキ、いろいろな選手が登場した大会でしたが、プロデューサーの大木さんは新型コロナウィルスの影響で、大会を実施するか悩んだ時期があったことを告白。しかし、ユーザーの後押しもあり、オンラインで開催できたとのことです。「時差の問題に加えて、ユーザーの方に負担もあったのですが、世界No.1を決めるにふさわしい大会だった」とイベントを振り返りました。

 コメントしてくれた視聴者、運営のスタッフにも感謝を述べた後、「今後もユーザーとコミュニケーションを図っていきます。本作にご期待ください!」と挨拶して、イベントを締めくくりました。

“決勝トーナメント”のアーカイブはこちら


ハイライトPart1はこちら


ハイライトPart2はこちら


(C)高橋陽一/集英社
(C)高橋陽一/集英社・テレビ東京・エノキフィルム
原作「キャプテン翼」高橋陽一(集英社文庫コミック版)
(C)KLabGames

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キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~

  • メーカー: KLab
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: SLG
  • 配信日: 2017年6月13日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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  • メーカー: KLab
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: SLG
  • 配信日: 2017年6月13日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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