【DOL20th企画】2002年～2003年のゲームを駆け足で振り返る。『キングダム ハーツ』や『SIREN』が発売

　総合エンタメサイト・電撃オンラインが20周年を迎えたことを記念した連載企画。第3回の今回は、2002年から2003年に発売されたゲーム、そしてゲーム業界で起こったことをピックアップしてご紹介していきます。

　なお、掲載されている記事は当時のもので、リンク切れなどの可能性があります。

20周年振り返り企画

• 2000～2001年の振り返り記事

　2月に新たな家庭用ゲーム機としてXboxが日本で発売されました。筆者は当時高校生で、購入した友人の家に遊びに行った時に見せてもらったのですが、その大きさに驚いた記憶があります。本体サイズ32.4×26.5㎝は、当時とてつもなくゴツくカッコよく思えました。

　3月には、今でもシリーズが続く人気タイトル『キングダム ハーツ』が登場。ディズニー作品の世界を旅することができるタイトルということで、ディズニー好きかつゲーム好きな高校生である筆者には、まさに夢のタイトルでした。

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　5月にはMMORPG『ファイナルファンタジーXI』がサービスを開始します。オンラインでゲームをプレイすることを、筆者が初めて体験したのが本作です。遠く離れた人と、交流しながら一緒にゲームをプレイする楽しみを教えてくれました。現在もPCでサービスが継続中で、歴史を刻み続けています。

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　話題となったアドベンチャーゲーム『かまいたちの夜』の続編となる『かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄』が発売。選択肢によって、いろいろな結末になるシステムは健在です。本作のおかげで、知らない木の実はむやみに食べないようにしようと思えるようになりました。

⇒『かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄』クセになる魅力を感じたエピソードを紹介【綾那のゲームに夢中】

　11月には『ポケットモンスター　ルビー』『ポケットモンスター　サファイア』が発売されました。累計売り上げは300万本以上。今も昔も、みんながポケモンに夢中ですね。

⇒『ポケットモンスタールビー・サファイア』レビュー

　『シーマン』はマイクを使っての会話を通して“シーマン”と交流し、育成していきます。1999年にドリームキャストで登場し、2003年にPS2で発売となりました。あの絶妙にグロテスクなビジュアルとぶしつけな返答がクセになるんですよ。

　また、『ファイナルファンタジーX』のその後が描かれた『ファイナルファンタジーX-2』がリリースされ、200万本に迫る売り上げとなりました。ユウナたちのその後が描かれるのですが、あの「ユ・リ・パ」の衝撃は今でも忘れません。

⇒『FFX-2 HDリマスター』で“ユ・リ・パ”はもっと艶やかに――ラストミッションやクリーチャークリエイトもリマスター収録！

　4月、スクウェアとエニックスが合併します。このころ、まだ学生だった筆者も『FF』シリーズを擁するスクウェアと、『ドラクエ』シリーズでおなじみのエニックスの合併がとてつもなく大きな出来事であることが理解できました。

⇒エニックスとスクウェアが合併来年の4月1日、新会社「株式会社スクウェア・エニックス」

　2003年で20周年を迎えたファミコンとスーパーファミコンが、生産を終了します。ですがその人気は衰えず、今でもバーチャルコンソールやNintendo Switch Onlineで当時のソフトが配信されプレイできるようになっていますね。

　和テイストのホラーゲームとして人気の高い『SIREN』の1作目はこのタイミングで登場。日本独特の“じめっとした、まとわりつくような恐怖”を体験できます。

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　ネット環境が一般的にも当たり前のようになり2002年、2003年はMMORPGが多く登場した年のように思います。次回は、2004年と2005年にあったゲーム業界のニュースをお届けするので、お楽しみに！