6つのキモチの石は、今どの魔法少女が持っているのか【マギレコ2部:集結の百禍編考察1_2】

そみん
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 アニプレックスのiOS/Android用RPG『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝(マギレコ)』の第2部“集結の百禍編”が展開中です。

 その物語をより楽しめるよう、ストーリーの流れをまとめつつ、物語の背景を読み解く考察記事をお届けします。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

【もくじ】
6つのキモチの石は、今どの魔法少女が持っているのか
 ・“キモチ”、および“キモチの石”の法則について
 ・悦ぶサファイアの唇(序章)
 ・従順なルビーのへそ(第1章2話)
 ・振動するアクアマリンの踵(第1章3話)
 ・陥るはターコイズの耳(第2章3話)
 ・麗しい真珠の眼(第3章2話)
 ・健やかなるオパールの首(第3章3話)
まとめ:6つの石の奪い合いはプロミストブラッドがリード。ネオマギウスは……

6つのキモチの石は、今どの魔法少女が持っているのか

 第2部3章5話時点では6つの“キモチの石”が登場し、それぞれ魔法少女の手に渡っている。

 8つの“キモチの石”の残りは2つだが、8つをそろえることが目的となることを考えると、この先にはより直接的な勢力同士の激戦が展開することになるのかもしれない。
 

“キモチ”、および“キモチの石”の法則について

 別記事で解説したように、“キモチの石”は第1部に登場した“幸福の魔女”こと“エンブリオ・イブ(通称イブ)”の欠片で、8つの欠片を集めることで大きな力、すなわち魔法少女が魔女にならない“自動浄化システム”を掌握することができると言われている。

 この“キモチの石”を入手するためには、“キモチ”と呼ばれる存在を倒さなければならないが、そのためにはいくつか条件がある。


 ひとつは、その“キモチ”を出現させるための条件を満たすこと。物語序盤ではその条件がわからず、かつ、そもそもどこに“キモチ”がいるのかがわからないため、魔法少女たちは手探りで“キモチ”を探すことになった。

 のちに、かつてイブの核となっていた過去を持つ環ういが“キモチ”の居場所を感知できることがわかり、さらに、“キモチ”に応じた強い感情が発露されることで“キモチ”が出現することが判明した。

 そしてもうひとつの条件として、“キモチ”を守るように現れる“ウワサ”とも戦わなくてはならない。多くの“ウワサ”は第1部でいろはたちによって倒されているが、イブの欠片である“キモチ”は、それぞれかつての“ウワサ”を配下として置いている。


 こうして“キモチ”を出現させ、“ウワサ”を倒し、最終的に“キモチ”にトドメを刺した人物の腕にブレスレットが現れ、そこに“キモチの石”がはめ込まれる。

 この石を得られるのは純粋のトドメを刺した人物となるため、作中ではある勢力が“キモチ”を弱らせた後に別勢力がトドメを刺して横取りするなど、熾烈な奪い合いが行われている。

 なお、腕についたブレスレットや石は普通には外せないが、命を差し出せる相手には受け渡しが可能。作中では、プロミストブラッドの大庭樹里が獲得した“キモチの石”を、紅晴結菜にブレスレットごと譲渡している。

 また、プロミストブラッドは、「ブレスレットが外せないなら、腕ごと切り落とせばいい」と、いろはの腕を切り落とそうとしているが、まだ実現はしていないため、その方法で“キモチの石”を奪えるかどうかは不明。

 とはいえ、最終的には1人の魔法少女のブレスレットに8つの石を集めることが目的になることを考えると、相手を敗北させて生殺与奪の権利を握ることでも、石の奪取が可能となる可能性は高い。

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悦ぶサファイアの唇(序章)

・対応する感情:不明(楽しさ? 快楽?)

・配下:絶交階段のウワサ(第1部・第2章“うわさの絶交ルール”で登場)

・所持者:環いろは(神浜マギアユニオン)

 通常の魔女とは違う反応を感じた環いろはの前に姿を現し、その腕に宿った。

 いろはが感じた意思によると、どこかに向かいたがっているようだが、その詳細は不明。

 第3章にて、いろはが魔女化しそうになった際は、いろはに力を貸して、その魔女化を食い止めた。



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従順なルビーのへそ(第1章2話)

・対応する感情:不明(従順? 友好的な感情?)

・配下:記憶キュレーターのウワサ(第1部・第6章“真実を語る記憶”で登場)

・所持者:時女静香(時女一族)

 お互いが魔法少女と気付かず、時女一族の時女静香、土岐すなお、広江ちはるが、神浜マギアユニオンの環うい、由比鶴乃、二葉さな、深月フェリシアと交流を深めているときに出現。

 2勢力の共闘によってウワサ、およびキモチを撃破することに成功し、トドメを刺した時女静香が腕輪(ブレスレット)、および石を得ることになった。

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振動するアクアマリンの踵(第1章3話)

・対応する感情:不明(闘争心?)

・配下:キレートビッグフェリスのウワサ(第1部・第7章“楽園行き覚醒前夜”で登場)

・所持者:大庭樹里→紅晴結菜(プロミストブラッド)

 大きな力を察知して調査をしていたネオマギウスの羽根たち。彼女らが結界を見つけて入っていくのを追っていったプロミストブラッドの大庭樹里と笠音アオの前に姿を現した“キモチ”。


 神浜マギアユニオンに負けまいと奮起し、力を手に入れようとしたネオマギウスの感情に反応したのかもしれない。

 形的には共闘だが、ネオマギウスはよほど弱かったようで、大庭樹里たちはある意味で驚き、あきれていた。




 “キモチの石”は、トドメを刺した大庭樹里が獲得したが、命を差し出せる相手である義理の長姉である紅晴結菜にブレスレットごと差し出し、譲渡した。


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陥るはターコイズの耳(第2章3話)

・対応する感情:不明(嫌悪? 拒絶する心?)

・配下:女王グマのウワサ(第1部・第9章“サラウンド・フェントホープ”で登場)

・所持者:深月フェリシア(神浜マギアユニオン)

 紅晴結菜に挑発され、嫌悪と怒りを見せた時女静香の前に出現。



 時女静香の力で大きなダメージを与えたが、結果的にトドメを刺したのは深月フェリシアで、“キモチの石”は神浜マギアユニオンに渡ることになった。



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麗しい真珠の眼(第3章2話)

・対応する感情:不明(驚き?)

・配下:ミザリーリュトンのウワサ(第1部・第4章“ウワサの守り人”で登場)

・所持者:笠音アオ(プロミストブラッド)

 プロミストブラッドの智珠らんかが里見那由他を襲った際、そこで“キモチ”らしき反応を感じたことから調査を進めていた。

 恐怖か驚きの感情がキーになると考えた大庭樹里は、ネオマギウスの安積はぐむと宮尾時雨を脅すことで、“キモチ”を出現させた。
(はぐむたちは途中から樹里の脅しが芝居であることに気付いたため、恐怖というより驚きの感情に反応したようだ)

 “麗しい真珠の眼”との戦いは神浜マギアユニオンの和泉十七夜が参戦したほか、ネオマギウスの新たなリーダー・藍家ひめなや、そのパートナーの栗栖アレクサンドラも姿を見せて激戦となったが、藍家ひめなは情報収集は終わったと、あえて戦線を離脱。





 最終的に笠音アオがトドメを刺し、“キモチの石”を獲得することになった。


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健やかなるオパールの首(第3章3話)

・対応する感情:不明(素直な気持ち?)

・配下:フラワースピーカーのウワサ(第1部・第8章“偽りに彩られ神浜”で登場)

・所持者:大庭樹里(プロミストブラッド)

 “麗しい真珠の眼”との戦いを終えた帰り道、笠音アオが大庭樹里のぶっきらぼうで乱暴ながら思いやりがある気持ちに考えをめぐらせた際に出現。

 ちょうど、決意をあらたに時女の里から神浜に戻ってきた時女静香たちも居合わせ、“キモチ”に大きなダメージを与えたものの、大庭樹里はあえて攻撃のタイミングをずらすことで、時女静香が弱らせた相手にトドメを刺し、石を獲得することに成功した。




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まとめ:6つの石の奪い合いはプロミストブラッドがリード。ネオマギウスは……

 というわけで、第3章5話時点での各勢力の“キモチの石”の入手数は下記の通り。

・神浜マギアユニオン:2
・プロミストブラッド:3
・時女一族:1
・ネオマギウス:0

 “キモチの石”争奪戦に参加していないピュエラケアは例外として、何度も石を狙ったものの、いまだ1つも獲得できていないネオマギウスの劣勢が目立つ。

 ただ、新リーダーの藍家ひめなは、石を獲得できそうなチャンスをあえて見送るなど、何か策があるようにも感じられる。



 時女一族は“キモチ”との戦いで活躍をしており、本来ならばもう2つほど石を獲得していてもおかしくないはずだったが、残念ながら1つのみの入手にとどまっている。

 主人公の環いろはが所属する神浜マギアユニオンは、2つの石を所有しているとはいえ、そのうちの1つは時女一族の協力とフェリシアのラッキーさによるもの。次こそは石を増やして欲しいところだが……。

 そして、もっともリードしているのはプロミストブラッド。特に、2つの石を獲得した大庭樹里の活躍には目を見張るものがある。

 このように“キモチの石”争奪戦も残り2つとなり、佳境を迎えてきたが、8つそろったとしても、それを奪い合う必要が出てくるのが面白いところ。

 現時点では最下位ながら、藍家ひめなの加入によってネオマギウスがどんな戦略を見せるのかも気になるところだ。

 また、もしかしたらこれまで沈黙を守ってきたピュエラケアの参戦があるかもしれないし、謎の勢力であるFOLKLORE_OF_0(フォークロアオブゼロ)(仮称)の暗躍、さらには佐鳥かごめや里見那由他といった第三勢力的な動きがありうるかもしれない。




 7つ目の“キモチの石”がどのような形で登場し、どの勢力に渡ることになるのか……。ぜひリアルタイムに物語を追い、その展開を存分に楽しんでみてほしい。

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※データは編集部調べによるものです。
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Partners

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マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝

  • メーカー: アニプレックス
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2017年8月22日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝

  • メーカー: アニプレックス
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2017年8月22日
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