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コロプラ新作『ユージェネ』謎ゲー説…からの神ゲー説。遊んでわかった3つの高評価ポイント【ユージェネ日記#1】

そみん
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 コロプラが4月21日配信予定のiOS/Android用アプリ『ユージェネ』のプレイ日記をお届けします。

※本記事の内容は4月に行われたメディア体験会でのプレイをもとにしたものです。

コロプラ新作『ユージェネ』謎ゲー説…からの神ゲー説。遊んでわかった3つの高評価ポイント

 メディア体験会のレポートも公開され、いよいよ『ユージェネ』の全貌が明らかになりましたが……みなさんの感想はいかがだったでしょうか?

 RPGならぬLPG(LIVE PLAYING GAME)ということで、“完全生配信×本格的ゲーム”がウリとなりますが……正直、自分は初見「ポカーン」。わかるような、わからんような……。


 発表内容を見るだけだと、「ゲームとライブ配信って、まったく違う要素を融合させる必要はないんじゃないの?」とか「ゲーム内キャラクターがライブを行って、ソーシャルチッピング、いわゆる投げ銭的な感覚で応援できるって、実況者と何が違うの?」とか、いろいろと混乱しました。正直、いろいろと詰め込みすぎて方向性がよくわからなくなった謎ゲーになっちゃうんじゃない? なんて。

 最近特に、新しいものを見た時、ついつい懐疑的になっちゃいがちなんですよね。歳をとって保守的になってしまったのだろうか……なんてことも思いつつ、本来的には“新しい=楽しい”と前向きになりたいものですな。

 なんて自戒の意味も含めて、メディア体験会でそれなりに長時間遊んでみたのですが……なるほど! これ、ちゃんとゲームであり、ライブ配信であり、キャラクターコンテンツであり、めちゃくちゃ楽しい!

 謎ゲー説からの手のひらくるりでごめんなさい。これ、神ゲーの予感。たぶん、自分以外のメディア体験会参加者も、プレイを終えて印象や評価が180度変わった人って、多かったんじゃないでしょうか。

 そんな楽しさについて、詳しくは今後のプレイ日記で紹介していくつもりですが、まずはざっくりと、遊んでわかった3つの高評価ポイントをお伝えします。

神ゲーポイント1:ゲームとライブ配信が融合…しているのもよいけど、むしろ、個々の要素が独立して楽しいので、“自分の好き”だけを堪能することもできる

 まず、多くの人が勘違いしがちなポイントについて語ります。

 “ゲームとライブ配信が融合”と聞くと、「俺はゲームだけ遊びたいんだけど」「私はライブ配信だけ見て、楽しみたい」なんて反応があると思うんですよ。要は、“自分が好きじゃないこと・興味がないことを強要される”ような不安感。


 この部分への不安ですが、結論的には……どちらか片方だけでも問題なく楽しめます!

 もちろん、最初のチュートリアル的な部分はどちらのパートにも最低限触れる必要はありますが、そこから先はオープンワールドでの冒険だけ楽しんでも、ライブ配信だけを楽しんでも無問題!

 そりゃ、2つの要素が完全に独立しているわけではなく、むしろちゃんと融合しているので両方ともプレイする方が楽しいのは間違いありませんが、両方を強要されることはありません。

 ここ、けっこう大事だと思うんですよね。こういう複数ジャンルを融合させたゲームって、その両方を強要されることって多いじゃないですか。うまくハマるとめっちゃ楽しいんだけど、片方だけ好きな人にとっては、その楽しさに行き着く前にうんざりしちゃうという……。

 その点、『ユージェネ』はゲーム(オープンワールドでの冒険)とライブ配信(キャラクター応援コンテンツ)のどれか1つに対する“好き”という気持ちで遊び続けられるようになっています。

神ゲーポイント2:VTuberと似て非なる感覚。キャラクターがとにかく魅力的!

 初期のライブ配信キャラクターは3人用意されています。彼女たちはアスタリスタと呼ばれる存在で、崩壊が迫る世界を救うために戦い、そして、復興のためのエールを集めるためにライブ配信を行って視聴者と交流をすることになります。

 こういった設定がしっかりとしていることで感情移入やロールプレイがしやすくなっている側面があり、個人的には高評価ポイントです。

 自分はまあ、ゲームもライブ配信もどちらも好きですけど、どちらかというとゲームが好き。VTuberみたいに個性が立ったキャラクターも好きですけど、タレントを好きになるというより、ゲーム内のストーリーを通じてゲームキャラクターを好きになるタイプなんですよね。わかりにくい例えかもしれませんけど。

  • ▲瀬戸さくら。なんかこう、初々しい印象を受けました。笑い声がかわいくて、なんか、普通の日常を微笑ましくおしゃべりしてくれそうで愛おしい……!

  • ▲田中・コズミック・天(ソラ)。現状では、天然なのか養殖なのかの判別はできませんが、とにかく言動がぶっとんでます(苦笑)。ほら、芸人さんにもいるじゃないですか。距離感が特殊なタイプ。僕はちょっと苦手ですが、ハマる人にはハマるんじゃないかと。

  • ▲アニャ。ケモ耳+しっぽ! しかも、現状の3人のなかではまとめ役的なお姉さんポジション! 個人的にはアニャちゃん、いや、アニャさんがイチオシですわ。

 『ユージェネ』はこの部分がけっこううまくて、ライブ配信時のキャラクターもかわいいのですが、ゲームのメインストーリーでアスタリスタたちの活躍や日常も描かれるので、ゲームキャラを好きになる感覚の延長としてライブ配信を楽しみやすいんですよね。ついつい女の子たちを応援したくなってしまう……!


 あと、ライブ配信パートを見たときに「あ、VTuberっぽい」と感じる人も多いと思うんですけど、それは半分くらいは合ってるけど、体感はかなり異なります。

 これはちょっと、実際に体験してみないと伝わりにくい部分になってしまいますが、個人的には“レスポンスの速さ”と“インタラクティブ性=参加している感の強さ”が、なんか心地よいんですよね。

 ライブ配信パートはざっくりとフリートーク→ミニゲーム→生歌披露という構成になるようですが、どんな場面でもアイテムを画面に投げ入れたり、花火などの演出を行ったりすることが可能です。
(いわゆる収録物ではなく、毎日実際に生配信するというすごい仕様!)

 そこだけ見ると、いわゆる投げ銭的な感覚に感じると思いますが、そこがちょっと違うんですよ。例えば花束をステージに投げ込むと、それを女の子が実際に拾って、「●●さん、ありがとー!」なんて、花束を振って見せてくれたりする。

 自分がプレゼントしたアイテムについて、ちゃんと女の子が反応してくれる。自分以外のたくさんの人も見ているライブ配信中に……! これ、単なる優越感とは違う、ダイレクトに反応してもらえる楽しさがありました。

 あと、歌っている時、サビの部分で“××ラブ!”みたいな花火のエールを贈ると、なんというか、ライブ演出にかかわっているような感覚も。しかも自分だけじゃなく、ほかのたくさんのプレイヤーとタイミングが合って奇跡的な演出になることもありそうで……プレミアムな体験を味わえそうです。

 細かいところですが、こういったプレゼントの演出のラグが少ないため、歌詞や振り付けにタイミングを合わせやすいのも隠れ高評価ポイント。普通のライブ配信だと、どうしても配信とコメント表示を含めた演出に数秒のラグが出がちですが、その遅延がないような新技術が採用されているとのこと。

 だからこそ、ミニゲームの時とかも本当にリアルタイムでの交流ができるので、よりスムーズにコミュニケーションを楽しめるようになっています。

 魅力的なキャラクターと新技術が織りなすライブ配信パートは、ぜひ一度体験してほしいと切に願います!

神ゲーポイント3:ゲームパートが神仕様。やり込みやロールプレイが好きな人はドハマリ必至!

 そして、正直なところ、ちょっとナメていたのがゲームパートの本格さ。なんとなく『ユージェネ』はライブ配信パートがメインで、ゲームパートはおまけだと思い込んでいました。ごめんなさい……。

 ここについては語り始めると長くなりすぎるので割愛しますが、フィールドに登場するアイズと呼ばれる敵を倒してエールを集め図鑑を埋めていく楽しさと、日本全国を旅してご当地アイズを倒してエールを集めていく部分が普通に楽しいです。

 多くの位置ゲーは実際にその位置に行かないとご当地アイテムを入手できませんが、『ユージェネ』はゲーム内で移動が完結するので、日本中のどこにでも行けちゃいます。東京で遊び始めたとして、北海道にも沖縄にも、徒歩でもいろんな手段を用いてでも、そこまで行けちゃうんです。

 その際、移動時にはスタミナを消費するので、北海道までぶっ通しで歩くのは難しい部分もありますけどね。

 また、ルートによっては大きな川や山に道を阻まれることも。そこを迂回して平地を進むのも手ですが、プレイヤーが操るロイドと呼ばれるロボットをカスタマイズして、水や坂を進めるようにするという対策手段も用意されています。

 『ユージェネ』は敵を倒して経験値をためてレベルアップして強くなるタイプのRPGとはちょっと違いますが、成長要素やカスタマイズ要素は用意されているので、RPG的に楽しめる部分があるのもポイントですね。

 ちなみに各都道府県には電車の駅があるシティがあり、そこを利用すれば、電車を利用すれば毎回毎回遠くまで歩く必要はないとのこと。よかった(笑)。

 まあ、妥当なのは旅行や出張したときにシティを登録しておくことでしょうけど、あえて徒歩で日本中を歩き回り、地図を埋めていくのも乙なもの。本作ではGPS連動があるので、回数は限られますが1日数回まで、現実世界の地点にゲーム内でもジャンプができるとのこと。

 少なくとも自分は、地図をすべて埋めるまで(ちゃんと踏破率にパーセンテージ表示もあります)『ユージェネ』を遊び続けると思います!

まとめ:新しい体験は周りの意見だけを参考にせず、実際に遊んでみるのがおすすめ!

 いろいろと書きたりませんが、そのへんは今後のプレイ日記でもお伝えしていければと。

 最後にあらためて声を大にして言いたいのは、とにかく実際に1~2時間プレイして、ライブ配信パートも体験してみてほしいということ。

 ゲームであり、エンタメである以上、人によって好みはあると思います。個性が強い作品なので、そういう意味では賛否両論が出るかもしれませんが、食わず嫌いで実際に遊ばずに終わるのはもったいないと思います。少なくとも、ここに1人は『ユージェネ』が神ゲーだと感じた人間もいるわけですから。

  • ▲弥彦山での光景。時間に応じて風景も変わるので、こういう記念撮影もはかどりますな!

 まずは『白猫プロジェクト』や『黒猫のウィズ』、位置ゲーの代名詞ともいえる『コロニーな生活』など、多数のゲームを生み出してきたコロプラの新作ゲームとして、プレイしてみてはいかがでしょうか?

※画面は開発中のものです。実際とは異なる場合があります。
©COLOPL, Inc.

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