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【ソウルキャリバーⅥ】EVO2019直前特集! 優勝が期待される日本勢+世界各国の有力プレイヤー情報まとめ

栗田親方
公開日時

 バンダイナムコエンターテインメントから好評発売中の武器格闘アクションゲーム『ソウルキャリバーⅥ(SCⅥ)』の連載コラム。30年以上の格闘ゲーム歴を持つベテランプレイヤー栗田親方が、本作の攻略情報や日々のプレイ体験などをゆるっとまとめてお伝えしていきます。

連載第14回:EVO2019の参加選手を紹介!

 日本時間で8月2日(金)の深夜26時(現地時間は2日の朝10時)から、EVO2019の『ソウルキャリバーⅥ』が開催されます!

  • ▲筆者も長らく愛用してきたザサラメールで参戦。参加を断念した世界最強ザサラ(SHKさん)の分まで頑張りたいところですが、果たして……。

※現地の様子は私のツイッターにて随時報告します!

 EVOは全3日間で9タイトルが行われる世界最大の格闘ゲームイベントなんですが、『ソウルキャリバーⅥ』のトーナメントは初日スタート&初日フィニッシュというまさかのワンデイトーナメント。700人以上がものすごい勢いで死体の山になっていく様を見られるわけです(私も早々に屍の1つになっている可能性が高いわけですがw)。

 今までのEVOでは初日に決勝まで行うケースがなかった気がしますので、おそらく「1日目の夜にも盛り上がりポイントを作ろう!」という新たな試みでしょう。早々と終わってしまう寂しさはありますが、「EVO初日の単独決勝トーナメントは間違いなく目立つ!」というメリットもあるので、これはこれでいい感じかもしれませんね。

 さて、前置きが長くなりましたが、気になる注目選手を国別にチェックしていきたいと思います!

  • ▲7月21日に行われたアジアリーグ東京大会のベスト8のメンバーも、ほとんどがEVOに参加して“世界一”の称号を虎視眈々と狙っております。

アジアリーグ東京大会のレポート記事はこちら!

日本をはじめとする各国の有力選手を紹介

 国別にざっくり総評すると、“国技”とまで言われるほど長年の間トップレベルを保持し続けているフランスと、プレイヤー数&大会数に恵まれているうえ地元開催というアドバンテージを持つアメリカの2カ国がかなりの強豪国といえるでしょう。

 ただし、我らが日本キャリバー勢もまったく負けてはおりません(断言)。特に、総合力ではおそらく世界一と思われる公式“剣術指南役”のゆっとと選手、先日のアジアリーグ東京大会でこのゆっとと選手を倒して優勝したしわぽん選手は、ひいき目なしに優勝候補といえる高い実力を持っています。

 また、東京大会ではこの2人に競り負けて3位に甘んじた“PGW”所属のプロゲーマー神園選手も、アジアリーグなどの国際大会の経験では彼らを大きく上回っているので、EVOでの活躍期待値はほぼ互角といえるでしょう。

 そのほかにも、邪神選手のアイヴィー、たもねぎ選手のマキシ、でーち選手のタリムなど、各キャラのエキスパートが揃う日本勢は期待値満載。ベスト8に何人が食い込めるか、今から楽しみですね!(フラグではなく)

※ぶっちゃけかなり慌ただしく情報収集&執筆したため、情報ミスなどがあるかもしれません(すいません!)。大会の最新情報は私のツイッターにてお伝えしていくのでご容赦くださいm(_ _)m

※選手の情報はEVO Japan直前特集でも紹介しているので参考までに

日本のプレイヤー

プレイヤー名 プール 解説
Yuttoto(ゆっとと) B907 3月21日に開催された公式大会“SOULCALIBUR VI The WEAPON MASTER”で優勝して“剣術指南役”に任命された、日本を代表する最強のプレイヤー。本大会への参加もバンダイナムコエンターテインメントから全面サポートされており、公式オリジナルユニフォームを着用して闘いに挑む。実力は圧倒的なので、初の海外大会でいつも通りの動きができれば優勝も近い。使用キャラはヴォルド。
shiwapon(しわぽん) A908 本格的にやり込んだのは『ソウルキャリバーⅥ』からというVF系プレイヤー(いわゆるバーチャ勢)。人間性能の高さで注目を浴びていたが、地道に積み重ねたキャラ対策がついに実を結び、先日のアジアリーグ東京大会ではついに頂点に立った。総合力ではゆっとと選手に分があるが、最近の直接対決ではしわ選手が勝っているのが興味深いところ。使用キャラはソフィーティア。
KAMIZONO(神園) B909 上記の2トップに迫る実力を持つ“PGW”所属のプロゲーマー。直接対決では上記2人に押され気味だが、2D&3D問わずさまざまな格闘ゲームをプレイしてきたベテランなうえ、アジアリーグ関連の国際大会での海外経験があるため(台湾:3位、タイ:優勝)、「大舞台で見知らぬプレイヤーと連戦」というEVO環境では最も安定感を発揮するかも? 使用キャラはソン・ミナ&エイミ。
邪神 B908 日本最強のアイヴィー使い。ほとんどの大会で上位に顔を出すほど安定感が高く、今回もベスト8以上の成績に期待がかかる。懸念があるとすれば、アメリカにアイヴィーが多くて対戦慣れされていることと、極度のプレッシャーには弱いこと(某大会……)ぐらいである。プレイヤー名にそぐわない温厚な性格により、“仏の邪神”というパワーワードが生み出されてた。
Tamonegi(たもねぎ) B904 日本のマキシ使いの頂点に君臨するナイスガイ。『ソウルキャリバーV』ではアルゴルを使って最強の地位を築いたこともあり、キャリバー業界ではその高い実績から“レジェンドキャリバー”と呼ばれている。EVO Japanでは5位タイの好成績を収めたが、勝ち負けが相手のマキシ対策しだいなところもあり、長丁場を勝ち抜く安定感が気になるところ。
De-chi(でーち) C906 タリム使いの第一人者といえる、攻撃能力に秀でたVF系プレイヤー。多彩な連係を駆使して自分のペースに持ち込むのが上手いため、勢いに乗れば優勝まで一気通貫も現実的な夢といえる。“長野の遊戯王”という異名を持つマルチプレイヤーで、EVO2019では『サムライスピリッツ』にもエントリーしているとのこと(使用キャラ:タムタム)。
NAO MIHARA(ミハラ・ナオ) B910 日本最強のアズウェルと評される元バーチャロン勢。3D空間に双剣や大斧を生み出して攻撃するアズウェルのプレイスタイルが本人の嗜好と噛み合ったのか、恐るべき研究欲をもって斬新な闘い方を日々生み出している。優勝戦線にどこまで絡めるかも見ものだが、最近のアメリカの大会で活躍中のBluegod選手とどちらが強いのかも気になるところ(野次馬精神)。
sunkuro(さんくろ) C910 超ディフェンシブにシャンファを操る日本トップクラスのプレイヤー。その堅実な闘いぶりは全世界のキャリバー勢が認めるところだが、守りの意識が高過ぎて劣勢からの逆転が苦手といった弱点もあるとのこと。今回は満を持してEVOに臨む形だが、乗り継ぎ関連でいきなり0回戦敗退の危機に陥って肝を冷やしていた模様(セーフだったっぽい)。
Aopai(青パイ) B906 主に中華娘を愛するVFベテランプレイヤーで、日本トップクラスのシャンファ使い(さんくろさんとどちらが強いかは、人によって評価の分かれるところ)。実生活では嫁&子どもを大切にしつつも、時間を作ってキャリバーをやり込む理想的なパパさんゲーマー(推定)。最近はゲーマー人生を振り返るコラムでも話題になった(ラッキースケベ)。
Burner(バーナー) C907 ジークのパワーを活かす闘い方が得意な、北海道を代表するプレイヤーの1人。オンラインマッチで出会った相手をひき殺す能力は折り紙付きで、いわゆるAスラBからのパワープレイによって「何もできず一瞬でやられた」「気づいたら3本とられていた」といった被害報告も多数(主に私)。溢れるパワーで海外勢も吹き飛ばしてもらいたいッス!
nyanta(にゃんた) B909 可愛さには定評があるものの扱いが難しく使い手が少ないティラのエキスパート。先日のアジアリーグ東京大会ではシンガポールの雄Shen Yuanを破っており、特に大会における期待値が非常に高い(いわゆる“大会補正”が高い系)。一部ファン(?)の間では、当日の(本人の)コスチュームにも注目されている。
Duke Shimarisu(シマリス閣下) B903 タリムを軽やかに使いこなす実力者。近年のゲーミングデバイスで最も話題になった“ヒットボックス”の使い手でもある。格闘ゲームに限らずさまざまなゲーミングに触れていた経験値はあなどれず、独自の攻略理論に相手を巻き込んでいければ上位進出も夢じゃない!?
JC Akira(ジャワカレーアキラ) B901 ゲラルト&御剣の2刀流で勝利を目指す“ウェルプレイド”所属のプロゲーマー。最近は中野や秋葉原のオフ対戦会で見かけないため、やや刃こぼれが心配な気もするが果たして?(陰で牙を研いでいる可能性?)
mayupun(まゆぷん) A903 旅行慣れしていないキャリバー勢多数をラスベガスの地に導いた影の功労者(勝利の女神の可能性)。グローを操る実力のほうも、“悶撃”でマキシ使いの第一人者であるたもねぎ選手を撃破したことがあるなど、大物食いの素養アリ。
mayusan(まゆさん) A904 『ソウルキャリバーⅥ』からの新キャラであるグローをこよなく愛する女性プレイヤー。自身も本格的にプレイしたのは本作が初のようだが、リリース当初からベテラン選手に一矢報いるレベルの巧みな闘いっぷりを見せている。
nuta(ぬ大将) C909 知る人ぞ知るキャリバー業界の“大将”。屈強なナイトメアを操るいかつい漢(おとこ)かと思いきや、一説にはソウルキャリバー界を漂う妖精との噂もあるなど、情報は錯綜している(していない)。
Johstar(情報屋) A909 VF業界から出てきた“情報屋”さん。EVO Japanで海外勢との対戦会を企画するなど、裏方としてプレイヤーをサポートする動きに定評がある。今回も海外慣れしていないVF勢の引率役として力を発揮している模様。キャラはソン・ミナ。
Kurita Oyakata(栗田親方) B909 ザサラメールと苦楽を共にしてきた筆者でごわす。VFキャリバー勢の1人で、仕事をしている体でプレイ時間を確保することにより、徐々に実力を高めてきた模様。トップ勢との実力差を“年の功”でくつがえして上位進出を狙いたい!(願望)
その他の日本勢 【プレイヤー名】Maro、hanehaniwa、G.X、HIROHARA、Hell Weather、MONEYMUFFINS、シェイル、DeNA_S.U、DeNA_M.T
【解説】詳細不明な方もいるので、すいませんがまとめて紹介。『アルカプ』の“全父”と呼ばれるG.Xさんなどの他ゲー勢、さまざまなキャリバープレイヤーが参加しているようです。ぜひ今後も共にプレイしていけるとうれしいですね!(キャリバーを愛する1プレイヤー的に)

アメリカのプレイヤー

プレイヤー名 プール 解説
linkorz C900 アメリカ最も安定した活躍を見せているジーク&ゲラルト使い。
Bluegod B900 最近の大会での活躍が目覚ましいアズウェル使い。
LoloMx A900 FINAL ROUND 2019優勝などの活躍を見せる吉光。
Rich Stics B901 常に大会上位に進出するマキシ。
Sandman A901 Bluegodに次ぐアズウェルの使い手。以前はジークも使用。
Saiyne B902 大会上位常連のアイヴィープレイヤー。
Party Wolf C903 こちらも大会上位常連のプレイヤー。キリク、ティラ、グローなどさまざまなキャラを使いこなす。
そのほかの強豪プレイヤー Boom(吉光)、Xephukai(ミナ、シャンファ、ソフィー)、Ramon(ソフィー)、OmegaX(タキ)、KDZ(ナイトメア)、Signia(吉光)、CLOB(アスタロス)、MTFighter(シャンファ)、Icychans(グロー)、Link(アイヴィー)

フランスのプレイヤー

プレイヤー名 プール 解説
Keev C902 EVO Japan優勝をはじめ、さまざまな大会で輝かしい成績を収めるフランスの英雄的なプレイヤー。メインキャラはナイトメアだが、キャラ相性の悪いアズウェルへの対策としてソフィーティアを使ったこともある。
Skyll A902 The MIXUP 2019などで優勝を果たした御剣のスペシャリスト。本作になってから頭角を現したフランスの新鋭プレイヤー。常に動き回って相手に的を絞らせない闘い方が特徴。
Kayane A903 シャンファ使いとしておなじみの女性プロプレイヤー。高い実力は前シリーズから折り紙付き。ザサラメールのCE(クリティカルエッジ)をあまりよく思っていないようだ。
Saitoh A904 アスタロス使いとして有名な、髭を蓄えたプレイヤー。EVO Japanでのにゃんた選手との死闘は記憶に新しい。日本人にはなじみやすい名前をしている。
Noobicyde B905 フランスの強豪アズウェル。最近はアズウェルというキャラの評価が非常に高く、普段の実力を発揮できれば上位に食い込んでくるだろう。

 「その他のプレイヤー」では、現在開催中のアジアリーグでしのぎを削るアジア勢を主にピックアップ。世界レベルで活躍するシンガポールのお二方をはじめ、実力派が勢ぞろいしております。同じアジア勢として、開催国のアメリカ勢や古豪フランス勢に負けずに上位進出を果たしてほしいですね!

その他のプレイヤー

   
プレイヤー名 プール 解説
Shen Chan C901 世界中を駆け回ってキャリバー大会に出ているシンガポールのプロゲーマー。アジアリーグもほとんど出ており、無尽蔵のモチベーションを持っている。世界一のセルバンテス使いだが、アズウェルだけは非常に苦手としている。
Shen Yuan B903 Shen Chanと並んで各地で活躍しているシンガポールの雄。もともとはジーク使いとして有名だったが、20年プレイし続けて飽きたらしく、最近ではシャンファを主に使用している。
bluff A907 アジアリーグ台湾大会で7位タイに入賞した韓国のアイヴィー使い。東京大会にも参加しているなど活動的。本コラムを楽しみにしてくれているようで非常にうれしい(個人的感想)。
FlashGawd B909 韓国最強のアズウェル。アジアリーグ東京大会では4位タイと、海外勢では最上位に入賞している。私&にゃんたと同じプールなのが悩ましいところ……。
575 A908 台湾最強の若きナイトメア。今回は韓国のプルートさんが不参加なので、アジア最強のナイトメアとして頑張ってほしいところ。
cipher B910 台湾最強のゲラルト使い。堅実なプレイスタイルで相手の闘い方を見極め、じわじわと自分のペースに持っていくのが上手い。
HolyCarp A908 イギリス最強のアイヴィー。アズウェルとともに“強キャラ”としての評価が高く、前評判通りの強さを発揮できれば、本大会の台風の目となるかも?
PyroZamfir C906 Defend The North 2019優勝などの経歴を持つカナダのジーク使い。

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