もう……逃がしてあげないんだから(エステル)【軌跡シリーズ名言集】

Zenon
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 日本ファルコムの名作ストーリーRPG『軌跡』シリーズの名言集をお届けします。

 本記事で紹介するのは、『空の軌跡』の主人公にして『零の軌跡』に登場するキャラクターの1人、エステル・ブライトのセリフ。今回は、前作から続く彼女とレンにまつわるエピソードを紹介してまいります。

 また、前作『空の軌跡』と『零の軌跡』におけるレンの経緯は下記の名言集で紹介されていますので、よければ合わせて読んでみてください。

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※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

もう……逃がしてあげないんだから(エステル)

●終章 クロスベルの一番長い日(英雄伝説 零の軌跡:改)

 エステルはリベール王国出身の遊撃士で、相棒のヨシュアとともに『零の軌跡』でクロスベルへやって来た、若手ながら実績もある有望株。常に人手不足の遊撃士協会・クロスベル支部では大いに歓迎されます。

 そして、エステルたちがクロスベルへやって来たのには、とある“目的”がありました。それは『空の軌跡 the 3rd』でレンと交わした約束です。


  • ▲《影の国》から脱出する間際、エステルとヨシュアはレンに1つの覚悟を伝えます。それこそが“レンの家族になること”でした。
  • ▲エステルの父・元S級遊撃士カシウスにも許しはもらっており、ブライト家へ迎える準備は万端。あとはレンにうなずいてもらうだけです。
  • ▲すでにエステルたちのことが大好きなことは理解できましたが、だからこそいつか来る別れが“痛い”と感じたレン。そのため、「レンはエステルたちに捕まらないよう全力で逃げる!」と宣言しました。

  • ▲それに対し、エステルとヨシュアも「あたしは諦めが悪いわよ~」「決心が付くまで逃げ続けるといい」と、レンが納得して家族になってくれるまで追うことを約束します。レンは2人を「大キライ! でも同じくらい大好き!」と告げ、泣きながら去っていきます(ここだけで名言記事書けそう)。

 こうして、エステルとヨシュア、レンによる“かくれんぼ”あるいは“鬼ごっこ”が始まりました。これが、2人がクロスベルへやって来た“目的”となります。

 そのため『零の軌跡』では本編の裏で、エステルたちがレンの足取りを追うサイドストーリーも展開していました。


  • ▲レンの父親であるハロルドと話しているエステルとヨシュア。以前、レンが本物そっくりの人形を操っていたことで、疑心暗鬼になっている様子(第2章2日目の鉱山町マインツより)。


  • ▲聞き込みの結果、ハロルドは貿易商として堅実ながら成功して真っ当に生きている人物だと判明。誰かが悪いわけではなく、哀しいすれ違いが起きていたと知って、どうしていいかわからず困惑しています(第2章2日目の鉱山町マインツより)。
  • ▲結社《身喰らう蛇》の組織《十三工房》の1つであるローゼンベルク人形工房を訪れたエステルたち。レンがいる可能性のある場所としてアタリを付けるも、いま無理に踏み込むことは“ルール違反”として避けました(第3章3日目のマインツ山道より)。

 そして、ハロルドの子どもであるコリン少年を捜索する支援要請で、ロイドは偶然出会ったレンの力を借りてコリン少年の救助に成功します。

 その際ハロルドは、過去に娘を信頼できる友人の家に“預けた”こと、借金を1年で返済して娘を“迎え”に行ったこと、しかし友人宅が“不審火”にあい娘を失ってしまったこと、その絶望で夫婦心中すら考えたこと、そんな時にコリンが生まれて生きる気力を取り戻したこと、以来堅実な仕事だけを心がけていること、といった事情を話しました。




  • ▲「これがーー私たち夫婦が背負った罪です」と重々しく告げるハロルド。決して娘を借金のカタで売ったりしたわけではなく、今もなお娘の手を離したことを深く悔いていることがわかります。
  • ▲コリンを助けてくれた少女も娘と同じスミレ色の髪で、亡き娘が天国から守ってくれたみたいだと語るソフィア。いつか直接お礼を言いたいと話していました。
  • ▲クローゼットのなかに隠れて父親の懺悔を聞いていたレン。幼い彼女は結社の巨大人形兵器《パテル=マテル》を「パパとママ」と呼んで自己防衛を図ってきました。しかしここで親の真実を知り“愛”を感じられたことで、1つのわだかまりが無くなったことになります。

 立ち去ったレンを見送った直後、支援課ビルをエステルたちが訪問。「ロイドがスミレ色の髪の子と歩いていた」という目撃証言を受け、急行した形です。そこでお互いに知る情報を共有することに。


  • ▲レンが真実を知ったことを聞き、彼女の気持ちを想って泣くエステル。2人もその“辛くて哀しくて、優しい真実”をどうレンに伝えればいいかで悩んでいたようですが、ロイドたちが偶然にも介入したことで、その障害はなくなりました。

  • ▲「絶対にウチの子にしちゃうからねっ!」とあらためて意気込むエステル。レンの過去にあった事情も知り、それでもなお「家族になりたい」と笑顔で話すエステルは、もう止められない勢いです。

 時は流れ物語終盤、“黒幕”の研究室に現れたレンは正体を明かし、ロイドたちを介してエステルへ伝言を伝えます。「レンを捕まえられる最後のチャンスをあげる」と。そしてエステルもそれを聞き、最後の戦いへ意気込むのでした。



  • ▲自身が結社《身喰らう蛇》の執行者No.XV《殲滅天使》だと名乗るレン。伝言を託し、修理が終わった《パテル=マテル》に乗って夜空へ消えていきます。
  • ▲レンの伝言を正確に受け取ったエステルとヨシュア。そのために、“黒幕”からすべての真実を聞き出す必要があると話します。

 “黒幕”は想像以上の外道で、幼い子どもたちへ薬物投与する実験を繰り返す宗教組織の幹部でした。《楽園》と呼ばれるかつてレンがいたロッジのことを話し、あまつさえレンを実験対象として惜しむ“黒幕”にエステルたちは静かに怒ります。

 その後、“黒幕”を倒す助力をして去ろうとするレンに対し、エステルは「もうあんたは……あたしたちに捕まってるわ」と宣言します。




  • ▲レンはエステルが過去や《楽園》のことを知れば重すぎて諦めると思っていたようですが、成長したエステルはそれらをすべて受け止め、「ただ愛おしくて仕方ない」と優しく告げます。


  • ▲ヨシュアが言うように、本当の家族とのわだかまりも消えたいま、元の両親のもとへ戻るのが正しいのかもしれません。ですが、ワガママだとしても2人はレンを家族に迎えたいと、いまでもそう思っていると伝えます。

 そして最後まで逃げようとするレンの背を押したのは、自律制御が可能になった《パテル=マテル》でした。《パテル=マテル》の手に乗ったレンはエステルの前に下ろされ……お待たせしました。ここで今回の名言です!



「もう……逃がしてあげないんだから。」

 過酷で冷たい闇しか見えない道を歩いてきたレンは、いま再び太陽のように温かいエステルに抱きしめられました。エステルのこのセリフも、万感の想いがこもっているように感じます。

 一度目はリベール王国の《四輪の塔》で、二度目は《影の国》で逃げられたわけですが、もう逃がさない、逃がしてあげるだけの言い訳を与えないと。そんな、ただレンのことを想い、外堀を埋めていったニュアンスも感じました。“母の愛”とはこういうものでしょうか、このひと言がすごく温かいんですよね……。



 長い長い鬼ごっこはここに終わり、晴れてレンはブライト家の一員となりました。その後、彼女はエステルたちとリベール王国へ帰り、親友のティータと友情を育んだり、エステルの父親カシウスと“家族”として馴染めず苦労したりするのですが、それはまた別のお話。

 シリアスなものからコメディ的なものまで、軌跡シリーズにはほかにも数々の名言が存在します。今後もそれらをピックアップしてお届けしていく予定なので、お楽しみに!

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※画面はPS Vita『英雄伝説 空の軌跡 the 3rd Evolution』、PS4『英雄伝説 零の軌跡:改』のものです。
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