スマホ版『ディアブロ』はソロプレイ予定だったけど…野良マルチが快適すぎて超おすすめ!【ディアブロ イモータル日記#4】
- 文
- hororo
- 公開日時
現在クローズドアルファ中のモバイル向けMMOアクションRPG『ディアブロ イモータル』。
その名の通り、Blizzard Entertainmentより発売されているハック&スラッシュ(以下、ハクスラ)の金字塔『ディアブロ』シリーズのひとつで、シリーズとしては初めてモバイル向けに開発されているタイトルです。
ハクスラというジャンルについては、第1回で簡単に解説してあるので、まだこのジャンルのことを知らないという方は、ぜひそちらも参照ください。
『ディアブロ イモータル』は、従来の作品と同じくソロプレイでも充分に遊べますが、シリーズ初のMMO形式のタイトルということで、よりマルチプレイに比重を置いていると感じました。今回は、本作におけるマルチプレイがどういったものなのかを紹介していきます。
とにかく気軽なマルチプレイ! パーティープレイへのハードルの低さは過去イチ!?
『ディアブロ イモータル』において、一番衝撃を受けたのがマルチプレイへの参加のしやすさ。これまでの『ディアブロ』シリーズでも、マルチプレイは実装されていました。ですが、私は知り合いを呼んで遊ぶくらいで、見知らぬプレイヤーと遊んだ経験は数回しかありません。
というのも、自動マッチメイク機能をオンにしていると“自分のプレイに他人が急に参加してくる”という感覚が強く、自分のペースで遊べないからなんですよね。
基本的にハクスラというジャンルは、ダンジョンに潜って敵を倒しまくり、いい装備品を探す、というプレイに集約しがちです。人数が多いぶんせん滅力が上がったり、作品によってはドロップする装備品のレアリティにボーナスがあったりするため、マルチプレイをやりにくる人は、基本“効率化”を求めているわけです。
つまり、ストーリーを読んでいたり、マップのすみずみまで探索して回ったりという遊びかたとは相性が悪いんですよね。ということもあり、私の場合は友達としかマルチプレイはしなかったのです。
しかし根本から設計思想が異なる『ディアブロ イモータル』では、そもそも通常の状態がマルチプレイに近く、普通に遊んでいてもほかのプレイヤーとすれ違うし、敵が沸いていたら近くのプレイヤーと協力して攻撃することも珍しくありません。すれ違いざまの共闘だけして、終わったら解散、みたいな気楽さ。
そのうえで、ストーリーで要所に配置されているダンジョンなどは、入る際にマルチプレイをするかどうかを聞いてくれます。MMORPGに親しんでいる人にわかりやすくいえば、インスタンス化されているんですよ。
ソロプレイを楽しみたければ1人で入れるし、マルチを遊びたい人はマッチメイクできる。そしてダンジョンが終われば即解散も可能。まさか『ディアブロ』でこれを体験することになるとは思いませんでしたが、実際に触れてみればこれほど快適なことはありません。
まさか“マップ上につねにほかのプレイヤーがいる”という感覚が、これほどマルチプレイの敷居を下げてくれるとは思いませんでした。
注意点として、マルチプレイでもダンジョン中のムービーは視聴可能ですが、ムービーは参加者が個別にスキップできるため、悠長にムービーを見ていると置いていかれます。いざムービーが終わったら、そこには敵の死体だけ……という事態になるため、ムービーを見たい初回プレイ時などはソロで挑むのもアリだと思います。
パーティーを組んでダンジョンハック! 初心者でも恐れる必要なし!
本作でマルチプレイを遊ぶのは、おそらくダンジョンに挑むタイミングがもっとも多くなるでしょう。こういったマルチプレイで挑めるダンジョンはストーリー序盤から用意されており、誰でも気軽に挑むことができます。
前述の通り1人でも挑むことはできますが、複数人で乗り込めばそれだけクリアできる可能性も高まるため、1人で挑むのが心もとないならば、積極的にマッチメイキングを利用してみましょう。
マルチプレイの始め方は超簡単。ダンジョンにアクセスした際に表示されるウインドウで「パーティを探す」を押すだけ。すると自動的にパーティメンバーを探している人同士でパーティを構築してくれて、ダンジョンに突入できます。
ダンジョン内でも、やるべきことは画面に表示されていますし、目標までのガイドも示されるので、迷うことは基本的にないはず。味方といっしょに行動し、敵を倒しながら先に進みます。
パーティプレイとはいっても、『ディアブロ』には一般的なMMORPGのような、タンク、ダメージディーラー、ヒーラーといったロールは存在しません。自分の持てる限りの火力を尽くして、敵を倒しましょう。マッチメイクした仲間によっては、ものすごい破壊力で津波のように敵をなぎ倒していく人もいるかもしれません。そういった人と出会うのも本作の醍醐味です。
私が使っているクラス(職業)のクルセイダーには、騎乗状態になって、すれ違った敵を鎖で捕縛しながら引きずる“四つ裂き”というスキルがあるのですが、このスキルで複数の敵を一カ所にまとめたところに、他のプレイヤーが範囲攻撃を叩き込む、といった連係も可能! 特に打ち合わせもなく、こういった協力プレイができたときは最高に気持ちいいですね。
万が一倒されてしまっても、本作では他人による蘇生を受けることができるので、その場で待っていれば基本的には蘇生してくれるはず。余談ですが、たまに道端で倒れている人がいて蘇生をしてあげるのですが、まったく反応がなく「きっと寝落ちしたんだろうなぁ」なんて思ったりするところにMMOらしさを感じました(笑)。
『ディアブロ』シリーズは、使用する職業によっても戦い方が大きく異なりますし、同じ職業であってもスキルの選択によって戦術が多彩に変化します。パーティープレイで鮮やかな戦い方を見て、ほかの職業やスキル構成に興味を持つ、ということもあるでしょう。
正式サービス後もマルチプレイ要素をより強化していくという話もあるので、本作を遊ぶ際はぜひマルチプレイ要素にも目を向けてみてください!
■ディアブロ イモータル
©2021 BLIZZARD ENTERTAINMENT, INC
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります